弾丸京都③ [旅話]
ちょっと間が空いてしまいました……。何をしているわけではないのに、なんだか忙しい6月の始まり。
あ、猫のTBちゃんが思いっきり破いてくれた障子を貼り替えたり、ぼうぼうになったクマザサを、今年も必死で根こそぎ引っこ抜いたりしていました。
クマザサは本当に生命力が強く、そして根の張りが半端ではないので、毎年毎年こつこつと引っこ抜いていけば、いつか成長を止めるのではないかと思っているのですが、そう簡単ではない。
そしてクマザサ取りに精を出して後、家に入ってみれば、猫のTBちゃんに威嚇されるという災難が待っていて、散々です。どうやら外作業をしていると、よその猫のマーキングの匂いが私につくようで、それでTBちゃんに威嚇され放題。ほぼ一日不審がられて、気を遣って仕方がないという。これまではそんなことがなかったんですけどねえ。
たいそう疲れます。
まだまだクマザサを掘り返したいのですが、いつやろうかなあ。TBちゃんの威嚇覚悟で……(泣)
さて、弾丸京都の続きで最後です。
下鴨神社をあとに糺の森を歩いていると、「河合神社」にたどり着きました。
「あら? こんなところに神社があったっけかなあ」と思いつつ、入ってみました。
河合神社は下鴨神社のいくつかの摂社の一つで、ここが一番大きい摂社のようです。全然知りませんでした。
こちらで詳しく説明がされています。(これも面白く読みました)。→●
そして境内には鴨長明さんの方丈が。
なぜなのだろうと思って説明が書かれた看板を見てみると、下鴨神社の宮司さんの二男に生まれていると。そういう背景もあって、こちらに方丈が移築されているのでした。
(クリックすると大きくなります)
河合神社を出ると、こんな社が。
下鴨神社の主祭神・タマヨリヒメとその両親神が祀られているのだとか。
檜皮葺が妙に趣があって、またそのこじんまりとした風情が不思議な雰囲気。なんでだろう。
この看板を読んでもいまひとつわからないのですが、下鴨神社の領地であった場所に祀られていたものをこちらに移してきた、ということなのだろうと思います。
(こちらもクリックすると大きくなります)
なんと言いますか、京都というのは暮らしていても、すべての神社仏閣に回れるわけがなく(知っているわけでもなく)、おそらく観光客のほうがよく知っていると思います。
私なんて、改めて行ってみて知ることも多く、たぶん、暮らしていた頃はいわれも知らずに行っていた神社仏閣も多いのではないかと……。自転車でふらふらと家の近所を走っていると、「こんなところに神社が。お寺が……」なんてことが多かったですからね。
ちゃんと知っておけばよかったなと、いまさらながら思いました。
しかし、いまは簡単にPCで検索できるし、調べるのが楽になったなあと、こちらも改めて実感したりして。
いやいや、ネット上の情報は正しいかどうかわからないですけどね。とりあえず、裏が取れるものは裏を取ってからと思っておりますが……。
そうして、その後は四条河原町のあたりで買い物をして、京都出張を終えて一緒に帰る予定の夫T君との待ち合わせ(夕食)の前に、一休みしようと寄ったところは「イノダコーヒー 三条本店」でありました。
せっかく行くのなら本店に行かなくちゃと。そしてレモンパイを食べよう……と思って歩みを進めました。
しかし、なんとレモンパイは売り切れ。ちっ。
違うケーキを頼みましたよ。
それでまあ一人でぼんやりとコーヒーとケーキを楽しむかと思っていたのですが、この席の隣でおしゃべりをしていた妙齢の女性グループの話が面白いこと面白いこと。
ついつい耳に入ってくる話を聞いて、何度も吹き出しそうになってしまいました。
ほわっほわした京都弁で、さらに関西特有のユーモアが加味されて、なんともおかしくて。
1人、どうもお見合いに失敗し続けている人がいるようなのですが、その人が「釣書を返してもらえない」だの、「ダメンズばっかりお見合いの話が来る」だとか言っているんですよ。
聞けば、いかにも古くから京都で暮らす家庭で育ったいいとこのお嬢さんのようで、でもアラフォーに近づいていて、ちょっと焦りがあると。そしてお見合いをし始めてみれば、知り合いのどうしようもない奴が出てきたりして、「一体なんなの?」と嘆いているんですね。
しかしそれがまた、嘆いているのか、面白がっているのか、という口調で……(笑)
いいとこのお嬢さんらしい嫌みのないブラックユーモアっていうのかなあ。そんなのが、とにかくさく裂。
いや~、楽しい時間だった。
長いことしゃべってはりましたわ。
というわけで、最後のオチもよろしく、弾丸京都旅は終了です。
おしまい。
あ、猫のTBちゃんが思いっきり破いてくれた障子を貼り替えたり、ぼうぼうになったクマザサを、今年も必死で根こそぎ引っこ抜いたりしていました。
クマザサは本当に生命力が強く、そして根の張りが半端ではないので、毎年毎年こつこつと引っこ抜いていけば、いつか成長を止めるのではないかと思っているのですが、そう簡単ではない。
そしてクマザサ取りに精を出して後、家に入ってみれば、猫のTBちゃんに威嚇されるという災難が待っていて、散々です。どうやら外作業をしていると、よその猫のマーキングの匂いが私につくようで、それでTBちゃんに威嚇され放題。ほぼ一日不審がられて、気を遣って仕方がないという。これまではそんなことがなかったんですけどねえ。
たいそう疲れます。
まだまだクマザサを掘り返したいのですが、いつやろうかなあ。TBちゃんの威嚇覚悟で……(泣)
さて、弾丸京都の続きで最後です。
下鴨神社をあとに糺の森を歩いていると、「河合神社」にたどり着きました。
「あら? こんなところに神社があったっけかなあ」と思いつつ、入ってみました。
河合神社は下鴨神社のいくつかの摂社の一つで、ここが一番大きい摂社のようです。全然知りませんでした。
こちらで詳しく説明がされています。(これも面白く読みました)。→●
そして境内には鴨長明さんの方丈が。
なぜなのだろうと思って説明が書かれた看板を見てみると、下鴨神社の宮司さんの二男に生まれていると。そういう背景もあって、こちらに方丈が移築されているのでした。
(クリックすると大きくなります)
河合神社を出ると、こんな社が。
下鴨神社の主祭神・タマヨリヒメとその両親神が祀られているのだとか。
檜皮葺が妙に趣があって、またそのこじんまりとした風情が不思議な雰囲気。なんでだろう。
この看板を読んでもいまひとつわからないのですが、下鴨神社の領地であった場所に祀られていたものをこちらに移してきた、ということなのだろうと思います。
(こちらもクリックすると大きくなります)
なんと言いますか、京都というのは暮らしていても、すべての神社仏閣に回れるわけがなく(知っているわけでもなく)、おそらく観光客のほうがよく知っていると思います。
私なんて、改めて行ってみて知ることも多く、たぶん、暮らしていた頃はいわれも知らずに行っていた神社仏閣も多いのではないかと……。自転車でふらふらと家の近所を走っていると、「こんなところに神社が。お寺が……」なんてことが多かったですからね。
ちゃんと知っておけばよかったなと、いまさらながら思いました。
しかし、いまは簡単にPCで検索できるし、調べるのが楽になったなあと、こちらも改めて実感したりして。
いやいや、ネット上の情報は正しいかどうかわからないですけどね。とりあえず、裏が取れるものは裏を取ってからと思っておりますが……。
そうして、その後は四条河原町のあたりで買い物をして、京都出張を終えて一緒に帰る予定の夫T君との待ち合わせ(夕食)の前に、一休みしようと寄ったところは「イノダコーヒー 三条本店」でありました。
せっかく行くのなら本店に行かなくちゃと。そしてレモンパイを食べよう……と思って歩みを進めました。
しかし、なんとレモンパイは売り切れ。ちっ。
違うケーキを頼みましたよ。
それでまあ一人でぼんやりとコーヒーとケーキを楽しむかと思っていたのですが、この席の隣でおしゃべりをしていた妙齢の女性グループの話が面白いこと面白いこと。
ついつい耳に入ってくる話を聞いて、何度も吹き出しそうになってしまいました。
ほわっほわした京都弁で、さらに関西特有のユーモアが加味されて、なんともおかしくて。
1人、どうもお見合いに失敗し続けている人がいるようなのですが、その人が「釣書を返してもらえない」だの、「ダメンズばっかりお見合いの話が来る」だとか言っているんですよ。
聞けば、いかにも古くから京都で暮らす家庭で育ったいいとこのお嬢さんのようで、でもアラフォーに近づいていて、ちょっと焦りがあると。そしてお見合いをし始めてみれば、知り合いのどうしようもない奴が出てきたりして、「一体なんなの?」と嘆いているんですね。
しかしそれがまた、嘆いているのか、面白がっているのか、という口調で……(笑)
いいとこのお嬢さんらしい嫌みのないブラックユーモアっていうのかなあ。そんなのが、とにかくさく裂。
いや~、楽しい時間だった。
長いことしゃべってはりましたわ。
というわけで、最後のオチもよろしく、弾丸京都旅は終了です。
おしまい。
toroさん
ご無沙汰です。
ずいぶん書かず、間が空いてしまいました。
その辺のことを書こうかと。。。(^^;;
by ケイクス (2014-06-04 23:29)
*ケイクスさま*
お元気でしたか? ご無沙汰していました。
ブログの更新を楽しみにしていますね~。
生存確認にもなるし……(ふふふ)
by toro (2014-06-05 09:17)
そうそう、何故だか忙しいんですよね〜
笹は根こそぎって無理じゃないですか?
私はあきらめて鋏でちょん切ってます。(笑)
リンク先...むむむ、難しいですね、古事記から読まないと神様関係がさっぱりわからない...^^;
京都弁って不思議ですね〜
そうえばイノダ珈琲はさつきさんとかぶってたんですね?^^
by nakasama (2014-06-05 12:17)
*nakasamaさま*
なんで忙しいんでしょうね~。
暖かくなって、あれもこれもって思ってしまうのが敗因かなあ。
笹はね…、頑張りますよ(笑)
神道というか、神話の世界は確かにわかりにくいですよねえ。
私も何度も本を読んでいますが、さっぱりです。
これ、誰だっけ? っていうことが多く、枝分かれも相当ですからね。
そうそう、出雲大社の方と皇室の方の結婚なんて、一層混迷を深め……^^;
イノダコーヒー本店も、妙な建物で、旧館のほうでコーヒーをいただきましたが、
いかにも京都っぽい。
さつきさん(空の下さん?)も行かれてましたね^^
by toro (2014-06-06 09:23)