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震度5弱のおんな。 [自分のこと]

数日前、いつも飲む連中(むさくるしい男子3人)と、フレンチ&ワインを楽しんできました。

伺ったお店は2度目なのですが、一緒に飲んだ1人がワインを卸している関係で知ったお店であります。

とっても冷たい風が吹く中、テケテケと某EB駅から歩いていきました。お店に到着してみると、何とも薄暗い…。営業中の看板も大きく出しておらず、よくよく見れば、「予約のみで営業」と書いてある。

以前来たときはそんなことを書いて出していなかったので、「あれ?」と思って中に入りました。

「寒いですね~」とマダムに声をかけると、「ええ、計画停電のときでなくてよかったですね」と言われる。

「計画停電があったんですか?」と聞くと、「8回ありましたよ~」と言われました。

「8回!?」……。

すみません…うちのあたりは全然計画停電がなく、どうやら除外地域のようで苦労知らずここまできております。

それでやはり8回も停電していると、営業に差しさわりが出てくるようで、大変苦労をされているご様子。頭が下がりました。

そんな中、どやどやと…と言っても、この日は私たち4人だけが客。照明をかなり落とし、ろうそくに火を灯しながら、カヴァから始まり、シャブリ、シャブリ、貴腐ワインとなんやかやをいただきながら、エスカルゴ、フォアグラなんぞを贅沢に食して、相変わらずのバカッ話を展開してきました。

聞けば、男子3人の家も計画停電を何度か経験しているそうで、某AI駅前でさえも停電しているそう。「え~!? あんなに駅前でも停電?」と私一人が驚きまくる始末。

その彼は、「車を運転している最中に停電になったときは、ヤバイと思った」と言っていました。

いや~本当に私一人が呑気で申し訳ない^^;

ちなみに私以外の人々はグループ5なのだそうであります(…うちは一応グループ2)。


そして話題は、私の阪神淡路大震災の体験談に。

京都で体験した揺れと、今回体験した揺れの違いを、大雑把に説明したのですが、こんな具合。

「え~と、阪神淡路のときは直下型だったから、揺れは小刻みにガタガタガタガって感じ。今回は海だから、ゆらゆらゆらゆらの大きい感じ」

大雑把ですわ~(笑)

そして、「京都でも震度5弱。なぜかここでも震度5弱」……。

震度5弱のおんな、でありますわよ、奥様。おーほっほっほっほ。

(不謹慎ですみませんm(_ _)m)

<しかしこの後、また地震に遭ったとしてもまた震度5弱かも…と変な確信に変わりそうであります…ホントか?>






話が変わりますが、サッカー熱は冷めやらず!

先日のアジア杯のときに、カッコイイ動画を作った人がまた、この前のチャリティーマッチでの動画を作っていました。

うまいなあ。
カズかっこいいなあ。
サッカーはいいなあ。

こういうのを見て、また感動して涙するマダ~ムでありました(笑)


コパアメリカに出場して欲しいのだけどなあ。

おしまい。
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ゆっくりとな。 [自分のこと]

勝手に「いまは天中殺だから」と言って、のんびりとしてしまっているが、ついでに2月・3月も天中殺の月で、毎年この時期は何となく憂鬱になる。悪い癖みたいなものなんだろうが…。

そんなわけで、この時期になるとなぜか土曜・日曜もなく働きまくり、同僚に「ワーカホリックだ」と言わしめたほど、全然休まずに……そして体を壊したことを思い出す。

いまになってみると「バカなんじゃないの?」と思うのだけれど、会社での仕事以外に家事も一生懸命やっていて、そりゃ体を壊すのも当然という感じだった。

ちょっと頭がイカレていたとしか思えない。10年以上も前の話。

休みとなれば夫T君も家にいるので、食事の支度をせねばならず、それだけでなく洗濯や掃除のことで頭が一杯になり、追い討ちをかけるようにT君の家族との付き合いを強いられたり…。

全く心が休まらずに、やりきれなくなって逃げ込んでいたのがパチンコ屋だったという…。逃げ場がないだけでなく、ガス抜きの方法も見出せないほど追いつめられていたなあと思う。

「会社で働いてお金を稼ぐ」ということを手放してはいけない、と思って必死だった。

でもそんなことは誰も理解してくれないと思っていたから、そんな話をすることもなかった。本当にバカじゃないの? と思う。…結局これを言えば、「仕事を辞めればいい」と返されるのがオチで、何の解決にもならないと思い込んでいたのだ。

そのうち、「体を壊すまで働いてやる~」という心境にまでなり、結局、体を壊してバーンアウトした。

自ら「会社で働いてお金を稼ぐ」ということを手放したというわけだ。



何が幸せか、なんてわからないと思った。




あれからずいぶん、あれこれと手放すことに手こずったけれど、ようやく「やれることはやるし、やれないことはやらない」と考えられるようになり、NOと言えるようにもなったんじゃないかと思う。時間がかかった。

そういえば、ブログを始めたのは、膿を出し始めた頃だったように思う。そして自分の言葉で語ろうという気になったのではないかな。そんなことを思い出した。



一昨日、1月に「くも膜下出血」で倒れた友人と飲んだ。彼女は倒れたとき、「死んでしまうのかなあ」と思ったと言う。でも、いろんなラッキーが重なったんだろう。手術も無事に成功し、後遺症もなく生還した。

飲めるまでに、こんなに早く快復するなんて、奇跡のようだ。本当によかった。めでたい。

聞けば、やはり働きすぎ、ストレスのたまりすぎ…だったようだ。昨年末にも調子を悪くしていたし。

ICUにいる間、周りの人は「とにかくストレスを与えないように」と医師から言われていたという。



こういうことがあると、やはり「ほどほどに」ということが大切と思う。

働くべきときは働いて、休むべきときは休む。それが大事。






最後に、猫のTBちゃんの動画を。

TBちゃんはサッカーが大好き^^; 
サッカーの試合を観ていると、TBちゃんがボールを追うので笑ってしまいます。

顔がほころぶねえ。


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7年目に突入です。 [自分のこと]

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まったく下手な字で申し訳ない^^; いい大人なのに、字だけは上手になりませんでした(笑)
私の父母は上手な字を書いていたのですが、娘は似ませんでしたねえ。

さて、なぜ手書きをしようと思っていたかというと、やはり手書きでなければ伝わらないということがあります。それを知っているだけに、一度トライしてみたいと思っていました。ま~自己満足なのですが、これはこれでいいかなと。


昨年末、一部大掃除をしているときに、私が京都に住んでいる頃に母から送られてきた手紙を見つけました。

掃除をしなくちゃ見つけられないというところが、ダメなところなんですが…。

ふとしたときに見つかり、手にとって読んでみると、母の思いやりやちょっとトンチンカンな書きっぷりが、母の人柄を表していて、娘を想う気持ちとかね…それをとても感じたのです。じーんときました。

もう会えなくなってしまったけれど、手紙を読むと、不思議とすぐそこにいるような気がしました。

面白いものですね。

要するに、手書きの手紙はそんな力があるのではないかな、と思っているわけで。

ま、そんなこんなです。


まだまだ不定期ではありますが、このブログは継続していきたいと思っております。

今後ともよろしくお願いいたします。





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そろそろ? [自分のこと]

前記事に、仕事もなくぼーっとしていると書いた途端に仕事がひとつ入った。ありがたい話だ。

もうこの一年でなくなるかも…という仕事なのだが、気がつけば15年くらいお付き合いさせていただいている会社だ。懇意にしていた人が定年退職したり、昨年は可愛がってくれていた人が転職してしまって、長い付き合いの人がいなくなってしまったので、これはもう切られてしまうなあと思っていた。

でもまた今年一年、お付き合いいただけるということはうれしい話だった。

そろそろ今年も動き出さなくてはいけないかな。



さて、またも夢の話。

本当にここのところよく夢を見る。悪い夢もあればいい夢もあるのだが。


今度は、高校時代に付き合っていた男子が、大人になって(今現在の年齢であろう男性になって)、夢の中に現れた。

何の経緯かはわからないのだが、何人かの友人と会食のようなものを行っているのだ。そこに現れた1人の男性。

姿はそれなりのオジサンになっていて、面影を見出すと、「あ、●●君」と声をかけ、、、。

私はうれしくなって、ここぞとばかりにその男性に話をし始めるのだ。

これまで話せなかったこと、話したかったことをひたすらしゃべくるという感じ。

話の内容はさっぱりわからないのだが、私が一方的にしゃべっていた。

そしてしゃべり終わったあと、何だかほっとするのだ。

<ああ、ようやくしゃべれた>と。



そして目が覚めた。

目覚めたときはスッキリした気分だった。


自分でいうのもなんだが、私は相当の人見知りで、そうそう人と話すことをしなかった。声が低くて、声を出すとすぐ、「声が低いね」と何度も言われていて、それを言われるのが嫌で話さなかったということもある。

また、考えていることは一杯あったのだが、話すのが面倒くさくてしかたがないということもあった。

考えを人に理解してもらえるように組み立てて、それを順序だてて話すことが面倒くさかったのだ。それだけではなく、すこぶる頭が早く回転してしまって、途中を抜かして結論にたどり着いてしまうために、それを話しても理解されないことが多く(いきなり結論だから)、途中を遡って考えるのが面倒くさくて、結局口を閉ざすということになることが多かった。

いまだったら、途中なんかすっ飛ばしても平気でしゃべってしまうのだけれど(笑)

そんなわけで、高校時代に付き合っていた男子であるにも関わらず、当時はうまく話ができなかったのだ。


話そうと思っても話せないもどかしさとか、理解されない辛さとか、ずーっと抱えていたのかなあと思った。


だからいまになって、「こりゃ話さないといかん」と思ったのかもしれない。

とにかくその男性相手に、「私はこういうことを考えていたんだから。あのときはこう思ったし、いまはこんな風に思っている」…とか話したように思う。そうしてほっとして終わったという感じ。

夢の中だけどね。


その男性は同級生でもなく、同じ学校に通ったこともなく、いまは一体どこにいるんだろうかと思う。

会おうと思えば、共通の友人がいるから、その人に頼めば会えるかもしれないが、まあ、一生会うこともないだろうな。別に会いたいとも思わないし。

だけど、ちゃんとしゃべれなかったということが、こんなに心の奥底に留まって、悔しさのようなものとして残っていたのかと思うと不思議な気がした。

もしかして私は終わりに向かっているのか? と思ってしまった。

いやいや、本当にリセットされようとしているかもしれない。

少しずつ、夢であれ、頭の中が整理されてスッキリとしようとしているのかもしれない。


面白いことだ。

これがいい方向に向けばいいな。


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某所で見た富士山。
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休息。 [自分のこと]

年が明けて、ようやく心の休息をしている。

昨年夏の手術後、体のほうは働きながらも癒されていったけれど、心の休息には至っていなかった。

入院中から仕事が来ないと思っていた会社から連絡があり、退院後すぐに仕事に復帰することになったし、その後も小さいながらぽつぽつと仕事があって、安静にはしていたものの、何だか安静していなかった日々が続いた。

そして年末には友人を迎えたりと、賑やかな時間を過ごしたのだった。

やっと年が明けて、仕事がポッカリと何一つなくなった。

何も考えなくていい日々が与えられたのだった。

考えるのは、夕ご飯の献立くらい。何を買ってこなくちゃいけないか…とか。

心もやっと安静にする時間を得て、ほっとしている。




今朝も夢の途中で目が覚めた。

見ていた夢というと、亡き母を訪ねて行くというもの。

夢の中で行った先は、生まれ育った社宅の一室によく似ていた。いわゆる昔の公団タイプの部屋で、3階建てのコンクリート住宅。その一階に母の部屋はあった。

一緒に行ったのは、私と夫T君と、姉とその連れだった。姉の連れは誰だかさっぱりわからないのだが、男性であったことは確かだ。

そして、姉のところの犬にそっくりな毛並みの、猫のTBちゃんを連れて行っていた。

「TBちゃ~ん」と呼ぶと、姉の犬にそっくりな姿でTBちゃんは走り寄ってくる。「あれ?」と思うのだけれど、顔や性格がやっぱりTBちゃんで、不思議に思いながらもTBちゃんを抱いて母の部屋に行くのだった。

部屋に入って私は「はぁ~」と安堵のため息。帰ってきたなあ~という気持ちだった。

すると母は「ここはお風呂がないから、外で入ってきてね」と言う。

……昔の家はお風呂があったはずなのに、おかしいなと思う。でも、銭湯に行かなくてはいけないのか…と納得をする。

「ま、とりあえずビールでも買いに行こうか」とT君に声をかける私。

すると「大阪だから、モルツかな」と誰かが言う。「そうか、だったらプレミアムモルツを買えばいいね」と言って、買い物に出た。

ここで夢から目が覚めた。




変な夢だなと思う。

そういえば昨日の晩、従兄のお嫁さんから電話があって、伯母のその後のことを聞いていた。だから、夢に母が出てきたのかなと思った。伯母は母の姉にあたる人だから。

それも一因かなと思ったけれど…考えてみると、休みに私は行ったんだな、と思った。

実家ではないけれど、自分の実家へ休みに行ったようなものなんだろうなと。

ただこれに気づいたとき、好きではない母であったが、休みに行くのは母のもとなのかと愕然としてしまった。

まだ母への反発の気持ちは残っている。なので、母のところへ休みに行くわけがないし、休めるとは思っていない。でも、行ってしまうのか…。

もしかしたら、幼少期の思いが出てきているのかもしれない。

そう思えば多少は納得できる。


そうだな…。きっとそうだ。


何だか不思議な夢だった。




誰かがきちんと休め、と言っているんだろうなあ。

雪の日.JPG

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天中殺。 [自分のこと]

びっくりしました。

数日前、ふと、「私の天中殺っていつなのかなあ」と思いまして調べてみたんです。

すると、今年はまさに天中殺! 本当にびっくりしました。

全く、天中殺も大殺界も当たらないものと思っていたので、興味もなかったのですが、何となく調べてみて、当たっているというか何というか…。

手術をしたのも天中殺のせい、と言えば簡単でいいかと思ったりしました^^;

あの細木某の六星占術も大昔、占い好きの友人に教えてもらって、内容を読んだのですが全然当たってない。

「何で?」と思ったら、「霊合星人」というやつらしいということがわかり、「ナンダ~都合よくできてるじゃん」と思って、全くそれ以降興味を持つことがありませんでした。

いまもほとんど興味がありません。

あるとしたら西洋占星術のほうが分かりやすくていいです。ホロスコープという星の動きが分かる図を用い、それで状況を判断するという方法ですから、その星のいわれは古くからのもので、そのこと自体当てはまっているのかどうかは疑問ですが、目で見て分かりやすいし、理解できるところが現実的な私に向いています。

夜空に浮かぶ星の動きでその時々の状況が分かるわけですよ。地球も星のひとつですからねえ。これは考えるだけでも楽しい。

一方、四柱推命とか、天中殺とか、大殺界とか…分かりにくくていかんです。楽しくない。

ま、楽しくないから興味も失うということですねえ。


そんなわけで、天中殺は来年まで続くようなのですが、粛々と生活していきたいと思っております。



なんか、これは笑い話なのかな。どうかなあ。


ちなみに夫T君は昨年で天中殺を抜けているのでした。
う~ん、昨年、一昨年、T君の運勢は悪かったんだろうか…。
分かりましぇん。





ちょっとしたつぶやきでございました。


おしまい。
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頭が古いのか [自分のこと]

写真はありません。あしからず。

タイトルの「頭が古いのか」でありますが、最近の流行りものに全くついていけません(笑)

ついていけないというよりも必要性を全く感じないと言ったほうが正しい。

まず、ツイッター。

登録しています。

過去に一度登録して(日本語のマニュアルがまだ不完全だった頃)、面白さがわからずに登録解除をしました。その後、友人が「ツイッター、面白いから!」と熱弁をふるうので再度登録しましたが、全然面白くありません。

有効な情報を得ることもなく…。

つまりは、自分で情報源を探しに行かなくてはいけないのでしょうが、そんなことをするのが面倒くさい(笑)

情報源が個人だったり、企業だったりするわけだけど、個人に関して言えば興味のある人がほとんどいない。つぶやきを聞きたい(読みたい)人がほとんどいないのだ。おそらくどの情報であっても、基本的には信用していないということもあると思う。

とりあえず、フォローしている人は小野洋子さんと、宇宙飛行士の野口さんと、ピストン西沢と、朝日新聞と、officecue。あ、あとジャネット・ジャクソンも^^;

ま~興味ある人がツイッターをやっていないということもあろうが、しかし、しばしば見に行く(読みに行く)時間はない。というか、そんなに繋がっていたくない。

そんなにみんな繋がっていたいのか~~。

地球の端っこで叫んでみる。

てなわけで、フォローしているリアルな友人も、フォローされているリアルな友人もいません。



次、ipad。

電子書籍と言ったらいいのかな。たぶん買わない。

ipadではないとどうしても読めないというものが出てきたときに、おそらく買うことになると思う。

iphoneが大きくなったようなものなんだろうなということはわかるけど、小さいノートPCが流行ったって、iphoneが流行ったって、携帯電話でネット検索ができるようなったからと言って、結局デスクトップのPCが一番使いやすいと思っている人間だし。

本は寝転んで折り曲げて読めるようなものじゃないと困る。これからの生活習慣を変えようったって無理だなと思う。

移動の多いビジネスマンとか、OLさんとかにはipadはいいのかもしれないけど。

印刷された文字や絵(イラスト)、紙の加工をそのままモニターで再現することはできないだろうし…。

型押しされた表紙の本は再現できないだろうしなあ。触感というのを楽しむことができなくなるのは残念。

欧米のような質の悪い紙でできている書籍と違って、日本の書籍は質が高いから。装丁の楽しみがなくなるような電子書籍ってどうなのかなと思うだけであります。

文化の違いもあると思うけど、、、。私自身は液晶画面の粒子の動きを凝視するのは、無理な話だよね。。。っていうことが大きい。

世の中がすべて電子書籍となってしまうのならしょうがないけど、みんながわいわい騒ぐほど、興味もないし、必要性も感じていない。


だいたい、音楽ソフトも相変わらずCDを買い続けている。この後もダウンロードはしないと思う。一曲一曲欲しい音楽なんてないし、好きなアーティストだったらアルバムCDを買って、アルバムを1つの作品として楽しみたいもの。

これも生活習慣なのかもしれないけれど、レコードの時代はA面からB面と順番に聴いたもの。その順番も、アーティストたちが考えて、1つの作品として作り出したのだから、そのように聴くものだと思っていた。

いまもアルバムCDで曲順を考えるとか、その作り方に変化はないだろうし、そうして作り出された音楽を「ちゃんと」私は聴きたいのだ。

ダウンロードのようなつまみ食いは性に合わない。




インターネットというのはコンテンツに関して言えば、アマチュアリズムで支えられてきたシステムだと思っている。プロフェッショナルでは、ほとんどないのだ。

なのでプロフェッショナルをないがしろにしてきたシステムだと私は理解している。

でもね、アマチュアの面白さっていうのは限界がある。ほぼ、一発芸と言っていいと思う。


こうして私自身もブログを書き続けているけど、すでに一部の繋がっている人たちとのコミュニケーションしかなく、だからといってこれ以上もこれ以下も私は望んでいない。

mixiもそうだし。

ツイッターなんて、なんのためにあるのかさっぱりわからないし。

アマチュアというのは情報にしてもなんにしても、一部の人たちとの共有しかできないものと思う。

それを理解しないと……。それで納得しないといけない。勘違いは痛い目に遭うだけだ。



グーグルが書籍のデジタル化を行おうとして失敗したのもそこにあると思う。

グーグルって結局、アマチュアから始まっているんだよなと思った。



もしもアマチュアリズムがすべてとなったとき、このいまの世の中の経済システム(資本主義)っていうのは、全面的に変化しなくてはいけないっていうことなんだよね。

それがわかっているのかいないのか。

トータルで見ていくと、すごい話になっていくのでありますが、そこまで大きな話にしていくと、やっぱり面倒くさいのでこのあたりで終わります。





おしまい。
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引きこもり加速中の主婦が観るドラマ [自分のこと]

何と申しますか、頼みの綱の一つの会社からもらっている仕事がなくなりそうで、潜在的失業者になってしまいそうな私であります。

でもあんまり頑張ってもしょうがないと思い、大して動くこともしないでいるために、引きこもりが加速中でもあります。

だからといって家の中が片付くわけではなし。

なんだろうなあ、これ。

いやとにかく、罪悪感だけは持たないようにせねば。それを念仏のように唱えております、はい。


さて、新しい年を迎え、TV業界も新しいドラマを放送しだしていますね。

昨年からの「大河ドラマ」熱はさめやらんと申しますか、坂本竜馬も見始めてしまい、今年も一年観続けるんだろうなあと遠い目をしていましたが、あらら、もう一月も終わり……。早い。

年をとるのが早くなってきているのが怖いっす。


それはさておき、ローカルなTVドラマについつい現を抜かして、毎週のようにぼうっと観ているドラマが2つあります。

ひとつは、「TAXMEN」http://www.tax-men.com/

tvkとMXTVでしか観られないというレアなドラマ。

チームナックスのヤスケンと、井上正大くんが主演のドラマで、新たに設けられた税金を彼らが取り立てるというお話です。

面白いか…と言ったら、あんまり面白くないところが玉に瑕で…。だけど、ローカルU局が作っているということで、ちょっと実験的な意味合いもあるのかな…なんて思ったりして。

ヤスケンの暗くてとぼけたところがいい味を出していると思いますが、だんだんと面白くなってくるのではなかろうかと期待しております。

観ていて面白いと思う部分はというと、ローカルだからこそ、「ああ、ここここ!」てな具合に、知っている場所がロケ先だったりすること。

ハリウッドの大作ではないけれど、人気の役者さんを揃えて大げさなドラマを作るわりに面白くないキー局よりも、こういう細かな感じのドラマが出てくるローカル局っていうのも、いいのかもしれないなあと思ったりしています。

そしてもうひとつ。

「ねこタクシー」http://www.nekotaku.info/tv/
ねこタクシー 上 (竹書房文庫)

ねこタクシー 上 (竹書房文庫)

  • 作者: 永森 裕二
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2009/09/30
  • メディア: 文庫

「幼獣マメシバ」から引き継がれているドラマで、「ネコナデ」もそのひとつのようだけれど、私は「幼獣マメシバ」しか観ていなかったので、そのほかのドラマに言及することはできないのですが……。

ともあれ、猫の御子神さんが可愛い。ブスなんだけどすごく可愛いのです(笑)

舌をベーって出して、ぼうっとしていたりするのだけど、とっても猫らしくって…猫濃度が低下してきている私には猫を補給できる楽しいドラマになっているんですね。

これを観るたび、「いや~、私ってば相変わらず痛んでるわ~」と思ってしまうわけで、精神衛生にもたらされる効用は計り知れない…? なんてな^^;

このドラマの特筆すべき点は、カンニング竹山さんが口下手で地味なタクシー運転手を、意外と上手に演じていること。

芸人さんが役者デビューをするのを何度も見かけていますが、この人も役によってはすごくいい味を出す人なんだな~と感じたのでした。

このドラマは、かなり脇にいい役者さんをそろえているので、それなりに見ごたえもあります。

でも御子神さんがやっぱりいいわ~。

動物を使うのは反則だよな~と思うものの、上手く使えればいいという話で、とくに身近な動物のあり方みたいなのも感じられるので、それもいいのかもしれないと思っています。


大作もいいけど、小品もね…という感じでしょうか。




市場経済もどんどん縮小しているのだから、もしかしてこんな小品を好むようになってきたのは、私も時の流れにちゃんと乗れているのかもしれない?

…というか、世の中はやっぱり変わってきているということなんでしょうね。


市場経済の縮小……。


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弱っているとき……。 [自分のこと]

本を読むことを生業にしているんじゃないかと思うくらい本好きなのに、全然本が読めない日々が続いている。

何となくヤバイ。

そんなわけで手っ取り早く、マンガなら読めるのではないかと手に取るも…。文庫化されたマンガが全然読めない。読み進められない。頭に入ってこない。

これもヤバイ。何となくヤバイ。

本が読めない自分は、頭が固くなってきつつあることを示している。

結構、ヤバイ。

そしてたどり着いたのがこれだった。

おいピータン!! 11 (ワイドKC キス)

おいピータン!! 11 (ワイドKC キス)

  • 作者: 伊藤 理佐
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/12/12
  • メディア: コミック



おんなの窓

おんなの窓

  • 作者: 伊藤 理佐
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/01
  • メディア: 単行本

少し前に彼女が描いた「女のはしょり道」を手にしてから、「あ、この人面白いんだ」と気づいた伊藤理佐さん。

実に細かい観察眼で、些細なことにしっかりと価値観を見出すことができる人だとわかる。

例えば、傘の置き方とか。お饅頭の食べ方とか。挨拶の仕方とか。そんな所作から、その人の価値観を嗅ぎとる嗅覚が優れている。

そして、自分に対しても客観的に分析できるのだ。何回か出てくる「境目」の話はとくに顕著に表れている。

それは体重54キロが境目という話(これは「女のはしょり道」から)。

ある友人が「リサちゃん」と呼んだり、「イトウくん」と呼んだり、時によって呼び方が変わるのを何故かと考えたときに、54キロより下だと「リサちゃん」になり、54キロより上になると「イトウくん」になると気がつくのだ。

不思議と、54キロ以下になると「やせたね」と言われ、54キロ以上になると「太ったね」と言われるんだそう。

見事な境目だなあ、と思った。面白い。

あと「あふれる」という表現。

アレルギーを持っている人なら知っている人も多いと思うが、例えば、花粉症が発症するまでの間は体は許容しているが、ある時点でその許容範囲から花粉が「あふれて」しまい、アレルギー反応として発症するという現象。

それをアレルギー反応だけではなく、心象においても「あふれる」ことがあると表現している。

「一杯にたまった水は一滴でもあふれる」と。

夫が爪楊枝で「シー、シー」しているのが、新婚当初から何となくイヤだなあと思っている妻が、長年、夫のシーシーに付き合い我慢している。ところがある日突然、夫のシーシーが最後の一滴となり、イヤな気持ちがあふれてしまって熟年離婚へ……というようなそんなお話。

あ~わかるわ~、と思った。

あふれる瞬間ってあるよな~。ある日、プツっと緊張の糸が切れるような。


そして、弱っているときの話。

笑って口の端がピッと切れるとき、弱っていると思うのだそうだ。

それを読んで「そうそう、あるある」と思った。

私の場合、目頭が切れるのだ。普段は全く切れそうもない目頭…。かゆくてかいていても、切れることはないのに、朝起きてみるとパカッと切れているときがある。

実はいまがそうで、左目の目頭が切れて、少し血が出たようでかさぶたができてしまった。

「……あ、私、いま弱ってる?」

確かに体調がよくない…というか、使っている薬の効きがやっぱりよくないような気がして。ついでに副作用がひどいし。

つらつらと考えてみると、猫のD君の死から落ち込みが続いているような気がする。

D君が死んで、姉が手術して、知り合いが失踪して……。


でもやっぱり一番の痛手はD君の喪失なんだなあ。まだダメだなあ。



そんなわけで弱っています(笑)

本もあまり読めません。


そんなこんな。




皆さんは、弱っているときに出る症状(現象)ってありますか?




おしまい。



※「おいピータン!!」の主人公・大森利夫さんは、なかなかの男前です^^ 
(見た目は単なる太ったオヤジだけど…)
ちなみに「おいピータン!!」1巻~11巻、「おんなの窓」1・2巻を一気に大人買いしました。大人になってよかった~と思う瞬間(笑)
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拾う神あり [自分のこと]

捨てる神あれば拾う神あり…であっていたっけ? 昨日は「猫も食わない」なんて人へのメール返信で書いてしまって、「あ、犬だった」と気がついたのは後の祭り。メール送信後のおバカな話(笑)

さて前回の記事で、友人・知人関係のゴタゴタを書いたが、まさに拾う神あり。

20年来(いや30年近い^^;)の友人から連絡があり、会うのは8年ぶりぐらいか。

「toroちゃん、いろいろあったみたいだからリフレッシュしようよ。久しぶりに会わない?」とメールが来たのだ。

「あ~、ありがたい」、全然会わなくても友達は友達だなあ。

「うんうん、ランチしよう。ゆっくりおしゃべりしよう」と私は返したのだった。



夫T君は、私の友達づきあいをあまり理解していないようで、「何でそんなに会わないのか?」と、ことあるごとに言っている。

年に1回会えばいいほうだから。

でも何で会わないかというと、はっきりと言えるのは「遠慮しているから」。

遠慮している理由はというと、要するに女友達にも家庭があるからで、まだ子どもが小さかったり、親の介護が始まっていたりという事情がある。

やはり一般的に子育て・介護は女性が担っているわけで、さらに仕事を持っていたりしたらほとんど時間なんてない。会うのなんて間隙を縫って…という感じだろう。

それを思うと誘うことを遠慮してしまうし、「何かあったときだけ会おう」と考えてしまうのだ。

確かに飲みに行く男友達もいるけれど、その彼らと飲むのだって年に1回あればいいほう。ま~こいつらと飲むと、高校時代のバカ話しか出ないから、どうでもいいんだけどな^^;

拾う神の彼女は、短大を卒業してから美術系の学校に1年通ったときに知り合った友人である(短大も一応美術系)。

この美術系の学校(講座)に集まっていたのは10名ほどであったが、やっぱり美術系ということもあってか、トンチキな人も多く、面白い集団だった。

そうそう、今回の男性の失踪についても、この学校時代の友人に「家族に捜索願を出されたが5年逃げ延びた男」がいて、その彼に相談したりして……。

失踪経験者に相談できるなんていうのも、トンチキな講座だったお陰か? と面白おかしく思ってしまった。

失踪した理由なんて、後付けでいくらでも考えられるんだと彼は言う。

「車のキーをつけたままとか、出かける先の知人に『すぐ着く』なんて電話をしているのは、失踪したことをわかってもらうためにしているとも考えられるよ」と。

そう彼に教えてもらって、「あ、そういう風に考えることもできるんだ」と頭が少し柔らかくなった。

友達ってありがたいもんです、はい。

そしてこんな友達であるからこそ、つかず離れず付き合っていけるのかもしれないなと思ったのだった。


*   *   *   *   *



こぎんさんのところで、長谷園の土鍋を見て、「そういえば、うちの『いぶし銀』を紹介していなかったのでは?」と思い出しました。
いぶし銀.JPG

燻製がガスコンロでもできる優れものです。

大体、燻製を土鍋でできるというのがすごい。

ある料理番組でこの土鍋を取り上げているのを見て、一目ぼれ。「欲しいな~、欲しいな~」と思って少し時が経ったとき、こんどは松平健さんがこの土鍋を使って燻製を作っていたのを見て「やっぱり買おう!」と思って買ったのでした。

専ら我が家では魚の燻製を作るのですが、桜のチップにいぶされてついた香りがなかなかなもので、思い立ったらすぐに簡単にできるのがよろしよ…と。


写真は、鰆ですなあ。
鰆1.JPG


うちのは(小)なので、あまりたくさんの量をいぶすことはできませんが、二人家族なら十分。

下段には、ゆで卵とスライスされたベーコン(さらに燻製!)を置いております。

酒のツマミにぴったり。
鰆2.JPG



しかし、鍋を欲しいと思ったらきりがない^^; タジンもねえ…あー(遠い目)。



おしまい。

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