私的能書
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/
平日がブログ日和。
toro
2018-07-10T09:26:29+09:00
ja
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近況報告
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2018-07-10
こんにちは。ずいぶんとブログをさぼっています。でも、サッカーワールドカップはずっと観ていますし、ウインブルドンテニスも観ています。実は安倍政権が終わったらブログを再開しようと思っていたのですが、いつまでたっても内閣は辞職しそうにありません。残念ながら、日本の現政権は狂っています。いま水道が民営化されようという瀬戸際です。世界的には、水道を民営化した国がうまくいかず、再公営化しようという流れがあるなかの、バカげた民営化です。世界で失敗したことをやろうとしている自公政権。自分たちの利益のためだけに、国を売りまくっている売国奴です。狂っている。モリカケスパで、いい加減に辞職するかと思っていましたが、居座り続ける。嘘ばかり。ご飯論法でうやむやにして、筋を全く通そうとしない政権。気が狂っている。そんなわけで、こんな人たちの話を聞いていて具合が悪くなり、ブログも更新できません。いつか、安倍内閣が総辞職したら、再開できることを祈りつつ……。おしまい。
つれづれ
toro
2018-07-10T09:26:29+09:00
ずいぶんとブログをさぼっています。
でも、サッカーワールドカップはずっと観ていますし、ウインブルドンテニスも観ています。
実は安倍政権が終わったらブログを再開しようと思っていたのですが、いつまでたっても内閣は辞職しそうにありません。
残念ながら、日本の現政権は狂っています。
いま水道が民営化されようという瀬戸際です。
世界的には、水道を民営化した国がうまくいかず、再公営化しようという流れがあるなかの、バカげた民営化です。
世界で失敗したことをやろうとしている自公政権。自分たちの利益のためだけに、国を売りまくっている売国奴です。
狂っている。
モリカケスパで、いい加減に辞職するかと思っていましたが、居座り続ける。
嘘ばかり。ご飯論法でうやむやにして、筋を全く通そうとしない政権。
気が狂っている。
そんなわけで、こんな人たちの話を聞いていて具合が悪くなり、ブログも更新できません。
いつか、安倍内閣が総辞職したら、再開できることを祈りつつ……。
おしまい。
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夜桜2018
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2018-04-04
あっという間に過ぎ去ってしまった桜の花の見ごろ。名残惜しく、全く定着していないプレミアムな金曜日の夜、友人と食事に行く前に近所の桜の花を撮ってきました。わざとストロボをたいて撮っています。満月になろうかという晩。こちらのお宅の桜の木は、立派な幹で維持するのが大変だろうなあと毎年見ているのです。道路を覆うほど、枝がのびています。でも素晴らしい桜の花でした。もう下のほうは葉が出てきていますね。線路沿いにも立派な桜の木があるのですが、恐らく結構な剪定をしてしまったのでしょう。ぽしりぽしりとしか花が咲いていなくて残念でした。電車に乗って通り過ぎるときに、わ~っと目を見張るような美しさだったのですが。しかしこの勢いでは、あっという間に夏がやってくるのでしょうか。気候が変わるのが早すぎる。何だか不思議な感覚になっています。おしまい。
つれづれ
toro
2018-04-04T09:21:46+09:00
名残惜しく、全く定着していないプレミアムな金曜日の夜、友人と食事に行く前に近所の桜の花を撮ってきました。
わざとストロボをたいて撮っています。
満月になろうかという晩。
こちらのお宅の桜の木は、立派な幹で維持するのが大変だろうなあと毎年見ているのです。
道路を覆うほど、枝がのびています。
でも素晴らしい桜の花でした。
もう下のほうは葉が出てきていますね。
線路沿いにも立派な桜の木があるのですが、恐らく結構な剪定をしてしまったのでしょう。
ぽしりぽしりとしか花が咲いていなくて残念でした。
電車に乗って通り過ぎるときに、わ~っと目を見張るような美しさだったのですが。
しかしこの勢いでは、あっという間に夏がやってくるのでしょうか。
気候が変わるのが早すぎる。
何だか不思議な感覚になっています。
おしまい。
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桜2018
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2018-03-28
あんなに寒かったのに、急に暖かくなり、桜も満開です。驚きました。まだ3月というのに、ずいぶんと満開になるのが早くて、ただでさえも時が経つのが早くて早くて追いつけない状況のなか、これですよ。参りますね^^;ま~、何と言いますか、行政というものが信じられない代物になってしまった日本において、今後はどうなるのかなあと結構な不安を抱えています。ただでさえも、うちの夫婦の職業は衰退産業にあるために、どうなっていくのかと遠い目にならざるを得ず、定年退職をして逃げ切るにはまだその年齢には達していないし、なかなかどうして、激動の世界を生きているような気がしています。どうなるのでしょうね。日本という国は、滅びていくことに同意したのかな、なんてことを考えています。いま生きている国民は、個々に食い扶持を得ないと、いけない状況になるでしょう。国は助けてくれません。どうやら司法も助けてくれそうにありません。かなりの絶望感を抱いています。ま、そんなこんな。いま口を開けば、こんな愚痴ばかりになってしまいます(すみません)。とはいえ、季節は巡ります。今年の近所の桜を少し写真に収めてきました。桜並木も近くにあるのですが、民家の庭やマンションの敷地内、神社などに一本二本と咲いている桜もあって、桜を好む文化はしっかりと根付いているのだと、妙に感慨深くなりました。お花見というだけで、ちょっとわくわくしてしいますよね。開花して、満開になり、そして散りゆく桜を愛でる。夕暮れ時の桜の花の妖艶さはまた、この時期でしか味わえません。桜の花が終わったら、ぐんと暖かくなり、少しは行動的になれるでしょうか。頑張れるかな……。頑張らないとね。おしまい。
つれづれ
toro
2018-03-28T11:42:32+09:00
まだ3月というのに、ずいぶんと満開になるのが早くて、ただでさえも時が経つのが早くて早くて追いつけない状況のなか、これですよ。参りますね^^;
ま~、何と言いますか、行政というものが信じられない代物になってしまった日本において、今後はどうなるのかなあと結構な不安を抱えています。ただでさえも、うちの夫婦の職業は衰退産業にあるために、どうなっていくのかと遠い目にならざるを得ず、定年退職をして逃げ切るにはまだその年齢には達していないし、なかなかどうして、激動の世界を生きているような気がしています。
どうなるのでしょうね。
日本という国は、滅びていくことに同意したのかな、なんてことを考えています。
いま生きている国民は、個々に食い扶持を得ないと、いけない状況になるでしょう。国は助けてくれません。どうやら司法も助けてくれそうにありません。かなりの絶望感を抱いています。
ま、そんなこんな。いま口を開けば、こんな愚痴ばかりになってしまいます(すみません)。
とはいえ、季節は巡ります。
今年の近所の桜を少し写真に収めてきました。
桜並木も近くにあるのですが、民家の庭やマンションの敷地内、神社などに一本二本と咲いている桜もあって、桜を好む文化はしっかりと根付いているのだと、妙に感慨深くなりました。
お花見というだけで、ちょっとわくわくしてしいますよね。
開花して、満開になり、そして散りゆく桜を愛でる。
夕暮れ時の桜の花の妖艶さはまた、この時期でしか味わえません。
桜の花が終わったら、ぐんと暖かくなり、少しは行動的になれるでしょうか。頑張れるかな……。
頑張らないとね。
おしまい。
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冬季オリンピックのこと
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2018-02-26
毎回、スポーツの大きな大会のあとに感想を残しているので、今回もピョンチャンオリンピックのことをば。今回の冬季オリンピックはお隣の国なので「時差がなくていいわ~」と思っていましたが、蓋を開けてみるとヨーロッパやアメリカに合わせての時間帯に競技が行われるなど「一体なんやねん!」とやや怒り気味に始まりました。昼間は風が強いからジャンプ競技は見合わないと言いつつ、夜中の競技ってそれってヨーロッパ時間ではないか! と言い訳にお怒りになるワタクシ。スノーボードの競技は昼間の風の強いときに行われてるのにと。まあでも、結果として朝から夜までまんべんなく競技が行われたので、被って観られないということもほとんどなく、ずーっと観続けてしまったというオチでした(笑)さて今回の冬季オリンピックで注目していたのは、私は高木美帆選手でした。バンクーバーオリンピックのとき15歳で代表に選ばれたものの、パシュートでは出場することがなく、悔しそうな、切なそうな顔をして競技を見守っていた姿が忘れられませんでした。その後、ソチオリンピックでは代表選考から外れて、オリンピック会場で姿を見ることができないという残念な結果に。そして漏れ伝わって来るさまざまな情報では、非常に強い選手になっているということを知ることができ、そしてようやくのオリンピック代表選手に。そんな姿を見ることができて、オバサン感無量^^;でですよ。1500mで銀。1000mで銅。女子団体パシュートでは金と、申し分のない活躍でした。競技を終えたときの両手を上げながら滑る姿が何とも清々しくて、よかったなあと思えた瞬間でした。お姉さんの高木菜那さんの2つの金メダルももちろん素晴らしいことで、姉妹で金が3個、銀1個、銅1個! 凄いの一言しかありません。https://t.co/C34Ye2udc0メダルを手に写真撮影に応じる #高木菜那 選手(左)と #高木美帆 選手。姉妹でメダルが5個!(達)#スピードスケート #マススタート pic.twitter.com/FXxQ7K1XkA— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) 2018年2月25日 それからよかったなあと思ったのは、平野歩夢選手のスノーボードハーフパイプ。スノーボードの選手たちには、恐らく、あまりいい印象がなかったと思います。オリンピックにスノーボード競技が導入された当初のマスコミの持ち上げ方も少々おかしなも..
スポーツ
toro
2018-02-26T11:05:01+09:00
今回の冬季オリンピックはお隣の国なので「時差がなくていいわ~」と思っていましたが、蓋を開けてみるとヨーロッパやアメリカに合わせての時間帯に競技が行われるなど「一体なんやねん!」とやや怒り気味に始まりました。
昼間は風が強いからジャンプ競技は見合わないと言いつつ、夜中の競技ってそれってヨーロッパ時間ではないか! と言い訳にお怒りになるワタクシ。
スノーボードの競技は昼間の風の強いときに行われてるのにと。
まあでも、結果として朝から夜までまんべんなく競技が行われたので、被って観られないということもほとんどなく、ずーっと観続けてしまったというオチでした(笑)
さて今回の冬季オリンピックで注目していたのは、私は高木美帆選手でした。
バンクーバーオリンピックのとき15歳で代表に選ばれたものの、パシュートでは出場することがなく、悔しそうな、切なそうな顔をして競技を見守っていた姿が忘れられませんでした。
その後、ソチオリンピックでは代表選考から外れて、オリンピック会場で姿を見ることができないという残念な結果に。
そして漏れ伝わって来るさまざまな情報では、非常に強い選手になっているということを知ることができ、そしてようやくのオリンピック代表選手に。そんな姿を見ることができて、オバサン感無量^^;
でですよ。1500mで銀。1000mで銅。女子団体パシュートでは金と、申し分のない活躍でした。競技を終えたときの両手を上げながら滑る姿が何とも清々しくて、よかったなあと思えた瞬間でした。
お姉さんの高木菜那さんの2つの金メダルももちろん素晴らしいことで、姉妹で金が3個、銀1個、銅1個!
凄いの一言しかありません。
それからよかったなあと思ったのは、平野歩夢選手のスノーボードハーフパイプ。
スノーボードの選手たちには、恐らく、あまりいい印象がなかったと思います。オリンピックにスノーボード競技が導入された当初のマスコミの持ち上げ方も少々おかしなものでしたし、その後のバッシングとも思えるような報道も気持ちのいいものではありませんでした。
以前の記事に残していますが、國母和宏選手の騒動は私はあまり理解できず、服装にしても「うまく着崩したわね」くらいで、いまどきの子たちはそのくらいのことをしてもおかしくないと思っていました。
でもその着崩し方はけしからんと言う大人ばかりで、ちょっと驚いたのでした。そして会見まで開かされて、そりゃ舌打ちもしたくなるだろうよと(まあこれは余計なことだった)。
しかし、そもそも会見を開くようなことかっ!? と私は思たのですが、許せない人が多かったんでしょうね。なんと言うか、私が斜に構えているほうだから仕方がないのかもしれません。でもねえ……。別にそんなことで目くじらを立てなくてもと思いましたよ。
それでそんな騒動後のスノーボードです。一部では大麻を吸ったということで、強化指定選手から外される人も出てきたり、なんとな~く白い目で見られがちだったスノーボード。
そんななか、真面目に競技に専念していたかのような平野歩夢選手でしたが、大けがをしてしまうというアクシデントに遭遇し、選手生活も危ぶまれる状況になっていたという。その復活劇をNHKが放送して知ることができました。
そうして本番。会心の出来だったと思います。素晴らしいジャンプ、回転。
ただショーン・ホワイト選手が一枚上手でした。なんだろうな、この心臓の強さは、と思ったくらい。
平野歩夢選手は銀メダルでしたが、大けがを乗り越えての銀ですよ。一枚上手のショーン・ホワイト選手さえいなければ^^;
でも、よかった。
あと熱心に観てしまったのは、カーリングです。男女とも観てしまっていました。
この競技の面白いのは、観ている側も勝手にストーンの行方を考えられるという点にあるのかなとも思うのですが、今回出場した男女の選手たちそれぞれが魅力的で、観ていて非常に楽しかったです。
男子の山口選手の筋肉のつきかたが素晴らしくて、「いい体をしている~」とか。
女子は笑顔がよかったですね。お蔭でうまく切り替えができている様子で、失敗も自分たちの物にしているように感じました。その結果の銅メダルであったと思います。
もちろん、ジャンプもノルディック複合も、フィギュアスケート、アルペン、、、さまざまな競技を観ていました。
羽生選手を語る人は多くいると思うので、ひとまず私が印象深く、心に残った競技について以上が感想です。
今回、さらによかったと思うのが、選手たち本人がSNSで情報を発信したことでした。マスコミでは知りえない情報を発信したことで、余計な詮索もできない(忖度もない)、選手の素の姿を知ることができたのが今回のオリンピックのよかった点です。
たとえば、上にもあるカーリングの山口剛史選手のtweetやブログ。時代が変わったと感じました。
平野歩夢選手もtweetをしているし、ほかにもカーリングの両角公佑選手やクロスカントリーの吉田圭伸選手もtwitterやブログで情報を発信していて、そちらも楽しく読んでいました。
ただ今後は、こういうSNSも規制される可能性が出てきたようです。そのような報道に、今朝接しました。
スポンサーへの配慮とか、そういうところで問題があるのではないか? と投げかけでしたが。
でもそんなことをするのはとても残念なことと思います。
オリンピックを運営する人々(利権に群がる人々)の言い分であって、選手たちには関係のないこと。もっと選手たちをSNSでも自由に、そして楽しく競技に専念させてほしいと願うばかりです。
いやな大人たちが、本当に多いことよ。
ピョンチャンオリンピックは以上です。
おしまい。
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最近読んだ本
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2018-01-22
おっとどっこい。1月は一度も更新しないで終わるところだった^^;年末年始のこと、1月17日の阪神淡路大震災のことも記そうと思っていたのですが、いかんせん寒くて……。(と言い訳です。)年末年始は、毎年恒例の宴会を開催し、大晦日には寒川神社で大祓い。初詣は森戸大神宮へ。そしてどんど焼きのときに大雄山最乗寺へ行きました。恒例です。全然変わりのない年末年始の行動。毎年、初詣だけは決まりを設けておらず、年が明けたときにピンときた寺社仏閣に行くようにしています。なので、今年は森戸大神宮。昨年は日本橋七福神めぐりでした。そして17日。毎年、阪神淡路大震災のお見舞いとご冥福を残すようにしていました。今年は……例の「世界一のクリスマスツリー」でガックリきて、「一体、鎮魂って何?」と考えてしまいました。考えれば考えるほど、つくづく傷は癒えていないのだと思います。先の戦争も、原爆投下も、いくつかの大災害も、さまざまな犯罪、事件、、、。こういう人が傷つく、自然が傷つくことは、決して癒されるものではないのではないか。そんなことを思いました。軽減されることはあっても、完全に消すことはできないもの。そこにたどり着きました。では、それをちゃんと記憶、歴史にとどめておく方法はできないのだろうか。いたずらにビジネスに変えてしまうような輩が現れないで済む方法はないのだろうかと考えています。最近は歴史修正主義者という人が多く出てきているようです。ほとんどは「歴史改竄主義」と言ってもおかしくないような発言ですが、そんなことがあっていいのでしょうかね。なんだか、残念なことが多すぎで、今年も怒りで震える一年になりそうです……。さて、最近読んだ本。殺人犯はそこにいる (新潮文庫 し 53-2)作者: 清水 潔出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/05/28メディア: 文庫また怒りに震えてしまう内容の本なのですが、これはぜひとも読んでほしい本です。足利事件と言われる女児誘拐殺人事件の(捕まっていない)真犯人に迫るノンフィクション作品。冤罪で捕まった菅家さんの苦しみ、被害者家族の苦しみ、そして無視された目撃者証言や杜撰なDNA鑑定、警察権力の傲慢さなどが、この本で白日の下にさらされます。コツコツと地道な調査の結果、真犯人に迫る様は執念と怒りに満ちていて、よくぞ調べてくれたと賞賛しかありません。清水潔さんの作品は、「桶川ストーカー殺人事件」も読んでいるのです..
本の感想
toro
2018-01-22T09:40:56+09:00
年末年始のこと、1月17日の阪神淡路大震災のことも記そうと思っていたのですが、いかんせん寒くて……。
(と言い訳です。)
年末年始は、毎年恒例の宴会を開催し、大晦日には寒川神社で大祓い。初詣は森戸大神宮へ。そしてどんど焼きのときに大雄山最乗寺へ行きました。
恒例です。全然変わりのない年末年始の行動。毎年、初詣だけは決まりを設けておらず、年が明けたときにピンときた寺社仏閣に行くようにしています。なので、今年は森戸大神宮。昨年は日本橋七福神めぐりでした。
そして17日。
毎年、阪神淡路大震災のお見舞いとご冥福を残すようにしていました。
今年は……例の「世界一のクリスマスツリー」でガックリきて、「一体、鎮魂って何?」と考えてしまいました。
考えれば考えるほど、つくづく傷は癒えていないのだと思います。先の戦争も、原爆投下も、いくつかの大災害も、さまざまな犯罪、事件、、、。こういう人が傷つく、自然が傷つくことは、決して癒されるものではないのではないか。そんなことを思いました。
軽減されることはあっても、完全に消すことはできないもの。そこにたどり着きました。
では、それをちゃんと記憶、歴史にとどめておく方法はできないのだろうか。いたずらにビジネスに変えてしまうような輩が現れないで済む方法はないのだろうかと考えています。
最近は歴史修正主義者という人が多く出てきているようです。ほとんどは「歴史改竄主義」と言ってもおかしくないような発言ですが、そんなことがあっていいのでしょうかね。
なんだか、残念なことが多すぎで、今年も怒りで震える一年になりそうです……。
さて、最近読んだ本。
また怒りに震えてしまう内容の本なのですが、これはぜひとも読んでほしい本です。
足利事件と言われる女児誘拐殺人事件の(捕まっていない)真犯人に迫るノンフィクション作品。
冤罪で捕まった菅家さんの苦しみ、被害者家族の苦しみ、そして無視された目撃者証言や杜撰なDNA鑑定、警察権力の傲慢さなどが、この本で白日の下にさらされます。
コツコツと地道な調査の結果、真犯人に迫る様は執念と怒りに満ちていて、よくぞ調べてくれたと賞賛しかありません。
清水潔さんの作品は、「桶川ストーカー殺人事件」も読んでいるのですが、こちらも読んでほしい。
警察の広報と成り下がっているマスコミの実態もわかります。記者たちは、自分の足で調べることもせず、大本営発表に依存してるという、責任感も正義もない人々なのだと。
私たちは、大本営発表に騙されています。
被害者のひととなりを、警察の都合のいいように発表されているということ……。桶川ストーカー殺人事件では、被害者の女性をまるで遊び人のように仕立てあげ、事件に巻き込まれて当然というような論調にしたのは、警察でありマスコミです。これを読んで、ごくごく普通の女子大生であったことがわかります。
冤罪を隠すために、警察、権力を持った者が体裁を保つために、本当のことをたくさん隠しているのだということ。
恐ろしいことが行われているということを知る、良書です。
おしまい。
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メリークリスマス&ハッピーニューイヤー
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2017-12-25
今年最後の投稿になります。早いもので12月25日。平成29年もあと6日です。クリスマスという行事は、子どものいない家庭で、この年齢になるとかなり遠いものであり、世の中の華やいだ風景とはちょっと不釣り合いな感じなのですが。でもやるんだよ、と(笑)とりあえず、毎年、家のシンボルツリーとして植えているヒメシャラの木にイルミネーションを飾り、今年は友人のお店で行われているクリスマスリースのワークショップに参加して作った、ハンドメイドのリースを玄関に飾りました。そして、昨日の夕飯は小樽の「なると」の半身揚げ!←こういうのはお酒のつまみですね^^;そんなこんなで、今日はクリスマス。リースとイルミネーションはそのままに、通常営業です、はい。プレゼントもまったく考えなくなり、若かった頃はそういう意味では楽しかったなあと遠い目になっております。とにかく遠い(笑)けれど。Merry Christmas!と世界に向けて叫んでおきます。さて、ちょっと前のことですが、11月11日~12月10日に開催されていた、三軒茶屋にある「生活工房」へ「ミャオ族の刺繍と暮らし展」に行ってきました。中国西南部の貴州省に多く暮らしているミャオ族(苗族)の刺繍とその暮らしぶりを紹介する展覧会です。ミャオ族は「天に三日の晴れ間なく、地に三里の平野なし」といわれる地域で、棚田を作り、稲作で暮らしている民族だそう。農作業の合間に作られる衣装、それに施される刺繍がミャオ族独特のものだということです。刺繍のモチーフはそれぞれ意味を持ち、蝶はミャオ族の始祖、龍は雨と風を呼ぶ五穀豊穣の象徴、唐辛子の花は子だくさん等々。緻密で細かい作業で作られたものだと、一目でわかる衣装(作品)の数々でした。こぎん刺しやアイヌ文様の刺繍もそうなのですが、こういった刺繍を見ると、心がざわついてしまって、何ともいえない気持ちになってくるのです。しかも、この寒い時期になると刺繍がしたいと(笑)一時、こぎん刺しのキットを購入し、せっせと針を進めたことがありました。でもキットがないとできないという壁にぶち当たり、布や刺繍糸は買ってみるものの、自己流のこぎん刺しができないというありさまで、情けない限りで……^^;アイヌ文様の刺繍に至っては、本を買ってみたものの、その文様の意味を知らずして刺繍ができるわけがないと、またも壁にぶち当たってしまいました。時間があるときに、いつかはトライしたいと思っているので..
芸術・文化
toro
2017-12-25T09:47:41+09:00
早いもので12月25日。平成29年もあと6日です。
クリスマスという行事は、子どものいない家庭で、この年齢になるとかなり遠いものであり、世の中の華やいだ風景とはちょっと不釣り合いな感じなのですが。
でもやるんだよ、と(笑)
とりあえず、毎年、家のシンボルツリーとして植えているヒメシャラの木にイルミネーションを飾り、今年は友人のお店で行われているクリスマスリースのワークショップに参加して作った、ハンドメイドのリースを玄関に飾りました。
そして、昨日の夕飯は小樽の「なると」の半身揚げ!←こういうのはお酒のつまみですね^^;
そんなこんなで、今日はクリスマス。
リースとイルミネーションはそのままに、通常営業です、はい。
プレゼントもまったく考えなくなり、若かった頃はそういう意味では楽しかったなあと遠い目になっております。
とにかく遠い(笑)
けれど。
Merry Christmas!
と世界に向けて叫んでおきます。
さて、ちょっと前のことですが、11月11日~12月10日に開催されていた、三軒茶屋にある「生活工房」へ「ミャオ族の刺繍と暮らし展」に行ってきました。
中国西南部の貴州省に多く暮らしているミャオ族(苗族)の刺繍とその暮らしぶりを紹介する展覧会です。
ミャオ族は「天に三日の晴れ間なく、地に三里の平野なし」といわれる地域で、棚田を作り、稲作で暮らしている民族だそう。
農作業の合間に作られる衣装、それに施される刺繍がミャオ族独特のものだということです。
刺繍のモチーフはそれぞれ意味を持ち、蝶はミャオ族の始祖、龍は雨と風を呼ぶ五穀豊穣の象徴、唐辛子の花は子だくさん等々。
緻密で細かい作業で作られたものだと、一目でわかる衣装(作品)の数々でした。
こぎん刺しやアイヌ文様の刺繍もそうなのですが、こういった刺繍を見ると、心がざわついてしまって、何ともいえない気持ちになってくるのです。
しかも、この寒い時期になると刺繍がしたいと(笑)
一時、こぎん刺しのキットを購入し、せっせと針を進めたことがありました。でもキットがないとできないという壁にぶち当たり、布や刺繍糸は買ってみるものの、自己流のこぎん刺しができないというありさまで、情けない限りで……^^;
アイヌ文様の刺繍に至っては、本を買ってみたものの、その文様の意味を知らずして刺繍ができるわけがないと、またも壁にぶち当たってしまいました。
時間があるときに、いつかはトライしたいと思っているのですけどねえ。ははは。
なお、ミャオ族のこれら作品については、愛知県常滑市にある「苗族刺繍博物館」で見られるということです。
常滑の焼き物を見に行きつつ、この博物館に寄ってみるのもいいなと考えています。
ということで、今年最後の投稿になります。もう年内はいろいろと忙しくて、PCに向える時間を作れそうにありません。
一年を振り返ると、何だか怒りに震えていた日々が多かったように思います。うんざりすることが多かったです。
それを思うと、来年はもっと心穏やかに過ごすことができれば、もうそれだけでありがたいだろうと。
あとは健康第一ですね。健康であればこそ。
皆様におきましては、よい年を迎えられるようお祈り申し上げます。
今年も一年ありがとうございました。
おしまい。
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誕生月間続き
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2017-12-04
誕生月間が終わり、いよいよ年の瀬という感じになってきました。最近は不況のせいか、はたまた面倒臭いと思いが強くなっているのでしょうか。一般家庭でのクリスマスイルミネーションを見かけなくなってきました。いくら世知辛いとはいえ、うちはやるよ! と我が家のシンボルツリーに電飾をして、昨晩から点灯を始めました。このことに関しては後半にちょっと……。さて、誕生月間の続き。例年通り、ゴルフのふたりコンペを開催し、初めて(ズルなしで)スコア110を切ることができ、真面目にやればできるじゃんと認識できました。もう少し練習しようかなあ。しかし当日の朝は、東名高速で日曜日の早朝というのにスピード違反で捕まってしまい、(それも少しのスピード超え。通常では捕まらないようなスピードなのに)神奈川県警ってば……図らずも厄落とし^^; というようなちょっと驚きの出来事があり、ゴルフも慎重になったのかな(笑) 嫌になっちゃいますねえ。そして翌日は、これも例年通りの関西の夫T君の親戚のお墓参りと、神戸の税理士さんとの打ち合わせに行ってきました。仕事半分の旅行です。ゴルフの翌日だったので、体が動かなくてへっとへと。でもいつもは日帰りをするところ、猫のtbちゃんをT君に任せても大丈夫になったので一泊の旅にすることができ、体を休めることができました。そして泊まりたかったメリケンパークオリエンタルホテルへ。船が停泊しています。ホテルへの階段。客室から(夜)。客室から(早朝)。山がよく見えるなあ。さて、なぜこのホテルを選んだかというと、メリケンパーク内に震災の遺構があると聞きつけたからでした。阪神淡路大震災のときは、とにかく怖くて写真に残しておこうとは全く思いませんでした。まだそのころはデジタルカメラもなく、気軽に写真を撮れるような状況ではなかったということもあるでしょう。ちなみに、たぶんですが、デジカメが一般的に使われるようになったのは、2000年に入ってからだと思います。いまや私のデジカメも4代目ですし、携帯電話で写真が簡単に撮れる時代になりました(遠い目……)。阪神淡路大震災は1995年のことです。なので、どのような状態だったのかを写真に撮りたくて、メリケンパークのホテルを予約したのです。そしてホテルにチェックインした後、てくてくとパーク内を散策しながら遺構を探索。メリケンパークの一画に「神戸港震災メモリアルパーク」として遺構がありました。中国の方々が..
旅話
toro
2017-12-04T10:56:49+09:00
最近は不況のせいか、はたまた面倒臭いと思いが強くなっているのでしょうか。一般家庭でのクリスマスイルミネーションを見かけなくなってきました。
いくら世知辛いとはいえ、うちはやるよ! と我が家のシンボルツリーに電飾をして、昨晩から点灯を始めました。このことに関しては後半にちょっと……。
さて、誕生月間の続き。
例年通り、ゴルフのふたりコンペを開催し、初めて(ズルなしで)スコア110を切ることができ、真面目にやればできるじゃんと認識できました。もう少し練習しようかなあ。
しかし当日の朝は、東名高速で日曜日の早朝というのにスピード違反で捕まってしまい、(それも少しのスピード超え。通常では捕まらないようなスピードなのに)神奈川県警ってば……図らずも厄落とし^^; というようなちょっと驚きの出来事があり、ゴルフも慎重になったのかな(笑) 嫌になっちゃいますねえ。
そして翌日は、これも例年通りの関西の夫T君の親戚のお墓参りと、神戸の税理士さんとの打ち合わせに行ってきました。
仕事半分の旅行です。
ゴルフの翌日だったので、体が動かなくてへっとへと。でもいつもは日帰りをするところ、猫のtbちゃんをT君に任せても大丈夫になったので一泊の旅にすることができ、体を休めることができました。
そして泊まりたかったメリケンパークオリエンタルホテルへ。
船が停泊しています。
ホテルへの階段。
客室から(夜)。
客室から(早朝)。
山がよく見えるなあ。
さて、なぜこのホテルを選んだかというと、メリケンパーク内に震災の遺構があると聞きつけたからでした。
阪神淡路大震災のときは、とにかく怖くて写真に残しておこうとは全く思いませんでした。まだそのころはデジタルカメラもなく、気軽に写真を撮れるような状況ではなかったということもあるでしょう。
ちなみに、たぶんですが、デジカメが一般的に使われるようになったのは、2000年に入ってからだと思います。いまや私のデジカメも4代目ですし、携帯電話で写真が簡単に撮れる時代になりました(遠い目……)。
阪神淡路大震災は1995年のことです。
なので、どのような状態だったのかを写真に撮りたくて、メリケンパークのホテルを予約したのです。
そしてホテルにチェックインした後、てくてくとパーク内を散策しながら遺構を探索。
メリケンパークの一画に「神戸港震災メモリアルパーク」として遺構がありました。
中国の方々が、一生懸命この遺構の前で記念撮影をしていましたが、どんな思いでいるのかと、少し思いを馳せたり……。
見ての通りです。かなり激しくメリケン波止場の岸壁が崩れたというのが見て取れます。
これを見て、写真に撮って、ともあれ心に刻んでおこうと。
メリケンパークは、なぜかあっちこっちが工事中で、なんでだろうと思っていたのですが、「開港150年」ということで改修が行われているようでした、が、後で知ることになるのですが、「世界一のクリスマスツリーproject」というイベントが行われるとかで、その工事でもあったようなのです。
このイベントを知ったとき、このあすなろの木が氷見から運ばれてくることを知ったとき、このイベントを企画した人のひととなりを知ったとき、そしてイベントを協賛している人々を知ったとき、愕然としました。ばっかじゃないの? と。何が世界一だ、何が鎮魂だ。違うだろと。
生きている木を、それも「あすなろ」を「落ちこぼれの木」と言って、落ちこぼれの木に日の目を見させてあげようというトンチンカンな論法で掘り起し、神戸まで運んだというのです。
これを企画した人は一体どんな人なのだろうかと、この人が属している「そら植物園」のサイトを検索してみました。
するとこの人の肩書は「プラントハンター」なんだそう。もうこの肩書を見たときには崩れ落ちました。「ハンター」って。こんな人に植物の気持ちは絶対にわからないと直感しました。
これを初めて知ったのはこのリプライを目にしたときでした。
発端はこれ。
リプライはまとめてくださっているようなので、こちらをどうぞ。
→●
何がいけないって、「世界一のクリスマスツリー」というために作られたストーリーが最低なんですよ。それも最初に知ったときから情報を追いましたが、後付、後付でひどい。ひどすぎる。
しかも挙句にこれ。
「ツリーが嫌な人は見なければいい」のですって。
さすが、ハンターは違う。吐き気がします。
これにかかわってきた人たちを見ると、もううんざりします。糸井重里氏は昔から好きではなかったけど、偽善的なお金もうけには相変わらず嗅覚があるようで感心しました(皮肉です)。
そして神戸市ですよ。
神戸空港を作ったときにも、神戸の意味不明さにあきれましたが、いまやお荷物となっている空港です。そしてこのツリー。何を考えているんだ神戸市! と思いました。儲けられると思ったのかもしれません。観光客を多く呼べるかもしれないと思ったのでしょう。でも、神戸空港のような失敗であると私は思いました。
見るからに金儲けだけのためのイベントで、震災の鎮魂を食い物にし、植物を食い物にし、結果、被災者の心を傷つけている。踏みにじっている。呆れました。
お粗末であるとも。浅薄であるとも。
きっちりと背景を設定してストーリーを考え、そして企画していればここまで反発は生まれなかったのではないかと考えます。
しかし、あまりに浅はかすぎる。名誉欲か、権力欲か、物欲か。とにかくそれだけしか目に見えてこない。
はあ。
まあ、そんなわけで、せっかく行ったメリケンパークだったのですが、その後に変なオチがついてしまい、複雑な思い出として残りそうです。
何だかなあ。
神戸の町。
大丸のイルミネーションがきれいでした。
おしまい。
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2017年の誕生月間
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2017-11-06
今年も誕生月間がやってきました。私の誕生日が来て、それから猫のtbちゃんの誕生日が来て、そして夫T君の誕生日がやってまいります。ひとまず私の誕生日は無事に迎えられました~パチパチパチヽ(´▽`)/ということで誕生月間。相変わらずこの月は自分が用意したイベントが目白押しで、まずは2日にお芝居を観に行ってきました。こちら。生田斗真さんと菅田将暉さん。この二人が主役を演じた「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」というお芝居です。人気が高い二人だったので、やはりチケットが取りにくかったようですが、私がひとりで行く予定にしていたので、すんなり先行予約で取れてしまって……彼らのファンの方々には、やや(!?)申し訳ないなと思いつつ、でも興味津々で出かけてきました。シェイクスピアの「ハムレット」のなかで「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」という一言で片づけられていた二人のことを、劇作家のトム・ストッパード氏が話を膨らませてスピンオフのような作品としたのだとか。それを小川絵莉子さんが翻訳・演出をしています。内容は、簡単にいうと「ローゼンクランツとギルデンスターンが、ハムレットの真意を探るようにという重要な任務を課せられたにもかかわらず、どうしたらいいのかわからず、あれこれと考えるのだが、どうしようもできなくて最後には殺されてしまう」というお話。簡単すぎるか^^;ということでハムレットを知っていたら、より面白く観られたのだと思います。私は悲劇であるとしか思っていなかったので、一体この話は何なんだ? といつものように予備知識なしで観てしまいました。おそらくブラックユーモアなんだろうと思います。他の観客がよく笑っていたので、面白いのかな? と思いつつ……私はどうも笑えなくて、そういう場面はただ眺めるだけになっていました。なんというか、若いからか、すごーく頑張っている感じがひしひしと伝わって来るのですが、頑張り過ぎではないのか? と思ってしまうくらいの勢いのよさだったので、若干引き気味で観てしまいました。わーわーとセリフを並べられる印象が強く、考えさせる時間を与えない雰囲気。悲喜劇なのかな。そういうせりふ回しで見せる何かなのかなと思ったり……。もう少し老練さがあったならば、落ち着いて観ていられたのかもしれません。とにかく、どうしたらいいのかとか、どうすればいいのか、そして自分たちは一体どこにいるのか、どこへいくのか、とい..
芸術・文化
toro
2017-11-06T10:50:45+09:00
私の誕生日が来て、それから猫のtbちゃんの誕生日が来て、そして夫T君の誕生日がやってまいります。
ひとまず私の誕生日は無事に迎えられました~パチパチパチヽ(´▽`)/
ということで誕生月間。
相変わらずこの月は自分が用意したイベントが目白押しで、まずは2日にお芝居を観に行ってきました。
こちら。
生田斗真さんと菅田将暉さん。この二人が主役を演じた「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」というお芝居です。
人気が高い二人だったので、やはりチケットが取りにくかったようですが、私がひとりで行く予定にしていたので、すんなり先行予約で取れてしまって……彼らのファンの方々には、やや(!?)申し訳ないなと思いつつ、でも興味津々で出かけてきました。
シェイクスピアの「ハムレット」のなかで「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」という一言で片づけられていた二人のことを、劇作家のトム・ストッパード氏が話を膨らませてスピンオフのような作品としたのだとか。
それを小川絵莉子さんが翻訳・演出をしています。
内容は、簡単にいうと「ローゼンクランツとギルデンスターンが、ハムレットの真意を探るようにという重要な任務を課せられたにもかかわらず、どうしたらいいのかわからず、あれこれと考えるのだが、どうしようもできなくて最後には殺されてしまう」というお話。簡単すぎるか^^;
ということでハムレットを知っていたら、より面白く観られたのだと思います。私は悲劇であるとしか思っていなかったので、一体この話は何なんだ? といつものように予備知識なしで観てしまいました。
おそらくブラックユーモアなんだろうと思います。他の観客がよく笑っていたので、面白いのかな? と思いつつ……私はどうも笑えなくて、そういう場面はただ眺めるだけになっていました。
なんというか、若いからか、すごーく頑張っている感じがひしひしと伝わって来るのですが、頑張り過ぎではないのか? と思ってしまうくらいの勢いのよさだったので、若干引き気味で観てしまいました。
わーわーとセリフを並べられる印象が強く、考えさせる時間を与えない雰囲気。
悲喜劇なのかな。そういうせりふ回しで見せる何かなのかなと思ったり……。
もう少し老練さがあったならば、落ち着いて観ていられたのかもしれません。
とにかく、どうしたらいいのかとか、どうすればいいのか、そして自分たちは一体どこにいるのか、どこへいくのか、ということを2人の役者が表現し、演じていくわけです。
でもとても人気のある若い二人が演じているというだけで、話があんまり伝わってこなくて、とりあえず何だか元気でよかったなという印象が残りました。う~ん。
さて、お芝居を観たその足で今度は新高円寺に向かいました。
この写真展を見るために。
1970~80年代のアンダーグラウンドなロックシーンが撮影された写真展。
インフォメーションには、
『<Action Portrait: GIG -Koenji Edition- Photo by Gin SATOH>
多様性を許容する街、高円寺は、古くからロッカーたちが住まう場所であり、そして彼らが自らの表現を作り上げていく場所であった。
1978年、全世界的に勃興したパンクロック・ムーヴメントに触発され、カメラを片手にその最前線に飛び込んだ写真家・佐藤ジンもまた高円寺の住民であった。
フリクション、じゃがたら、ザ・スターリン、ハナタラシ、ラフィン・ノーズ、The Fools、Phew、アレルギー、EP-4、オート・モッド……佐藤ジンが追った数々のバンドやミュージシャン達、そして熱いオーディエンスのエネルギーは、ぶつかり合い、摩擦と破壊と再生を起こし、全く新たな表現と光景を得て、今ではもはや伝説となりつつある写真集『GIG』(1986年刊行)へと結実した。
この秋、そのエッセンスと数多くの未発表写真の数々が、写真展と図録として、高円寺の街の真ん中で、再び新たな命を吹き込まれることとなる。
“GIG”──ロックシティ・高円寺エディション!』とありました。
1978年というと高校生という多感な時期でした。そんなときに出合った音楽シーンだったので、見たら心が揺さぶられるかと思いましたが、全くそんなことはなく、単なるノスタルジーで終わってしまいました。
記録として見て、それで十分なのかもしれません。でもこの写真展で残念だったのは、記録として必要なデータや証言がなかったこと。
実は佐藤ジンさんという方を写真家として存じていなかったので、どうなのかなあ? という疑問を抱きながら見に行っていたのです。そして失礼ながら、あまり上手とは言えない写真の数々で、これは……どうなんだ? と思ったのが本心。やっぱり勢いだけで行けるのは20代までなのかなあ。
もうあの頃のロックシーン、パンクシーンを強く思い出せるほどの気持ちは私にはない、と思って帰ってきました。
そうして一昨日。
ラグビーを観てきました。日産スタジアム。
スポーツをライヴで観るのは、単純に楽しいです。
会場の雰囲気、選手の力強さ、ゲームの面白さ。全部が楽しいです。
残念ながら日本代表は破れましたが、次につながるゲームになったと思います。ラグビーW杯が開かれる2019年までに、見つかった課題を克服して、前回W杯の強かった代表よりも、さらに強い代表になって戻って来てくれると信じています。
そしてラグビーを観たあとは横浜中華街に行って、上海蟹の紹興酒漬けを食べて帰ったとさ。
ということで、誕生月間第一週が終わりました。
今週はとくにイベントはないのですが、tbちゃんの8歳の誕生日をお祝いします。
おしまい。
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楽しみにしていた食と音楽の紹介
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2017-10-11
勝手にロムしていたブログがあった。金沢にあるバーの店主のブログ。掲載される食べ物がいつも美味しそうで、そして毎回ブログに貼っていた音楽の動画(youtube)のチョイスが私好みだったので、ずっと読ませてもらっていた。そのブログの主さんが亡くなった。たぶん、私より5歳くらい年上だと思う。更新頻度も高く、いつも楽しみにしていた。昨年、交通事故に遭われ、入院したかと思ったら、今年に入って体調を崩され、ブログの内容からガンの治療のために入退院を繰り返していることが窺えた。それでも前向きな文章を紡いでおられたので、元気になられるのではと期待していたけれど、ブログの更新が途絶えがちになり、今月に入って亡くなられたことがわかった。面識は全くなく、本当にブログを読ませてもらっていた一読者でしかない。でもこの人の文章を読んでいて、金沢に行ったのだった。一人旅だったから、このとき、ちょっとお店に寄ってみてもよかったな……といまになって思う。もうブログをやめてしまった人も多い。facebookやインスタグラム、ツイッターに移行してしまった人も多いだろう。そんななかでも細々と続けている人もいるし、毎日のように更新している人もいる。楽しみにいまも読ませてもらっているブログもいくつかある。そんなブログの主さんも、こぎんさんのように亡くなった人もなかにはいて、一人また一人と去っていくことに切なさが増す。実際には知らない人なのに、よく知っている人がこの世を去ってしまったときのような悲しみを覚える。ご冥福をお祈りしたいと思います。「俺の明日はどっちだ」
悼み
toro
2017-10-11T10:31:31+09:00
金沢にあるバーの店主のブログ。
掲載される食べ物がいつも美味しそうで、そして毎回ブログに貼っていた音楽の動画(youtube)のチョイスが私好みだったので、ずっと読ませてもらっていた。
そのブログの主さんが亡くなった。
たぶん、私より5歳くらい年上だと思う。
更新頻度も高く、いつも楽しみにしていた。
昨年、交通事故に遭われ、入院したかと思ったら、今年に入って体調を崩され、ブログの内容からガンの治療のために入退院を繰り返していることが窺えた。
それでも前向きな文章を紡いでおられたので、元気になられるのではと期待していたけれど、ブログの更新が途絶えがちになり、今月に入って亡くなられたことがわかった。
面識は全くなく、本当にブログを読ませてもらっていた一読者でしかない。
でもこの人の文章を読んでいて、金沢に行ったのだった。一人旅だったから、このとき、ちょっとお店に寄ってみてもよかったな……といまになって思う。
もうブログをやめてしまった人も多い。
facebookやインスタグラム、ツイッターに移行してしまった人も多いだろう。
そんななかでも細々と続けている人もいるし、毎日のように更新している人もいる。楽しみにいまも読ませてもらっているブログもいくつかある。
そんなブログの主さんも、こぎんさんのように亡くなった人もなかにはいて、一人また一人と去っていくことに切なさが増す。
実際には知らない人なのに、よく知っている人がこの世を去ってしまったときのような悲しみを覚える。
ご冥福をお祈りしたいと思います。
「俺の明日はどっちだ」
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こんな本を読んだ
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2017-10-05
結婚差別の社会学作者: 齋藤 直子出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2017/05/27メディア: 単行本同和問題、差別については、私はかなり疎いと思う。初めて同和問題に向き合ったのは、社会人になったばかりの頃だった。大手企業に就職したからか、そこで同和問題の勉強会があり、詳しく知ったような具合だ。いわゆる人権教育の一つなのだと思うが、生命保険会社の事務員であったからそういう事例に出合う可能性も高く、勉強会が設置されていたのだと思う。つまり、保険を売るという企業であるから、売るお客様にもそういう人権問題にかかわる人もいるであろう。そうした場合、差別意識を持つようなことがあってはならないということを後に私は理解した。また保険をセールスしていた女性たちのなかにも、当てはまる人がいたかもしれない。全く気にはしなかったが、実にいろいろな人がいて、興味深い企業だった。それはさておき、以前にも記したことがあると思うが、結婚をすると決めたときに、夫T君の祖母に「戸籍謄本をくれ」と言われた。私はそのとき「なんで?」と思ったが、「父が他界していること、姉がバツイチであったことが問題になるのかな?」くらいの意識で、不審に思いつつも(何となく気分はよくないまま)、戸籍謄本を取り寄せてT君に渡した。T君いわく、「祖母は古い人だからだと思う。昔は戸籍謄本に身分が記されていたから、それが見たいと思ったのではないか」。実際はそんなことが記されている戸籍など、いまはないわけで何もわからない。頭のなかを疑問符がぐるぐると回った。そしてあれから30年近くなるのだが、この本を読んで「あ!」と気づいた点があった。「住所」だ。住所で同和地区(いわゆる部落)がわかるというもの。これも私自身は全く気にしたこともなかったし、だからどうした、だ。でも住所でわかってしまうんだ。いまなどはネットで検索するとすぐにわかるという……。これに気づき、唸ってしまった。確か神奈川県下にガラの悪いところはある。横浜でも寿町(ドヤ街)のあたりは確かに怖い。なんともいえない空気がいまも漂っている。ただここはいわゆる同和地区ではないと思う。調べてみれば、あちこちに点在していて、「そうだったのか」といまさらながらいろいろなことを知ることになった。果たして、T君の祖母はうちの本籍地を見て何かを知ったのだろうか。いや知る由もない。関西の人だったから、関東のことはわからなかったと思う。(..
本の感想
toro
2017-10-05T10:24:43+09:00
結婚差別の社会学
- 作者: 齋藤 直子
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2017/05/27
- メディア: 単行本
同和問題、差別については、私はかなり疎いと思う。
初めて同和問題に向き合ったのは、社会人になったばかりの頃だった。大手企業に就職したからか、そこで同和問題の勉強会があり、詳しく知ったような具合だ。いわゆる人権教育の一つなのだと思うが、生命保険会社の事務員であったからそういう事例に出合う可能性も高く、勉強会が設置されていたのだと思う。
つまり、保険を売るという企業であるから、売るお客様にもそういう人権問題にかかわる人もいるであろう。そうした場合、差別意識を持つようなことがあってはならないということを後に私は理解した。
また保険をセールスしていた女性たちのなかにも、当てはまる人がいたかもしれない。全く気にはしなかったが、実にいろいろな人がいて、興味深い企業だった。
それはさておき、以前にも記したことがあると思うが、結婚をすると決めたときに、夫T君の祖母に「戸籍謄本をくれ」と言われた。私はそのとき「なんで?」と思ったが、「父が他界していること、姉がバツイチであったことが問題になるのかな?」くらいの意識で、不審に思いつつも(何となく気分はよくないまま)、戸籍謄本を取り寄せてT君に渡した。
T君いわく、「祖母は古い人だからだと思う。昔は戸籍謄本に身分が記されていたから、それが見たいと思ったのではないか」。実際はそんなことが記されている戸籍など、いまはないわけで何もわからない。頭のなかを疑問符がぐるぐると回った。
そしてあれから30年近くなるのだが、この本を読んで「あ!」と気づいた点があった。「住所」だ。
住所で同和地区(いわゆる部落)がわかるというもの。これも私自身は全く気にしたこともなかったし、だからどうした、だ。でも住所でわかってしまうんだ。いまなどはネットで検索するとすぐにわかるという……。
これに気づき、唸ってしまった。
確か神奈川県下にガラの悪いところはある。横浜でも寿町(ドヤ街)のあたりは確かに怖い。なんともいえない空気がいまも漂っている。ただここはいわゆる同和地区ではないと思う。
調べてみれば、あちこちに点在していて、「そうだったのか」といまさらながらいろいろなことを知ることになった。
果たして、T君の祖母はうちの本籍地を見て何かを知ったのだろうか。いや知る由もない。関西の人だったから、関東のことはわからなかったと思う。(だいたいいまは本籍地を簡単に変えることはできる)。
私の出身地は京浜工業地帯に近く、生まれたときから父が働いていた会社の社宅に住んでいた。京浜工業地帯で調べてみれば、そのなかに同和地区はある。
幼少期を思い出すと、回りに貧しい(と思われる)いくつかの家庭はあった。お父さんが暴力団員だという女の子もいた。知的障害の子もいた。いまでは覆い隠されているような人や所がかなりいたし、あったことを思い出す。
高度成長期とはいえ、まだ戦後が色濃く残っていた時代だ。傷痍軍人もいたし、乞食(いまは何と言ったらいいんだろう。浮浪者?)もいた。とにかくいろいろな人がいた。
そういう人たちを見て、両親は差別的なことを全く言わなかったし、むしろ弱い人は助けなくてはいけないと、余計なことをするような人たちだった。
そのために、比較的身近に同和地区があったにもかかわらず、私は何も考えずに普通にしていた。差別なんていうことすら考えもしなかった。ああ、貧しいのかなあと漠然と認識する程度。
いまとなっては、本当に貧しかったんだと思う。一間のアパートでぎゅうぎゅうに家族で住んでいる家庭もあった。まだまだ貧しい時代だった。
そう、だからといってその本籍地を見て、T君の祖母はどう思ったのだろう。同和地区ではないということがわかればよかっただけなのだろうか。それを知ったからといって何か変わったのだろうか。いまだにその差別意識がわからない。
そもそも私は、「なぜ差別をするのか」がわかっていない。なぜ同和地区に生まれ育った人が差別されなくてはいけないのか、がわかっていない。
歴史を紐解けば、しょうもないことがもとであるということがわかる。人の勝手な妄想と言ってもいい。自分と違う人間を差別することで、優位に立とうとすることがその発現だと思う。それがエタ、ヒニンという身分制度を生み、そういう人々を隔離する地域ができていったということだ。自ら隔離された場所に流れ着いた人もいると思うが、それは差別があって、身分制度があってのこと。
もうね、しょうもないと思う。情けない。
で、読んだ本に戻る。いまだに結婚差別があるという。その差別される内容を具体的な例を挙げて分析している。最終的には、どうしたら差別されないか、部落差別をしないようにするにはどうしたらいいかと考えさせられるものになっている。
部落の人と、部落外の人との結婚を「通婚」ということを、この本を読んで初めて知った。
読んでからふと思ったことは「通婚」という言葉自体を知ることが、実に差別的であるのではないかということ。言葉を知れば知るほど、自分が差別的になってしまうのではないかというおそれが頭に浮かんだ。
同和という言葉も、同和地区という場所があるということも、部落という言葉も……。
それを知って区別すること自体が、差別なのではないかと思った。
知らなければ差別することもない。なんだか不思議だな、と思う程度で終わっただろう。でも知ってしまったら、どのように自分のなかでそれを消化すればいいのか。
ものすごく難しい。
私が10歳のときに、父が他界してから、父の実家とは縁を切った状態だった。父方の祖母と母の折り合いが悪く、母はもう絶対に付き合いたくないと思っていたようだった。
なので、私は父の家族、親戚にどのような人がいるのか知らないでいた。唯一知っていたのは、父の弟家族くらい。その弟家族は父の実家を継いで、いまもその場所で暮らしている。
母と折り合いが悪かった祖母がこの世を去ったとき、父の代襲相続ということで、父の弟がやってきた。「相続を放棄してほしい」と。私は全く父の実家との付き合いはなかったから、それは当然だと思いさっさと放棄をしたが、そのときに聞いた話だ。
父の姉の連れ合いは朝鮮の人であったと。そしてその娘は北朝鮮に渡っているということだった。
やはり土地柄(同様に京浜工業地帯が近かった)、いまではコリアンタウンという場所があるくらいなのだから、朝鮮の人と知り合う機会は多かったのかもしれない。
しかしその時代に、国の違う人と結婚をするということは、大変だったのではないかと想像する。差別もあっただろうなあと。伯母の連れ合いも相当葛藤があったらしいが、従姉であるその娘も非常に葛藤していたということを聞いた。祖国はどこなのかということを。そのために、朝鮮にかかわる活動や運動に参加し、そのうちに北朝鮮に渡ってしまったということだった。
このことを聞いたときに思ったのはひとつ。T君の祖母が聞いたらどう思ったのだろうか、ということ。
もっとも、このことはT君の両親にも話はしていない。言う必要もないと思うし、聞かれもしない事柄だ。私自身には関係のないことだが、人によっては関係ないと位置づけられないこともあるかもしれないけれど、どうだっていいなと思う。
ただ、この本を読んだときに、結婚する前にこのことを知っていたら、うっすらとした差別という意味合いで、T君の家族からは結婚を反対された可能性はあったと感じる。
この本のなかでも、「部落の人と結婚するということを親戚には言わないでくれ」という両親がいたり、「あなたが部落の人と結婚することで、あなたの親戚も差別される」という親がいたり、つまり、部落の人だったり、差別される人との結婚は、親戚にも影響を与えるからやめてくれという二次的な差別があるということが記されていた。
ということは、朝鮮の人と結婚した親戚がいる、北朝鮮に渡った親戚がいるということで、二次的な差別をされていた可能性もあったかなあと感じるのだ。
おそらくこの話は、叔父は隠していようと思っていたのではないかと思う。
でも、母は父の親戚を知っているのだから聞いたまでのことで、聞かれれば叔父も応えようというもの。だから私も聞いてしまったし、叔父も話してしまったわけだ。本当は話したくなかったのだろうが。
あまり公言しないほうがいいとも言っていた。それを聞いて、叔父家族のこれまでの苦労が見て取れた。
そんなものなのかな。仕方がないかな。無視するのに限るかな。私はそう思った。
T君にはこのことを話したけれど、ふ~ん、という感じだった。
今年の夏に「東京都の小池百合子知事が、関東大震災時に虐殺された朝鮮人犠牲者を慰霊する9月1日の式典への追悼文送付を取りやめた」という報道に接した。
この報道も唸るしかなかった。
日本人による朝鮮人への差別で生まれた虐殺があったことに対して、追悼をしないということだった。
ものすごく複雑な気持ちになった。
もし、父の姉のように朝鮮人と結婚をし、この場にいたら差別を受け殺されていたのかもしれない。反対にデマに翻弄され、朝鮮人というだけで虐殺に手を貸していたかもしれない。考えるだけでも恐ろしい事件。
日本に暮らす朝鮮人を差別していいわけがない。ましてや虐殺するなんて。
小池百合子都知事は、それを追悼しなかった。東京都の行政の長なのだから、形だけでも追悼すべきを、しないと決めた背景を考えると、実に末恐ろしく感じる。
日本ってどうなってしまうのでしょうね。
この一冊の本で、さまざまなことを考えさせられました。
私自身はリベラルだと思うし、差別を忌み嫌っています。でもいまの世は、リベラルが嫌われているようですし、差別をしたいと考えている人が表立ってきているように思います。
面白おかしく取り上げる人も。
もう少し真剣に人としての尊厳を考えてほしい。私も考えていきたいと思いました。
お金があって、権力がある人が何をやってもいいというわけではないのにね。国民が主権者なのになあ。
あ~あ、やんなっちゃった。
おしまい。
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野外ライヴ三昧
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2017-09-20
ようやく秋めいてきましたね……。いやいや、変な天候・気温に振り回されているというのが実際でしょうか。暑くなったり、寒く(涼しくではない)なったり、台風一過のフェーン現象にはちょっとやられましたよ。急な暑さにはなかなか体がついていけなくなったなあ。さて、この9月の週末は野外ライヴ三昧となりました。以前もこのブログに打ち込んだかもしれないのですが、老い先短いのだから、なるべくライヴ観賞・観戦をしていこうと決めて、行きたい(行ける)と思ったものにはどんどん参加していこうと、一年くらい前に決めました。その一環。それでたまたまというか、時期的なこともあるのでしょう。9月は野外ライヴばかりが集中してしまいました。まずはこれ。『Slow LIVE'17in池上本門寺』これですよ。中学生のころからCharちゃん好きを公言してきている私。夫T君の親友に誘われ、行ってきました(T君は忙しくて行けず、なぜかT君の親友と2人という……。)T君親友も昔からCharちゃん好きで、ライヴには行っていたようですが、今回は一緒に行ける人がいなかったようで、おかしなことに私と行くことに……。よかったのかな? ようわからんけど。もっとも私もChar好きであるのを知っているからよかったんでしょう。場所は池上本門寺。ここでライヴが行われ始めたのは2005年のことで、今年で12年、13回目となるライヴイベントでした。Charちゃんだけではなく、田島貴男さんも出演するというので、「行きます!」と参加表明し、T君親友にチケットを確保してもらっていました。雨がぱらぱらと落ちるなかでしたが、スローライヴというだけあって、何ともまったりとしたいい時間を過ごさせてもらいました。お酒ももちろんOKで(持ち込みはダメだけど)、モヒートやジントニックをいただきましたよ。さすが大人。オープニングアクトの横山優也くん(KOTORI)は、観に来ている人の年齢層の高さを気にして、「大人、大人」と連発していたのには笑いました。本人も22歳で十分に大人だと思うのに^^;さて、田島貴男さんは、original loveのアコースティックバージョンでの出演。アグレッシヴな動きと田島さんの声がなんとも色っぽくてたまりませんでした。好きだなあ。そして言わずもがなのChar。アンパイです(笑) いつも通りの演奏の素晴らしさ。そしてカッコよさ。変わらないなあ。しかし、アコースティックとなると、石や..
音楽
toro
2017-09-20T09:33:14+09:00
いやいや、変な天候・気温に振り回されているというのが実際でしょうか。
暑くなったり、寒く(涼しくではない)なったり、台風一過のフェーン現象にはちょっとやられましたよ。
急な暑さにはなかなか体がついていけなくなったなあ。
さて、この9月の週末は野外ライヴ三昧となりました。
以前もこのブログに打ち込んだかもしれないのですが、老い先短いのだから、なるべくライヴ観賞・観戦をしていこうと決めて、行きたい(行ける)と思ったものにはどんどん参加していこうと、一年くらい前に決めました。その一環。
それでたまたまというか、時期的なこともあるのでしょう。9月は野外ライヴばかりが集中してしまいました。
まずはこれ。
『Slow LIVE'17in池上本門寺』
これですよ。
中学生のころからCharちゃん好きを公言してきている私。夫T君の親友に誘われ、行ってきました(T君は忙しくて行けず、なぜかT君の親友と2人という……。)
T君親友も昔からCharちゃん好きで、ライヴには行っていたようですが、今回は一緒に行ける人がいなかったようで、おかしなことに私と行くことに……。よかったのかな? ようわからんけど。もっとも私もChar好きであるのを知っているからよかったんでしょう。
場所は池上本門寺。ここでライヴが行われ始めたのは2005年のことで、今年で12年、13回目となるライヴイベントでした。
Charちゃんだけではなく、田島貴男さんも出演するというので、「行きます!」と参加表明し、T君親友にチケットを確保してもらっていました。
雨がぱらぱらと落ちるなかでしたが、スローライヴというだけあって、何ともまったりとしたいい時間を過ごさせてもらいました。お酒ももちろんOKで(持ち込みはダメだけど)、モヒートやジントニックをいただきましたよ。さすが大人。
オープニングアクトの横山優也くん(KOTORI)は、観に来ている人の年齢層の高さを気にして、「大人、大人」と連発していたのには笑いました。本人も22歳で十分に大人だと思うのに^^;
さて、田島貴男さんは、original loveのアコースティックバージョンでの出演。アグレッシヴな動きと田島さんの声がなんとも色っぽくてたまりませんでした。好きだなあ。
そして言わずもがなのChar。アンパイです(笑) いつも通りの演奏の素晴らしさ。そしてカッコよさ。変わらないなあ。しかし、アコースティックとなると、石やん(石田長生さん)が生きていたならばと思うわけで、少々切ない気持ちになりました。(Charちゃんと石やんはBAHOという名で活動していて、それがとてもよかったんですよ~)。
ちゃんとアコースティックでも「Smoky」を演ってくれるところなんざ、粋でございました。
続きましては、池上本門寺の翌日、赤レンガパークでのクレイジーケンバンド(CKB)結成20周年記念スペシャルライブ『CRAZY KEN BAND 20TH ATTACK! CKB[攻] 』でした。2日連ちゃん(笑)
前日の雨も上がり、風は強かったのですが、いい天気に恵まれました。やっぱり横浜はいいわ~^^
生まれも育ちも神奈川県(横浜の隣)の私には、落ち着く場所です。はい。
ということで、このライヴにはぜひとも行きたかった。実はこの日、T君のお父さんの法事が予定されていたのです。でもライヴに行きたい行きたいと祈ってましたら、義兄夫婦が翌週でもいいと言ってくれたではありませんか。そりゃ翌週にしてくれってもんです。(その前に、T君もこの日は予定があるからって言ってくれればいいものを……ですよ。まったくね)。
それが決まった途端、いそいそとチケットを購入(友の会先行!)。よかったわ~。
そしてライヴ。3時間半、妙なMCもなく、ほぼノンストップで駆け抜けました。ゲストにはREIMESTER、CHIBOWさん、IKURAさんなどなど。
出演する皆さんは風が強くて大変だったと思うのですが、観ているほうは気持ちいい風だったと思います。なぜだか清々しいライヴだったなあ。
長い時間、歌い切った剣さんにも感動です。
会場外では、イベントスペースが設けられていて、いろんな関連グッズが売られていて面白かったです。
手づくりで盛り上げているという印象のイベントでした。みんな一生懸命かつ楽しんでいる感じがよかった。
私はこの左のエプロンを買っちまいました^^
そうしてスペシャルサンクスな西原商会さん。
で、最後は台風18号が猛威を振るうなかの『気志團万博2017』-房総与太郎爆音マシマシ、ロックンロールチョモランマ- に行ってきてしまいました。
大雨でした……^^;
写真は後方で休憩しているところから撮ったものです。
しかし気志團万博に行こうと思うとはなあ、でした。
何で行ったかというと、山下達郎さんが出演すると決まったからでした。夫婦で山下達郎ファンですから、こりゃ行かないといけないんじゃない? という勢い。でも決まったのがだいぶ後になってからのこと。チケットも取れるかわからないし、車で行くには駐車場も確保しなくてはならない。
場所が木更津(袖ヶ浦)ですから、アクアラインで行ったほうが絶対に楽。順調にいけば1時間半もかからないんじゃないかなの距離。千葉へのゴルフもアクアラインを使って行っていますからね。
ということで、当たらないかもしれないけれど、チケット購入にエントリーしたのでした。
でも野外ライヴというだけではなく、長丁場の野外フェスだったので、体力が持つかどうか自信があまりなく、少し尻込みをしていたのは事実です。でもチケットが取れちゃったんですよ。駐車場のチケットも確保。
行くしかないことになってしまいました(笑)
そして台風18号。長いこと沖縄付近、九州の沖に居座って、いつ来るんだ? 気志團万博は開催されるのか? とまんじりともせず。
基本的には雨天決行ですから、やるだろうと。以前も台風が来ようかというときにも開催していましたから、こりゃやるだろうと踏んで、前々日にはカインズホームに長靴を買いに走り、雨に耐えられる格好を考えて、いざ! 行ってきました。
長丁場ですから、前半は捨てました。後半勝負だと。達郎さんのステージは18:45開始予定。
それまでは雨にあたりながらも体力を温存しつつ、キックザカンクルー、ユニコーンや岡村靖幸さん、そしてもちろん気志團のライヴを観ながら待ちました。
そして達郎さん。野外のステージで楽器のセッティングや音の調整なんかが大変なのではないか、と心配しましたが、いやいやさすがです。素晴らしい演奏、素晴らしい歌声、非の打ちどころがありません。
ほかの人の演奏を聴いていたときはあれ? の連発。ミキサーさんがおかしいのかベースの音しか聴こえなかったり、音が大きくなったり小さくなったり、風の影響もあったのかもしれませんが、あれ? と思うことが多かったのです。
でもさすが達郎! 完成度の高さはいつも同じ。間違いない。普段は聴かないであろう人たちに観てもらえてよかった。達郎さんの素晴らしさを自慢したい(笑)
サプライズは竹内まりやさんがコーラスで参加したこと。仲がいいわ^^
気志團の綾小路翔さんもこう言ってました。
大雨のなかでしたが、楽しかったな。
達郎さんのステージ以外では、気志團がよかったです。エンターテインメントとしても、楽曲としても、ステージ上の音の作りも。
年齢を重ねて、野外フェスはもう無理かなと思っていましたが、まだまだ行けるんじゃないのかな、楽しいじゃん、と思いました。
来年もどこかの野外ライヴに行きたいと思った次第であります。
そしてもう夏も終わりです。
おしまい。
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こんな舞台を観てきた
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2017-08-23
もう終わったからネタバレもおかまいなく書けるということで、7月に「子供の事情」というお芝居を観てきました。三谷幸喜さん作、大泉洋ちゃん、天海祐希さん、伊藤蘭さんなどなど、そうそうたるメンバーがキャストの舞台でした。(ほか、吉田羊さん、小池栄子さん、林遣都さん、青木さやかさん、小手伸也さん、春海四方さん、浅野和之さん)。実は三谷幸喜さんの作るものはあまり好きではなく、とくに映画についてはいかがなものだろうかと思っていました。舞台をそのまま映画にしたようで、映画にする必要がないのではないか? と思うものばかり。ただNHKの大河ドラマ「真田丸」は見てしまったのですよね……。それが意外と面白かったという……^^;善し悪しはあるのだろうと。だいたい舞台でのお芝居が基本の人ですから、まあまあ脚本は悪くはないんじゃない? くらいの気持ちで行きました。どちらにせよ出演者の豪華さに抗いがたく。しかしあとから知ることになるのですが、ずいぶんとプラチナチケットとなっていたようで、チケットを取れただけでもラッキーなことのようでした。(シスカンパニーの会員になっていまして、その先行販売であっけなく取れたんですけどね^^;)。行ってみれば客席の前方3列がつぶされていて、4列目が最前列となっており、6列目だった私たちは、3列目で観劇ができたわけです。ただ、舞台のお芝居に関しては、全体を見ようとすると、本当はもう少し後ろのほうがいいんですけどね。ともあれ、前方でしたので役者さんのご尊顔ははっきりと見てきました。お話の内容は、昭和46年の10歳の子どもが学校でどんな生活をしていたかというもの。三谷幸喜さんは一つ年上ですが、同世代。なので、あ~そうそうあるあるというようなエピソードが満載で、大笑いしつつ、涙するところも。子どもにもいろんな事情があるんですよね。転校してきたことで特別扱いを受けたり、面倒見のいい姉御を演じなくてはならなかったり、出生の秘密があったり。そんな事情を抱えながらも、子どもたちは学校に通い、友達と交わり、生活をしているわけです。キャストにつけられた名前を見るだけでも、いろいろと想像ができます。「アニキ、ジョー、ホリさん、ゴータマ、ホジョリン、ソウリ、ドテ、ジゾウ、リピート、ヒメ」。パンフによれば、ものがたりは、「4月のある日の放課後。みんなが塾や習い事で忙しい中、なんだかんだと毎日教室に残っているのはいつもだいたい同じ顔ぶれで..
芸術・文化
toro
2017-08-23T10:26:41+09:00
三谷幸喜さん作、大泉洋ちゃん、天海祐希さん、伊藤蘭さんなどなど、そうそうたるメンバーがキャストの舞台でした。(ほか、吉田羊さん、小池栄子さん、林遣都さん、青木さやかさん、小手伸也さん、春海四方さん、浅野和之さん)。
実は三谷幸喜さんの作るものはあまり好きではなく、とくに映画についてはいかがなものだろうかと思っていました。舞台をそのまま映画にしたようで、映画にする必要がないのではないか? と思うものばかり。
ただNHKの大河ドラマ「真田丸」は見てしまったのですよね……。それが意外と面白かったという……^^;
善し悪しはあるのだろうと。だいたい舞台でのお芝居が基本の人ですから、まあまあ脚本は悪くはないんじゃない? くらいの気持ちで行きました。
どちらにせよ出演者の豪華さに抗いがたく。
しかしあとから知ることになるのですが、ずいぶんとプラチナチケットとなっていたようで、チケットを取れただけでもラッキーなことのようでした。(シスカンパニーの会員になっていまして、その先行販売であっけなく取れたんですけどね^^;)。
行ってみれば客席の前方3列がつぶされていて、4列目が最前列となっており、6列目だった私たちは、3列目で観劇ができたわけです。ただ、舞台のお芝居に関しては、全体を見ようとすると、本当はもう少し後ろのほうがいいんですけどね。
ともあれ、前方でしたので役者さんのご尊顔ははっきりと見てきました。
お話の内容は、昭和46年の10歳の子どもが学校でどんな生活をしていたかというもの。
三谷幸喜さんは一つ年上ですが、同世代。なので、あ~そうそうあるあるというようなエピソードが満載で、大笑いしつつ、涙するところも。
子どもにもいろんな事情があるんですよね。転校してきたことで特別扱いを受けたり、面倒見のいい姉御を演じなくてはならなかったり、出生の秘密があったり。
そんな事情を抱えながらも、子どもたちは学校に通い、友達と交わり、生活をしているわけです。
キャストにつけられた名前を見るだけでも、いろいろと想像ができます。
「アニキ、ジョー、ホリさん、ゴータマ、ホジョリン、ソウリ、ドテ、ジゾウ、リピート、ヒメ」。
パンフによれば、ものがたりは、
「4月のある日の放課後。
みんなが塾や習い事で忙しい中、
なんだかんだと毎日教室に残っているのは
いつもだいたい同じ顔ぶれである。
クラスで一番頼りになるアニキ。
クラスで一番の勉強家ホリさん。
クラスで一番の問題児ゴータマ。
おじいちゃんみたいなジゾウ。
恐竜博士のドテ。
何でもオウム返しのリピート。
子役スターのヒメは仕事が忙しく
放課後に特別授業を受けている。
みんなのあだ名をつけたのはホジョリンだ。
スーパーエイトと呼ばれる彼らに
学級委員のソウリが目を光らせている。
と、そこへ、
ミステリアスな転校生ジョーが現れた__」
と前段。
こういう子どもたちを大人が演じるので、切なさや面白さが倍増するという。
巧みな役者さんを揃えているからこその、おそらく相乗効果なのでしょう。
私としては、ジョーの大泉洋ちゃんとアニキの天海祐希さん目当てではあったのですが、いやいやほかの役者さんたちが実にいいこと。
ゴータマ演じる小池栄子さんにしても、ソウリを演じる青木さやかさんにしても、その役が実にハマっていて、よかったです。
小池栄子さんについては、朝ドラの「マッサン」を見て、「あ、いい役者さんになってる!」と気づき、さらには福田雄一さん作演出の「才原警部の終わらない明日」で見て、素晴らしいと。
才原警部の終わらない明日に関して言うと、セリフが突っ込むことばかりで、ちょっと可哀想だと思っていたのですが、今回はそういう役回りではなく、ストーリーの流れにぴったりとはまっていて、「いるいる、こんな子」と思いました。うまかったなあ。
伊藤蘭さんにいたっては、やっぱり昔のコントで培ってきたコメディエンヌの血でしょうか。あの頃と同様に、とても弾けていて面白かった。
ほかの役者さんも芸達者で本当にきりがない。いいお芝居でした。
フィナーレの演出がまた秀逸で、どうして前3列の座席をつぶしたのか、このときわかりました。
舞台に作られた教室が生徒と一緒に、舞台のずーっと奥の方まで遠のいて行ったのです。教室内で生徒たちがワイワイガヤガヤしたまま、ずーっと……。遠い記憶となっていったイメージを舞台で表したのでした。
見ているとどんどん奥の方まで行くので、どれほど舞台が深いのか知るわけですが、すごいなと思いましたよ。舞台をうまく使っている。うまい。
全く、途中で眠たくなるようなお芝居ではなく(←失礼ですね^^;)、面白おかしく、そして切なく最後まで観劇することができました。
好き嫌いの激しい夫T君も満足だったようです。
「子供の事情」は10月にwowowで放送されるとのこと。さて、録画をしましょうかね。
おしまい。
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これは買わないと、と……。
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2017-08-17
以前、こんな人がいたということで書いた記事がありました。「ふと思い出すあの人」荒木経惟さんの奥様だった荒木陽子さんのこと。彼女の遺した文章が一冊の本になって出版されたのです。荒木陽子全愛情集作者: 荒木 陽子出版社/メーカー: 港の人発売日: 2017/07/10メディア: 単行本(ソフトカバー)ちょっとお高い本でしたが、買いました。読んでいなかった文章も含まれているので、これはいま一度読み返したいと思って。結構な分量なので、少しずつ読み進めていこうと思っています。そしていま、荒木経惟さんの写真展が2か所で行われています。東京写真美術館で「総合開館20周年記念 荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-」。それから、オペラシティで「写狂老人A」。先日、東京写真美術館のほうへ行ってきました。そして、なぜだか、しみじみとした気分になり、帰ってきました。自分が10代の後半から見ていた荒木さんの写真の数々。月日が経つのが早いというそれよりも、同じ時代を私も生きていたんだということに、懐かしさを覚えるというか、まさにセンチメンタルな気持ちになるというか……。不思議な感じでした。まだどちらも写真展は開催中なので、時間がある人はぜひ。あと、もうちょっと頑張んないとな……とも思ったのでした^^;おしまい。
芸術・文化
toro
2017-08-17T11:15:29+09:00
「ふと思い出すあの人」
荒木経惟さんの奥様だった荒木陽子さんのこと。
彼女の遺した文章が一冊の本になって出版されたのです。
荒木陽子全愛情集
- 作者: 荒木 陽子
- 出版社/メーカー: 港の人
- 発売日: 2017/07/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ちょっとお高い本でしたが、買いました。
読んでいなかった文章も含まれているので、これはいま一度読み返したいと思って。
結構な分量なので、少しずつ読み進めていこうと思っています。
そしていま、荒木経惟さんの写真展が2か所で行われています。
東京写真美術館で「総合開館20周年記念 荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-」。
それから、オペラシティで「写狂老人A」。
先日、東京写真美術館のほうへ行ってきました。
そして、なぜだか、しみじみとした気分になり、帰ってきました。
自分が10代の後半から見ていた荒木さんの写真の数々。
月日が経つのが早いというそれよりも、同じ時代を私も生きていたんだということに、懐かしさを覚えるというか、まさにセンチメンタルな気持ちになるというか……。
不思議な感じでした。
まだどちらも写真展は開催中なので、時間がある人はぜひ。
あと、もうちょっと頑張んないとな……とも思ったのでした^^;
おしまい。
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少し古いお話で。
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2017-07-13
親知らず。上の2本目も抜き、あとは下をどうするかということになりました。とりあえず、上の歯が落ち着いたら……というか、自分自身が落ち着くまで抜かないでおこうと思い、抜歯は休憩に入りました。たぶん10月過ぎたら抜くかなあって感じです。やっぱり30年以上あったものがなくなるというのは、実に妙なもので慣れるには時間がかかりますね。若かったらずいぶん違っていたかもしれないけれど。さて、少々古い話となってしまうのですが、前記事と前後します^^;5月の後半に名古屋へ遊びに行っていました。またも夫T君が仕事で行っていて、帰りに一緒にご飯でも食べるか、ということになり、夕方まで一人でぶらぶらしようと名古屋まで行ったわけです。前にもそんなことがあり、「ノリタケスクエア」に行ったり、「熱田神宮」へ行ったりしましたが、今回はどうするか。「そうだ、瀬戸まで足を延ばそう」と行ってきました。焼き物好きは、一度は行かなければいけないのではなかろうかと思っていたのです。瀬戸物の瀬戸です。いまになってみると、藤井4段という名棋士を生み出した町にもなりました。そんな藤井4段が騒がれ始める前に行っていたので、果たしていまはどうなっているのかなあ。わかんないけど。(でも中学生ですごいですよね)。ということで、名鉄の尾張瀬戸駅を降りててくてくと歩きました。蒸し暑い日でしたねえ。せと末広商店街。昔ながらの風情を残す商店街でしたが、シャッターが閉まっている店が多く……。少し行くと、さすが陶芸の町。町の名にもそれが表わされていました。陶が生まれる町。そして窯垣の小径に到着しました。垣根を焼き物で作った小径。誰もいなくて、ひとりで歩いていたら、通りすがりの観光ボランティアの男性に「女の人は強いねえ~」と言われてしまい、何とも釈然としない気持ちで散策する羽目に。後に、団体さんを連れて歩いている光景に出くわし、「そうか……ここは団体で来る場所なのか」と理解しました。いやいや、全然ひとり旅が大丈夫な私にとって、団体行動のほうが大変なわけで、みな同じような行動をしなくてはいけないというのが息苦しくていかんのですようと思ったり、つぶやいたり。ま、いーけど。小径はこんな感じでした。垣根に使われている焼き物のルーツをちょっと知りたかったかな~。ボランティアの男性に聞けばよかった(笑)使わなくなった窯道具を垣根にしているということですが。そして駅から少し離れたところにある歩道橋..
旅話
toro
2017-07-13T09:15:48+09:00
たぶん10月過ぎたら抜くかなあって感じです。やっぱり30年以上あったものがなくなるというのは、実に妙なもので慣れるには時間がかかりますね。若かったらずいぶん違っていたかもしれないけれど。
さて、少々古い話となってしまうのですが、前記事と前後します^^;
5月の後半に名古屋へ遊びに行っていました。
またも夫T君が仕事で行っていて、帰りに一緒にご飯でも食べるか、ということになり、夕方まで一人でぶらぶらしようと名古屋まで行ったわけです。
前にもそんなことがあり、「ノリタケスクエア」に行ったり、「熱田神宮」へ行ったりしましたが、今回はどうするか。
「そうだ、瀬戸まで足を延ばそう」と行ってきました。焼き物好きは、一度は行かなければいけないのではなかろうかと思っていたのです。瀬戸物の瀬戸です。
いまになってみると、藤井4段という名棋士を生み出した町にもなりました。そんな藤井4段が騒がれ始める前に行っていたので、果たしていまはどうなっているのかなあ。わかんないけど。(でも中学生ですごいですよね)。
ということで、名鉄の尾張瀬戸駅を降りててくてくと歩きました。蒸し暑い日でしたねえ。
せと末広商店街。昔ながらの風情を残す商店街でしたが、シャッターが閉まっている店が多く……。
少し行くと、さすが陶芸の町。町の名にもそれが表わされていました。
陶が生まれる町。
そして窯垣の小径に到着しました。
垣根を焼き物で作った小径。
誰もいなくて、ひとりで歩いていたら、通りすがりの観光ボランティアの男性に「女の人は強いねえ~」と言われてしまい、何とも釈然としない気持ちで散策する羽目に。後に、団体さんを連れて歩いている光景に出くわし、「そうか……ここは団体で来る場所なのか」と理解しました。
いやいや、全然ひとり旅が大丈夫な私にとって、団体行動のほうが大変なわけで、みな同じような行動をしなくてはいけないというのが息苦しくていかんのですようと思ったり、つぶやいたり。
ま、いーけど。
小径はこんな感じでした。
垣根に使われている焼き物のルーツをちょっと知りたかったかな~。ボランティアの男性に聞けばよかった(笑)
使わなくなった窯道具を垣根にしているということですが。
そして駅から少し離れたところにある歩道橋から撮った町の風景。
上の写真の右手に洋館のような建物がありますが、そこは「招き猫ミュージアム」。
行ってみたいなと思っていたので、念願がかなったわけです。私設ですが、よく集められていて感心しました。
そこで一目ぼれして買った猫がこちら。
小澤康麿さん作。
何とも言えない表情が可愛らしく、猫らしく。
そうしてこの後、名古屋は納屋橋近くのお店に行って、夕飯を食べて帰ったとさ。(ここのとり鍋が好きでねえ^^;)。
ちなみに、瀬戸は9月のせともの祭りのときに行ったほうがよさそうです。普段は実に静かな町で、瀬戸物が欲しいと思って行くには、ちょっと物足りない印象を持ちました。
陶祖神社などへも寄ったのですが、何か物足りない。なぜだろうと……。おそらく事前調査が足りなかったことによるものだろうと反省しました。
一度せともの祭りのときに、行ってみたいかなあ。
おしまい。
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親知らず無き未来
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2017-06-20
親知らずを抜きました。3、40年持ち続けた親知らず。素直にまっすぐ4本とも生えていたのですが、上の親知らずは寄せる年波、虫歯の治療はしたものの、根本がおぼつかなくなってきて、触るとグラグラしている。歯科衛生士さんが歯石取りをするも、いわく「ちょっと力を入れれば抜けてしまうのでは?」と。のちに自分で上の親知らずを2本触ってみると、確かに揺れる。これは……。歯科医師も、歯科衛生士も、親知らずの前の歯を守るためにも抜歯したほうがいいのではないかとアドバイスしてきたので、ついに決意した抜歯でした。一週間前に1本抜歯し、来週にはもう1本抜歯する予定で、酒飲みで食いしん坊の私には、ややつらい日々が続いています。こうも持ち続けていたものが無くなるというのは、妙なもので、手術でお腹のなかのものを取ったときは手術痕ばかり気になって、内臓が一個無くなったくらいでは全く気にならなかったのに、口のなかにずっとあったものが無くなるというのは、実に妙です。いずれ下の親知らずを抜歯することになるのですが、32本あった歯が28本になるのはやっぱり妙(笑)大げさなタイトルをつけてみましたが、歯が減ると何か変わるのかなあと、ぼんやりと妄想しています。顔のホクロを取ったとき、友人には「運勢が変わるから取るのはどうかなあ」と言われましたが、全く運勢は変わらず気にもせず。親知らずを抜歯したら運勢が変わるかなあと妄想するも……。でもまあ、ネットで検索してみると大半の人が親知らずは抜くか、生えてこないということを知って、とくに問題はないんだなと、そんなことを思いました。ああ、私って大げさだな(笑)今月の前半には、夫T君の出張に便乗して札幌1泊2日の旅をしてきました。心臓の病気の薬を毎日飲ませなくなってよくなった猫のtbちゃんですが、さすがに長い時間家を空けるのはまずいかなと、1泊2日とはいえ滞在時間は24時間程度でありました。旅の目的は、T君と食事をすることと伯母に会うことでした。伯母は母の姉にあたります。89歳になりましたが、頭はクリアでよくしゃべり、歩く姿勢はまっすぐ。見た目はものすごく元気で若いおばあさんなのです。しかしやはり寄せる年波で、実際のところ、少しずつ癌が進行している状態。だけど無理な治療をして寿命を縮めるよりも、緩和ケアで穏やかな余生を過ごそうと決めたばかりでした。そんな状況の伯母なので、母の家族のことで聞きたいことは聞いておかなくちゃと、..
自分のこと
toro
2017-06-20T10:03:12+09:00
3、40年持ち続けた親知らず。
素直にまっすぐ4本とも生えていたのですが、上の親知らずは寄せる年波、虫歯の治療はしたものの、根本がおぼつかなくなってきて、触るとグラグラしている。
歯科衛生士さんが歯石取りをするも、いわく「ちょっと力を入れれば抜けてしまうのでは?」と。のちに自分で上の親知らずを2本触ってみると、確かに揺れる。これは……。
歯科医師も、歯科衛生士も、親知らずの前の歯を守るためにも抜歯したほうがいいのではないかとアドバイスしてきたので、ついに決意した抜歯でした。
一週間前に1本抜歯し、来週にはもう1本抜歯する予定で、酒飲みで食いしん坊の私には、ややつらい日々が続いています。
こうも持ち続けていたものが無くなるというのは、妙なもので、手術でお腹のなかのものを取ったときは手術痕ばかり気になって、内臓が一個無くなったくらいでは全く気にならなかったのに、口のなかにずっとあったものが無くなるというのは、実に妙です。
いずれ下の親知らずを抜歯することになるのですが、32本あった歯が28本になるのはやっぱり妙(笑)
大げさなタイトルをつけてみましたが、歯が減ると何か変わるのかなあと、ぼんやりと妄想しています。
顔のホクロを取ったとき、友人には「運勢が変わるから取るのはどうかなあ」と言われましたが、全く運勢は変わらず気にもせず。
親知らずを抜歯したら運勢が変わるかなあと妄想するも……。でもまあ、ネットで検索してみると大半の人が親知らずは抜くか、生えてこないということを知って、とくに問題はないんだなと、そんなことを思いました。
ああ、私って大げさだな(笑)
今月の前半には、夫T君の出張に便乗して札幌1泊2日の旅をしてきました。
心臓の病気の薬を毎日飲ませなくなってよくなった猫のtbちゃんですが、さすがに長い時間家を空けるのはまずいかなと、1泊2日とはいえ滞在時間は24時間程度でありました。
旅の目的は、T君と食事をすることと伯母に会うことでした。
伯母は母の姉にあたります。89歳になりましたが、頭はクリアでよくしゃべり、歩く姿勢はまっすぐ。見た目はものすごく元気で若いおばあさんなのです。しかしやはり寄せる年波で、実際のところ、少しずつ癌が進行している状態。だけど無理な治療をして寿命を縮めるよりも、緩和ケアで穏やかな余生を過ごそうと決めたばかりでした。
そんな状況の伯母なので、母の家族のことで聞きたいことは聞いておかなくちゃと、会いに行ってきました。
聞いたことは、下のほうで覚書します。
その札幌の帰りの飛行機で。
明るいうちに羽田空港に向かう飛行機に搭乗するのは珍しいことなので、窓側の座席を選択。当初は混んでいて窓側は取れなかったのですが、何度もネットを見てキャンセルが出ないか確認していたら、札幌に行ったその日にキャンセルが出て、窓側の座席を確保できたのでした。
ラッキー、外が見られると搭乗したものの、乗った途端に爆睡^^; ふと目が覚めたときに眼下に広がっていたのは岩手県名取市でした。(クリックすると大きくなります)。
そして亘理町。
相馬港。
震災後、東北には一度も行っていません。一度くらいは行かなくちゃと思いつつも、いまに至っています。
福島の原発が見えるかとじーっと見続けましたが、残念ながらそこだけ雲がかかっていて、見ることができませんでした。
東北だけではなく、熊本も、長野も、あっちこっちで地震が起きて、甚大な被害を被っています。それなのに、東京オリンピックだ、大阪万博だって何を言っているのかと。お友達に税金を使いまくって、知らぬ存ぜぬの政府。いやいや、このことをキーボードで叩きはじめると、怒りがむらむらと湧き起って来るので、察してください。
怒るのは疲れますが、怒り続けないと日本はダメになるなと最近は感じています。チンピラ政府をなんとかしないと。ふう。
ということで、続きは個人的な覚書となります。
母に、「子どもの頃、父さんは内モンゴルで発電所をやっていた」ということを何度も聞かされていました。
そしてボーイやメイドがいて、とてもいい生活をしていたと。
そんな話をふんふんと適当にいつも聞いていたのですが、今頃になってはたと気がついたのでした。発電所って民間人が経営できるものなのか? 日本人か中国人のオーナーがいて、お祖父さんは発電所を任されていたのか?
小さかった頃の母の話なので、何しろ激しく主観的で、いま思うと全く全体像を想像できる話ではありませんでした。だからか、私も適当にしか聞けず、それも適当な想像で母の幼き頃を描いていました。
しかし肝心なことはいろいろと欠落していると気づいたわけで。
だったら、母より7歳上の伯母だったら発電所の名前や、どうしてそこへ行ったのかが聞けるだろうと思い、頭がクリアなうちに聞いておかなくちゃと会いに行ったのでした。
もともと祖父は樺太の王子製紙で働いていたとのこと。
そこで北支(おそらく北支那方面軍)で中国に渡り、その後、中国で除隊。
そのとき、国策で作られていた蒙彊電業(蒙疆電業株式会社の副理事長?は益進)にスカウトされ、働くことになる。
樺太から家族を呼び寄せ、張家口の蒙彊電業本社、次に下川園(?)発電所、その後厚和発電所(現フフホト市)で働く。
終戦。8月13日に厚和から逃げ、15日に張家口→引き揚げ。
北海道茅部郡森町で鉄工所を開業。
蒙彊電業と満州電業にいた人(岡、平井)が東京で某電業を開業。
某電業の発電所建設に祖父の鉄工所が請け負う。江別発電所、砂川発電所を建設。
某電業に、伯父が就職、それに伴い伯父の友人であった私の父も就職。
(母は伯父の友人であった父と某電業に就職前に知り合う)
蒙彊電業の大本は、北支那開発株式会社。
ひとまず覚書。
(資料)
http://www.geocities.jp/keropero2003/syometsu/innermongolia.html
http://blog.livedoor.jp/k_guncontrol/tag/%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80
http://blog.goo.ne.jp/ayureiji/e/e533f1606c2da354a7e9b9bfc6174010
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1445373
http://www.heiwakinen.jp/shiryokan/heiwa/08onketsu/O_08_303_1.pdf
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GWは……
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2017-05-16
今年のGWは、とくに大きなイベントも考えていなくて、行きたいなと思っていた近場ばかり出かけていました。なので、ほぼ家で過ごしていたわけです。まずは、GWが始まる直前。山下達郎さんのライヴに行ってきました。もうなかなかチケットが取れない達郎さんです。一昨年はくじ運が悪く、全くチケットが取れず、昨年の初めに夫T君がようやく抽選に当たってNHKホールに行ったのだけれど、座席の位置が悪くてよく見えないという残念なことが……。それで今年。神奈川県民ホールの3階席でしたが、よく見えて、よく音も聴こえて、最高のステージを堪能してきました。何度見ても山下達郎さんのライヴは素晴らしい!そして翌日は、厚木基地の日米親善春祭りへ。最近の厚木基地のイベントは、SNSの浸透で誰でも知ることができて大混雑になってきました。昔は近隣の人しか知ることが難しかったので、行く人もそんなに多くはなく、のどかなイベントだったんですけどね。ものすごーく混んでいて長蛇の列。基地に入るにはパスポートを見せなければならず、それで入るのに時間がかかったと。昔の話をするのは何なのですが、以前は食べ物や飲み物はアメリカの価格で買えたのですよ。ビール1缶が1ドルとかね。それがいつの頃からか、日本の価格で売られるようになり、最近では観光地のような値段に……。PX(基地内にあるスーパーマーケットのようなもの)で買い物ができた時代もありました。そういう意味では面白かったのに、それもできなくなり面白み半減です。でもまあ塀のなかの外国。あの不思議な風景は楽しめます。米軍基地やキャンプのあり方は、沖縄をはじめとして理不尽なことがいっぱいあり、言いたいこともあるけれど、こういう祭りはまた別で、基地やキャンプの中身を知るいい機会だと思います。行ける人は、一度足を運んでもいいのではないでしょうか。我が家は比較的近くに暮らすので、こういうイベントには気が向けばすぐに行けるのですが……。次に行ったのは、「笠間のひまつり」でした。朝は5時半に出発して、楽勝で到着するだろうと思いきや、事故ですよ……。ちょっとした事故渋滞のお陰で、どんどんと時間がズレて、先へ先へ行くほど交通集中による渋滞に巻き込まれて予定よりもずいぶんと遅く笠間にたどり着きました。早朝に出発した努力は報われず(´ε`)写真はほとんど撮らなかったので、載せられませんが、ひまつりは大盛況でした。天気もよく。いくつかの焼き物を買って..
芸術・文化
toro
2017-05-16T11:17:01+09:00
なので、ほぼ家で過ごしていたわけです。
まずは、GWが始まる直前。山下達郎さんのライヴに行ってきました。
もうなかなかチケットが取れない達郎さんです。一昨年はくじ運が悪く、全くチケットが取れず、昨年の初めに夫T君がようやく抽選に当たってNHKホールに行ったのだけれど、座席の位置が悪くてよく見えないという残念なことが……。
それで今年。神奈川県民ホールの3階席でしたが、よく見えて、よく音も聴こえて、最高のステージを堪能してきました。
何度見ても山下達郎さんのライヴは素晴らしい!
そして翌日は、厚木基地の日米親善春祭りへ。
最近の厚木基地のイベントは、SNSの浸透で誰でも知ることができて大混雑になってきました。昔は近隣の人しか知ることが難しかったので、行く人もそんなに多くはなく、のどかなイベントだったんですけどね。
ものすごーく混んでいて長蛇の列。基地に入るにはパスポートを見せなければならず、それで入るのに時間がかかったと。
昔の話をするのは何なのですが、以前は食べ物や飲み物はアメリカの価格で買えたのですよ。ビール1缶が1ドルとかね。それがいつの頃からか、日本の価格で売られるようになり、最近では観光地のような値段に……。
PX(基地内にあるスーパーマーケットのようなもの)で買い物ができた時代もありました。そういう意味では面白かったのに、それもできなくなり面白み半減です。
でもまあ塀のなかの外国。あの不思議な風景は楽しめます。
米軍基地やキャンプのあり方は、沖縄をはじめとして理不尽なことがいっぱいあり、言いたいこともあるけれど、こういう祭りはまた別で、基地やキャンプの中身を知るいい機会だと思います。行ける人は、一度足を運んでもいいのではないでしょうか。
我が家は比較的近くに暮らすので、こういうイベントには気が向けばすぐに行けるのですが……。
次に行ったのは、「笠間のひまつり」でした。
朝は5時半に出発して、楽勝で到着するだろうと思いきや、事故ですよ……。ちょっとした事故渋滞のお陰で、どんどんと時間がズレて、先へ先へ行くほど交通集中による渋滞に巻き込まれて予定よりもずいぶんと遅く笠間にたどり着きました。早朝に出発した努力は報われず(´ε`)
写真はほとんど撮らなかったので、載せられませんが、ひまつりは大盛況でした。天気もよく。
いくつかの焼き物を買って帰ってきました。
それからこちらのgalleryが好きで、今回も寄らせてもらいました。
帰りは大洗まで足を延ばし、海鮮を食べると。早い夕食のつもりが、これまた時間がかかり、普通の夕食の時間になってしまって、結局帰ってきたのは夜。長い一日でした。
その後、やっぱり近所に行くのが正解ということで町田市立国際版画美術館へ。
横尾忠則さんの大回顧展です。
この日はとてもいい天気で、美術館のある芹ヶ谷公園では子どもたちが水遊びをしていて、夏を思わせる陽気でした。
今回の横尾忠則さんの回顧展は、写真を撮ってもいいことになっていて、少しだけ写真を撮りましたが、やっぱりね、こういうのは作品を含めての風景写真ではないと写真を撮る意味がないと思ったり。
つまり作品そのものを撮っても、単純に複写なだけで、版画やポスターなのだから写真OKにしたと思いますが、だからこそ写真に収めても複写の複写という面白みが減るわけで、うまく風景としての版画になっていればよかったのになと、ちょっと無粋な感想ですかね。そんなことを思いながら眺めてきたのですが。
そんなこんなのGWでした。
しかし今日は肌寒いですね。
寒暖差の激しさで風邪をひいてしまいそうです。
皆様もどうか体にはお気をつけて。
おしまい。
おまけ。
GW中のtbちゃん。悪い顔をしています(笑)
カーテンボロボロ。
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砧公園
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2017-04-08
4月9日までということで慌てて行ってきました。「花森安治の仕事」展。本来ならば、2月の暇な時期にせっせと美術館めぐりをしたいと思っていたのですが、外壁塗装工事なんて始めてしまったもので、全く出かけることがなく、ようやく4月に入って気温も上がってきたことで行動する気になりました。そしてもう少しで終わるよという情報を得ていた花森安治さんの仕事展。幼いころから「暮しの手帖」を読んで親しんできた私にとって、行かないわけにはいくまいと思っていたのです。砧公園にある世田谷美術館。最寄りの用賀駅からてくてくと歩いて行きました。桜が満開!こんな遊歩道(車も通るけど)があります。少し前に、夫T君に「花森安治の展覧会に行ってくる」と言うと、「花森安治のことが好きなのか?」と聞かれました。「なぜ好きなのか?」と聞かれることがよくわからないのですが、好きか嫌いかを考えると、人としてはおそらく変人らしい雰囲気を醸し出しているので好きにはなれないと思います。なんだかヘンテコリンな恰好をされている方でしたよね。でもやってきたことといえば、実に真っ当で筋が通っていました。広告を取らずに「雑誌」を出版するということ。スポンサーを排除することで、いま流行の忖度をする必要がありません。思い存分に自分たちのやりたいことができます。そしてずっと庶民の立場になって物を考えていたこと。いまの復興相(政府)のように「被災者に寄り添って……」なんて言っているクセに寄り添っていない人たちとは違いました。そこが素晴らしい。暮しの手帖を「悪い」と言える人は、暮しの手帖によくない評価をされてしまったものを作った人や企業くらいではないかと思います。共謀罪なんていう法案が通ったら、摘発されてしまうかもしれないような内容かもしれません。でもそれだけ影響を与えるような記事を書かれていた、雑誌を作られていたように思います。幼心に「面白い!」と思わせていましたから。私は暮しの手帖の商品テストが好きで、毎号、そればかり読んでいました。あとはお料理の記事かなあ。編みぐるみを作る記事もあった気がします(作った記憶が^^;)。そして実家にアラジンのブルーフレームがありました。それはこの商品テストが影響していたんだろうなと想像に難くありません。母が「暮しの手帖」「太陽」「文藝春秋」を本屋さんに定期的に配達してもらっていました。なので、必ず家にはこれらの雑誌があったのです。私が赤ちゃんのときに..
芸術・文化
toro
2017-04-08T10:19:48+09:00
本来ならば、2月の暇な時期にせっせと美術館めぐりをしたいと思っていたのですが、外壁塗装工事なんて始めてしまったもので、全く出かけることがなく、ようやく4月に入って気温も上がってきたことで行動する気になりました。
そしてもう少しで終わるよという情報を得ていた花森安治さんの仕事展。
幼いころから「暮しの手帖」を読んで親しんできた私にとって、行かないわけにはいくまいと思っていたのです。
砧公園にある世田谷美術館。最寄りの用賀駅からてくてくと歩いて行きました。
桜が満開!
こんな遊歩道(車も通るけど)があります。
少し前に、夫T君に「花森安治の展覧会に行ってくる」と言うと、「花森安治のことが好きなのか?」と聞かれました。
「なぜ好きなのか?」と聞かれることがよくわからないのですが、好きか嫌いかを考えると、人としてはおそらく変人らしい雰囲気を醸し出しているので好きにはなれないと思います。なんだかヘンテコリンな恰好をされている方でしたよね。
でもやってきたことといえば、実に真っ当で筋が通っていました。広告を取らずに「雑誌」を出版するということ。スポンサーを排除することで、いま流行の忖度をする必要がありません。思い存分に自分たちのやりたいことができます。
そしてずっと庶民の立場になって物を考えていたこと。いまの復興相(政府)のように「被災者に寄り添って……」なんて言っているクセに寄り添っていない人たちとは違いました。
そこが素晴らしい。
暮しの手帖を「悪い」と言える人は、暮しの手帖によくない評価をされてしまったものを作った人や企業くらいではないかと思います。
共謀罪なんていう法案が通ったら、摘発されてしまうかもしれないような内容かもしれません。でもそれだけ影響を与えるような記事を書かれていた、雑誌を作られていたように思います。幼心に「面白い!」と思わせていましたから。
私は暮しの手帖の商品テストが好きで、毎号、そればかり読んでいました。あとはお料理の記事かなあ。編みぐるみを作る記事もあった気がします(作った記憶が^^;)。
そして実家にアラジンのブルーフレームがありました。それはこの商品テストが影響していたんだろうなと想像に難くありません。
母が「暮しの手帖」「太陽」「文藝春秋」を本屋さんに定期的に配達してもらっていました。なので、必ず家にはこれらの雑誌があったのです。私が赤ちゃんのときに「太陽」をぐちゃぐちゃにしている写真があることを考えると、その頃から見ていたわけですよね。ぐちゃぐちゃにしているけど(笑)
暮しの手帖は実に独特な風合いのイラストを載せていました。花森安治さんの手によるものと、幼少期は知るわけもなく、ずーっと後になって知りましたが、フリーハンドの味のある線は好みでした。たぶんああいう線の好みは刷り込まれたものだと、いまになって思うわけですが……。
展覧会では、暮しの手帖の表紙の数々が展示されていました。それを見て行くと、当初のイラストから写真が加わってくるのですが、写真を見てもその印象が変わらないのです。もはや花森流と言っても過言ではない出来。面白い。
被写体のレイアウトがこれまた面白くて、楽しい。やりたくなるよなあ。
展覧会には終わり間近だからでしょうか。たくさんの人が訪れていました。お年を召した方も多く、懐かしそうに見入る姿に感慨深いものがありました。戦中・戦後の動乱期を生き抜いてきた人かもしれないなと。
世田谷美術館のある砧公園の桜は満開で、お花見で続々と人も集まってきていました。
花森安治さんのお仕事と桜、いいものを見せてもらいました。
おしまい。
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袋田の滝に行ってきた
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2017-04-05
こんにちは。ここ数日で急に春を感じるようになってきました。東京ではソメイヨシノが満開なんて報道に接したときは、まだまだうちの辺りは肌寒くて、サクラも1分咲きくらい。いつ満開になるのだろうと思っていましたが、今日には満開になってしまいそうな勢いです。暖かくなりましたね。さて、3月の三連休を利用して、といっても日帰りです。袋田の滝まで行ってきました。こぎんさんのブログを見て、一度は行ってみたいと思っていた滝です。日本三大名瀑の一つ。我が家からは同じ関東地方と言えど、遠いこの地。電車で行くにしても乗り換えが面倒臭く、とても時間がかかるし、車で行くにしても東京を越えなければいけません。これが難問^^;首都高速の渋滞を考えると二の足を踏むのは当然のことで、車の運転は夫T君まかせなので、彼の気持ち次第ということがありました。しかしですよ。圏央道の開通があって、遠回りだけど、大渋滞に巻き込まれることを考えれば、圏央道を迂回して帰れるではないか? というのが最大のポイントでした。ちょっと頑張れば行けるのではないかと。しかも三連休の最終日。朝早ければ都心に向かう車も少なそうと踏んで、東名→首都高→常磐自動車をばびゅーん。常磐道は友部の辺りまでは行ったことがあったのですが、その先は初でした。そうしてたどり着いた袋田の滝。人が少ない(笑)三連休だというのに……。要するに袋田の滝にしてみれば、シーズンオフだったようです。冬の間は氷瀑が見られ、初夏は雪解け水で水量が多い。秋は紅葉が美しいとなり、春は? 氷瀑は見られず、雪解け水もまだ、サクラも咲いていないこの時期は、思いっきりシーズンオフ?実際はよくわかりませんが、連休中にもかかわらず人が少なく、反対にゆっくりできてよかったです。ということで、上から見た滝。この日は気温がぐんぐん上がってきたので、霞んでいますね^^;下から見ると……。下から見たほうが迫力があります。うん、確かにもう少し水量があったならば。横から見るとこんな感じ。トンネル内には観音様もおられます。道中、常陸大宮や大子町、常陸太田の道の駅によって、地場の野菜や名産品を購入しました。さすが、関東の農業を支える茨城県。新鮮で豊富な野菜にほくほくでした。
旅話
toro
2017-04-05T09:41:06+09:00
ここ数日で急に春を感じるようになってきました。
東京ではソメイヨシノが満開なんて報道に接したときは、まだまだうちの辺りは肌寒くて、サクラも1分咲きくらい。
いつ満開になるのだろうと思っていましたが、今日には満開になってしまいそうな勢いです。暖かくなりましたね。
さて、3月の三連休を利用して、といっても日帰りです。袋田の滝まで行ってきました。
こぎんさんのブログを見て、一度は行ってみたいと思っていた滝です。日本三大名瀑の一つ。
我が家からは同じ関東地方と言えど、遠いこの地。電車で行くにしても乗り換えが面倒臭く、とても時間がかかるし、車で行くにしても東京を越えなければいけません。これが難問^^;
首都高速の渋滞を考えると二の足を踏むのは当然のことで、車の運転は夫T君まかせなので、彼の気持ち次第ということがありました。
しかしですよ。圏央道の開通があって、遠回りだけど、大渋滞に巻き込まれることを考えれば、圏央道を迂回して帰れるではないか? というのが最大のポイントでした。ちょっと頑張れば行けるのではないかと。
しかも三連休の最終日。朝早ければ都心に向かう車も少なそうと踏んで、東名→首都高→常磐自動車をばびゅーん。
常磐道は友部の辺りまでは行ったことがあったのですが、その先は初でした。
そうしてたどり着いた袋田の滝。
人が少ない(笑)
三連休だというのに……。要するに袋田の滝にしてみれば、シーズンオフだったようです。
冬の間は氷瀑が見られ、初夏は雪解け水で水量が多い。秋は紅葉が美しいとなり、春は? 氷瀑は見られず、雪解け水もまだ、サクラも咲いていないこの時期は、思いっきりシーズンオフ?
実際はよくわかりませんが、連休中にもかかわらず人が少なく、反対にゆっくりできてよかったです。
ということで、上から見た滝。
この日は気温がぐんぐん上がってきたので、霞んでいますね^^;
下から見ると……。
下から見たほうが迫力があります。
うん、確かにもう少し水量があったならば。
横から見るとこんな感じ。
トンネル内には観音様もおられます。
道中、常陸大宮や大子町、常陸太田の道の駅によって、地場の野菜や名産品を購入しました。
さすが、関東の農業を支える茨城県。新鮮で豊富な野菜にほくほくでした。
なんと言うか、世の中は嘘がまかり通るようになってきてしまっていて、体全体から怒りがわきあがってくる今日この頃です。
政府のトップがあんなにあからさまな嘘をつく姿を、子どもたちはどう見るのだろうと、そんなことを考えては愕然とする日々。
前回、総理大臣になった安倍さんの答弁のトンチンカンさに倒れそうになり、再び総理大臣になった安倍さんの答弁はさらに拍車がかかったような劣悪さです。頭が悪すぎる。こんなに頭の悪い人が総理大臣だなんて、呆れて呆れてしょうがない。
本当にどうなってしまうんでしょうね、日本という国は。
しかし主権者は国民ですよ!!!! 総理大臣が好き勝手にやっていいということではないんですよ!!
「閣議決定、閣議決定」と言っているけど、それは決して国で決定したことではなく、内閣の意思であるということ。その先に国会で承認を受けなければ、法律にもなりません。
あくまでも内閣の意思表示であり、内閣だけの決定です。それが縛る権限など一切ありません。
なのに、官僚、マスコミは忖度の日々ですよ。なんだよ、こいつら。
私はいますぐ内閣総辞職、それから大阪府知事に辞職願いたいと思っております、はい。
はあムカつくわあ。
集団的自衛権について論議されていた頃に、書きまくっていたのを貼り付けておきます。
http://nekotoro.blog.so-net.ne.jp/2014-07-03
http://nekotoro.blog.so-net.ne.jp/2014-07-04
http://nekotoro.blog.so-net.ne.jp/2014-07-07
http://nekotoro.blog.so-net.ne.jp/2014-07-09
http://nekotoro.blog.so-net.ne.jp/2014-07-11
http://nekotoro.blog.so-net.ne.jp/2014-07-14-1
ここから共謀罪に繋がっていくのです。
どうしてそんなに憲法を改正したいのか、全くわかりません。
憲法改正やら、「教育勅語等排除に関する決議」がなされている教育勅語を復活させようとしたり、この人らは保守ではありません。全く保守ではない。これこそ革新。日本に革命を起こそうとしている恐ろしい人たちだと理解しています。
どうしてこんな人たちが政治家なんでしょうね。
うんざりです。
この2個をついでに貼っておきます。
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tbちゃんのこと
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2017-03-13
うれしい話です。膀胱炎になったり、毛玉が腸に詰まって死にそうになったり、心臓の病気が見つかって毎日の投薬が欠かせなくなったりと、ストレスやらなにやら、とにかく体の弱い猫のtbちゃんのことです。毛玉が排泄されずに手術をした際に、併せて肥大型心筋症と診断され、最近までずっと投薬による治療を続けていました。そんなtbちゃんを診ている主治医のS先生は、心臓の専門医にエコー検査をしてもらいたい、tbちゃんの体調がよさそうなとき、ストレスなく検査ができそうなときを見計らってできたらいいなあと言っていたのです。ときどき、その動物病院には夜に専門医が訪れて、エコー検査を実施しているのですよ。なので、その先生に診てもらえたらと言い続けていたS先生。それが念願かなって、先月の初めに診てもらうことができました。それで結果です。「肥大型心筋症ではない」という診断。おおおおお! 正確には、仮性腱索という心室のなかにある腱が太くなっていて、そのために心筋が厚くなっているように見えたのだろうというのと、軽症の僧帽弁閉鎖不全、大動脈に腫瘍ではないコブ(おそらく先天的なもの)があり、血流がやや悪くなっているというものでした。そのために雑音が聞こえているのだろうということ。つまり、深刻に今すぐ考えなければならないような病気はなく、心臓の薬を飲ませなくてもよくなったのです!よかった~。現在は薬を徐々に減らしてきて、全く飲ませないところまできました。そして様子を見ている状況です。(血流をよくするサプリと、腸の動きをよくする薬は継続して飲ませているんですけどね。)大動脈にあるコブがこれから大きくならない限りは、長生きできるかもとS先生。まあ、長生きできるかどうかは、今後何が起こるかわからないですから、まだ半信半疑ではありますが、肥大型心筋症ではないと言われたことはとにかくうれしくて。突然死や血栓が飛んで苦しむことがあるというのを聞かされていました。そして「驚かせてはだめ。無理な運動もダメ。遊ばせすぎないで」と言われてもいました。とにかく気を遣うtbちゃんだったのです。ところがtbちゃん自身はわれ関せずと、全力疾走していましたし、人が何するわけでもないのに勝手にいちいち驚く姿を見せていました。それもあまり気にしないでいいということになって、私も一安心です。S先生はとてもいい人で、いつも親身になってtbちゃんを診てくれています。先生自身も勉強になるからと、専..
猫
toro
2017-03-13T10:15:22+09:00
膀胱炎になったり、毛玉が腸に詰まって死にそうになったり、心臓の病気が見つかって毎日の投薬が欠かせなくなったりと、ストレスやらなにやら、とにかく体の弱い猫のtbちゃんのことです。
毛玉が排泄されずに手術をした際に、併せて肥大型心筋症と診断され、最近までずっと投薬による治療を続けていました。
そんなtbちゃんを診ている主治医のS先生は、心臓の専門医にエコー検査をしてもらいたい、tbちゃんの体調がよさそうなとき、ストレスなく検査ができそうなときを見計らってできたらいいなあと言っていたのです。
ときどき、その動物病院には夜に専門医が訪れて、エコー検査を実施しているのですよ。
なので、その先生に診てもらえたらと言い続けていたS先生。
それが念願かなって、先月の初めに診てもらうことができました。
それで結果です。
「肥大型心筋症ではない」という診断。
おおおおお!
正確には、仮性腱索という心室のなかにある腱が太くなっていて、そのために心筋が厚くなっているように見えたのだろうというのと、軽症の僧帽弁閉鎖不全、大動脈に腫瘍ではないコブ(おそらく先天的なもの)があり、血流がやや悪くなっているというものでした。
そのために雑音が聞こえているのだろうということ。つまり、深刻に今すぐ考えなければならないような病気はなく、心臓の薬を飲ませなくてもよくなったのです!
よかった~。
現在は薬を徐々に減らしてきて、全く飲ませないところまできました。そして様子を見ている状況です。(血流をよくするサプリと、腸の動きをよくする薬は継続して飲ませているんですけどね。)
大動脈にあるコブがこれから大きくならない限りは、長生きできるかもとS先生。
まあ、長生きできるかどうかは、今後何が起こるかわからないですから、まだ半信半疑ではありますが、肥大型心筋症ではないと言われたことはとにかくうれしくて。
突然死や血栓が飛んで苦しむことがあるというのを聞かされていました。そして「驚かせてはだめ。無理な運動もダメ。遊ばせすぎないで」と言われてもいました。とにかく気を遣うtbちゃんだったのです。
ところがtbちゃん自身はわれ関せずと、全力疾走していましたし、人が何するわけでもないのに勝手にいちいち驚く姿を見せていました。
それもあまり気にしないでいいということになって、私も一安心です。
S先生はとてもいい人で、いつも親身になってtbちゃんを診てくれています。先生自身も勉強になるからと、専門医に診てもらいたいと言っていたわけで、詳しくわかったことにちょっと興奮気味でしたよ。それも面白かったですけどね。
TVの猫を見るtbちゃん。
ぬお~。
ん?
くは~。
今年の3月11日には、この本が届きました。
しろさびとまっちゃん 福島の保護猫と松村さんの、いいやんべぇな日々
「節目を越えた」なんて言う首相や、「ふるさとを捨てるというのは簡単だが、戻ってとにかく頑張っていくんだという気持ちをしっかり持ってもらいたい」などと言う復興相がいる日本政府の御仁たち(籠池も安倍妻も日本会議の面々も含む)に、この人の爪の垢を煎じて飲ませたいわ、と思うそういう本です。
こういう人が存在していることに感謝しなければならないし、見習わないといけないと思う。
おしまい。
2017年2月28日現在の避難者数12万人以上→●
安倍や復興相のあまりに鈍い感覚に激怒。
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終わりましたよ
https://nekotoro.blog.ss-blog.jp/2017-03-08
やっと終わりました。外壁塗装。きれいな外壁に様変わりして、清々しい。このブログも大変ご無沙汰しておりました。私は元気です。ちょっと疲れたけど(笑)さて外壁塗装のお話。外壁塗装を行うまでの経緯というのが、タイミングというのでしょうか。前回のときに記したガスふろ給湯器の交換から始まりました。この交換をしてくれたのが工務店(リフォーム業者)だったことから、「奥さん、外壁の塗装をしないとだめだよ。見積りしましょうか?」と、いわば営業をされた形なのですが、夫T君はそろそろ外壁を何とかしなくてはいけないと考えていたようで、「ついでに見積りだけでもしてもらえば?」と簡単に私に言ってきたのでした。私はといえば、そんな塗装工事が始まれば、ストレスに弱い猫のTBちゃんが病気でもならないかと心配をしていました。なので、TBちゃんが天寿を全うした後でそういった家のメンテナンスができればいいやと考えていたのです。でも急転直下。見積りをしてくれた業者さんの強引なこと。あそこのモルタルが浮いている、あそこにはクラックが入っている、早く塗装をしないと家が傷むよとか……。不安を煽る営業を再三にわたり続けてくれたもので、ゲンナリしてきました。確かに、築14年の我が家。そろそろ重い腰をあげなければいけない時期。不安も募るばかりで気持ちが萎えてきました。やらなければいかんかと。だけど、どうにも不安を煽る業者さん。質問をしても、それに対しての答えが出てきません。部分的にできない塗装があると言ったり、じゃあどうするか、といったことにも答えが出てきませんでした。不安どころか、信用できるのかどうかもわからなくなってくる有様で、だけど、給湯器を変えてくれたし、姉のところでは大規模なリフォームをしてくれたところだし、無下にもできない。でもでもでも……。ということで、相見積ですよ。他でも見積りを取ってみようと動きました。相見積をお願いした先は、この家を建てたときに、ふらっと営業に来た塗装業者さん。なぜかずーっと記憶に残っていて、名刺も残しておいていたので、そこへ連絡をしてみました。「相談したい」と。早速、家まで来てくれて見積りですよ。そしてあれこれと質問をしました。相談もしました。すると、ちゃんとこちらの要望に応えてくれようとするし、考えてもくれる好印象。あとは見積金額次第だなあと思いました。で、出てきた金額は、前の業者さんよりリーズナブルだし、塗料も私が希望してい..
つれづれ
toro
2017-03-08T10:32:01+09:00
このブログも大変ご無沙汰しておりました。私は元気です。ちょっと疲れたけど(笑)
さて外壁塗装のお話。
外壁塗装を行うまでの経緯というのが、タイミングというのでしょうか。
前回のときに記したガスふろ給湯器の交換から始まりました。
この交換をしてくれたのが工務店(リフォーム業者)だったことから、「奥さん、外壁の塗装をしないとだめだよ。見積りしましょうか?」と、いわば営業をされた形なのですが、夫T君はそろそろ外壁を何とかしなくてはいけないと考えていたようで、「ついでに見積りだけでもしてもらえば?」と簡単に私に言ってきたのでした。
私はといえば、そんな塗装工事が始まれば、ストレスに弱い猫のTBちゃんが病気でもならないかと心配をしていました。なので、TBちゃんが天寿を全うした後でそういった家のメンテナンスができればいいやと考えていたのです。
でも急転直下。見積りをしてくれた業者さんの強引なこと。あそこのモルタルが浮いている、あそこにはクラックが入っている、早く塗装をしないと家が傷むよとか……。不安を煽る営業を再三にわたり続けてくれたもので、ゲンナリしてきました。
確かに、築14年の我が家。そろそろ重い腰をあげなければいけない時期。不安も募るばかりで気持ちが萎えてきました。やらなければいかんかと。
だけど、どうにも不安を煽る業者さん。質問をしても、それに対しての答えが出てきません。部分的にできない塗装があると言ったり、じゃあどうするか、といったことにも答えが出てきませんでした。
不安どころか、信用できるのかどうかもわからなくなってくる有様で、だけど、給湯器を変えてくれたし、姉のところでは大規模なリフォームをしてくれたところだし、無下にもできない。でもでもでも……。
ということで、相見積ですよ。他でも見積りを取ってみようと動きました。
相見積をお願いした先は、この家を建てたときに、ふらっと営業に来た塗装業者さん。なぜかずーっと記憶に残っていて、名刺も残しておいていたので、そこへ連絡をしてみました。
「相談したい」と。
早速、家まで来てくれて見積りですよ。そしてあれこれと質問をしました。相談もしました。すると、ちゃんとこちらの要望に応えてくれようとするし、考えてもくれる好印象。あとは見積金額次第だなあと思いました。
で、出てきた金額は、前の業者さんよりリーズナブルだし、塗料も私が希望していた艶消しのものと考えてくれて、少々お高くても前の業者さんの最安値をつけていた塗料よりも安いという……そんな見積りを持ってきました。
人柄と見積りで、相見積を後で取った業者さんに決めましたよ。
こういうのは相性というものもあるよねえと。
T君はあまり意に介さず、「ああいう営業マンというのはいるもんだし、俺は気にならないけどな」だって。ほとんど対応をするのは私なので、私が決めますよ。ええ。
というわけで、2月の初めにはもう塗装工事が開始されるいう運びになったのです。
昨年末の給湯器交換から、早い早い。あっという間の出来事のよう。
この間、塗料はどういうものがいいのか、塗装と左官の違いは何、艶消しと艶ありのメリットデメリットは……等々ひたすら調べ続け、塗装が始まっても果たして選んだ塗料は我が家には合っているのか、とか考え続けました。
結果、ものすごく疲れたのでした(笑)
塗料もいろいろあって、進化を続けているのですよ。我が家の新築時に使った塗料も、当時流行していたもののようで、その後のメンテナンスにはどのように対応するか、まだわかっていないものでもあったようです。
上塗りするのに適した塗料というものがその当時にはなく、調べてみると、後から出てきていました。そんなことは考えないで決めたなあ……という記憶。とりあえず建築士さんに丸投げ。要するに信用していたからなんですけどね。
基本的にデザイン重視なので、今回も長持ちしなくても艶消しの塗料じゃないとダメ、と言い続けて選んだ塗料です。前の塗料と相性がいいかどうかなんてわからず、塗り始めてから調べる始末。何となく、私の想像の範囲ですが、合っていると踏んでいました。
事実、合っているとわかって一安心。ちょっとお安い塗料だと違うんじゃないかと、そんなことも考えた末のこと。塗料には弾性があって、それも考えないといけないんですよね。簡単に塗れるものもあれば、塗るのが難しい塗料もあるということなのです。
で、選んだ塗料はある程度の技量がないと塗るのが難しいものでした。でも、それができると言って業者さんもすすめてきたし、お願いしました。
案の定というか、ちょっと職人さんは苦戦していました(塗料がのびないし、のりが悪いし、気温が低いし)。挙句の果てに、予定していた量では足りないということとなり、工期も2日延長。ついでに雨(雪)天のためにさらに2日延長。雨どいのつまりも見つかり、その工事もプラス。当初の予定より、1週間工期が長くなりました。
家のなかの壁も一部塗ってもらったので、それもあるけど。
いや~、疲れました。
そしてようやく終わりました。
TBちゃんはというと、やっぱりストレスだったようで、ちょっとだけれどいつもの膀胱炎の症状を見せました。軽いものだったので、病院へは行かずに済んでよかったんですけどね。
そんなこんな。
当分、家のメンテナンスはいいかなあ。でもまたどこか不具合が出てくるんでしょうね。大切に暮らさないとね。
おしまい。
追記。
デザイン重視で長持ちしなくてもいいと記しましたが、長持ちするであろうと言われている塗料を選びました。それから見積りですが、追加でお願いした工事は別にして、基本部分は見積り以上の追加請求というものはありませんでした。途中、塗料が足りないなんていうことも、もしかして追加されるのか? と思いましたが、そんなことはありませんでした。職人さんの腕はわかりませんが、いい業者さんだったと思います。自画自賛(笑)
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