1408道東④ [旅話]
考えてみると、今年に入ってから北海道に行くのは3回目。
2月の雪の函館で、なかなか飛行機が降りられずに大変な思いをしたのが一回目。
二回目は、6月の札幌。サッカーW杯で、日本が初戦を落としたときでした。
そしてこの道東で三回目。
もういい加減に北海道に引っ越したらどうだという感じですが、仕事があればねえ。職があれば、いますぐ移住も考えるのですが、夫T君と私の就いている職を考えると、北海道には仕事がありません。キャリアを生かすことができず、とくにT君にとってはもったいない。
じゃあじゃあ私が一人でも(猫を連れて)移住するかと思っても、いまから農業や木工業とか、手に職をつけるのは難しいよなあと思うわけで。
とりあえず、貯金か? と(笑)
さて、知床五湖を後にしてウトロ港までの道のり。途中の渓流で一旦停止。
水が豊富なんでしょうね。こんな渓流がそこここで見られます。
この川の名前を調べましたが、たぶん「岩尾別川」。アイヌ語でイワウベツ川。「硫黄が流れる川」という意味のようです。
ヤマベ(ヤマメ)やオショロコマが釣れると記されていました。
渓流のわきには、レースフラワー。
この花はこの時期、北海道のどこでも見られます(たぶん)。強いんだろうなあ。
レースフラワーと一緒に蕗が育っていますが、北海道には大きな蕗があって、峠道の途中でその大きな蕗を見たのです。そのとき「フキ」という名前が全然出てこなくて、「ほら、ほら、なんてったっけ? コロボックルが傘代わりに使うやつ」などと言って、余計にわからなくするという(笑)
T君がコロボックルを知っていたからいいんですけどね。「フキだろっ」と一言……。
そこから小学校の頃コロボックルの話が好きで、ほとんど読んだよなあとか、そんな話に変化します。
年を取ったせいか、どんどん話が脱線するようになってきました。フキの話はどうなったんでしょう、って感じですよね。ま、いいんだけど。
そして次に着いた先は「プニウ岬」。
海水が青く見えます。
「プニウ」もどんな意味なのか調べてみましたが、わかりませんでした。バラバラに解体すると、プニは「~を持ち上げる」、ウは「互いに」という意味のよう。互いに持ち上げる岬?
ハワイ語のような、マオリ語のような音の響きです。
ここにも大量のレースフラワー。
遠くを見れば、ウトロ港が。しかし、どんよりとした空。
この後、雨が降り出しました。
ということでお昼です。
お昼はウトロ港にある「ウトロ漁港婦人部食堂」で食べようと向かいました。
これはトリミングをした写真なのですが、カモメが等間隔で並んでいます。見えるかな……。船が帰ってくるのを待っているのか。そんな感じです。
港に横付けされた漁船。
荷捌き所。
そして食べたのは鮭の親子丼。
婦人部の皆さんの手作りですから~^^ 美味しくいただきました。
まだ、続きます。
2月の雪の函館で、なかなか飛行機が降りられずに大変な思いをしたのが一回目。
二回目は、6月の札幌。サッカーW杯で、日本が初戦を落としたときでした。
そしてこの道東で三回目。
もういい加減に北海道に引っ越したらどうだという感じですが、仕事があればねえ。職があれば、いますぐ移住も考えるのですが、夫T君と私の就いている職を考えると、北海道には仕事がありません。キャリアを生かすことができず、とくにT君にとってはもったいない。
じゃあじゃあ私が一人でも(猫を連れて)移住するかと思っても、いまから農業や木工業とか、手に職をつけるのは難しいよなあと思うわけで。
とりあえず、貯金か? と(笑)
さて、知床五湖を後にしてウトロ港までの道のり。途中の渓流で一旦停止。
水が豊富なんでしょうね。こんな渓流がそこここで見られます。
この川の名前を調べましたが、たぶん「岩尾別川」。アイヌ語でイワウベツ川。「硫黄が流れる川」という意味のようです。
ヤマベ(ヤマメ)やオショロコマが釣れると記されていました。
渓流のわきには、レースフラワー。
この花はこの時期、北海道のどこでも見られます(たぶん)。強いんだろうなあ。
レースフラワーと一緒に蕗が育っていますが、北海道には大きな蕗があって、峠道の途中でその大きな蕗を見たのです。そのとき「フキ」という名前が全然出てこなくて、「ほら、ほら、なんてったっけ? コロボックルが傘代わりに使うやつ」などと言って、余計にわからなくするという(笑)
T君がコロボックルを知っていたからいいんですけどね。「フキだろっ」と一言……。
そこから小学校の頃コロボックルの話が好きで、ほとんど読んだよなあとか、そんな話に変化します。
年を取ったせいか、どんどん話が脱線するようになってきました。フキの話はどうなったんでしょう、って感じですよね。ま、いいんだけど。
そして次に着いた先は「プニウ岬」。
海水が青く見えます。
「プニウ」もどんな意味なのか調べてみましたが、わかりませんでした。バラバラに解体すると、プニは「~を持ち上げる」、ウは「互いに」という意味のよう。互いに持ち上げる岬?
ハワイ語のような、マオリ語のような音の響きです。
ここにも大量のレースフラワー。
遠くを見れば、ウトロ港が。しかし、どんよりとした空。
この後、雨が降り出しました。
ということでお昼です。
お昼はウトロ港にある「ウトロ漁港婦人部食堂」で食べようと向かいました。
これはトリミングをした写真なのですが、カモメが等間隔で並んでいます。見えるかな……。船が帰ってくるのを待っているのか。そんな感じです。
港に横付けされた漁船。
荷捌き所。
そして食べたのは鮭の親子丼。
婦人部の皆さんの手作りですから~^^ 美味しくいただきました。
まだ、続きます。
1408道東③ [旅話]
2日連続アップです^^;
仕事も一段落し、夫T君の夏休み(勤続ウン年ご褒美休暇)も終わって、平常運転になりました。
9月も早いもので、2日に突入です。
さて、旅話は続き、ウトロも宿を早々にチェックアウトして、この日の第一の目的地に向かいました。
それはここ。
知床五湖。
天気は前日と同様に、いつ雨が降り出すかわからないような空で、降っていたらここへ行くのは諦めると、T君には話をしていました。
しかし、何となく天気はもっている。これは行かねば、ということで雨が降り出す前にたどり着いたのでした。
知床五湖を回るには、地上の遊歩道をレクチャーを受けてから回るか、高架木道を行くかのいずれかを選ぶのですが、地上を歩くには何時間もかかってしまいます。
これは木道を行くしかないと、はなから決めていました。(時間があればねえ~)。
地上を歩くには、ここでレクチャーを受けます。
で、私たちはこちら。
知床五湖のうち、一湖までであれば、この木道で行けるように整備されているのです。よくできている。
後ろを振り返れば、相変わらず峠のあたりは雲に隠れています。
T君は天気がよければ「知床峠リベンジをする」と言っていたのですが、この雲を見て断念。仕方がありません。
一湖までの道のり、途中ではこんな池があったり……。
遠くは海が見えたり。
木道のすぐ下はクマザサが生い茂っているのですが、このなかにクマが隠れている可能性もあるのだとか。
全然わかりません^^;
残念なことに、野生の動物には全く出合えない旅でもありました。
そして一湖。
湖のなかほどには、蓮の花が咲いていました。(望遠レンズを使わないので、撮れていません……)。
曇っているせいで、眠たい写真ばかりですね^^;
先に見えるは知床岳。
このとがっている山は硫黄山。
知床連峰は雄大です。
口を開けば、アラスカに似ているだの、ハワイ島に似ているだの言ってしまっていましたが、つまりは、本州では見られない風景が広がっているということなのだと思います。
しかし環太平洋でつながっていると考えれば、アラスカの大地に似ていてもおかしくはないわけで、日本の南北に広がる国土というのは、面白い環境を作りだしているんだと。そんなことを考えてしまいました。
あまり、日本の南のほうへは行ったことがないので、南に行けば行ったで、そんな風景が広がっているのでしょうね。
まだまだ続きます。
仕事も一段落し、夫T君の夏休み(勤続ウン年ご褒美休暇)も終わって、平常運転になりました。
9月も早いもので、2日に突入です。
さて、旅話は続き、ウトロも宿を早々にチェックアウトして、この日の第一の目的地に向かいました。
それはここ。
知床五湖。
天気は前日と同様に、いつ雨が降り出すかわからないような空で、降っていたらここへ行くのは諦めると、T君には話をしていました。
しかし、何となく天気はもっている。これは行かねば、ということで雨が降り出す前にたどり着いたのでした。
知床五湖を回るには、地上の遊歩道をレクチャーを受けてから回るか、高架木道を行くかのいずれかを選ぶのですが、地上を歩くには何時間もかかってしまいます。
これは木道を行くしかないと、はなから決めていました。(時間があればねえ~)。
地上を歩くには、ここでレクチャーを受けます。
で、私たちはこちら。
知床五湖のうち、一湖までであれば、この木道で行けるように整備されているのです。よくできている。
後ろを振り返れば、相変わらず峠のあたりは雲に隠れています。
T君は天気がよければ「知床峠リベンジをする」と言っていたのですが、この雲を見て断念。仕方がありません。
一湖までの道のり、途中ではこんな池があったり……。
遠くは海が見えたり。
木道のすぐ下はクマザサが生い茂っているのですが、このなかにクマが隠れている可能性もあるのだとか。
全然わかりません^^;
残念なことに、野生の動物には全く出合えない旅でもありました。
そして一湖。
湖のなかほどには、蓮の花が咲いていました。(望遠レンズを使わないので、撮れていません……)。
曇っているせいで、眠たい写真ばかりですね^^;
先に見えるは知床岳。
このとがっている山は硫黄山。
知床連峰は雄大です。
口を開けば、アラスカに似ているだの、ハワイ島に似ているだの言ってしまっていましたが、つまりは、本州では見られない風景が広がっているということなのだと思います。
しかし環太平洋でつながっていると考えれば、アラスカの大地に似ていてもおかしくはないわけで、日本の南北に広がる国土というのは、面白い環境を作りだしているんだと。そんなことを考えてしまいました。
あまり、日本の南のほうへは行ったことがないので、南に行けば行ったで、そんな風景が広がっているのでしょうね。
まだまだ続きます。
1408道東② [旅話]
さて、野付半島を後にして、向かった先は羅臼。
ここは目的の場所ではなく、羅臼から知床のウトロに向かうために知床峠を通って行こうという計画で、要するに通り道。次の目的地は知床峠なのでした。
ところがこれです。
羅臼にたどり着いてみればこんな空。
いまにも泣きだしそうな空でした。
でもまあとりあえず、峠に向かえば晴れ間ものぞくかもしれない。うまくいけば眼下に雲海……なんていうこともあるかもしれない、と薄い期待をしながら、夫T君に車を走らせてもらいました。
しかし、行けども行けども霧、霧。数メートル先が霧で見えません。運転も大変。
知床峠に着いても、全く周りが見えず。
絶景ポイントなのに……。国後島も望める場所だというのに……。冬は閉ざされてしまう峠(道)だというのに……。
今日なんて天気予報を見ていれば、北海道は晴れているではないですか。しかも、札幌なんて関東より最高気温が高い。
もう1週間遅ければ、絶景が拝めたかもしれない。くぅ~。
残念でした。次の機会までとっておきましょう。
そして、ウトロのあたりまで下ってみれば、雲の切れ間から太陽が顔を出していました……。まっ、こんなもんですね^^;
宿から見たウトロの海です。
すぐ横は、こんな森でした。
豊かな森です。肥えた土地なんだろうと思います。
動物もいるよなあ。
ものすごく静か。
夜は窓を開けて寝たのですが、朝になって聞こえてきたのは船の音と、鳥の声だけ。
騒々しい音というのは聞こえてきませんでした。いい環境です。
都会のホテルのような、乾燥してイライラすることは全くありません。山奥ではないのに、まるで山奥のような場所。自然がたっぷりってやっぱりいいです。
そして食べ物といえば、キンキ! ですよ。北海道でいうところのメンメ。
美味しかった~♪
そして、鮭ごはん。
これも美味しくて、普段はおかわりなんてしないのに、2膳も食べてしまいました。
満腹で苦しむことになるんですけどね(笑)
まだまだ旅は続きます。
ここは目的の場所ではなく、羅臼から知床のウトロに向かうために知床峠を通って行こうという計画で、要するに通り道。次の目的地は知床峠なのでした。
ところがこれです。
羅臼にたどり着いてみればこんな空。
いまにも泣きだしそうな空でした。
でもまあとりあえず、峠に向かえば晴れ間ものぞくかもしれない。うまくいけば眼下に雲海……なんていうこともあるかもしれない、と薄い期待をしながら、夫T君に車を走らせてもらいました。
しかし、行けども行けども霧、霧。数メートル先が霧で見えません。運転も大変。
知床峠に着いても、全く周りが見えず。
絶景ポイントなのに……。国後島も望める場所だというのに……。冬は閉ざされてしまう峠(道)だというのに……。
今日なんて天気予報を見ていれば、北海道は晴れているではないですか。しかも、札幌なんて関東より最高気温が高い。
もう1週間遅ければ、絶景が拝めたかもしれない。くぅ~。
残念でした。次の機会までとっておきましょう。
そして、ウトロのあたりまで下ってみれば、雲の切れ間から太陽が顔を出していました……。まっ、こんなもんですね^^;
宿から見たウトロの海です。
すぐ横は、こんな森でした。
豊かな森です。肥えた土地なんだろうと思います。
動物もいるよなあ。
ものすごく静か。
夜は窓を開けて寝たのですが、朝になって聞こえてきたのは船の音と、鳥の声だけ。
騒々しい音というのは聞こえてきませんでした。いい環境です。
都会のホテルのような、乾燥してイライラすることは全くありません。山奥ではないのに、まるで山奥のような場所。自然がたっぷりってやっぱりいいです。
そして食べ物といえば、キンキ! ですよ。北海道でいうところのメンメ。
美味しかった~♪
そして、鮭ごはん。
これも美味しくて、普段はおかわりなんてしないのに、2膳も食べてしまいました。
満腹で苦しむことになるんですけどね(笑)
まだまだ旅は続きます。
1408道東① [旅話]
急に涼しくなりました。そして雨が降っています。こちら神奈川ではやっと降ってくれた雨です。
あちらこちらが豪雨で大変な思いをされているなか、ここ神奈川は雲に避けられているかのように「ゲリラ雷雨」もありません。
極端な天候の変化に驚きを隠せませんが、自然への感謝をおろそかにしてきた人間への戒めであると捉えています。そして、被害にあわれている方々には本当に申し訳ない気持ちになります。
環境を破壊するような開発に何の意味があるのか。いま辺野古で行われていることにも腹を立てていますが、人口が減少している日本で、どこを開発しなくてはいけないのか、不思議でなりません。
なぜいまあるものに手を加えて「再開発」という形にしないのか。改めるだけで十分だと思っています。
新たな宅地を造成するくらいなら、空き家を利用する方法を考えてほしい。不動産業者にも、建築業者にも、そして行政にも、そういう努力を払ってもらえたら……。
広島の土砂崩れにもそういった背景が見え隠れして、亡くなられた方が気の毒で仕方がありません。
ふう、怒りたくなることがまだまだ山のようにありますが、それはさておき……。
先週、駆け足で北海道は東の地域を回ってきました。
夫T君が勤続ウン年で与えられる休暇を利用して道東を回るというので、初日と2日目に同行したのです。
なんたって気難しい猫のtbちゃんがいるので、家を空けられても2日間が限界。姉にトイレやご飯の面倒をお願いするのですが、その姉に対しては威嚇をすることもあって、何度もお願いができないという本当に気難しい娘^^;
しかし、道東は一度も行ったことがなく、でも行ってみたいところがあったので決行。行きたい場所を厳選してT君には車の運転をお願いし、ぐるりと回ってきました。
暑~い関東地方から逃げ出したかったということもあります。
まずたどり着いた場所は、中標津空港。
到着したのは14時ころでした。
こんな写真が飾られていました。リスとフクロウの微笑ましい出合いの風景です。
あちこちに木材が使われている空港で、アラスカのフェアバンクスに似ている……かな。古い記憶なので、どうでもいい解説ですが^^;
小さな空港だからかアットホームな感じで、出口では農協の人たちが、「中標津牛乳」を配っていました。これが美味しかった~。
牛乳の味がしっかりしていて、久しぶりに本物を飲んだ感じでした。
帰るのは翌日、女満別空港18:30の飛行機に搭乗予定ですから、ここからスピードアップ。
とにかくこの日に行きたかったところへ直行しました。
それは野付半島。こんな半島です。
全長26キロほどの砂嘴(さし)で、不思議な風景が広がるところです。
ここからは北方領土、国後島が見えます。この日はうっすらと見えました。初めて見た北方領土。
野付半島に振り返れば、赤い花はハマナス。
この花はたぶんハマフウロ。
オジロワシが生息していて、一年中見られるらしいのですが、それは発見できず。一頭のエゾジカが草を食んでいました。
野付半島も車両の入れないところをせっせと歩いて行けば、トドワラや原生花、野生の動物も見られたのですが、いかんせん時間がありません^^;
半島を引き返した途中にある、野付半島らしい風景「ナラワラ」へ。これは海水に浸食されて立ち枯れた「ミズナラ」の木。
この風景が見たかったのです。
パノラマ写真(クリックすると大きくなります)。
前世の記憶かわかりませんが、荒涼とした風景が好きで、どうしても惹かれてしまうのです。
これは何時間見ていても飽きない風景です。
けれど、時間がないのは前述の通り。情けない^^;
この後は羅臼へと車を走らせました。
つづく。
ちなみにT君は、2日間の同行後は一人旅で今日の夜に帰宅の予定です。オッサンの一人旅……とても羨ましいです^^
あちらこちらが豪雨で大変な思いをされているなか、ここ神奈川は雲に避けられているかのように「ゲリラ雷雨」もありません。
極端な天候の変化に驚きを隠せませんが、自然への感謝をおろそかにしてきた人間への戒めであると捉えています。そして、被害にあわれている方々には本当に申し訳ない気持ちになります。
環境を破壊するような開発に何の意味があるのか。いま辺野古で行われていることにも腹を立てていますが、人口が減少している日本で、どこを開発しなくてはいけないのか、不思議でなりません。
なぜいまあるものに手を加えて「再開発」という形にしないのか。改めるだけで十分だと思っています。
新たな宅地を造成するくらいなら、空き家を利用する方法を考えてほしい。不動産業者にも、建築業者にも、そして行政にも、そういう努力を払ってもらえたら……。
広島の土砂崩れにもそういった背景が見え隠れして、亡くなられた方が気の毒で仕方がありません。
ふう、怒りたくなることがまだまだ山のようにありますが、それはさておき……。
先週、駆け足で北海道は東の地域を回ってきました。
夫T君が勤続ウン年で与えられる休暇を利用して道東を回るというので、初日と2日目に同行したのです。
なんたって気難しい猫のtbちゃんがいるので、家を空けられても2日間が限界。姉にトイレやご飯の面倒をお願いするのですが、その姉に対しては威嚇をすることもあって、何度もお願いができないという本当に気難しい娘^^;
しかし、道東は一度も行ったことがなく、でも行ってみたいところがあったので決行。行きたい場所を厳選してT君には車の運転をお願いし、ぐるりと回ってきました。
暑~い関東地方から逃げ出したかったということもあります。
まずたどり着いた場所は、中標津空港。
到着したのは14時ころでした。
こんな写真が飾られていました。リスとフクロウの微笑ましい出合いの風景です。
あちこちに木材が使われている空港で、アラスカのフェアバンクスに似ている……かな。古い記憶なので、どうでもいい解説ですが^^;
小さな空港だからかアットホームな感じで、出口では農協の人たちが、「中標津牛乳」を配っていました。これが美味しかった~。
牛乳の味がしっかりしていて、久しぶりに本物を飲んだ感じでした。
帰るのは翌日、女満別空港18:30の飛行機に搭乗予定ですから、ここからスピードアップ。
とにかくこの日に行きたかったところへ直行しました。
それは野付半島。こんな半島です。
全長26キロほどの砂嘴(さし)で、不思議な風景が広がるところです。
ここからは北方領土、国後島が見えます。この日はうっすらと見えました。初めて見た北方領土。
野付半島に振り返れば、赤い花はハマナス。
この花はたぶんハマフウロ。
オジロワシが生息していて、一年中見られるらしいのですが、それは発見できず。一頭のエゾジカが草を食んでいました。
野付半島も車両の入れないところをせっせと歩いて行けば、トドワラや原生花、野生の動物も見られたのですが、いかんせん時間がありません^^;
半島を引き返した途中にある、野付半島らしい風景「ナラワラ」へ。これは海水に浸食されて立ち枯れた「ミズナラ」の木。
この風景が見たかったのです。
パノラマ写真(クリックすると大きくなります)。
前世の記憶かわかりませんが、荒涼とした風景が好きで、どうしても惹かれてしまうのです。
これは何時間見ていても飽きない風景です。
けれど、時間がないのは前述の通り。情けない^^;
この後は羅臼へと車を走らせました。
つづく。
ちなみにT君は、2日間の同行後は一人旅で今日の夜に帰宅の予定です。オッサンの一人旅……とても羨ましいです^^
温泉三昧 [旅話]
仕事部屋の窓の外は、猫の額ほどの中庭なのですが、そこへアゲハチョウがふわりと飛んでくることがあります。仕事中にその蝶をぼんやりと眺めてしまうのですけどね。一体どこから来ているのか。
ちょうど、お隣の通路兼ガレージに接しているので、見えないようにと高い壁が作ってあって、なかなか飛んでくることもないような場所なんですよ。地面を這うような昆虫や爬虫類ならともかく、飛んでくるには目指すような花もないし、とっても不思議。
ただなんだかその飛んでいる姿は実に優雅なわけで、PCに向かって文字を打っているときでも、ふと手を休めて見てしまっていました。
とくに何をしているわけでもなく、疲れているわけでもないのですが、そんなときにふと現れると、一服の清涼剤と申しますか、心が洗われる気がします。……要するに、いま現在ドロドロと心が汚れている自分がいるんですわ~(笑)
何かを教えに来ているのかもしれません。
さて、昨年に引き続き、アメリカで仕事をしている友人が一時帰国をするというので、近場の温泉にいつもの友人たちと一緒に行ってきました。恒例化するんだろうか……どうなんだろうか……。
この友人は、ほかにも友達がたくさんいるような人なので、付き合いが大変だろうと思うのですが、忙しい一時帰国中の束の間の休日なのかもしれません。
年老いた両親がいるので「親孝行が疲れる」と言っていましたけどね^^; 成人した子どもたちは日本にいるので、その子ども孝行もしなくてはいけないらしく、それも大変そうだけど、それでも、自分が選んだ人生なわけだし、幸せそうにしているので、よかったなあと見ています。
もう35年以上の付き合いですから、それぞれの歩んできた道も、すべてではないですが知っています。それでこの年齢になってそんな友人たちの姿を見るのも、悪くはないと感慨深くもなるわけです。
その友人たちの目に、自分はどう映っているのかと想像をしてみますが、意外とわからないものです。考えてみるとみんな、苦労していた姿を見せていないんですよ、面白いことに。あ~そうか。子育ての時期とか、全然会っていなかったものなあ。そういうことか。
20代前半くらいから、ひとっとびでこの年齢になっているようなものなので。そういうことなんですね。ちゃんと考えてみたこともなかったけど、20代半ばから40代の半ばくらいまでの嵐のような時期に、ほとんど会っていないという……。
ようやくこの年齢になった、ということのようです。
宿に着いた途端、すでに散らかる部屋(笑)
温泉に入り続けている者もいれば、とっとと出てきて涼んでいる者もいる。
夕食は、女性向けによく考えられていて、たくさんの品数をちょこちょこといただけるお料理となっていました。
かわいらしい前菜。これは2人分。
そしていくつかの品々とデザート。
もう、満腹です。(珍しくお料理の写真も撮ってみたと^^;)。
あとは部屋に帰って、くっだらない話を続けて就寝。
何度も同じ話をしていましたけどね。年だなあ(笑)
翌日、チェックアウトまで時間があったので、ちょっと先にあった滝までお散歩。みんな何度も来ている温泉地なのに、知らなかった場所でした。
「玉簾の滝」というそうで、箱根外輪山の伏流水だとか。
暑い日でしたので、ひんやりとしていて涼しい場所でした。
そうしてロマンスカーでダラダラと帰宅。
何をするわけではないけれど、こんなことができるようになったということが、時の流れを感じてしまいます。
こんなことができるような年齢に、なりましたとさ。
この温泉に行った週は、週末にも夫T君とゴルフ&温泉に行くという温泉三昧な週になりまして、その間に仕事で打ち合わせに都心に出たりもして、ちょっとお疲れになってしまったのですけどね。
ま、そんなこともある。
しかし、だんだんと、時間をしっかりと噛みしめながら毎日を過ごさなくては、と思うようになってきました。もういい加減年齢を重ねてきているのだから、ちゃんとしないとなあと思うのです。
普段は非常にちゃんとしていないから。困ったものです。
頑張んなくちゃね。
おしまい。
ちょうど、お隣の通路兼ガレージに接しているので、見えないようにと高い壁が作ってあって、なかなか飛んでくることもないような場所なんですよ。地面を這うような昆虫や爬虫類ならともかく、飛んでくるには目指すような花もないし、とっても不思議。
ただなんだかその飛んでいる姿は実に優雅なわけで、PCに向かって文字を打っているときでも、ふと手を休めて見てしまっていました。
とくに何をしているわけでもなく、疲れているわけでもないのですが、そんなときにふと現れると、一服の清涼剤と申しますか、心が洗われる気がします。……要するに、いま現在ドロドロと心が汚れている自分がいるんですわ~(笑)
何かを教えに来ているのかもしれません。
さて、昨年に引き続き、アメリカで仕事をしている友人が一時帰国をするというので、近場の温泉にいつもの友人たちと一緒に行ってきました。恒例化するんだろうか……どうなんだろうか……。
この友人は、ほかにも友達がたくさんいるような人なので、付き合いが大変だろうと思うのですが、忙しい一時帰国中の束の間の休日なのかもしれません。
年老いた両親がいるので「親孝行が疲れる」と言っていましたけどね^^; 成人した子どもたちは日本にいるので、その子ども孝行もしなくてはいけないらしく、それも大変そうだけど、それでも、自分が選んだ人生なわけだし、幸せそうにしているので、よかったなあと見ています。
もう35年以上の付き合いですから、それぞれの歩んできた道も、すべてではないですが知っています。それでこの年齢になってそんな友人たちの姿を見るのも、悪くはないと感慨深くもなるわけです。
その友人たちの目に、自分はどう映っているのかと想像をしてみますが、意外とわからないものです。考えてみるとみんな、苦労していた姿を見せていないんですよ、面白いことに。あ~そうか。子育ての時期とか、全然会っていなかったものなあ。そういうことか。
20代前半くらいから、ひとっとびでこの年齢になっているようなものなので。そういうことなんですね。ちゃんと考えてみたこともなかったけど、20代半ばから40代の半ばくらいまでの嵐のような時期に、ほとんど会っていないという……。
ようやくこの年齢になった、ということのようです。
宿に着いた途端、すでに散らかる部屋(笑)
温泉に入り続けている者もいれば、とっとと出てきて涼んでいる者もいる。
夕食は、女性向けによく考えられていて、たくさんの品数をちょこちょこといただけるお料理となっていました。
かわいらしい前菜。これは2人分。
そしていくつかの品々とデザート。
もう、満腹です。(珍しくお料理の写真も撮ってみたと^^;)。
あとは部屋に帰って、くっだらない話を続けて就寝。
何度も同じ話をしていましたけどね。年だなあ(笑)
翌日、チェックアウトまで時間があったので、ちょっと先にあった滝までお散歩。みんな何度も来ている温泉地なのに、知らなかった場所でした。
「玉簾の滝」というそうで、箱根外輪山の伏流水だとか。
暑い日でしたので、ひんやりとしていて涼しい場所でした。
そうしてロマンスカーでダラダラと帰宅。
何をするわけではないけれど、こんなことができるようになったということが、時の流れを感じてしまいます。
こんなことができるような年齢に、なりましたとさ。
この温泉に行った週は、週末にも夫T君とゴルフ&温泉に行くという温泉三昧な週になりまして、その間に仕事で打ち合わせに都心に出たりもして、ちょっとお疲れになってしまったのですけどね。
ま、そんなこともある。
しかし、だんだんと、時間をしっかりと噛みしめながら毎日を過ごさなくては、と思うようになってきました。もういい加減年齢を重ねてきているのだから、ちゃんとしないとなあと思うのです。
普段は非常にちゃんとしていないから。困ったものです。
頑張んなくちゃね。
おしまい。
弾丸札幌 [旅話]
弾丸にもほどがある。
またやってしまいました、弾丸札幌(笑) 夫T君の北海道出張に便乗して行ってきました。
夕方、羽田を発ち、翌日の夜には帰ってくるという、いままでで一番滞在時間の短い弾丸「北海道」ではなかろうかという……。いや、待て。
弾丸函館というのを、母が存命だった8年くらい前にやっている気がするけれど、あのときの滞在時間はどのくらいだったか。
ま~日帰りの京都に比べれば時間は長いですけどね。
折しも母の月命日。母の遺骨を詰めたカロートペンダントを首にぶら下げて……。
「北海道に帰りたい、帰りたい」とさんざん言っていた母ですので、代わりに私がせっせと帰ると。
とはいえ、またも札幌は天気が悪く、もう写真を撮るのもいーっかって感じで、ここはさっさーっと、一回で終わります。どんだけ雨女なんだか^^;
羽田を発ってホテルに着いた時間は、21時近く。この日のT君は仕事の関係者と宴会で、私は一人で夕飯を取らなければならぬ。ということで行った先はイタリアンのお店、アランチャロッサ。
2月に姉と函館・札幌の旅をしたときに、すすき野をふらふらと徘徊して見つけたお店なのですが、これが美味しかった! 魚介類を上手に扱っていて、ワインが進んでしまってしょうがなかったという。
で、です。一人で行くにはどうかなあと思いつつ、やっぱりヒトリメシはカウンターでお寿司というイメージかなあと考えながらも、やっぱり美味しかったお店にもう一度行きたいと思って、再びふら~っと行ったのです。
塩水うにと、新玉ねぎとなんチャラのムース、コンソメジュレ添え。美味しい~。
アスパラのグリル、生ハム添え。パルメジャーノレジャーノのソースがかかっていて、これまたワインが進む進む。
もうひとつ、トキシラズのマリネをいただいたのですが、写真を撮るのを忘れました^^;
さらにサービスということで、ニンジンのムースもいただいたんですけどね、これも美味しくて~。ワインにぴったりすぎる(笑)
でもヒトリメシ&ヒトリノミの限界。ビールを1杯と、白ワインをグラスで2杯……満腹でした。これ以上は食べられません。飲めません。残念~。
こちらは前回、姉と行ったときに大いに飲んだので(笑)、ちょっと盛りよくサービスしてくれたドルチェ。
あんまり甘いはいただかないのですが、美味しく食べましたよ~。
少し怪しげなビルの地下にあるお店なんですけど、男前なシェフがいい仕事をしておられます。はい。
そうして美味しいものを食べた翌日の朝は、なんと日本vsコートジボワールの試合!!!
W杯があるのをすっかり忘れて取ってしまったエアチケットだったので、ホテルで前半だけ観戦しました。
とりあえず、長友選手と本田選手の素晴らしい連携で生まれたゴールは見届けたのですが、その後はカーラジオから流れてくる実況中継を聞き、「こりゃ~だめだわ」とうなだれたのでした。
後にスポーツニュースで試合の様子を見ましたが、体が動いてなかったですね。暑さと湿気かなあ。それと気持ちも前に行っていなかった。なんかねえ、もう残念。ドログバ1人でこんなにも違うのかと見せつけられた試合でした。ちぇっ。
でも、明日のギリシャ戦は勝ちますから。そう思ってないとやってられない(笑)
で、車を飛ばして行った先は、またも石狩漁港。蝦蛄ですよ。この季節、大きな蝦蛄が食べられますからね。
この殻をばしばし剥いて、翌日の夜は蝦蛄祭り。
それから、「とれのさと」というJAの直売所があるのですが、そこでアスパラを大量に買って、以前食べて美味しかったこのパンを、再度購入。
セーラ・クルーというブランドと言ったらいいのかな。店舗がなく、「とれのさと」と「きたキッチン」でしか購入できないようで、とにかく北海道に行かなくては買えないパンなのですよ。
ずっしりと重いパンですが、しっかりと持って帰ってきました。
この後、もう時間はあまりないし、でも行きたいところもそんなにないし、雨だし、と言いつつ、何度も行っているモエレ沼へ。
空が広くて気持ちいいです。
天気がよかったら、よかったのにねえ。
雨女……。
弾丸札幌でした。
おしまい。
またやってしまいました、弾丸札幌(笑) 夫T君の北海道出張に便乗して行ってきました。
夕方、羽田を発ち、翌日の夜には帰ってくるという、いままでで一番滞在時間の短い弾丸「北海道」ではなかろうかという……。いや、待て。
弾丸函館というのを、母が存命だった8年くらい前にやっている気がするけれど、あのときの滞在時間はどのくらいだったか。
ま~日帰りの京都に比べれば時間は長いですけどね。
折しも母の月命日。母の遺骨を詰めたカロートペンダントを首にぶら下げて……。
「北海道に帰りたい、帰りたい」とさんざん言っていた母ですので、代わりに私がせっせと帰ると。
とはいえ、またも札幌は天気が悪く、もう写真を撮るのもいーっかって感じで、ここはさっさーっと、一回で終わります。どんだけ雨女なんだか^^;
羽田を発ってホテルに着いた時間は、21時近く。この日のT君は仕事の関係者と宴会で、私は一人で夕飯を取らなければならぬ。ということで行った先はイタリアンのお店、アランチャロッサ。
2月に姉と函館・札幌の旅をしたときに、すすき野をふらふらと徘徊して見つけたお店なのですが、これが美味しかった! 魚介類を上手に扱っていて、ワインが進んでしまってしょうがなかったという。
で、です。一人で行くにはどうかなあと思いつつ、やっぱりヒトリメシはカウンターでお寿司というイメージかなあと考えながらも、やっぱり美味しかったお店にもう一度行きたいと思って、再びふら~っと行ったのです。
塩水うにと、新玉ねぎとなんチャラのムース、コンソメジュレ添え。美味しい~。
アスパラのグリル、生ハム添え。パルメジャーノレジャーノのソースがかかっていて、これまたワインが進む進む。
もうひとつ、トキシラズのマリネをいただいたのですが、写真を撮るのを忘れました^^;
さらにサービスということで、ニンジンのムースもいただいたんですけどね、これも美味しくて~。ワインにぴったりすぎる(笑)
でもヒトリメシ&ヒトリノミの限界。ビールを1杯と、白ワインをグラスで2杯……満腹でした。これ以上は食べられません。飲めません。残念~。
こちらは前回、姉と行ったときに大いに飲んだので(笑)、ちょっと盛りよくサービスしてくれたドルチェ。
あんまり甘いはいただかないのですが、美味しく食べましたよ~。
少し怪しげなビルの地下にあるお店なんですけど、男前なシェフがいい仕事をしておられます。はい。
そうして美味しいものを食べた翌日の朝は、なんと日本vsコートジボワールの試合!!!
W杯があるのをすっかり忘れて取ってしまったエアチケットだったので、ホテルで前半だけ観戦しました。
とりあえず、長友選手と本田選手の素晴らしい連携で生まれたゴールは見届けたのですが、その後はカーラジオから流れてくる実況中継を聞き、「こりゃ~だめだわ」とうなだれたのでした。
後にスポーツニュースで試合の様子を見ましたが、体が動いてなかったですね。暑さと湿気かなあ。それと気持ちも前に行っていなかった。なんかねえ、もう残念。ドログバ1人でこんなにも違うのかと見せつけられた試合でした。ちぇっ。
でも、明日のギリシャ戦は勝ちますから。そう思ってないとやってられない(笑)
で、車を飛ばして行った先は、またも石狩漁港。蝦蛄ですよ。この季節、大きな蝦蛄が食べられますからね。
この殻をばしばし剥いて、翌日の夜は蝦蛄祭り。
それから、「とれのさと」というJAの直売所があるのですが、そこでアスパラを大量に買って、以前食べて美味しかったこのパンを、再度購入。
セーラ・クルーというブランドと言ったらいいのかな。店舗がなく、「とれのさと」と「きたキッチン」でしか購入できないようで、とにかく北海道に行かなくては買えないパンなのですよ。
ずっしりと重いパンですが、しっかりと持って帰ってきました。
この後、もう時間はあまりないし、でも行きたいところもそんなにないし、雨だし、と言いつつ、何度も行っているモエレ沼へ。
空が広くて気持ちいいです。
天気がよかったら、よかったのにねえ。
雨女……。
弾丸札幌でした。
おしまい。
弾丸京都③ [旅話]
ちょっと間が空いてしまいました……。何をしているわけではないのに、なんだか忙しい6月の始まり。
あ、猫のTBちゃんが思いっきり破いてくれた障子を貼り替えたり、ぼうぼうになったクマザサを、今年も必死で根こそぎ引っこ抜いたりしていました。
クマザサは本当に生命力が強く、そして根の張りが半端ではないので、毎年毎年こつこつと引っこ抜いていけば、いつか成長を止めるのではないかと思っているのですが、そう簡単ではない。
そしてクマザサ取りに精を出して後、家に入ってみれば、猫のTBちゃんに威嚇されるという災難が待っていて、散々です。どうやら外作業をしていると、よその猫のマーキングの匂いが私につくようで、それでTBちゃんに威嚇され放題。ほぼ一日不審がられて、気を遣って仕方がないという。これまではそんなことがなかったんですけどねえ。
たいそう疲れます。
まだまだクマザサを掘り返したいのですが、いつやろうかなあ。TBちゃんの威嚇覚悟で……(泣)
さて、弾丸京都の続きで最後です。
下鴨神社をあとに糺の森を歩いていると、「河合神社」にたどり着きました。
「あら? こんなところに神社があったっけかなあ」と思いつつ、入ってみました。
河合神社は下鴨神社のいくつかの摂社の一つで、ここが一番大きい摂社のようです。全然知りませんでした。
こちらで詳しく説明がされています。(これも面白く読みました)。→●
そして境内には鴨長明さんの方丈が。
なぜなのだろうと思って説明が書かれた看板を見てみると、下鴨神社の宮司さんの二男に生まれていると。そういう背景もあって、こちらに方丈が移築されているのでした。
(クリックすると大きくなります)
河合神社を出ると、こんな社が。
下鴨神社の主祭神・タマヨリヒメとその両親神が祀られているのだとか。
檜皮葺が妙に趣があって、またそのこじんまりとした風情が不思議な雰囲気。なんでだろう。
この看板を読んでもいまひとつわからないのですが、下鴨神社の領地であった場所に祀られていたものをこちらに移してきた、ということなのだろうと思います。
(こちらもクリックすると大きくなります)
なんと言いますか、京都というのは暮らしていても、すべての神社仏閣に回れるわけがなく(知っているわけでもなく)、おそらく観光客のほうがよく知っていると思います。
私なんて、改めて行ってみて知ることも多く、たぶん、暮らしていた頃はいわれも知らずに行っていた神社仏閣も多いのではないかと……。自転車でふらふらと家の近所を走っていると、「こんなところに神社が。お寺が……」なんてことが多かったですからね。
ちゃんと知っておけばよかったなと、いまさらながら思いました。
しかし、いまは簡単にPCで検索できるし、調べるのが楽になったなあと、こちらも改めて実感したりして。
いやいや、ネット上の情報は正しいかどうかわからないですけどね。とりあえず、裏が取れるものは裏を取ってからと思っておりますが……。
そうして、その後は四条河原町のあたりで買い物をして、京都出張を終えて一緒に帰る予定の夫T君との待ち合わせ(夕食)の前に、一休みしようと寄ったところは「イノダコーヒー 三条本店」でありました。
せっかく行くのなら本店に行かなくちゃと。そしてレモンパイを食べよう……と思って歩みを進めました。
しかし、なんとレモンパイは売り切れ。ちっ。
違うケーキを頼みましたよ。
それでまあ一人でぼんやりとコーヒーとケーキを楽しむかと思っていたのですが、この席の隣でおしゃべりをしていた妙齢の女性グループの話が面白いこと面白いこと。
ついつい耳に入ってくる話を聞いて、何度も吹き出しそうになってしまいました。
ほわっほわした京都弁で、さらに関西特有のユーモアが加味されて、なんともおかしくて。
1人、どうもお見合いに失敗し続けている人がいるようなのですが、その人が「釣書を返してもらえない」だの、「ダメンズばっかりお見合いの話が来る」だとか言っているんですよ。
聞けば、いかにも古くから京都で暮らす家庭で育ったいいとこのお嬢さんのようで、でもアラフォーに近づいていて、ちょっと焦りがあると。そしてお見合いをし始めてみれば、知り合いのどうしようもない奴が出てきたりして、「一体なんなの?」と嘆いているんですね。
しかしそれがまた、嘆いているのか、面白がっているのか、という口調で……(笑)
いいとこのお嬢さんらしい嫌みのないブラックユーモアっていうのかなあ。そんなのが、とにかくさく裂。
いや~、楽しい時間だった。
長いことしゃべってはりましたわ。
というわけで、最後のオチもよろしく、弾丸京都旅は終了です。
おしまい。
あ、猫のTBちゃんが思いっきり破いてくれた障子を貼り替えたり、ぼうぼうになったクマザサを、今年も必死で根こそぎ引っこ抜いたりしていました。
クマザサは本当に生命力が強く、そして根の張りが半端ではないので、毎年毎年こつこつと引っこ抜いていけば、いつか成長を止めるのではないかと思っているのですが、そう簡単ではない。
そしてクマザサ取りに精を出して後、家に入ってみれば、猫のTBちゃんに威嚇されるという災難が待っていて、散々です。どうやら外作業をしていると、よその猫のマーキングの匂いが私につくようで、それでTBちゃんに威嚇され放題。ほぼ一日不審がられて、気を遣って仕方がないという。これまではそんなことがなかったんですけどねえ。
たいそう疲れます。
まだまだクマザサを掘り返したいのですが、いつやろうかなあ。TBちゃんの威嚇覚悟で……(泣)
さて、弾丸京都の続きで最後です。
下鴨神社をあとに糺の森を歩いていると、「河合神社」にたどり着きました。
「あら? こんなところに神社があったっけかなあ」と思いつつ、入ってみました。
河合神社は下鴨神社のいくつかの摂社の一つで、ここが一番大きい摂社のようです。全然知りませんでした。
こちらで詳しく説明がされています。(これも面白く読みました)。→●
そして境内には鴨長明さんの方丈が。
なぜなのだろうと思って説明が書かれた看板を見てみると、下鴨神社の宮司さんの二男に生まれていると。そういう背景もあって、こちらに方丈が移築されているのでした。
(クリックすると大きくなります)
河合神社を出ると、こんな社が。
下鴨神社の主祭神・タマヨリヒメとその両親神が祀られているのだとか。
檜皮葺が妙に趣があって、またそのこじんまりとした風情が不思議な雰囲気。なんでだろう。
この看板を読んでもいまひとつわからないのですが、下鴨神社の領地であった場所に祀られていたものをこちらに移してきた、ということなのだろうと思います。
(こちらもクリックすると大きくなります)
なんと言いますか、京都というのは暮らしていても、すべての神社仏閣に回れるわけがなく(知っているわけでもなく)、おそらく観光客のほうがよく知っていると思います。
私なんて、改めて行ってみて知ることも多く、たぶん、暮らしていた頃はいわれも知らずに行っていた神社仏閣も多いのではないかと……。自転車でふらふらと家の近所を走っていると、「こんなところに神社が。お寺が……」なんてことが多かったですからね。
ちゃんと知っておけばよかったなと、いまさらながら思いました。
しかし、いまは簡単にPCで検索できるし、調べるのが楽になったなあと、こちらも改めて実感したりして。
いやいや、ネット上の情報は正しいかどうかわからないですけどね。とりあえず、裏が取れるものは裏を取ってからと思っておりますが……。
そうして、その後は四条河原町のあたりで買い物をして、京都出張を終えて一緒に帰る予定の夫T君との待ち合わせ(夕食)の前に、一休みしようと寄ったところは「イノダコーヒー 三条本店」でありました。
せっかく行くのなら本店に行かなくちゃと。そしてレモンパイを食べよう……と思って歩みを進めました。
しかし、なんとレモンパイは売り切れ。ちっ。
違うケーキを頼みましたよ。
それでまあ一人でぼんやりとコーヒーとケーキを楽しむかと思っていたのですが、この席の隣でおしゃべりをしていた妙齢の女性グループの話が面白いこと面白いこと。
ついつい耳に入ってくる話を聞いて、何度も吹き出しそうになってしまいました。
ほわっほわした京都弁で、さらに関西特有のユーモアが加味されて、なんともおかしくて。
1人、どうもお見合いに失敗し続けている人がいるようなのですが、その人が「釣書を返してもらえない」だの、「ダメンズばっかりお見合いの話が来る」だとか言っているんですよ。
聞けば、いかにも古くから京都で暮らす家庭で育ったいいとこのお嬢さんのようで、でもアラフォーに近づいていて、ちょっと焦りがあると。そしてお見合いをし始めてみれば、知り合いのどうしようもない奴が出てきたりして、「一体なんなの?」と嘆いているんですね。
しかしそれがまた、嘆いているのか、面白がっているのか、という口調で……(笑)
いいとこのお嬢さんらしい嫌みのないブラックユーモアっていうのかなあ。そんなのが、とにかくさく裂。
いや~、楽しい時間だった。
長いことしゃべってはりましたわ。
というわけで、最後のオチもよろしく、弾丸京都旅は終了です。
おしまい。
弾丸京都② [旅話]
伏見稲荷を後にして、次の目的はこれでした。
伏見人形。
土人形が好きであったにもかかわらず、なぜ京都に暮らしていたころ、伏見人形に興味を持っていなかったのかと、いまさらながら不思議に思えるのですが、京都にいたころというのはものすごく忙しくて、仕事も家事も介護もと、やけくそになっていたということがありました。
自分のことはそっちのけ。
好きな音楽を聴くのを封印したのもそのころ。
とにかく自分の好きなことはせずに、働きまくっていたのが京都時代でした。
なので、いまになって、もう少し自分の好きなことをやっておけばよかったなあと後悔。でもあの頃の記憶や経験があるから、京都へは身軽に行けるようになったかなと思います。
普通に憧れるような京都ではなく、日常の京都を知っているので、気負いなく行けるというのがあるかもしれません。ガイドブックや地図も必要なく、あまりに身軽に弾丸するくらいなので(笑)
で、伏見人形です。東京の今戸焼の人形もそうですが、もとをたどれば伏見人形にたどりつくという、土人形の元祖といわれるもの。
詳しくは、毎度貼り付けているサイトですが、こちら→●をご覧ください。とても興味深く読むことができます。
購入してきたのは、「羽織ねこ」と「羽織きつね」。ねこもきつねも顔の完成度が高いです。さすが伏見人形。
やわらかい表情が、土人形の持つ優しさを表しているようにも見えます。
訪れた伏見人形の窯元「丹嘉」さんは、商売っ気がないというかなんというか。お店のなかに入っても誰もおらず、インターホンを押しても応答はなく、犬が吠えるばかり(笑)
ピンポンを鳴らし続けて、ようやく購入に至りました^^;
しかし、この人形はなかなか迫力がありますよね~→●
さてこの後ですが、この日ははからずも「葵祭」が行われる日でした。雨になりそうだったので、翌日に延期されるだろうと思っていたのですが、この日の朝、公式サイトを見てみれば開催するとアナウンスされていました。
「あーそうですか」と。「じゃあ、ちょっとだけでも葵祭の行列を見に行くか」と思って、お昼ご飯をとった後に出町柳まで足を延ばし「下鴨神社」まで行ってみました。
糺の森の緑がきれい。人は多い……^^;
案の定時間も経っていたので、行列は到着済みでした。そして、私がたどりついた先ではないところからその後の行列が始まるというので、結局見ることはできなかったのですが、「走馬の儀」を終えた馬を見ることはできました。
午年ですからね^^
皆さん、頭に葵の葉をつけておられます。
境内に入ると狂言が奉納されていました。
ここにも葵の葉。
もう一回、続きます。
またも雑談ですが、ポール・マッカートニーさんは、結局、韓国公演もキャンセルとなり、都内に入院されているんだとか(日本の医療ならOKでしょう)。
今日からチケットの払い戻しが始まり、私も払い戻しに行こうかと思っているところです。なんたって、S席17,500円! お高いでございますよ。記念に取っておくなんて気も起きない(笑)
武道館公演のアリーナ席100,000円なんて「ありえない~!」と叫びましたよ。
でも、土日に公演が予定されていた国立競技場には、遠方から来た人が結構いたようです。平日はなかなか休めないでしょうし、とってもいい機会だったのだろうなあと。
本当に残念。
ともあれ、若そうに見えても、今年72歳になるというのですから、大事にしていただきたいと思います。そして元気な姿で再来日してくれることを祈ります。
……72歳というと、母が他界した年齢でもあるんですよね~。悪い病気でなけりゃいいけど。
おしまい。
伏見人形。
土人形が好きであったにもかかわらず、なぜ京都に暮らしていたころ、伏見人形に興味を持っていなかったのかと、いまさらながら不思議に思えるのですが、京都にいたころというのはものすごく忙しくて、仕事も家事も介護もと、やけくそになっていたということがありました。
自分のことはそっちのけ。
好きな音楽を聴くのを封印したのもそのころ。
とにかく自分の好きなことはせずに、働きまくっていたのが京都時代でした。
なので、いまになって、もう少し自分の好きなことをやっておけばよかったなあと後悔。でもあの頃の記憶や経験があるから、京都へは身軽に行けるようになったかなと思います。
普通に憧れるような京都ではなく、日常の京都を知っているので、気負いなく行けるというのがあるかもしれません。ガイドブックや地図も必要なく、あまりに身軽に弾丸するくらいなので(笑)
で、伏見人形です。東京の今戸焼の人形もそうですが、もとをたどれば伏見人形にたどりつくという、土人形の元祖といわれるもの。
詳しくは、毎度貼り付けているサイトですが、こちら→●をご覧ください。とても興味深く読むことができます。
購入してきたのは、「羽織ねこ」と「羽織きつね」。ねこもきつねも顔の完成度が高いです。さすが伏見人形。
やわらかい表情が、土人形の持つ優しさを表しているようにも見えます。
訪れた伏見人形の窯元「丹嘉」さんは、商売っ気がないというかなんというか。お店のなかに入っても誰もおらず、インターホンを押しても応答はなく、犬が吠えるばかり(笑)
ピンポンを鳴らし続けて、ようやく購入に至りました^^;
しかし、この人形はなかなか迫力がありますよね~→●
さてこの後ですが、この日ははからずも「葵祭」が行われる日でした。雨になりそうだったので、翌日に延期されるだろうと思っていたのですが、この日の朝、公式サイトを見てみれば開催するとアナウンスされていました。
「あーそうですか」と。「じゃあ、ちょっとだけでも葵祭の行列を見に行くか」と思って、お昼ご飯をとった後に出町柳まで足を延ばし「下鴨神社」まで行ってみました。
糺の森の緑がきれい。人は多い……^^;
案の定時間も経っていたので、行列は到着済みでした。そして、私がたどりついた先ではないところからその後の行列が始まるというので、結局見ることはできなかったのですが、「走馬の儀」を終えた馬を見ることはできました。
午年ですからね^^
皆さん、頭に葵の葉をつけておられます。
境内に入ると狂言が奉納されていました。
ここにも葵の葉。
もう一回、続きます。
またも雑談ですが、ポール・マッカートニーさんは、結局、韓国公演もキャンセルとなり、都内に入院されているんだとか(日本の医療ならOKでしょう)。
今日からチケットの払い戻しが始まり、私も払い戻しに行こうかと思っているところです。なんたって、S席17,500円! お高いでございますよ。記念に取っておくなんて気も起きない(笑)
武道館公演のアリーナ席100,000円なんて「ありえない~!」と叫びましたよ。
でも、土日に公演が予定されていた国立競技場には、遠方から来た人が結構いたようです。平日はなかなか休めないでしょうし、とってもいい機会だったのだろうなあと。
本当に残念。
ともあれ、若そうに見えても、今年72歳になるというのですから、大事にしていただきたいと思います。そして元気な姿で再来日してくれることを祈ります。
……72歳というと、母が他界した年齢でもあるんですよね~。悪い病気でなけりゃいいけど。
おしまい。
弾丸京都① [旅話]
タイトル通り、旅話に後半はなりますが、前半は少し雑談を……^^;
一昨日(17日)のことです。皆さんもご存じの通り、ポール・マッカートニーさんの国立競技場での公演が、ご本人の急病により中止となりました。
私は、国立競技場駅のある大江戸線に乗り換えようと青山一丁目で降りたところ、大江戸線の乗り換え口の掲示板で中止を知りました。その瞬間は、「え~っ? なんですと~っ?」。
夫T君とは国立競技場で待ち合わせをしていたので、慌てて中止だというメールをし、そのまま帰路についたのですが、<ちょっと中止のアナウンスが遅すぎないか?>と不満を抱えつつ、そしてお休みだからと遠方から来ていた人たちを気の毒に思いつつ、でありました。
とりあえず、19日に延期でも我が家は行けるので、まーいいっちゃーいいわと思ったわけです。
そして翌日(18日)。この日は姉がポールの公演に行く予定にしていました。
<今日は予定通り開催されるんだろうなあ~>と思っていたら、姉からメールが……。
「今日も中止だってよ~;;」
「なんですと~っ?」
前日の私と同様に、姉も青山一丁目の乗り換え口の掲示板で知ったというのです。つまりは翌日も同じようなタイミングで中止が決まったという状況。<どうなってんの?>と思いながら、公式サイトにアクセスしてみれば、「延期された19日の公演も中止です」とある。……もうガックリですよ。
いくら近くとはいえ、そのためにこちらも予定を考えているわけです。さっさと中止を決めてくれたら、気持ちも穏やかに過ごせたろうに~と思いましたよ。
でもね。一方で、「これは国立競技場の呪いか?」と思いました^^;
AKBの公演も、確か中止になったと聞きます。
オカルト脳が考えるに、強引な建て替えに反対する、何やら見えない力が働いているのではないか? と妄想が渦巻きました。
あり得ない話ではない(笑)
ともあれ、ポールの体調が順調に回復し、どこかで振替公演がされることを願うばかりです。
さて、タイトルの弾丸京都。
いつもの通り、出かけるといったら、猫のTBちゃんのへたれのお蔭で弾丸にせざるを得ないという事情があり、今回も突然決めた弾丸日帰り旅行。
京都は暮らしていた場所でもあるので、勝手知ったるということもあって、日帰りはとくに問題はないのですが、目的はこちらでした。『伏見稲荷』。
ちょっと気になっていたことがありました。
それは、母に持たされていた伏見稲荷のお守り。
生前、何を思ったのか「toroちゃん、鈴のついているものを持っていたほうがいいから。このお守りを持っていなさい」と言われて大きな鈴つきのお守りを持たされていたのです。これを化粧ポーチに長年入れっぱなしにしていました。
そして<いつかお返しをしなくては>と、気になっていたのでした。
そんなとき、T君が京都出張をするというので、最終日に便乗して私も弾丸するか、ということで行ったのです。
伏見稲荷というと、有名なのは千本鳥居。
時節柄、修学旅行生が多くて、どうしても映り込んでしまうのですが、こればかりは致し方ない。
欧米人や中国人の姿も多かったです。
伏見稲荷の境内を全部回ろうと思うと、結構距離があり、時間も思いのほかかかります。何しろ弾丸なので、それはご勘弁をさせてもらって、ちょろっと有名なところだけを写真に収めてきました。
そして狛犬ならぬ、お狐様の数々。
最後のお狐様は怖い顔をしてますね~。
何やら、お狐様はいろんなものをくわえていますが、多くは「稲」「巻物」「鍵」「玉」です。狛犬とは少し異なり、くわえられている物にそれぞれ意味が込められているようです。
お狐様の付随物については、こちらのサイトを面白く読みました。→●
さて、母に持たされていたお守りですが、鈴は手元に残し、お守りの本体はお返ししてきました。ありがとうございましたと。
とりあえず、気になっていたことを実行することができて一安心。おそらく、お守りのお役目が終わったのだろうと理解しました。
鈴を持たされた理由もうっすらと知っているのですが、それはまあ、これもオカルトチックなお話なので……^^;
そんな母の思いを記憶に留めながら、伏見稲荷を後にしました。
ところで実は、伏見ではもう一つの目的がありました。
それはこちら。
つづく。
一昨日(17日)のことです。皆さんもご存じの通り、ポール・マッカートニーさんの国立競技場での公演が、ご本人の急病により中止となりました。
私は、国立競技場駅のある大江戸線に乗り換えようと青山一丁目で降りたところ、大江戸線の乗り換え口の掲示板で中止を知りました。その瞬間は、「え~っ? なんですと~っ?」。
夫T君とは国立競技場で待ち合わせをしていたので、慌てて中止だというメールをし、そのまま帰路についたのですが、<ちょっと中止のアナウンスが遅すぎないか?>と不満を抱えつつ、そしてお休みだからと遠方から来ていた人たちを気の毒に思いつつ、でありました。
とりあえず、19日に延期でも我が家は行けるので、まーいいっちゃーいいわと思ったわけです。
そして翌日(18日)。この日は姉がポールの公演に行く予定にしていました。
<今日は予定通り開催されるんだろうなあ~>と思っていたら、姉からメールが……。
「今日も中止だってよ~;;」
「なんですと~っ?」
前日の私と同様に、姉も青山一丁目の乗り換え口の掲示板で知ったというのです。つまりは翌日も同じようなタイミングで中止が決まったという状況。<どうなってんの?>と思いながら、公式サイトにアクセスしてみれば、「延期された19日の公演も中止です」とある。……もうガックリですよ。
いくら近くとはいえ、そのためにこちらも予定を考えているわけです。さっさと中止を決めてくれたら、気持ちも穏やかに過ごせたろうに~と思いましたよ。
でもね。一方で、「これは国立競技場の呪いか?」と思いました^^;
AKBの公演も、確か中止になったと聞きます。
オカルト脳が考えるに、強引な建て替えに反対する、何やら見えない力が働いているのではないか? と妄想が渦巻きました。
あり得ない話ではない(笑)
ともあれ、ポールの体調が順調に回復し、どこかで振替公演がされることを願うばかりです。
さて、タイトルの弾丸京都。
いつもの通り、出かけるといったら、猫のTBちゃんのへたれのお蔭で弾丸にせざるを得ないという事情があり、今回も突然決めた弾丸日帰り旅行。
京都は暮らしていた場所でもあるので、勝手知ったるということもあって、日帰りはとくに問題はないのですが、目的はこちらでした。『伏見稲荷』。
ちょっと気になっていたことがありました。
それは、母に持たされていた伏見稲荷のお守り。
生前、何を思ったのか「toroちゃん、鈴のついているものを持っていたほうがいいから。このお守りを持っていなさい」と言われて大きな鈴つきのお守りを持たされていたのです。これを化粧ポーチに長年入れっぱなしにしていました。
そして<いつかお返しをしなくては>と、気になっていたのでした。
そんなとき、T君が京都出張をするというので、最終日に便乗して私も弾丸するか、ということで行ったのです。
伏見稲荷というと、有名なのは千本鳥居。
時節柄、修学旅行生が多くて、どうしても映り込んでしまうのですが、こればかりは致し方ない。
欧米人や中国人の姿も多かったです。
伏見稲荷の境内を全部回ろうと思うと、結構距離があり、時間も思いのほかかかります。何しろ弾丸なので、それはご勘弁をさせてもらって、ちょろっと有名なところだけを写真に収めてきました。
そして狛犬ならぬ、お狐様の数々。
最後のお狐様は怖い顔をしてますね~。
何やら、お狐様はいろんなものをくわえていますが、多くは「稲」「巻物」「鍵」「玉」です。狛犬とは少し異なり、くわえられている物にそれぞれ意味が込められているようです。
お狐様の付随物については、こちらのサイトを面白く読みました。→●
さて、母に持たされていたお守りですが、鈴は手元に残し、お守りの本体はお返ししてきました。ありがとうございましたと。
とりあえず、気になっていたことを実行することができて一安心。おそらく、お守りのお役目が終わったのだろうと理解しました。
鈴を持たされた理由もうっすらと知っているのですが、それはまあ、これもオカルトチックなお話なので……^^;
そんな母の思いを記憶に留めながら、伏見稲荷を後にしました。
ところで実は、伏見ではもう一つの目的がありました。
それはこちら。
つづく。
サクラとシロ [旅話]
この春先は、いつもなら、近所の飲み屋さん連中が行うお花見があるのですが、あれよあれよと咲いてしまったため、今年は開催されず。さらに我が家もばたばたとしてしまって、花見にも行けないと悔しい思いでいたのです。
が、「桜を見てないねえ」と恨めしくつぶやいていた私を見て、夫T君が提案してきました。
「小田原城まで桜を見に行こう」と。
この前の日曜日ですよ。
肌寒くて、今にも泣き出しそうな空でしたが、車のタイヤを夏タイヤに履き替えたこともあって、車を運転したいT君。ちょっとしたドライブでございました。
出たのが少し遅かったので、先に昼食を取ろうということで行った先はここ。
↓
小田原魚市場。
最初はアジフライの美味しいところということで「大原」というお店を目指していたのですが、待っている人がとても多かったので、ふらふらと歩いて見つけた魚市場の2階にある、「魚市場食堂」へ行きました。
後で知ったことですが、結構TVでも紹介されているところらしく、こちらも大人気で少々並びました。
全く何も知らない状況で並ぶこと数十分。回転がいいんですね~。思いのほか早く順番が回ってきました。
写真はないですが、お刺身定食とアジフライ定食を頼み、がっつりといただく私たち。お値段は安くはないですが、高くもなく、でも新鮮なお魚ですから、とても美味しかったです。お米も美味しかったんですよ~。たくさん炊くからかなあ~。
そうして満腹になり向かった「小田原城址公園」。
臨時駐車場に車を止めて歩いてみれば、回りはお屋敷町。小田原近辺にはちょくちょく行っているのに、こんな街並みがあるなんて……って感じでした。
公園横にある小学校の塀にあるのは、海抜9.8mの表示。県内の海沿いの町には、こういう表示が増えてきましたね。やっぱり東日本大震災後は、こういう表示には敏感になりました。
ちなみに神奈川県の設置方針はこちら→●
たわわ~。
小田原城。小さいね^^;
雲行きも怪しく、すかっと桜色という感じではありませんが、でも、日本人ならお花見をしないと! という思いが強く、ようやく行けたお花見でありました。
面白いことに、東京近郊で一番近いお城ということもあるのでしょう。外国人の観光客がいっぱいでした。しかも、東南アジア系の人は少なかったんですよね。中国語や韓国語もあまり耳にしなかったし……。好む場所が違うのでしょうか。
あ~、日本の歴史には興味がないということかなあ。でも京都には中国の人が大挙して来ているけど……。
ま、いーや。
最後に。
何だかフィールドオブドリームスのよう^^;
「夏草や兵どもが夢の跡」ではないですが、門の向こうへ甲冑を着た幽霊が帰っていくように見えてしまいました。(←激しく妄想^^;)
北條氏の人々になるけれど。
北條五代祭りに再びこの甲冑を着た 幽霊 人たちは現れるそうです。
この後、ひょうが降ったり、ざんざ降りになったり、変な空模様でした。そういえば、春の交通安全週間に入ったところでしたから、小田原厚木道路は覆面パトカーばかりでしたよ。
ぐいーんと、覆面の横を通り過ぎてしまったベンツのワゴン。捕まっていました。あそこは気をつけないとね~(笑)
おしまい。
が、「桜を見てないねえ」と恨めしくつぶやいていた私を見て、夫T君が提案してきました。
「小田原城まで桜を見に行こう」と。
この前の日曜日ですよ。
肌寒くて、今にも泣き出しそうな空でしたが、車のタイヤを夏タイヤに履き替えたこともあって、車を運転したいT君。ちょっとしたドライブでございました。
出たのが少し遅かったので、先に昼食を取ろうということで行った先はここ。
↓
小田原魚市場。
最初はアジフライの美味しいところということで「大原」というお店を目指していたのですが、待っている人がとても多かったので、ふらふらと歩いて見つけた魚市場の2階にある、「魚市場食堂」へ行きました。
後で知ったことですが、結構TVでも紹介されているところらしく、こちらも大人気で少々並びました。
全く何も知らない状況で並ぶこと数十分。回転がいいんですね~。思いのほか早く順番が回ってきました。
写真はないですが、お刺身定食とアジフライ定食を頼み、がっつりといただく私たち。お値段は安くはないですが、高くもなく、でも新鮮なお魚ですから、とても美味しかったです。お米も美味しかったんですよ~。たくさん炊くからかなあ~。
そうして満腹になり向かった「小田原城址公園」。
臨時駐車場に車を止めて歩いてみれば、回りはお屋敷町。小田原近辺にはちょくちょく行っているのに、こんな街並みがあるなんて……って感じでした。
公園横にある小学校の塀にあるのは、海抜9.8mの表示。県内の海沿いの町には、こういう表示が増えてきましたね。やっぱり東日本大震災後は、こういう表示には敏感になりました。
ちなみに神奈川県の設置方針はこちら→●
たわわ~。
小田原城。小さいね^^;
雲行きも怪しく、すかっと桜色という感じではありませんが、でも、日本人ならお花見をしないと! という思いが強く、ようやく行けたお花見でありました。
面白いことに、東京近郊で一番近いお城ということもあるのでしょう。外国人の観光客がいっぱいでした。しかも、東南アジア系の人は少なかったんですよね。中国語や韓国語もあまり耳にしなかったし……。好む場所が違うのでしょうか。
あ~、日本の歴史には興味がないということかなあ。でも京都には中国の人が大挙して来ているけど……。
ま、いーや。
最後に。
何だかフィールドオブドリームスのよう^^;
「夏草や兵どもが夢の跡」ではないですが、門の向こうへ甲冑を着た幽霊が帰っていくように見えてしまいました。(←激しく妄想^^;)
北條氏の人々になるけれど。
北條五代祭りに再びこの甲冑を着た
この後、ひょうが降ったり、ざんざ降りになったり、変な空模様でした。そういえば、春の交通安全週間に入ったところでしたから、小田原厚木道路は覆面パトカーばかりでしたよ。
ぐいーんと、覆面の横を通り過ぎてしまったベンツのワゴン。捕まっていました。あそこは気をつけないとね~(笑)
おしまい。