親戚に会う [旅話]
今回、北海道を訪れたのは、親戚の家に行くためでした。
80を過ぎたオバの二人が病気になり、治療を続けていると聞き、万が一、会えなくなってしまう前に会っておかなくては、という気持ちからです。
とくに、函館近郊に暮らすオバは遠い親戚にあたるため、本当にもう会えないかもしれないという気持ちが強くありました。姉はこのオバに何度か会っているのですが、私は二度目の対面。初めて会ったときは母にとてもよく似た人と思って驚いたことを思い出します。
とはいえ、あまり対面をしていない私より、やはり姉は思い入れが強いようで、とても気にしていました。
はじめ姉は「toroちゃんはほとんど会っていない人だし、函館に寄るのはやめようか」と言っていましたが、「いま行かないで、いつ行くのよ」と私が姉の背中を押した次第。
それで会いに行くことが決まったのです。
ところが、こちらから函館にたどり着くまでのすったもんだは前記事の通りで、函館で着陸ができずに新千歳に着いたとき、オバのところへ電話をした姉にオバが一言……「もう来なくていい」と言ったようなのでした。
「もう来なくていいって言っているよ~」と困ったように私に言う姉。
おそらく私たちを心配して言ってくれたことなのだろうと思うのですが、不器用な言い方が何とも(笑)
函館になかなかたどり着けないし、オバには「来るな」と言われるし、妹をあまり知らないところへ連れて行くことになるしで、姉も逡巡したのでしょう。
「どうしよう……。行くのをやめる?」と言い出しました。
いやいや、「いま行かないでどうするの?」と。せっかくここまで来て、会わないでどうするんだと、私は思ったわけです。
とにかく、函館に着いたらタクシーを飛ばして行こうと決め、オバの家での滞在時間は2時間でしたが、訪ねていったのでした。
着けば、もちろん歓待です^^
おなかがすいているだろうと「おばさんが作ったサラダだけどね」「おばさんが作った果実酒だけどね」「おばさんが漬けた漬け物だけどね」……と次々食べ物を出してきます。
そして、母や母の親族まで話はおよび、しゃべり倒すことしゃべり倒すこと(笑)
息子たちは独立し、夫に先立たれて、いまは一人暮らしのオバでしたが、やはり寂しさもあるのだろうと思いました。その思いが、おしゃべりにも表れていると^^;
短い時間でしたが、やっぱり会えてよかったと思います。
病気のせいで痩せてはいるようでした。昔、私が会ったときのように母に似ていると思った面影もありませんでした。
でも、部屋の中はきれいに片付けられていて、スタスタと歩いてあれやこれやしている姿を見て、ほっと一安心。大丈夫そう……。
名残惜しくも、私たちはオバの家を後にしましたが、第一の目的を果たせて満足の一日でもありました。
翌日は札幌近郊で暮らす伯母の家へ。こちらは母の姉にあたる人です。
やっぱり姉になると母ともよく似ているわけで、それがおもしろくて笑ってしまうのですが、母の従妹と同様に料理をあれやこれや作って待っていました。
大きな手術をした後だということで心配をしていましたが、会えばいままで通りに背筋もしゃんと伸びていて、てきぱきと動いている姿は80も半ばに見えない元気さ。子宮頸がんと大腸がんの手術を立て続けにしたとは思えない姿でした。
「東京オリンピックまでは生きられると言われた」と言っていましたから、本当のことはわかりませんが、でもたぶん大丈夫でしょう。
長生きをしてほしいと思います。
伯母の家には従姉妹や従姉の息子家族も来ていて、あーだこーだとおしゃべりをして5時間。さすがに長居をしてはいけないと思い、伯母の家を後にする私たち。
この頃の札幌近郊は、寒波の影響で伯母の家の周辺もかなりの雪で埋もれていました。それでも従姉妹や従姉の息子家族は車で伯母の様子を見に来たりしているのですよね。
もうさすがです^^
タクシーもぐんぐん運転して来てくれるし。
逞しさを感じるとともに、我慢強さも相当なものなのでしょう。見習わなくてはとも思いましたよ。
そうして第二の目的も果たせて、私たちは大満足。
あとは少しの観光と、少しの買い物と、美味しいものを食べればおしまい。
大忙しの二泊三日の旅でしたが、とっても濃い時間を過ごせて、充実の旅となりました。
以下は少しの観光で撮った写真から少し。
雪まつりの開幕直前。なんの雪像か謎……^^;
自衛隊員さんたちが張り付いて、せっせと雪像を作っています。
初めて藻岩山に登ってみました。新しいロープウェイやケーブルカーになったのだそうです。
札幌の風景。遠くは石狩湾。
山並みも美しい。
パノラマ写真も撮ってみました(クリックで大きくなります)。
だだっ広くて、大好きな北海道の風景です。
80を過ぎたオバの二人が病気になり、治療を続けていると聞き、万が一、会えなくなってしまう前に会っておかなくては、という気持ちからです。
とくに、函館近郊に暮らすオバは遠い親戚にあたるため、本当にもう会えないかもしれないという気持ちが強くありました。姉はこのオバに何度か会っているのですが、私は二度目の対面。初めて会ったときは母にとてもよく似た人と思って驚いたことを思い出します。
とはいえ、あまり対面をしていない私より、やはり姉は思い入れが強いようで、とても気にしていました。
はじめ姉は「toroちゃんはほとんど会っていない人だし、函館に寄るのはやめようか」と言っていましたが、「いま行かないで、いつ行くのよ」と私が姉の背中を押した次第。
それで会いに行くことが決まったのです。
ところが、こちらから函館にたどり着くまでのすったもんだは前記事の通りで、函館で着陸ができずに新千歳に着いたとき、オバのところへ電話をした姉にオバが一言……「もう来なくていい」と言ったようなのでした。
「もう来なくていいって言っているよ~」と困ったように私に言う姉。
おそらく私たちを心配して言ってくれたことなのだろうと思うのですが、不器用な言い方が何とも(笑)
函館になかなかたどり着けないし、オバには「来るな」と言われるし、妹をあまり知らないところへ連れて行くことになるしで、姉も逡巡したのでしょう。
「どうしよう……。行くのをやめる?」と言い出しました。
いやいや、「いま行かないでどうするの?」と。せっかくここまで来て、会わないでどうするんだと、私は思ったわけです。
とにかく、函館に着いたらタクシーを飛ばして行こうと決め、オバの家での滞在時間は2時間でしたが、訪ねていったのでした。
着けば、もちろん歓待です^^
おなかがすいているだろうと「おばさんが作ったサラダだけどね」「おばさんが作った果実酒だけどね」「おばさんが漬けた漬け物だけどね」……と次々食べ物を出してきます。
そして、母や母の親族まで話はおよび、しゃべり倒すことしゃべり倒すこと(笑)
息子たちは独立し、夫に先立たれて、いまは一人暮らしのオバでしたが、やはり寂しさもあるのだろうと思いました。その思いが、おしゃべりにも表れていると^^;
短い時間でしたが、やっぱり会えてよかったと思います。
病気のせいで痩せてはいるようでした。昔、私が会ったときのように母に似ていると思った面影もありませんでした。
でも、部屋の中はきれいに片付けられていて、スタスタと歩いてあれやこれやしている姿を見て、ほっと一安心。大丈夫そう……。
名残惜しくも、私たちはオバの家を後にしましたが、第一の目的を果たせて満足の一日でもありました。
翌日は札幌近郊で暮らす伯母の家へ。こちらは母の姉にあたる人です。
やっぱり姉になると母ともよく似ているわけで、それがおもしろくて笑ってしまうのですが、母の従妹と同様に料理をあれやこれや作って待っていました。
大きな手術をした後だということで心配をしていましたが、会えばいままで通りに背筋もしゃんと伸びていて、てきぱきと動いている姿は80も半ばに見えない元気さ。子宮頸がんと大腸がんの手術を立て続けにしたとは思えない姿でした。
「東京オリンピックまでは生きられると言われた」と言っていましたから、本当のことはわかりませんが、でもたぶん大丈夫でしょう。
長生きをしてほしいと思います。
伯母の家には従姉妹や従姉の息子家族も来ていて、あーだこーだとおしゃべりをして5時間。さすがに長居をしてはいけないと思い、伯母の家を後にする私たち。
この頃の札幌近郊は、寒波の影響で伯母の家の周辺もかなりの雪で埋もれていました。それでも従姉妹や従姉の息子家族は車で伯母の様子を見に来たりしているのですよね。
もうさすがです^^
タクシーもぐんぐん運転して来てくれるし。
逞しさを感じるとともに、我慢強さも相当なものなのでしょう。見習わなくてはとも思いましたよ。
そうして第二の目的も果たせて、私たちは大満足。
あとは少しの観光と、少しの買い物と、美味しいものを食べればおしまい。
大忙しの二泊三日の旅でしたが、とっても濃い時間を過ごせて、充実の旅となりました。
以下は少しの観光で撮った写真から少し。
雪まつりの開幕直前。なんの雪像か謎……^^;
自衛隊員さんたちが張り付いて、せっせと雪像を作っています。
初めて藻岩山に登ってみました。新しいロープウェイやケーブルカーになったのだそうです。
札幌の風景。遠くは石狩湾。
山並みも美しい。
パノラマ写真も撮ってみました(クリックで大きくなります)。
だだっ広くて、大好きな北海道の風景です。
函館までの道のり [旅話]
ぽっかり更新が滞っていました。相変わらず、やる気がないというのもありますが、仕事部屋がことのほか寒く、さらには仕事もないので、仕事用のPCを起ち上げることもなく……というのもありまして、放っておりました^^;
自堕落です(笑)
とはいえ、先月末にはまたも旧友と会い、今月初めには親戚を訪ねて北海道に行ってくるなど、それなりに活動はしているのですが……。
この北海道行に、道中のてんやわんやがあって、面白かったといえば面白かったのですが、とーっても大変な状況に陥っていました。
その話をばひとつ。
とにかく、つまづくこと、つまづくこと(笑)
まずは、行きに乗る予定であった飛行機が欠航となってしまいました。その欠航を知ったのが前日。理由は天候ではなく、エアドゥー機の故障で機材繰りができなかったことによるものだったのですが、その前々日までは新千歳便が欠航していたので、函館便は大丈夫だろうと思っていたのです。それにもかかわらず……。
慌てて予約をしたANAのツアーデスクに電話をすれば、電話の向こうではごちゃごちゃとしていてすぐに返答が得られず。折り返しの電話を待ちました。
そして折り返し電話がかかってきたならば、ANAが同時刻に臨時便を出すことになり、とくに問題はないという返答があったのでした。
ほっと一息。つまづきは乗り越えられました。
そして翌日。搭乗予定の飛行機は早朝の便だったので、夫T君に車を出してもらい、途中で姉を拾って羽田空港へ。
臨時便への振り替えですから、カウンターでボーディングパスを出してもらって、荷物を預けて、さあ、函館へ……と相成りました。
函館に朝早く到着する予定なので、朝食は朝市にでも行くか…なんて話しながらの道中で、飛行機は順調に飛行。
順調に飛行。
順調に飛行。
順調に飛行?????
ふと窓の外を見ると函館上空まで来ているのはわかりました。でも風景がずーっと一緒で、妙にゆっくりと飛行をしています。
「なんか、ずっと風景が変わらないんだけど」と姉と話をしていると、機長からのアナウンスが……。
「函館空港に雪が降り積もり、除雪が必要となっています。その除雪作業が済むまで上空で待機します」
「ああ~、そういうわけね」
ということで除雪が終わるまで函館上空を旋回、旋回、旋回……。
合計4回は旋回しました。
しかし、乗り込むときは条件付きではなかったので、「聞いてないよ~」と複雑な心境。
予定していた時間も刻々と過ぎ、後ろに座っている人は、法事だか葬儀だかに出席するためだったのでしょう。喪服を着ていて、イライラしている様子が窺えました。
こちらも函館で朝食をとって、それから親戚の家まで電車で行こう、などと考えていたので、おなかは減るわ、もちろん予定は狂うわ。
そうこうしているうちに、ようやく着陸ができそうだというので着陸態勢に入りました。
グラグラ揺れながら高度を下げていきます。小さいエアポケットが何度もあって、一瞬酔いそうになりましたが、なんとか我慢できる感じ……。
でも後方では子どもが泣く声が聞こえてくるし、「気持ちが悪いんだろうなあ、可哀想だなあ」なんて思っていました。
そしてだいぶ高度が下がり、「いよいよ着陸か」と思ったら、エンジン出力全開な音。
急上昇ですよ……。
「あぁ~」
あっちこっちから落胆の声が聞こえてきます。
「ダメか~」
笑い事ではないですが、なんにせよ、あまりの急上昇で、「機長がヤバい、って言ってそうだよね」と姉と顔を見合わせて、笑ってしまいました。
そうして再び函館上空で待機ですよ。やっぱりこれは欠航になるべき便だったのかもしれないです。
もうあまりに時間がかかるので、隣では、姉は持ってきた仕事を始める始末。
私も私で、何時間かかるかわからないからトイレにでも行っておこうと席を立ち、ついでに近くのCAさんに話を聞いてみました。
条件付きではなかったし、函館に降りるのだろうと思っていたけれど、「新千歳(札幌)に行くっていうことはあるんですか?」と。
すると、「機長は一言も新千歳に行くとは言っていないんですよ。なので、函館に着陸する気でいるのだと思うのですが……」と言います。
「さっきの着陸は惜しかったですよね~」と私が言うと、CAさんも「着陸できると思っていました」と言ってきます。
彼女は「この後の予定は大丈夫ですか?」と恐縮しながら聞いてきましたが、「天候のことだから仕方がないですよね」と私。
「そう言っていただけるとありがたいです」とCAさん。
そりゃ、安全に着陸するほうが大事だと私は思うわけで。
しかし、いい加減に燃料がなくなるんじゃあないの? という雰囲気になってきたころに、再び機長からのアナウンスが。
なんと「函館空港への着陸が見込めないので新千歳空港に向かいます」と言うではありませんか。
「えぇ~!?」
「そんな~」
機内のざわつきは半端じゃなかったです(笑)
皆、いい加減に待たされているので、「どうすりゃいいんだ!」ですよ^^;
新千歳に向かう間は、「その後の予定をどうするのか?」「函館までどうやって行けばいいのか?」等々、CAさんに聞く人もいれば、乗客同士で話をし始める人もいる。
地上へは電話ができないし、待っている人もいるわけで、やきもき、やきもき……。
何とも言えない不穏な空気が流れます。
そして新千歳に近づいたところで、またも機長のアナウンスが。
「新千歳空港で給油をして、函館空港に向かいます」
「ええ~!?」
「なんですと~!?」
またも騒然(笑)
結局、燃料が不足していて2度も3度も着陸をトライするのが難しいと考えた様子で、給油をするために新千歳に行先を変更したようなのでした。
それはいいとして、新千歳に着陸をして、再び函館に向かうとしても、どのくらい時間がかかるのかさっぱりわかりません。
地上で待っている人に連絡をしたいと思っても、携帯電話は使えず。電話が装備されているような飛行機でもない。
<一体どうしたらいいんだ?>と誰もが思ったと思います。
新千歳に無事に着陸してみれば、飛行機から降りることは許されず缶詰状態。「せめて、電話をかけさせてくれ」とCAさんに言う人多数。
ゲートに着いたとき、ようやく電話をすることが許されました。
一斉に携帯電話に電源を入れる人々。もちろん私も、姉も。
姉は真っ先に、待っている親戚の家に電話をしました。年寄りなので、飛行機が到着しないことを知る由もないのではないかと思っていたのです……。しかし、空港に電話をしてくれていて、遅れているということがわかっていた様子で、ほっと一安心。
私は私で携帯を見るとT君からメールが何通も。
見れば、<函館上空で待機のようだな><新千歳に変更されたな。函館をあきらめるんだな><前後の飛行機はみんな到着しているぞ>とつぶやくようなメールの数々。
地上のほうがよくわかっているじゃん、と思いましたよ(笑)
しかし、他の飛行機が到着していることを知ったとき、なんて運が悪いんだろうとも思いました。
全く。
さらにはT君から<10時50分発だ>というメールが。さすがにこの文面を読んだとき、機内の人間にちゃんと知らされていないことに驚いたり。
結局、給油を待って、T君が伝えてきた定刻より30分近く後に、再び函館に向かって新千歳を飛び立ちました。ここまでかかった時間は4時間超。
そして新千歳から函館までは、およそ40分。
函館に着いたのはお昼すぎでした。羽田から函館まで、たどり着くのにかかった時間は合計5時間。
その後は、16時過ぎの函館~丘珠(札幌)空港行の飛行機を予約していたので、それに間に合うように親戚の家へタクシーを飛ばし、2時間滞在して、再びタクシーを飛ばして函館空港に舞い戻ったのでした。
丘珠行も若干のディレイでしたが、こちらは全く順調に飛行し、ほぼ定刻に札幌に到着。
函館~丘珠間のとってもドメスティックなプロペラ機。クリックすると大きくなります。
はからずも、一日で函館~札幌を1往復半してしまったという顚末でした。
飛行機はそれなりに利用はしているものの、こんな経験は初めてでした。
海外を含め、もっと利用をしている姉も初めてとのこと。
後々、話のネタになるので、それはそれでよかったですが、何とも密度の濃い一日になったことは間違いありません(笑)
疲労困憊で、ホテルに着けば、姉は爆睡。私は気圧の変化にやられて頭痛でダウン。
しかし、8時過ぎにはむっくり起きて、美味しいものを食べなくちゃ! と使命を帯びた姉妹はすすき野へと足を延ばすのでした。
↑懲りてない。
車の追突といい、飛行機の大幅な遅延といい、今年は交通に注意しなくちゃいけないなと、ちらっと思いました。要するに呼ばれるタイミングではなかったのかもしれないとも、ちらっと思ったんですけどね^^;
そんなこんな。
おしまい。
しかし、今日も雪ですねえ~。寒い、寒い。
自堕落です(笑)
とはいえ、先月末にはまたも旧友と会い、今月初めには親戚を訪ねて北海道に行ってくるなど、それなりに活動はしているのですが……。
この北海道行に、道中のてんやわんやがあって、面白かったといえば面白かったのですが、とーっても大変な状況に陥っていました。
その話をばひとつ。
とにかく、つまづくこと、つまづくこと(笑)
まずは、行きに乗る予定であった飛行機が欠航となってしまいました。その欠航を知ったのが前日。理由は天候ではなく、エアドゥー機の故障で機材繰りができなかったことによるものだったのですが、その前々日までは新千歳便が欠航していたので、函館便は大丈夫だろうと思っていたのです。それにもかかわらず……。
慌てて予約をしたANAのツアーデスクに電話をすれば、電話の向こうではごちゃごちゃとしていてすぐに返答が得られず。折り返しの電話を待ちました。
そして折り返し電話がかかってきたならば、ANAが同時刻に臨時便を出すことになり、とくに問題はないという返答があったのでした。
ほっと一息。つまづきは乗り越えられました。
そして翌日。搭乗予定の飛行機は早朝の便だったので、夫T君に車を出してもらい、途中で姉を拾って羽田空港へ。
臨時便への振り替えですから、カウンターでボーディングパスを出してもらって、荷物を預けて、さあ、函館へ……と相成りました。
函館に朝早く到着する予定なので、朝食は朝市にでも行くか…なんて話しながらの道中で、飛行機は順調に飛行。
順調に飛行。
順調に飛行。
順調に飛行?????
ふと窓の外を見ると函館上空まで来ているのはわかりました。でも風景がずーっと一緒で、妙にゆっくりと飛行をしています。
「なんか、ずっと風景が変わらないんだけど」と姉と話をしていると、機長からのアナウンスが……。
「函館空港に雪が降り積もり、除雪が必要となっています。その除雪作業が済むまで上空で待機します」
「ああ~、そういうわけね」
ということで除雪が終わるまで函館上空を旋回、旋回、旋回……。
合計4回は旋回しました。
しかし、乗り込むときは条件付きではなかったので、「聞いてないよ~」と複雑な心境。
予定していた時間も刻々と過ぎ、後ろに座っている人は、法事だか葬儀だかに出席するためだったのでしょう。喪服を着ていて、イライラしている様子が窺えました。
こちらも函館で朝食をとって、それから親戚の家まで電車で行こう、などと考えていたので、おなかは減るわ、もちろん予定は狂うわ。
そうこうしているうちに、ようやく着陸ができそうだというので着陸態勢に入りました。
グラグラ揺れながら高度を下げていきます。小さいエアポケットが何度もあって、一瞬酔いそうになりましたが、なんとか我慢できる感じ……。
でも後方では子どもが泣く声が聞こえてくるし、「気持ちが悪いんだろうなあ、可哀想だなあ」なんて思っていました。
そしてだいぶ高度が下がり、「いよいよ着陸か」と思ったら、エンジン出力全開な音。
急上昇ですよ……。
「あぁ~」
あっちこっちから落胆の声が聞こえてきます。
「ダメか~」
笑い事ではないですが、なんにせよ、あまりの急上昇で、「機長がヤバい、って言ってそうだよね」と姉と顔を見合わせて、笑ってしまいました。
そうして再び函館上空で待機ですよ。やっぱりこれは欠航になるべき便だったのかもしれないです。
もうあまりに時間がかかるので、隣では、姉は持ってきた仕事を始める始末。
私も私で、何時間かかるかわからないからトイレにでも行っておこうと席を立ち、ついでに近くのCAさんに話を聞いてみました。
条件付きではなかったし、函館に降りるのだろうと思っていたけれど、「新千歳(札幌)に行くっていうことはあるんですか?」と。
すると、「機長は一言も新千歳に行くとは言っていないんですよ。なので、函館に着陸する気でいるのだと思うのですが……」と言います。
「さっきの着陸は惜しかったですよね~」と私が言うと、CAさんも「着陸できると思っていました」と言ってきます。
彼女は「この後の予定は大丈夫ですか?」と恐縮しながら聞いてきましたが、「天候のことだから仕方がないですよね」と私。
「そう言っていただけるとありがたいです」とCAさん。
そりゃ、安全に着陸するほうが大事だと私は思うわけで。
しかし、いい加減に燃料がなくなるんじゃあないの? という雰囲気になってきたころに、再び機長からのアナウンスが。
なんと「函館空港への着陸が見込めないので新千歳空港に向かいます」と言うではありませんか。
「えぇ~!?」
「そんな~」
機内のざわつきは半端じゃなかったです(笑)
皆、いい加減に待たされているので、「どうすりゃいいんだ!」ですよ^^;
新千歳に向かう間は、「その後の予定をどうするのか?」「函館までどうやって行けばいいのか?」等々、CAさんに聞く人もいれば、乗客同士で話をし始める人もいる。
地上へは電話ができないし、待っている人もいるわけで、やきもき、やきもき……。
何とも言えない不穏な空気が流れます。
そして新千歳に近づいたところで、またも機長のアナウンスが。
「新千歳空港で給油をして、函館空港に向かいます」
「ええ~!?」
「なんですと~!?」
またも騒然(笑)
結局、燃料が不足していて2度も3度も着陸をトライするのが難しいと考えた様子で、給油をするために新千歳に行先を変更したようなのでした。
それはいいとして、新千歳に着陸をして、再び函館に向かうとしても、どのくらい時間がかかるのかさっぱりわかりません。
地上で待っている人に連絡をしたいと思っても、携帯電話は使えず。電話が装備されているような飛行機でもない。
<一体どうしたらいいんだ?>と誰もが思ったと思います。
新千歳に無事に着陸してみれば、飛行機から降りることは許されず缶詰状態。「せめて、電話をかけさせてくれ」とCAさんに言う人多数。
ゲートに着いたとき、ようやく電話をすることが許されました。
一斉に携帯電話に電源を入れる人々。もちろん私も、姉も。
姉は真っ先に、待っている親戚の家に電話をしました。年寄りなので、飛行機が到着しないことを知る由もないのではないかと思っていたのです……。しかし、空港に電話をしてくれていて、遅れているということがわかっていた様子で、ほっと一安心。
私は私で携帯を見るとT君からメールが何通も。
見れば、<函館上空で待機のようだな><新千歳に変更されたな。函館をあきらめるんだな><前後の飛行機はみんな到着しているぞ>とつぶやくようなメールの数々。
地上のほうがよくわかっているじゃん、と思いましたよ(笑)
しかし、他の飛行機が到着していることを知ったとき、なんて運が悪いんだろうとも思いました。
全く。
さらにはT君から<10時50分発だ>というメールが。さすがにこの文面を読んだとき、機内の人間にちゃんと知らされていないことに驚いたり。
結局、給油を待って、T君が伝えてきた定刻より30分近く後に、再び函館に向かって新千歳を飛び立ちました。ここまでかかった時間は4時間超。
そして新千歳から函館までは、およそ40分。
函館に着いたのはお昼すぎでした。羽田から函館まで、たどり着くのにかかった時間は合計5時間。
その後は、16時過ぎの函館~丘珠(札幌)空港行の飛行機を予約していたので、それに間に合うように親戚の家へタクシーを飛ばし、2時間滞在して、再びタクシーを飛ばして函館空港に舞い戻ったのでした。
丘珠行も若干のディレイでしたが、こちらは全く順調に飛行し、ほぼ定刻に札幌に到着。
函館~丘珠間のとってもドメスティックなプロペラ機。クリックすると大きくなります。
はからずも、一日で函館~札幌を1往復半してしまったという顚末でした。
飛行機はそれなりに利用はしているものの、こんな経験は初めてでした。
海外を含め、もっと利用をしている姉も初めてとのこと。
後々、話のネタになるので、それはそれでよかったですが、何とも密度の濃い一日になったことは間違いありません(笑)
疲労困憊で、ホテルに着けば、姉は爆睡。私は気圧の変化にやられて頭痛でダウン。
しかし、8時過ぎにはむっくり起きて、美味しいものを食べなくちゃ! と使命を帯びた姉妹はすすき野へと足を延ばすのでした。
↑懲りてない。
車の追突といい、飛行機の大幅な遅延といい、今年は交通に注意しなくちゃいけないなと、ちらっと思いました。要するに呼ばれるタイミングではなかったのかもしれないとも、ちらっと思ったんですけどね^^;
そんなこんな。
おしまい。
しかし、今日も雪ですねえ~。寒い、寒い。
初詣 [旅話]
まだ正月の話か、と怒られてしまいそうですが、お許しくださいませ^^;
数少ないネタの一つなので……(笑)
さて、年が明けて早々に車が追突されてしまい、気持ちも萎えていたtoro家でありました。
が、とりあえず修理中の代車が来て、せっかくだから初詣に行こうかと大雄山は最乗寺に車を走らせたのでした。
途中で見える富士山が美しい。
代車ですから、何となく乗り心地の悪さは否めませんでしたが、それはそれで、新年早々の運の悪さから、ちゃんとお参りせねばと思っていました。
この後、最乗寺へと向かうのですが、大雄山の途中で大渋滞。
「え?」と思いましたよ。なかなか駐車場までたどり着けません。
行事がない限りはもともとあんまり渋滞するところではないし、初詣と言っても少し時間が経っていたので、大丈夫だろうと高をくくっていたのでした。(どんど焼きの日でもない……)。
でも、ビタっと動きません。
ちょっと経ってから、こりゃあ~だめだなと、夫T君も口に出したので、横道にさしかかったらすぐに下山したのでした。
これは今日は最乗寺に呼ばれていない。二人とも同様に思っていたようでした。
「最乗寺が呼んでない」というのは、過去に大雄山・最乗寺に訪れたときに起きた現象が思い出され、なぜかそういう風に思ったのです。
毎回、最乗寺に行くたびに、「何て気の強いところなんだろう」と思います。なかなかその気の強さは半端がないので、生半可な気持ちで行ってはいけないのだろうと感じていました。
なので、今回は呼ばれていないと。
代車だからいけないのかな? と思ったりもしましたが^^;
そうしてそれから1週間。
車が修理から返ってきました。
するとT君。「大雄山に行くか」と言うではないですか。
やはり同様に気になっている様子。
とっとと愛車を走らせました。
そしてたどり着いてみれば、すんなりと駐車場に入れました。「あ、今日は大丈夫なんだ」と、T君と思うことは同じ……^^;
入っていいとお許しが得られたようです。
最乗寺は、大雄山という山の中なので、階段をせっせと登らないといけません。
心臓がよくないT君は、早速ぜーぜーと言い出す始末。
入山してから奥の院までは行けないなあと思っていたのですが、私だけでも奥の院でお参りしなければいけないという気になり、T君に荷物を預けて一人で登ってきました。
なんと言っても心臓破りの階段が待っているので、T君は無理。私も躊躇しましたが、やっぱり今回はちゃんと行かないといけないだろうと思ったのです。いろんな思いが頭を駆け巡ると……。
これです。奥の院までの石段をのこのこと登っていくと、最後に350余段の階段が待っています。
これがかなりの心臓破り^^;
登りきるとそこは奥の院。さすがにぜーぜーはーはーです。若干、脳貧血気味(笑)
あ~何かがいらっしゃる場所だなあ、と思うような写真が撮れました。
光が入らないように、人が入らないようにと撮るとこんな感じ。
奥の院の階段下にはもちろん、天狗様がいらっしゃいます。
山ならではの木漏れ日も。
「霊験あらたか」という言葉にふさわしいところだと思います。
しかし今年はやや気にやられました(家に帰ると小一時間爆睡しなければ復活できず^^;)。
さらに、来年はぜーぜーはーはー言わずに登りきれるよう、体力をつけねばと思ったとか思わなかったとか。
とにかく、家内安全、世界平和を祈って、大雄山をあとにしました。
T君が交通安全・事故防止のお札を授かったのは言うまでもなく。
おしまい。
以前、大雄山を訪れたときの記事はこちら
http://nekotoro.blog.so-net.ne.jp/2012-01-28
http://nekotoro.blog.so-net.ne.jp/2013-02-06
数少ないネタの一つなので……(笑)
さて、年が明けて早々に車が追突されてしまい、気持ちも萎えていたtoro家でありました。
が、とりあえず修理中の代車が来て、せっかくだから初詣に行こうかと大雄山は最乗寺に車を走らせたのでした。
途中で見える富士山が美しい。
代車ですから、何となく乗り心地の悪さは否めませんでしたが、それはそれで、新年早々の運の悪さから、ちゃんとお参りせねばと思っていました。
この後、最乗寺へと向かうのですが、大雄山の途中で大渋滞。
「え?」と思いましたよ。なかなか駐車場までたどり着けません。
行事がない限りはもともとあんまり渋滞するところではないし、初詣と言っても少し時間が経っていたので、大丈夫だろうと高をくくっていたのでした。(どんど焼きの日でもない……)。
でも、ビタっと動きません。
ちょっと経ってから、こりゃあ~だめだなと、夫T君も口に出したので、横道にさしかかったらすぐに下山したのでした。
これは今日は最乗寺に呼ばれていない。二人とも同様に思っていたようでした。
「最乗寺が呼んでない」というのは、過去に大雄山・最乗寺に訪れたときに起きた現象が思い出され、なぜかそういう風に思ったのです。
毎回、最乗寺に行くたびに、「何て気の強いところなんだろう」と思います。なかなかその気の強さは半端がないので、生半可な気持ちで行ってはいけないのだろうと感じていました。
なので、今回は呼ばれていないと。
代車だからいけないのかな? と思ったりもしましたが^^;
そうしてそれから1週間。
車が修理から返ってきました。
するとT君。「大雄山に行くか」と言うではないですか。
やはり同様に気になっている様子。
とっとと愛車を走らせました。
そしてたどり着いてみれば、すんなりと駐車場に入れました。「あ、今日は大丈夫なんだ」と、T君と思うことは同じ……^^;
入っていいとお許しが得られたようです。
最乗寺は、大雄山という山の中なので、階段をせっせと登らないといけません。
心臓がよくないT君は、早速ぜーぜーと言い出す始末。
入山してから奥の院までは行けないなあと思っていたのですが、私だけでも奥の院でお参りしなければいけないという気になり、T君に荷物を預けて一人で登ってきました。
なんと言っても心臓破りの階段が待っているので、T君は無理。私も躊躇しましたが、やっぱり今回はちゃんと行かないといけないだろうと思ったのです。いろんな思いが頭を駆け巡ると……。
これです。奥の院までの石段をのこのこと登っていくと、最後に350余段の階段が待っています。
これがかなりの心臓破り^^;
登りきるとそこは奥の院。さすがにぜーぜーはーはーです。若干、脳貧血気味(笑)
あ~何かがいらっしゃる場所だなあ、と思うような写真が撮れました。
光が入らないように、人が入らないようにと撮るとこんな感じ。
奥の院の階段下にはもちろん、天狗様がいらっしゃいます。
山ならではの木漏れ日も。
「霊験あらたか」という言葉にふさわしいところだと思います。
しかし今年はやや気にやられました(家に帰ると小一時間爆睡しなければ復活できず^^;)。
さらに、来年はぜーぜーはーはー言わずに登りきれるよう、体力をつけねばと思ったとか思わなかったとか。
とにかく、家内安全、世界平和を祈って、大雄山をあとにしました。
T君が交通安全・事故防止のお札を授かったのは言うまでもなく。
おしまい。
以前、大雄山を訪れたときの記事はこちら
http://nekotoro.blog.so-net.ne.jp/2012-01-28
http://nekotoro.blog.so-net.ne.jp/2013-02-06
友と。 [旅話]
5月にこの世を去った友人のお蔭か、中学時代に仲がよかった友人との交流が盛んになった。
要するに、会う機会が増えたということなんだけど。
たぶん、皆、寂しくなってきているんだろうなと思う。
一人、仲がよかった人がいなくなるということは、ちょっとした瞬間にふと、心に寒風が吹くというか……。
ジャブをあびているかのようにじわじわと来るものなんだ。
昨年の春に夫T君の友人(私の友人でもある)がこの世を去った後、T君の友人たちもずいぶんと集まる機会が増えたようで、寂しくもあり、なんとなく不安なんだろうなという気がしている。
そんな折、唯一車を運転している友人が新車を購入した。
これ幸いと「ちょっと~、ドライブに行こうよ~」、「新しい車に乗せてよ~」と、運転免許証は持っているくせに、運転をしない妙齢の女子3人が車を買った彼女におねだりを始めた。
その唯一車を運転する彼女は、まだ子育て中(とはいえ、下の子は中学生なので、そろそろ子育て終了~となるが)なので、出歩ける時間も限られている。
他の3人はほぼ自営業の身で、その内の1人は子どもがいるが、とっくに成人していて孫までいる。なので、いつでもOK(な感じ)の3人(笑)
ということで「じゃあ、ちょっとランチにでも行こうか」という話になり、車を出してくれた。
「新しい車はいいねえ」、「後ろのシートが広くていいわ~」などなど言いたい放題。車を出してくれた友人に感謝しろよ、あんたたち! っていう感じであるが、これまた40年近い付き合いのある間柄。
口の悪いのはお互い様と、それぞれでしょうもない発言をスルーしながら、ドライブを楽しんできた。
ランチ後、私が一度も行ったことがない「湘南平」に連れて行ってくれと言っていたのだが、もう1人、行ったことのない人がいたので、時間もあったことだし、連れて行ってくれた。
大雨のあとの湘南平。
左に見えるは相模湾。晴れていたら富士山も見えたはず。光芒が美しかった。
こちらは大山、厚木や海老名等々の町が見える。
平野を見渡すことが好きな私は、空の加減も含めて、いい景色を拝めることができて大変満足^^;
なかなか写真ではわからないけれど。
本来は人と会うのが面倒くさいと思う私。実際、この日は午前中大雨だったので、「延期しようよ」とまで言っていた。
それでも誘われて、食事をして、こんな風に一緒に景色を眺められるなんていうのも悪くはないな、と思う。
「toroは丸くなったよね~、身も心も(笑)」…。
この年になり、そんなことを言われるようになりました。
おしまい。
※この日は帰り道に「虹」を目撃し、夕方には自宅テラスで「国際宇宙ステーション」が上空を横切っていくのを見ました。何だかめでたい感じで、気分がよくなりましたとさ^^;
要するに、会う機会が増えたということなんだけど。
たぶん、皆、寂しくなってきているんだろうなと思う。
一人、仲がよかった人がいなくなるということは、ちょっとした瞬間にふと、心に寒風が吹くというか……。
ジャブをあびているかのようにじわじわと来るものなんだ。
昨年の春に夫T君の友人(私の友人でもある)がこの世を去った後、T君の友人たちもずいぶんと集まる機会が増えたようで、寂しくもあり、なんとなく不安なんだろうなという気がしている。
そんな折、唯一車を運転している友人が新車を購入した。
これ幸いと「ちょっと~、ドライブに行こうよ~」、「新しい車に乗せてよ~」と、運転免許証は持っているくせに、運転をしない妙齢の女子3人が車を買った彼女におねだりを始めた。
その唯一車を運転する彼女は、まだ子育て中(とはいえ、下の子は中学生なので、そろそろ子育て終了~となるが)なので、出歩ける時間も限られている。
他の3人はほぼ自営業の身で、その内の1人は子どもがいるが、とっくに成人していて孫までいる。なので、いつでもOK(な感じ)の3人(笑)
ということで「じゃあ、ちょっとランチにでも行こうか」という話になり、車を出してくれた。
「新しい車はいいねえ」、「後ろのシートが広くていいわ~」などなど言いたい放題。車を出してくれた友人に感謝しろよ、あんたたち! っていう感じであるが、これまた40年近い付き合いのある間柄。
口の悪いのはお互い様と、それぞれでしょうもない発言をスルーしながら、ドライブを楽しんできた。
ランチ後、私が一度も行ったことがない「湘南平」に連れて行ってくれと言っていたのだが、もう1人、行ったことのない人がいたので、時間もあったことだし、連れて行ってくれた。
大雨のあとの湘南平。
左に見えるは相模湾。晴れていたら富士山も見えたはず。光芒が美しかった。
こちらは大山、厚木や海老名等々の町が見える。
平野を見渡すことが好きな私は、空の加減も含めて、いい景色を拝めることができて大変満足^^;
なかなか写真ではわからないけれど。
本来は人と会うのが面倒くさいと思う私。実際、この日は午前中大雨だったので、「延期しようよ」とまで言っていた。
それでも誘われて、食事をして、こんな風に一緒に景色を眺められるなんていうのも悪くはないな、と思う。
「toroは丸くなったよね~、身も心も(笑)」…。
この年になり、そんなことを言われるようになりました。
おしまい。
※この日は帰り道に「虹」を目撃し、夕方には自宅テラスで「国際宇宙ステーション」が上空を横切っていくのを見ました。何だかめでたい感じで、気分がよくなりましたとさ^^;
妙齢の女子会 [旅話]
昨年から米国に渡って働いている友人が一時帰国するというのをきっかけに、35年来の友人たちと温泉に一泊二日の旅をしてきました。
先日亡くなった友人の追悼も兼ねていたのですが、この出来事もひとつのきっかけになりました。
米国に渡った友人とは、たぶん10年以上会っておらず、久しぶりの集合です。
場所は、亡くなった友人と30年前に一緒に行った温泉旅館。その友人のお父さんが某電鉄系のバス会社に勤めていたので、某電鉄系の旅館を安く利用できたのでした。ですので、30年前に行ったときは、年齢には分不相応な感じで旅館を利用したんだなと、いまさらながら気づくという(笑)
そして、中年の女子ですよ。そんな女子が5人も集まると、やることなすことやかましいのですが、なぜか趣味も好みも全く異なる5人で、やまかしいくせにやることがてんでバラッバラという。
でも分別がついていると申しますか、バラッバラの割には珍道中にならず、いやはや大人になりました。
変な話ですが、彼女がこの世を去らなかったら、きっとまだ集まることもなかったでしょうし、もう一人の友人が渡米していなかったら、たぶん集まることがなかったと思います。
タイミングだったんだな、と。
もともと人づきあいが苦手で、友人の少ない私にとって、こうした旅というのはめったにないことですし(笑)
考えてみると、子どものいる友人の子育てが終わりつつある時期でもありますね。ようやく外に出てきやすくなっているというタイミングになっているのかもしれません。
とはいえ、めったにない女子の友人との温泉旅行。何だか、嫌な感じはありませんでした。どうしてなんだろうなあ。年をとったからかなあ。
基本的には、夫T君と出かける旅が一番楽なのです。わがままが言えるし、ついでに食べること・飲むことが好きな夫婦ですから、そうしたことに対しては同じく貪欲になれるので、実に気が楽。
ところが、友人たちと出かけるとなると、趣味嗜好が異なるがゆえ、面倒なことが多いと。遠慮したり、諦めたりしなくてはならないことが多いですから、面倒くさい。なので、よく「夫と行くより、女友達との旅がいい」と言う人がいますが、そこには私は当てはまらないのですよね。「何でかなあ?」と思っておりました。
でも、久しぶりに友人と旅をしてみて、そんなに苦痛がなかったと。ま~、一泊ですから時間的にもよかったのかもしれませんが、そんなに悪くはなかったのです。
ややこしい体調の変化もなくなったからかもしれないなあ。婦人科の病いに悩まされていた頃は、いろんなことに敏感で神経質になっていましたからね。そういうのがなくなるっていうのも、心に余裕をもたらしたのかもしれないと思いました。
ということで悪くはなかった女子の旅^^;
何となくテキトーに集まって、テキトーにしゃべって、テキトーに時間をつぶして帰ってきました。
朝食はこんな感じ。
「来年も一時帰国したら行こうよ」という話が出ていましたから、きっと行くんでしょうね。
「とりあえず、一部屋に5人はきついから、次は広い部屋を予約してくれ」と、セッティングをしてくれた友人に頼んだというわがままな私ではありましたが(笑)
おしまい。
先日亡くなった友人の追悼も兼ねていたのですが、この出来事もひとつのきっかけになりました。
米国に渡った友人とは、たぶん10年以上会っておらず、久しぶりの集合です。
場所は、亡くなった友人と30年前に一緒に行った温泉旅館。その友人のお父さんが某電鉄系のバス会社に勤めていたので、某電鉄系の旅館を安く利用できたのでした。ですので、30年前に行ったときは、年齢には分不相応な感じで旅館を利用したんだなと、いまさらながら気づくという(笑)
そして、中年の女子ですよ。そんな女子が5人も集まると、やることなすことやかましいのですが、なぜか趣味も好みも全く異なる5人で、やまかしいくせにやることがてんでバラッバラという。
でも分別がついていると申しますか、バラッバラの割には珍道中にならず、いやはや大人になりました。
変な話ですが、彼女がこの世を去らなかったら、きっとまだ集まることもなかったでしょうし、もう一人の友人が渡米していなかったら、たぶん集まることがなかったと思います。
タイミングだったんだな、と。
もともと人づきあいが苦手で、友人の少ない私にとって、こうした旅というのはめったにないことですし(笑)
考えてみると、子どものいる友人の子育てが終わりつつある時期でもありますね。ようやく外に出てきやすくなっているというタイミングになっているのかもしれません。
とはいえ、めったにない女子の友人との温泉旅行。何だか、嫌な感じはありませんでした。どうしてなんだろうなあ。年をとったからかなあ。
基本的には、夫T君と出かける旅が一番楽なのです。わがままが言えるし、ついでに食べること・飲むことが好きな夫婦ですから、そうしたことに対しては同じく貪欲になれるので、実に気が楽。
ところが、友人たちと出かけるとなると、趣味嗜好が異なるがゆえ、面倒なことが多いと。遠慮したり、諦めたりしなくてはならないことが多いですから、面倒くさい。なので、よく「夫と行くより、女友達との旅がいい」と言う人がいますが、そこには私は当てはまらないのですよね。「何でかなあ?」と思っておりました。
でも、久しぶりに友人と旅をしてみて、そんなに苦痛がなかったと。ま~、一泊ですから時間的にもよかったのかもしれませんが、そんなに悪くはなかったのです。
ややこしい体調の変化もなくなったからかもしれないなあ。婦人科の病いに悩まされていた頃は、いろんなことに敏感で神経質になっていましたからね。そういうのがなくなるっていうのも、心に余裕をもたらしたのかもしれないと思いました。
ということで悪くはなかった女子の旅^^;
何となくテキトーに集まって、テキトーにしゃべって、テキトーに時間をつぶして帰ってきました。
朝食はこんな感じ。
「来年も一時帰国したら行こうよ」という話が出ていましたから、きっと行くんでしょうね。
「とりあえず、一部屋に5人はきついから、次は広い部屋を予約してくれ」と、セッティングをしてくれた友人に頼んだというわがままな私ではありましたが(笑)
おしまい。
弾丸にも程がある [旅話]
夫T君の北海道出張に便乗して、週末、札幌弾丸ツアーを決行。目的はホワイトアスパラと蝦蛄!
猫のTBちゃんの健康状態&性格を考えると、長い間の不在は難しいので、仕方なしの弾丸ツアーなのだけれど、しかし新千歳INが15:30、OUTが翌日14:30とは、ちと弾丸過ぎたかと反省。
時間的には23時間ある。しかし、空港から札幌までの往復は少なく見ても1時間半で、残りは21時間半。ホテルの滞在を8時間ほどと考えると、行動できる時間は13時間半。むむ~。
ということで、札幌に着いてからというもの、T君と落ち合うまでの2時間、速攻でまずは欲しかったものをゲットするために歩く歩く(笑)
狸小路まで地下道をドコドコと歩いて行って地上に出てみると……。
YOSAKOI中!
たまげた^^;
何も考えずに行っていたので、YOSAKOIソーラン祭りでこんなに賑やかだったなんて驚いた驚いた。
札幌駅も、地下道も、いつもと変わらない雰囲気だったので、地元の人はあんまり興味がないのかもしれないけれど、参加している方々は激しく踊っておられました。
見上げれば飛行船。むちゃくちゃいい天気で暑い!
そして、ホテルでT君と待ち合わせたのち、行った先はいつもの「ラ・サンテ」(→http://www.la-sante.jp/ リンクがうまく貼れないので、そのままのURLでございます。以下、同)。
ホワイトアスパラとミルクラムをいただいてきました。ま、いつもの通りで、食事中の写真を撮るのがあまり好きではないということもあり、これだけ。念願のホワイトアスパラの塩釜焼きをいただきましたよ~。これは塩釜から出した状態ですが、美味しかった~。
ワインはココ・ファームの栗沢ブラン。岩見沢にあるNAKAZAWA VINEYARDのブドウを使って造られたもので、リリースされてもあっという間に売り切れるのだろうと思います。この前、ココ・ファームに行ったときにはなかったから。
NAKAZAWA VINEYARDのサイトはこちら→http://www.nvineyard.jp/
ココ・ファームといえば、ワイン醸造の質を高めたと言っても過言ではないブルースさんという方がおられました。そのブルースさん、ココ・ファームを辞められて独立。なんと岩見沢で「10Rワイナリー」という醸造所を作られて、自身のワインを造っていたのでした。→http://www.sorachi.pref.hokkaido.lg.jp/ts/tss/soracchi/sub/winery/winery08.htm
平成21年から始められた醸造所ということで、ようやく今年の夏には白ワインがリリースされるらしくって、奥様! 楽しみですわよ! 「上幌ワイン」っていうらしいですわ。手に入るか、わかりませんが……。
話を戻して、ラ・サンテのミルクラム。通常はお肉をあまり食べないtoro家ですが、これはありがたくいただかねばといただいてきました。まだ草を食べていない羊です。T君はおなか一杯で撃沈していたけど(ラ・サンテのシェフ、奥様ごめんなさい)。
でも、ありがとう、ミルクラムです。いろんな部位を、様々なお料理法で供していただきました。美味しかったです(私は完食!!)。
これは、やっぱり札幌まで食べに行かないと。
そして一日目は終わり、翌日。
行ってみたかった石狩漁港の朝市に、T君がレンタカーを借り、車を走らせてくれました。ここでのお目当ては蝦蛄! 蝦蛄のシーズンなので、きっと揚がっているはず、と思って行ってみれば、どこのお店もしゃこしゃこしゃこ(笑)
一体、どこで買えばいいんじゃあ、な感じ^^;
(お約束のようにT君が入った写真でありますが、横で何かをゆでている最中のよう…蝦蛄か?)
で、これですわ。自宅に帰ってから取り出したところ。
大きいし、安いし、さすが石狩漁港朝市でございました。小樽や苫小牧では、こんなに安くなかったしなあ。
で、このころはもうすでに疲れが見え始めていたワタクシでございますが、ラストスパート。
せっかく石狩に来たのだから、あのハチミツですよ。
nakasamaさんのお友達の「ラ・ターブルベール」さん→http://www.la-table-vert.com/
サイトやブログを見れば、「はるきちオーガニックファーム」(→http://www.harukichi-farm.com/)や、「徳光珈琲」(→http://tokumitsu-coffee.com/)に商品を置いているということで、どちらのお店にも足を延ばしてみました。
ここも写真を撮ればよかったんですけどね。いかんせん、時間もなく^^; どちらも可愛らしいお店でいい雰囲気でした。
ハチミツはいくつかの種類が置いてあるのかと思って行ったのですが、そうではなかったのが残念。
徳光珈琲さんでは、「事務所が近くだから連絡しましょうか?」とまで言ってくださったのですが、そんな滅相もない。時間もないい。
で、はるきちさん、徳光さんで購入した品はこちら。Yukiと、父の日ブレンド、アイコで作った自家製トマトピューレ。
徳光珈琲さんでは石狩近郊のデリバリーを始められたということで、その利用を勧められ、「どちらにお住まいですか?」と聞かれた私たち……。
「いや、神奈川県から来まして……」と言ってみれば、もんのすごく驚かれてしまいました。
そりゃそうだよなあ、と。石狩って観光地じゃないし、それも住宅地のなかを分け入って行かなくてはいけないところへ、わざわざ行っているんだもんなあ。驚くのも無理はない。
いやはや、徳光珈琲のお店の方々、驚かせてすみませんでした^^;
で、これだけでは終わらず、石狩農協の直売所ではアスパラやパンを購入。恵庭の道の駅でもホワイトアスパラを購入。
全く、どれだけ買い物をすれば気が済むんじゃい(笑)
そうして新千歳まで車を走らせてもらって、最後にはお寿司を食べて機上の人になったのでした。
T君はその後、仕事をして最終便の一つ手前の飛行機で帰ってきましたけどねえ。
いや~弾丸にも程がある。
猫のTBちゃんの健康状態&性格を考えると、長い間の不在は難しいので、仕方なしの弾丸ツアーなのだけれど、しかし新千歳INが15:30、OUTが翌日14:30とは、ちと弾丸過ぎたかと反省。
時間的には23時間ある。しかし、空港から札幌までの往復は少なく見ても1時間半で、残りは21時間半。ホテルの滞在を8時間ほどと考えると、行動できる時間は13時間半。むむ~。
ということで、札幌に着いてからというもの、T君と落ち合うまでの2時間、速攻でまずは欲しかったものをゲットするために歩く歩く(笑)
狸小路まで地下道をドコドコと歩いて行って地上に出てみると……。
YOSAKOI中!
たまげた^^;
何も考えずに行っていたので、YOSAKOIソーラン祭りでこんなに賑やかだったなんて驚いた驚いた。
札幌駅も、地下道も、いつもと変わらない雰囲気だったので、地元の人はあんまり興味がないのかもしれないけれど、参加している方々は激しく踊っておられました。
見上げれば飛行船。むちゃくちゃいい天気で暑い!
そして、ホテルでT君と待ち合わせたのち、行った先はいつもの「ラ・サンテ」(→http://www.la-sante.jp/ リンクがうまく貼れないので、そのままのURLでございます。以下、同)。
ホワイトアスパラとミルクラムをいただいてきました。ま、いつもの通りで、食事中の写真を撮るのがあまり好きではないということもあり、これだけ。念願のホワイトアスパラの塩釜焼きをいただきましたよ~。これは塩釜から出した状態ですが、美味しかった~。
ワインはココ・ファームの栗沢ブラン。岩見沢にあるNAKAZAWA VINEYARDのブドウを使って造られたもので、リリースされてもあっという間に売り切れるのだろうと思います。この前、ココ・ファームに行ったときにはなかったから。
NAKAZAWA VINEYARDのサイトはこちら→http://www.nvineyard.jp/
ココ・ファームといえば、ワイン醸造の質を高めたと言っても過言ではないブルースさんという方がおられました。そのブルースさん、ココ・ファームを辞められて独立。なんと岩見沢で「10Rワイナリー」という醸造所を作られて、自身のワインを造っていたのでした。→http://www.sorachi.pref.hokkaido.lg.jp/ts/tss/soracchi/sub/winery/winery08.htm
平成21年から始められた醸造所ということで、ようやく今年の夏には白ワインがリリースされるらしくって、奥様! 楽しみですわよ! 「上幌ワイン」っていうらしいですわ。手に入るか、わかりませんが……。
話を戻して、ラ・サンテのミルクラム。通常はお肉をあまり食べないtoro家ですが、これはありがたくいただかねばといただいてきました。まだ草を食べていない羊です。T君はおなか一杯で撃沈していたけど(ラ・サンテのシェフ、奥様ごめんなさい)。
でも、ありがとう、ミルクラムです。いろんな部位を、様々なお料理法で供していただきました。美味しかったです(私は完食!!)。
これは、やっぱり札幌まで食べに行かないと。
そして一日目は終わり、翌日。
行ってみたかった石狩漁港の朝市に、T君がレンタカーを借り、車を走らせてくれました。ここでのお目当ては蝦蛄! 蝦蛄のシーズンなので、きっと揚がっているはず、と思って行ってみれば、どこのお店もしゃこしゃこしゃこ(笑)
一体、どこで買えばいいんじゃあ、な感じ^^;
(お約束のようにT君が入った写真でありますが、横で何かをゆでている最中のよう…蝦蛄か?)
で、これですわ。自宅に帰ってから取り出したところ。
大きいし、安いし、さすが石狩漁港朝市でございました。小樽や苫小牧では、こんなに安くなかったしなあ。
で、このころはもうすでに疲れが見え始めていたワタクシでございますが、ラストスパート。
せっかく石狩に来たのだから、あのハチミツですよ。
nakasamaさんのお友達の「ラ・ターブルベール」さん→http://www.la-table-vert.com/
サイトやブログを見れば、「はるきちオーガニックファーム」(→http://www.harukichi-farm.com/)や、「徳光珈琲」(→http://tokumitsu-coffee.com/)に商品を置いているということで、どちらのお店にも足を延ばしてみました。
ここも写真を撮ればよかったんですけどね。いかんせん、時間もなく^^; どちらも可愛らしいお店でいい雰囲気でした。
ハチミツはいくつかの種類が置いてあるのかと思って行ったのですが、そうではなかったのが残念。
徳光珈琲さんでは、「事務所が近くだから連絡しましょうか?」とまで言ってくださったのですが、そんな滅相もない。時間もないい。
で、はるきちさん、徳光さんで購入した品はこちら。Yukiと、父の日ブレンド、アイコで作った自家製トマトピューレ。
徳光珈琲さんでは石狩近郊のデリバリーを始められたということで、その利用を勧められ、「どちらにお住まいですか?」と聞かれた私たち……。
「いや、神奈川県から来まして……」と言ってみれば、もんのすごく驚かれてしまいました。
そりゃそうだよなあ、と。石狩って観光地じゃないし、それも住宅地のなかを分け入って行かなくてはいけないところへ、わざわざ行っているんだもんなあ。驚くのも無理はない。
いやはや、徳光珈琲のお店の方々、驚かせてすみませんでした^^;
で、これだけでは終わらず、石狩農協の直売所ではアスパラやパンを購入。恵庭の道の駅でもホワイトアスパラを購入。
全く、どれだけ買い物をすれば気が済むんじゃい(笑)
そうして新千歳まで車を走らせてもらって、最後にはお寿司を食べて機上の人になったのでした。
T君はその後、仕事をして最終便の一つ手前の飛行機で帰ってきましたけどねえ。
いや~弾丸にも程がある。
観音様 [旅話]
GW後半。特に予定もなく、しかしゴロゴロしているのももったいないと、4日(土)の夜に行った居酒屋で夫T君と「あーだ、こーだ」と言っておりました。
ま、土曜日に行った居酒屋はなでしこ御用達と申しますか、岩清水選手が以前アルバイトをしていたところで、この日は行ってみれば、その岩清水選手も食事(飲み?)に来ていて、ちょっとしたハプニング。
彼女のブログを見れば、その後に川澄選手などなどが訪れていたみたいで、もう少しゆっくりしていたらよかったんじゃん……な~んてT君と言っておりました。
こんなこともあって、それなりに楽しかった連休。
はてさて、飲みながら相談して行った先は、なんと「大船観音寺」。
神奈川県民で横須賀線(東海道線でも、根岸線でもいいか)を利用し、大船を通れば必ずや目に入るあの観音様です。
小さいときはあの観音様を「ちょっと怖いな」と思っておりました。しかしいつもそこにいる観音様ですから、大船を通るたびに必ず確認しなくてはいけないと思っていて、なぜか不思議な気持ちで見ておりました。
しかし、実際に大船観音に近寄ることもなく早50年(笑)
調べてみると、曹洞宗のお寺だそうで、これまたT君家が檀家さんになっているお寺も曹洞宗。連休中にかなり穴場でもあると思われるわけで、「行ってみるかね」ということになったのです。
朝8時頃、車で家を出て、9時には大船駅前のコインパーキングに駐車(空いててよかった)。そして西口に向かい、大船観音寺へとてくてく歩いて行きました。
参道を行き、階段を昇っていくとこんな感じで見えてきます。
下界はこんな感じ。
そして間近で初めて見る観音様。
実に綺麗なんですわ~。
思いのほか優しい顔をしておられます。……なんていったって、幼少期は「怖い」と思って見ていたので、印象が異なりました。綺麗なんですよ。
真横から見上げると。
柔らかい感じがいいですねえ。
大船観音寺のサイトを見ると、もともとは立像にしようとしていたようですが、地盤の関係で坐像が検討され、しかし周囲との調和を考えて胸像になったと記されています。
出来上がるまでには、世界恐慌や戦争を挟んで、かなり時間を要したようです。なかでも東急グループがずいぶんと関わっているということを知って、へえ、と思いました。これも不思議な感じ。
バカな妄想ですが、T君は「この観音様の胴体は土に埋まっていて、有事にはむくむくっと出てくるんだぜ」なんて言っております。そうなるときっと、大仏様も立ち上がることでしょう(笑)
さて、大船観音寺を後にして、これからどうしようかと相談。久しぶりに湘南モノレールに乗ってみるか、ということで、モノレールに乗って終点の湘南江の島へ。
腰越海岸までのろのろと歩き……。
釜揚げシラスを手に入れて、そのまままた湘南モノレールに乗って大船まで帰りました。
途中、江ノ電を見れば、ものすごい人人人!!! 鎌倉駅では江ノ電に乗るのにも、駅の外まで並ばなければならなかったらしく、「ひえ~、やっぱり有名な観光地なのねえ」と改めて思った次第。
私たちは何気なく反対方向に向かっていたので、混雑知らずでありました。
そして、帰りは平塚に向かって、久しぶりに「老郷」でタンメンと餃子を喰らって(美味しかった~)、あさつゆ広場でしこたま野菜を買って帰ってきたとさ。
あさつゆ広場で買ったバラ。カラフル~。
こうしてtoro家の連休は終わったのでした。
そしてT君は恒例の出張月間に突入。
おしまい。
ま、土曜日に行った居酒屋はなでしこ御用達と申しますか、岩清水選手が以前アルバイトをしていたところで、この日は行ってみれば、その岩清水選手も食事(飲み?)に来ていて、ちょっとしたハプニング。
彼女のブログを見れば、その後に川澄選手などなどが訪れていたみたいで、もう少しゆっくりしていたらよかったんじゃん……な~んてT君と言っておりました。
こんなこともあって、それなりに楽しかった連休。
はてさて、飲みながら相談して行った先は、なんと「大船観音寺」。
神奈川県民で横須賀線(東海道線でも、根岸線でもいいか)を利用し、大船を通れば必ずや目に入るあの観音様です。
小さいときはあの観音様を「ちょっと怖いな」と思っておりました。しかしいつもそこにいる観音様ですから、大船を通るたびに必ず確認しなくてはいけないと思っていて、なぜか不思議な気持ちで見ておりました。
しかし、実際に大船観音に近寄ることもなく早50年(笑)
調べてみると、曹洞宗のお寺だそうで、これまたT君家が檀家さんになっているお寺も曹洞宗。連休中にかなり穴場でもあると思われるわけで、「行ってみるかね」ということになったのです。
朝8時頃、車で家を出て、9時には大船駅前のコインパーキングに駐車(空いててよかった)。そして西口に向かい、大船観音寺へとてくてく歩いて行きました。
参道を行き、階段を昇っていくとこんな感じで見えてきます。
下界はこんな感じ。
そして間近で初めて見る観音様。
実に綺麗なんですわ~。
思いのほか優しい顔をしておられます。……なんていったって、幼少期は「怖い」と思って見ていたので、印象が異なりました。綺麗なんですよ。
真横から見上げると。
柔らかい感じがいいですねえ。
大船観音寺のサイトを見ると、もともとは立像にしようとしていたようですが、地盤の関係で坐像が検討され、しかし周囲との調和を考えて胸像になったと記されています。
出来上がるまでには、世界恐慌や戦争を挟んで、かなり時間を要したようです。なかでも東急グループがずいぶんと関わっているということを知って、へえ、と思いました。これも不思議な感じ。
バカな妄想ですが、T君は「この観音様の胴体は土に埋まっていて、有事にはむくむくっと出てくるんだぜ」なんて言っております。そうなるときっと、大仏様も立ち上がることでしょう(笑)
さて、大船観音寺を後にして、これからどうしようかと相談。久しぶりに湘南モノレールに乗ってみるか、ということで、モノレールに乗って終点の湘南江の島へ。
腰越海岸までのろのろと歩き……。
釜揚げシラスを手に入れて、そのまままた湘南モノレールに乗って大船まで帰りました。
途中、江ノ電を見れば、ものすごい人人人!!! 鎌倉駅では江ノ電に乗るのにも、駅の外まで並ばなければならなかったらしく、「ひえ~、やっぱり有名な観光地なのねえ」と改めて思った次第。
私たちは何気なく反対方向に向かっていたので、混雑知らずでありました。
そして、帰りは平塚に向かって、久しぶりに「老郷」でタンメンと餃子を喰らって(美味しかった~)、あさつゆ広場でしこたま野菜を買って帰ってきたとさ。
あさつゆ広場で買ったバラ。カラフル~。
こうしてtoro家の連休は終わったのでした。
そしてT君は恒例の出張月間に突入。
おしまい。
お初でございます。 [旅話]
行きたい行きたいと思っていた「益子陶器市」に、連休前半中日に行ってきました。
当初は夫T君に、「バスで益子の陶器市へ行かない?」と誘ってみていたのですが、「俺はバスはヤダ」と言うではありませんか。私としては、車の運転せずに行けるから楽な思いができていいのではないか? と思っていたのですが、バスの閉塞感が嫌だとおっしゃる。要するに好きなところで停車ができないし、降りることもできないから、なんだそうだ。
まあ、分からないではない。でも運転しないで行ければ、途中でお酒が飲めるのになあと思うのだけれど、意外と車の運転が好きなT君。そう言うものだから、「GWに車で益子へ連れて行ってくれないかなあ~。ねえ」というのを何度か繰り返しておりました。
そして「じゃあ、(連休前日は飲んで帰るから)連休の中日だな」という了解が得られ、やっと行ってきましたよ~、念願の益子陶器市。4年ほど前に有田の陶器市に行ったのですが、関東で一番大きい陶器市と言えば益子じゃあないの。やっぱりここも一度は行かないととずーっと思っていたのでした。
天気も上々。駐車場がいっぱいなのも困るわけで、益子に9時までは到着しないと駐車ができないという情報を入手したので、朝の5時半に我が家を出発。
想定通りに9時前に到着し、車も止められました!
そうしてふらふらと陶器市を物色する。
通り沿いのいくつかのお店や露店を見て回るものの、なかなかビジョンが決まらず、そうこうするうちにやっぱり作家さんが作ったものを手に入れるのがいいなと気がついて、窯元さんよりも作家さんが出している露店を注目して歩きました。
歩き回っていて、若い作家が集まる「かまぐれの丘」。全国の作家が集まっている「遺跡広場」内。この辺が私のピークでございました^^;
結局、購入したのは「埴輪」「龍の置物」「醤油皿」「湯呑」「箸置き」「オーブンで使える食器」とあまり脈絡もなく、とりあえず気に入ったものを購入と相成ったのです。
出物はこれ。
超低空飛行の龍神。可愛い^^
田崎太郎さんという作家の龍の置物なのですが、出している作品のどれを見ても力作で、ついつい買うに至るという……(笑)
あとでこの彼のサイトを見てみれば、こんな工房名がついていて、「工房 火の玉発動機」……おもろい兄ちゃんだったわ~。
ブログを見てみると、初日はお客さんがずいぶんと並んだようで、人気者だったのでした。
初めての益子陶器市だったので、どういう風に歩き回ればいいのか、いまひとつ掴みかねていましたが、作家さんたちの露店を見て歩くうちに、どうやら「作家目当て」でうまいこと歩き回っている人々がいるということに気が付きました。「この人のこの作品を買う」と。
それだけでなく、有田の陶器市でもそうでしたが、市販されているものよりもお安いんですよ。作家さんの作品も。なので、それを目当てに行くべきと学びました。
次はもうちょっと、手に入れたいもの(作風など)を事前に調べて行くぞ! と思った次第であります。いつ行けるかはわかりませんが。学んだことも忘れなければいいのですが^^;
そして最後に立ち寄った古い登り窯。
いやこの登り窯はでかい。すごい。
それで益子を後にした私たち。
向かった先は、ココファーム! こちらもお初でございます。
益子から近くはないけれど、北関東道を西に行けば足利にたどり着くわけで、「ココファームにも寄らんかね?」とT君に聞いてみれば、「行ってもいい」と言うではありませんか。T君、いい奴(笑)
お付き合い(ココのワインを買い始めて)としてはおよそ23,4年。グロワーズクラブの会員になって2期目。いつか行きたいと思っていたこちらもやっと現地に足を踏み入れられました。
しかしよくもまあこんな斜面にワイン畑を作ったものです。
TVや写真で見てはいましたが、実際見てみるとすごい斜面です。こころみ学園の園生のみんなは本当に頑張っているんだわ。「あの頂上あたりで、カラス除けに一斗缶を鳴らしたりしているのねえ」なんて想像をしたり。
いまは亡き園長先生の意識の高さを垣間見たような気がしました。
T君は飲めないけれど、私は白ワインの試飲を^^;
「あわここ」「足利呱呱和飲」「風のエチュード」「プティ・マンサン」「甲州F.O.S」の5種類。
あ~幸せ~♪
そうしてワインをごっそり…といっても5本だけど購入して帰ったのでした。
ちょっと~、なかなかいいGWではないの(笑)
猫のTBちゃんがまた具合が悪くなってはいけないので、遠出を諦めていましたが、こんな楽しみ方もあるということで、GW前半をいい按配で過ごせたのでありました。
そうそう、T君に感謝。
おしまい。
当初は夫T君に、「バスで益子の陶器市へ行かない?」と誘ってみていたのですが、「俺はバスはヤダ」と言うではありませんか。私としては、車の運転せずに行けるから楽な思いができていいのではないか? と思っていたのですが、バスの閉塞感が嫌だとおっしゃる。要するに好きなところで停車ができないし、降りることもできないから、なんだそうだ。
まあ、分からないではない。でも運転しないで行ければ、途中でお酒が飲めるのになあと思うのだけれど、意外と車の運転が好きなT君。そう言うものだから、「GWに車で益子へ連れて行ってくれないかなあ~。ねえ」というのを何度か繰り返しておりました。
そして「じゃあ、(連休前日は飲んで帰るから)連休の中日だな」という了解が得られ、やっと行ってきましたよ~、念願の益子陶器市。4年ほど前に有田の陶器市に行ったのですが、関東で一番大きい陶器市と言えば益子じゃあないの。やっぱりここも一度は行かないととずーっと思っていたのでした。
天気も上々。駐車場がいっぱいなのも困るわけで、益子に9時までは到着しないと駐車ができないという情報を入手したので、朝の5時半に我が家を出発。
想定通りに9時前に到着し、車も止められました!
そうしてふらふらと陶器市を物色する。
通り沿いのいくつかのお店や露店を見て回るものの、なかなかビジョンが決まらず、そうこうするうちにやっぱり作家さんが作ったものを手に入れるのがいいなと気がついて、窯元さんよりも作家さんが出している露店を注目して歩きました。
歩き回っていて、若い作家が集まる「かまぐれの丘」。全国の作家が集まっている「遺跡広場」内。この辺が私のピークでございました^^;
結局、購入したのは「埴輪」「龍の置物」「醤油皿」「湯呑」「箸置き」「オーブンで使える食器」とあまり脈絡もなく、とりあえず気に入ったものを購入と相成ったのです。
出物はこれ。
超低空飛行の龍神。可愛い^^
田崎太郎さんという作家の龍の置物なのですが、出している作品のどれを見ても力作で、ついつい買うに至るという……(笑)
あとでこの彼のサイトを見てみれば、こんな工房名がついていて、「工房 火の玉発動機」……おもろい兄ちゃんだったわ~。
ブログを見てみると、初日はお客さんがずいぶんと並んだようで、人気者だったのでした。
初めての益子陶器市だったので、どういう風に歩き回ればいいのか、いまひとつ掴みかねていましたが、作家さんたちの露店を見て歩くうちに、どうやら「作家目当て」でうまいこと歩き回っている人々がいるということに気が付きました。「この人のこの作品を買う」と。
それだけでなく、有田の陶器市でもそうでしたが、市販されているものよりもお安いんですよ。作家さんの作品も。なので、それを目当てに行くべきと学びました。
次はもうちょっと、手に入れたいもの(作風など)を事前に調べて行くぞ! と思った次第であります。いつ行けるかはわかりませんが。学んだことも忘れなければいいのですが^^;
そして最後に立ち寄った古い登り窯。
いやこの登り窯はでかい。すごい。
それで益子を後にした私たち。
向かった先は、ココファーム! こちらもお初でございます。
益子から近くはないけれど、北関東道を西に行けば足利にたどり着くわけで、「ココファームにも寄らんかね?」とT君に聞いてみれば、「行ってもいい」と言うではありませんか。T君、いい奴(笑)
お付き合い(ココのワインを買い始めて)としてはおよそ23,4年。グロワーズクラブの会員になって2期目。いつか行きたいと思っていたこちらもやっと現地に足を踏み入れられました。
しかしよくもまあこんな斜面にワイン畑を作ったものです。
TVや写真で見てはいましたが、実際見てみるとすごい斜面です。こころみ学園の園生のみんなは本当に頑張っているんだわ。「あの頂上あたりで、カラス除けに一斗缶を鳴らしたりしているのねえ」なんて想像をしたり。
いまは亡き園長先生の意識の高さを垣間見たような気がしました。
T君は飲めないけれど、私は白ワインの試飲を^^;
「あわここ」「足利呱呱和飲」「風のエチュード」「プティ・マンサン」「甲州F.O.S」の5種類。
あ~幸せ~♪
そうしてワインをごっそり…といっても5本だけど購入して帰ったのでした。
ちょっと~、なかなかいいGWではないの(笑)
猫のTBちゃんがまた具合が悪くなってはいけないので、遠出を諦めていましたが、こんな楽しみ方もあるということで、GW前半をいい按配で過ごせたのでありました。
そうそう、T君に感謝。
おしまい。
弾丸ツアー 最終回 [旅話]
面倒くさい従姉から面倒くさい電話がかかってきたり(留守電だったけれど折り返さず)、面倒くさいメールが来たり(なぜか従姉の旦那さんの名前で来たから即座に削除)、とにかく面倒くさいので無視しまくりなのですが、60も半ばを過ぎたオバはん(孫もいるからお祖母ちゃんなんだけどねえ~)が、もう小うるさいったらない。
仲良くしている伯母や従兄姉、さらには実の姉も嫌っているほどの従姉なので、マジで付き合いたくないという(笑)
……直接被害を被ったことがないので、本来であればフツーに付き合うのですが、でもほとんど付き合いがなかったのに急に電話をかけてきたり、メールを送ってきたりってこれは一体…って感じなんですよ。
いろんな意味でようやく平和になった我が家に、揉め事を運んできてほしくないというのが本音。
ふぅ~やんなるなあ。
すんません。愚痴でした。
はてさて、まだまだ冬です^^;
弾丸ツアー最後は、かの有名な「幸福駅」に行ってきました。
いままで近くを通りはしたものの、行ったことがありませんでした。
飛行機まで時間もあるし、「一度は行ってみるか」と夫T君も言うので行ってみたのでした。
夏は夏で風情があるのかなあ。
でもこれはちょっと怖い。
おびただしい数の名刺が駅舎のなかに貼られていて、妙な念がこもっていそうで、ちょっと怖かったです。
駅名の由来をウィキから持ってきました。こう書いてあります。
『近隣を流れる札内川は、広大な河原のわりには水量が少ない。そのためアイヌ語で「乾いた川」を意味する「サツナイ」と呼ばれていた。1897年(明治30年)、福井県大野から集団移住が行われ、入植者によって拓かれた村には幸震の字があてられた。「ナイ」に震をあてたのは、地震のことを古語で「なゐ」と呼ぶためである。しかし難読であるため、次第に音読みで「こうしん」と呼ばれるようになった。その後、幸震には福井からの移住者(「福井団体」という)が多かったことにちなみ、集落名が幸福と改められた』とのこと。
十勝地方というのは、基本的には内地の人間が入植して開拓された土地。帯広百年記念館で開拓時代の風景、暮らしぶり、その頃の道具などが展示されていて、それを見ると過酷な状況で開拓が進められたということがうかがい知れます。
本当であれば、もともとの土地の名前を生かした駅名のままでよかったのではないか? と思いますが、その過酷な状況に生きてきた人が、故郷の国の名前を入れたいという気持ちもわからなくはありません。
のちのち、こうしておめでたい土地の名前として全国に知れ渡るわけですから、それはそれでよかったんだろうな、なんて思いました。
アイヌについては思うところがありますが、いつか機会があったらということでここでは触れません。
しかし、展示されている汽車はずいぶんと雪に埋もれております。
お約束(?)のT君の後ろ姿。
ホームの横を見ればこんな感じ。
何もありません。たぶん、畑だろうと思います。素晴らしい。
そうしてこの後、中札内の道の駅に向かい、そしてレンタカーを返却して帰路につくのですが、中札内の道の駅に向かうときに突然の吹雪。急にどかどかと雪が降り始めてびっくりしました。
道の駅で車を停車すると、見る見るうちに車が雪で埋もれ始めて、あらあらたいへん。大丈夫か? 帰れるのか?
な~んて思っていても、T君は動じません(笑)
さっさと車を走らせて、レンタカーを返却したのでした。
何だろうな…この自信は。
で、食べ物の話が一切なかったので、これだけは特別に…。
「鹿追やまべ園」というところで養殖をしていて、その場でもいただけるという「然別サーモンのお刺身」と「ヤマベのフライ」であります。
きっと水がいいんでしょうね。
然別サーモンはこりっこりとしていて、全く臭みもなく、もちろんヤマベのフライも臭みなく、美味しくいただきました。
いや、これは本当に美味しかった。また行きたいなあ。
ということで、弾丸ツアーの旅話、終了でございます。
次はいつ行けるかわかりません;; 猫のTBちゃん次第だな(笑)
仲良くしている伯母や従兄姉、さらには実の姉も嫌っているほどの従姉なので、マジで付き合いたくないという(笑)
……直接被害を被ったことがないので、本来であればフツーに付き合うのですが、でもほとんど付き合いがなかったのに急に電話をかけてきたり、メールを送ってきたりってこれは一体…って感じなんですよ。
いろんな意味でようやく平和になった我が家に、揉め事を運んできてほしくないというのが本音。
ふぅ~やんなるなあ。
すんません。愚痴でした。
はてさて、まだまだ冬です^^;
弾丸ツアー最後は、かの有名な「幸福駅」に行ってきました。
いままで近くを通りはしたものの、行ったことがありませんでした。
飛行機まで時間もあるし、「一度は行ってみるか」と夫T君も言うので行ってみたのでした。
夏は夏で風情があるのかなあ。
でもこれはちょっと怖い。
おびただしい数の名刺が駅舎のなかに貼られていて、妙な念がこもっていそうで、ちょっと怖かったです。
駅名の由来をウィキから持ってきました。こう書いてあります。
『近隣を流れる札内川は、広大な河原のわりには水量が少ない。そのためアイヌ語で「乾いた川」を意味する「サツナイ」と呼ばれていた。1897年(明治30年)、福井県大野から集団移住が行われ、入植者によって拓かれた村には幸震の字があてられた。「ナイ」に震をあてたのは、地震のことを古語で「なゐ」と呼ぶためである。しかし難読であるため、次第に音読みで「こうしん」と呼ばれるようになった。その後、幸震には福井からの移住者(「福井団体」という)が多かったことにちなみ、集落名が幸福と改められた』とのこと。
十勝地方というのは、基本的には内地の人間が入植して開拓された土地。帯広百年記念館で開拓時代の風景、暮らしぶり、その頃の道具などが展示されていて、それを見ると過酷な状況で開拓が進められたということがうかがい知れます。
本当であれば、もともとの土地の名前を生かした駅名のままでよかったのではないか? と思いますが、その過酷な状況に生きてきた人が、故郷の国の名前を入れたいという気持ちもわからなくはありません。
のちのち、こうしておめでたい土地の名前として全国に知れ渡るわけですから、それはそれでよかったんだろうな、なんて思いました。
アイヌについては思うところがありますが、いつか機会があったらということでここでは触れません。
しかし、展示されている汽車はずいぶんと雪に埋もれております。
お約束(?)のT君の後ろ姿。
ホームの横を見ればこんな感じ。
何もありません。たぶん、畑だろうと思います。素晴らしい。
そうしてこの後、中札内の道の駅に向かい、そしてレンタカーを返却して帰路につくのですが、中札内の道の駅に向かうときに突然の吹雪。急にどかどかと雪が降り始めてびっくりしました。
道の駅で車を停車すると、見る見るうちに車が雪で埋もれ始めて、あらあらたいへん。大丈夫か? 帰れるのか?
な~んて思っていても、T君は動じません(笑)
さっさと車を走らせて、レンタカーを返却したのでした。
何だろうな…この自信は。
で、食べ物の話が一切なかったので、これだけは特別に…。
「鹿追やまべ園」というところで養殖をしていて、その場でもいただけるという「然別サーモンのお刺身」と「ヤマベのフライ」であります。
きっと水がいいんでしょうね。
然別サーモンはこりっこりとしていて、全く臭みもなく、もちろんヤマベのフライも臭みなく、美味しくいただきました。
いや、これは本当に美味しかった。また行きたいなあ。
ということで、弾丸ツアーの旅話、終了でございます。
次はいつ行けるかわかりません;; 猫のTBちゃん次第だな(笑)
弾丸ツアー つづきのつづき [旅話]
花冷えと言うんでしょうかね。
いや、それにしても寒暖差が大きすぎるわと思う今日この頃。
最高気温が20℃以上になったかと思えば、10℃前後をうろうろする日もあって、暖房をつけたりつけなかったり。窓を開けたり開けなかったり。
変な天候です。
さてそんななか、まだ続く弾丸ツアー話。
行った翌日、帰る日ですね、一泊二日ですから。
ホテルの外を見るとモリモリと雪が積もり始めていて、こんな感じでした。
降り積もることが前提になっている雪ですから、どんどん積もってくる。こちらの雪とは性質がまったく違っていて、前日の市街地は道路に雪はない状態だったのですが、あっという間に面白いほど雪まみれになりました。爆弾低気圧が通過するとも言われていましたし。
そんなこともあって、ホテルからの出発はチェックアウト時間ぎりぎり。それまで部屋でゴロゴロと過ごし、ホテルを後にしたのでした。
雪がどんどん降ってくる状態でしたので、そんなときは写真が撮れず^^;
まずは帯広百年記念館に寄ったり、ますやパン麦音でパンを買ったりして、時間を費やしました。
そしてお昼ご飯には、またもぱんちょうの豚丼。
実は、この日の朝、突然私はおなかの調子を悪くし、胃がむかむかした状態。豚丼なんか食べられないんじゃ…と思っていたのです。
それで一番少ない量で、ご飯も少なくしてもらって、ちょっとずつ食べてみたら、なぜかちょっとずつ復調の兆し(笑) 食いしん坊は侮れません。
食べ終わってみると、あらあら雪は止んで快晴に。まるで私の体調に合わせたかのよう…^^;
そして行きたかった「ばんえい競馬場」へと向かったのでした。
お~空がキレイだ~。真っ白な雪もキレイだ~。
雪のなかを走るばんばを見たかったわけです。
でも、コース上は除雪されていて、ちょっと残念。だけど念願のばんばとは再会(前回はトレーニング中のばんばしか見れず)。せっかくだから馬券も買いました。
そしてこの旗が振られるとスタート。
むおー来ました来ました。
重いぞ重いぞ。
うおー、クライマックスの坂を撮りにいけない;;
負けました……。
そして再度馬券を購入。
クライマックスの坂を撮るぞ! と。
ぬおー。
頑張れ~!
(この2枚はクリックすると大きくなります)
ま、また負けたんですけどね(笑)
しかしT君はパドックでじっくりと馬を見ていて、一人で「あ~、もう一頭のほうが来たか~!!」と。
結局、負けているんですけどね。
でもですよ。買った馬券は当たらなくとも、この重い体の上に、重いソリを曳いて頑張るばんばの姿はカッコいいのですわ~。
何度見てもいい。
また行きたいなあ。
サラブレッドとまた違う魅力があるばんばでございました。
もう一回つづきます。
いや、それにしても寒暖差が大きすぎるわと思う今日この頃。
最高気温が20℃以上になったかと思えば、10℃前後をうろうろする日もあって、暖房をつけたりつけなかったり。窓を開けたり開けなかったり。
変な天候です。
さてそんななか、まだ続く弾丸ツアー話。
行った翌日、帰る日ですね、一泊二日ですから。
ホテルの外を見るとモリモリと雪が積もり始めていて、こんな感じでした。
降り積もることが前提になっている雪ですから、どんどん積もってくる。こちらの雪とは性質がまったく違っていて、前日の市街地は道路に雪はない状態だったのですが、あっという間に面白いほど雪まみれになりました。爆弾低気圧が通過するとも言われていましたし。
そんなこともあって、ホテルからの出発はチェックアウト時間ぎりぎり。それまで部屋でゴロゴロと過ごし、ホテルを後にしたのでした。
雪がどんどん降ってくる状態でしたので、そんなときは写真が撮れず^^;
まずは帯広百年記念館に寄ったり、ますやパン麦音でパンを買ったりして、時間を費やしました。
そしてお昼ご飯には、またもぱんちょうの豚丼。
実は、この日の朝、突然私はおなかの調子を悪くし、胃がむかむかした状態。豚丼なんか食べられないんじゃ…と思っていたのです。
それで一番少ない量で、ご飯も少なくしてもらって、ちょっとずつ食べてみたら、なぜかちょっとずつ復調の兆し(笑) 食いしん坊は侮れません。
食べ終わってみると、あらあら雪は止んで快晴に。まるで私の体調に合わせたかのよう…^^;
そして行きたかった「ばんえい競馬場」へと向かったのでした。
お~空がキレイだ~。真っ白な雪もキレイだ~。
雪のなかを走るばんばを見たかったわけです。
でも、コース上は除雪されていて、ちょっと残念。だけど念願のばんばとは再会(前回はトレーニング中のばんばしか見れず)。せっかくだから馬券も買いました。
そしてこの旗が振られるとスタート。
むおー来ました来ました。
重いぞ重いぞ。
うおー、クライマックスの坂を撮りにいけない;;
負けました……。
そして再度馬券を購入。
クライマックスの坂を撮るぞ! と。
ぬおー。
頑張れ~!
(この2枚はクリックすると大きくなります)
ま、また負けたんですけどね(笑)
しかしT君はパドックでじっくりと馬を見ていて、一人で「あ~、もう一頭のほうが来たか~!!」と。
結局、負けているんですけどね。
でもですよ。買った馬券は当たらなくとも、この重い体の上に、重いソリを曳いて頑張るばんばの姿はカッコいいのですわ~。
何度見てもいい。
また行きたいなあ。
サラブレッドとまた違う魅力があるばんばでございました。
もう一回つづきます。