人を殺す手助けをするということ。 [プンプン]
テロ特措法。ぶっちゃけていえば、人を殺す手助けをするということだ。
テロをなくすには何をすべきか。何もしないことが大切なんじゃないのか。人を殺せば、殺される。暴力という力でねじ伏せようとすれば、暴力で返される。暴力には暴力しか対抗手段はない。
だったら何もしなければいいのだ。
それよりも貧困をなくすべきだろう。貧困から怒りが生まれ、テロが行われているという現実をきちんと見るべきなんだよ。
そして武器商人たち。武器を作って売っているのは誰かということ。それを知ろう。
テロ特措法の成立を公約(国民に対してではなく、アメリカに対してだ)に掲げながらも、スタコラサッサと敵前逃亡をしてしまったシンゾーさん。そのシンゾーさんを後継者と考えて推したジュンイチさんは、アソーさんではなくフクダさんを支持。
何をかいわんや。ジュンイチさんの筋の通っていなさは、相変わらず。
チルドレンも右往左往するよね。
それよりも民意に問う姿勢を持って欲しいもんだと思う。
国民の声なんて聞いちゃいない、いまの国会なんて、あってないようなものだ。
カナシーかな、国民はないがしろにされているんだよ。
おしまい。
ままごと政治 [プンプン]
いやもうあいた口がふさがらない。何でこの時期に辞める気になったのか、安倍晋三。辞意表明をしているときの説明も何を言っているのかさっぱり分からなかった。言葉が通じない。文章になっていないんだもの。主語と述語の関係が分からなかったよ。
新聞記事はちゃんと分かるように翻訳していたけど…(意訳?)。
しかし、このタイミングで辞めるという不可解さが気になる。
誰かに脅されたのだろうか。それで辞める気になったのか?
自分への風当たりというものを考えれば、参院選で惨敗したときに辞めるのが一番分かりやすかったし、真っ当であると思うのに、この時期…。風当たりも強くなろう。何にも内情が分からなければ、ただのオバカさんだとしか思えない。おままごと内閣のおぼっちゃま総理と言われてもしょうがない。
非常に不可解。何か隠されていることがあるのか。
変だな。
いやーな感じがする。
でもとりあえずは民主党に頑張ってもらうしかないよな。うん。
おしまい。
追記)安倍晋三の脱税問題…というのがどこぞに書いてあったけど、それが理由のひとつだとしたら、それこそ無責任極まりない。うっきゃ~だわ。
企業年金連合会の問題。 [プンプン]
舛添要一厚生労働相が、企業年金の未支払いを「民の責任」と言い放ったけれど、公的年金制度と厚生年金基金制度の関係を分かって言っているのだろうか…。もう馬脚を現したか。
法律で厳しく規制をしておいて、何を言っているんだろうと思った。これは民の責任ではなく、企業の責任であり、官(官僚)の責任である。ひいては政治家の責任とも言えるだろう。個人の責任として押し付けられるものではない。企業に勤める人間の知ったこっちゃないんだ。
大体、厚生年金基金制度に厚生年金の代行をさせているのに何を言っているんだろうと思う。確かに企業が代行させてくれと言ったのかもしれない。それで原資が多くなれば運用益も多くなるのだから、運用実績がいいときは、企業もウハウハになったのである。確かに恩恵を受けていたといえる。
しかしだ。そうであれば「民の責任」という前に、「企業の責任」と言うべき。国民の税金をまた使うのではなく、こういうのは法人税を使うべきなのだ。誤解を生むような発言をしてはいけない。
ま、こんなことも起ころうかと、「代行返上」が続出したんだろうけどね。
ちなみに厚生年金基金による、国への代行を返上するとき、企業は国のデータと名寄せをしたらしいのだが、計算が合わない、被保険者期間が合わないなんていうのがたくさんあったらしい。どうしても合わないときは、企業が泣く泣く国のデータに合わせたという。企業のデータが合っていてもだ。恐ろしいことが行われているんだよ。
それから、ある筋の人から聞いた話であるが、未払いは1544億円と言っているけど、私の聞いた話では「兆」単位だということだった。
またぞろ、出てくるよ、企業年金の問題は。勉強しよう。皆。
あー、企業年金のさわりの部分を説明すれば、企業年金というのは退職金(になるであろうお金)の一部を運用してつくりだしていると言うもの。要するに、もらえるかもしれない企業年金というのは退職金であると言ってもいいのだ。給料だよ。
気が向いたら、がっつりとご説明します。
とりあえず、舛添要一厚生労働相があんまり好きではないので食いついてみたのであった。
おしまい。
うおおお~負の遺産、返してやったゾウ。 [プンプン]
すいません。かなり怒りの記事です。あんまり読まないほうがいいかも^^;
何といいますかね。母のいろいろな事務的な整理をしているのですが、すぐに年金関係、銀行関係は手続きしてしまおうと思いました。
それで、社会保険事務所と母に聞いていた銀行3行に足を運んだのでした。
社会保険事務所は、例の年金記録の問題でてんやわんや状態^^; 30人待ちなんて当たり前で、まずは書類をもらわなくちゃいけないっていうんで、書類をもらいに行った日は50人待ち! そして書類を整え、手続きに行った日は30人待ち! 待ちながら爆睡していました(笑)
銀行は必要な書類が銀行によっても異なるので、まずは一行、一行、訪ね歩きました。
それで「生まれ時から死ぬまでの戸籍謄本を用意せよ」とかね…難しいことを簡単におっしゃるわけですわ。相続人を確定するためのというけれど、死んだ人の兄弟には遺留分はないわけだし、配偶者には相続権があるけれど、他界しているという証明ができればいいはずで、さらに言えば、結局は子どもにしか相続権がないのだから、遺言書でもない限り子どもが分かる戸籍謄本があればいいはずなのだ。
でもです。銀行というのは、何を恐れているのか…平気で古い戸籍謄本を取れというんですね~。
義父のときも苦労しました。T君の遠い関係のおばさんの時には、公正証書の遺言書を残してくれていたので、それが有効になり、、、。もちろん相続人探しを司法書士の人にしてもらいましたが、遺留分すら発生するような相続人はなく、そのまま遺言書通りになったという経緯があり。
でも、銀行で怒り狂うのも面倒なので、死んだときの戸籍謄本を頼りにひたすら遡りました。
戸籍謄本には改正原戸籍というのがあって、国が勝手に法律を変えて、戸籍を改正させたくせに、現在の戸籍として証明が不十分ということで、改正原戸籍もとらされました。これが1通750円。。。ちなみに戸籍謄本は1通450円。
その改正原戸籍をみれば、以前住んでいたところからの転籍が分かるので、転籍する前の本籍地を管轄する所(川崎)まで行き「除籍謄本」を取りました。これも750円。
そうすると、次は母の結婚する前の戸籍をとらなければなりません。
つまり祖父が筆頭者になっている本籍地の戸籍。
その本籍地は北海道でした。北海道の●町まで小為替を送り、返信用の封筒も入れて請求です。これも750円。
で、祖父の戸籍を見て、さらに遡る必要があることが発覚。祖父も転籍をしていて、転籍前の戸籍をとらなければ、母の生まれたときからの戸籍にはなりません。よくよく見ると、転籍どころか、その前には分家届けというのを出していて、さらにその前の戸籍があるらしいということが分かり、その戸籍をとる羽目に。それぞれやっぱり1通750円。
生まれて死ぬまでの戸籍を一通りとってみれば、それぞれ1通分でトータル4200円。たっけー。
念のために、5通ずつとり続けたために、21,000円ですわよ。その他、住民票や印鑑証明や、私の戸籍謄本(結婚しているから)をとったり、また郵送料でべらぼうにお金をかけざるをえず。
「ふざけてるー!!!」と叫びまくりでした。法律的に考えれば、こんなに戸籍をとる必要がないのに。死亡した人の事実が分かるものと、相続人がわかる戸籍があればいいんじゃないのおおお。とプンプンであります。
それだけではなく。
医療ってなにさ? [プンプン]
母が最期に入院した病院でのこと。
そこはホスピス病棟があり、一般病棟もあるのだが、「緩和ケア」を専門として名の知れた病院である。
そのために終末期にこの病院のホスピス病棟を選んで入院したいという人も多いと思う。
母もこのホスピスに入院することを希望し、ベッドが空いていればお願いしたいと思っていた。しかし、そこは満床でホスピスではなく一般病棟ということになった。
母を入院させるとき、手続きの際には病院で行う「緩和ケア」についての説明を受けたのだが、その中で、お医者さまが現在の病院の実態を口にした。
「うちのホスピス病棟は12床あるのですが、現在は8床しか稼動させていません。12床あるのになぜ8床…と思われるでしょうが、それは医療制度改革によるものなのです。そこで定められたものが現在のうちの病棟に当てはまらないために、8床しか稼動させられないのです」
詳しく聞けば、定められた看護師数に及ばないから、ベッドが空いているにも関わらず、使用できないということなのである。
これまで、12床のホスピス病棟を運営してきて、そのホスピスの話も本になるような病院である。12床の病棟が適切に管理・運営されてきたものを考えられる。
にも関わらず、医療制度の改正により、看護師数が足りないから8床しかベッドが使えないなんて……。病院に入りたくても入れないのだ。今すぐそこに「臨終」という時間が迫ってもだ!
今後、医療制度に定められたベッド数に全国の病院は転換させられることになっている。
昨年春の医療制度改革にある療養型病床についての内容を見れば、
●現在:38万床(医療型25万床、介護型13万床)
↓
●医療型15万床
●残り23万床は老健、在宅へ
ということである。
介護難民どころか、医療難民も増加するんだろうなと思う。
医療制度の改革が行われたときに、「これはヤバイんじゃないの?」と思っていたけど、実際に目の当たりにすると、「人一人の命をバカにしないで欲しい」とさえ思った。
政治家や官僚は、裏金でも何でも使って、いい医療、いい介護を受けられるんだろうね。
小泉政権が行った改革の数々は、本当に生活を逼迫させているということを国民は身を持って感じ始めているんだと思う。
今回の選挙結果を「民意」と受け取れないアホな首相にはくらくらするけどねえ。
やれやれだ。
年金こぼれ話? [プンプン]
相変わらずプンプンの年金問題であるが、サラリーマン諸氏の方々。厚生年金に加入しておられる方々。
厚生年金保険料は報酬によって保険料率が変わり、その保険料率を掛けた金額を納めているが、その報酬に「通勤交通費」が含まれていることをご存じだろうか。
遠いところから会社に通っている人は、その分の通勤交通費が報酬に含まれるため、合計で交通費が少なくても給料の多い人と同じ保険料を納付させられていることになる。
それだけ保険料を多く納付しているのだから、「年金の受給額」が増えていいと思う人もいるかもしれない。しかし、年金財政を見れば一目瞭然。余計に保険料を納付させられていると思っていい。
考えれば、保険料が増えれば増えるほど、可処分所得が減るということだ。
つまりは、通勤交通費が高く給料が少ない人と、通勤交通費が少なく給料が多い人と合計して考えれば、通勤交通費が多い人のほうが可処分所得が減ることになる。お財布に入っているお金が、通勤交通費が少なく給料が多い人よりも少なくなるということだ。
これでいいのか、ということです。
怒れ、サラリーマン、OLと思うのだけど。
皆知っているのかなあ…と思って、書いてみました。
おしまい。
年金問題その2 [プンプン]
あ~、年金の記録について考えていたが、私の結婚前の年金記録は定かではないような気がしてきた。
なぜならば、転居している、姓が変わっている、一瞬だけT君の扶養家族になっている。
その後、転居先で就職してからはずっと自分の厚生年金だから、記録は残っていると思うけど…。でも怪しい。さらに転職しているし。
それに一番最初に会社を辞めて結婚するまでの間、国民年金に入らなければいけないはずで、その手続きに行ったら、「結婚して引っ越してからでいいんじゃないか」と、役所の人にのんきに言われたんだ。その発言を鵜呑みにしているし。
20代前半の頃は年金保険料の納付なんて無頓着だったから、どうなっているのかもわからなかったけど、その後、年金保険制度をしこたま勉強することになり、知れば知るほどいい加減な事務処理かもしれないという疑念を抱いたのは言うまでもない。
始めは手書きだからねえ。転記ミスだってありうる。チェック機能なんてなかったはずだから。そして、コンピューター入力だ。入力ミスだってありうる。
いや~、恐ろしいですねえ。
さて、年金制度は今後どうあるべきか。私の考えはこうだ。
基礎年金となっている国民年金は税金でまかなうようにする。もちろん生活保護とすり合わせる。
財源は消費税。こうすることによって、まんべんなく国民年金の給付が行われるようにする。また、消費税を財源としたときに、個々人の国民年金保険料の負担はなくす。大学生に保険料を納付させるなんてことはしない。
会社員なんかが加入する厚生年金(報酬比例の部分)は民営化する。
これがちょいと面倒な話なのだが、民営化といったってどこで運用・運営するのかということだ。
一つは、会社で運用・運営する。とりあえず、大きな企業であれば、厚生年金基金制度とか企業年金制度というのがあるところが多いはずなので、それはそれでお任せする。
小さな会社は、いくつかの会社で集まり、運用・運営する…ということが考えられるのだが、厚生年金基金制度というのがあって、この存在を利用するかどうかが問題。
実のところ、厚生年金基金というのは、厚生年金の一部を代行して運用・運営を行っていた。そのために、市場が低迷している時期、運用益が出なくて四苦八苦していたのだ。
お陰で、厚生年金基金をやめるところが出始め、代行部分を国に返すという企業が多発した。大企業でもそういうところは多い。
代わって、企業年金基金というのができるのだけど、どちらにせよ、小さな企業では運用・運営するのは難しいのだ。
となると、「確定拠出年金制度」がものを言う。自分で掛けて自分で運用できる年金だ。http://www.npfa.or.jp/401K/index.html
これの掛け金や受け取るときの税制が整えば、自分で自分の年金を作れるようになるはずなのだ。
ちなみに、小さな企業が集まってできている厚生年金基金には社会保険庁の天下りちゃんが一杯いる。これはよくない。
そして最大の問題は、厚生年金(報酬比例の部分)として納めた保険料をどうやって国から取り返すか、ということ。だいたい財源はないんだよ。湯水のごとく使っちゃっているからさ(笑)
こりゃー、わかりません^^; 年金数理とか、詳しい人に教えてもらわなきゃ。ってそういう人もどうしようもないだろうなあ。
となればだ、今まで納めてきた保険料は保険料で、65歳になったときに国から返してもらうということにしよう。
これから納めるであろう保険料は、自分で運用して、自分の年金を作るということをすればいい。
これこそ自己責任って奴だ。あほな政治家に責任転嫁なんてしている場合じゃない。どちらにせよ、責任がとれるような連中ではない。
自分たちで自分たちの年金を取り戻すように、頑張るしかない。
国にお任せ、なんていう時代じゃあないよ~ん。
おそまつ。
年金問題 [プンプン]
まずは、TV番組制作者のバカヤローと叫んでおく。
報道の仕方が大きな問題だ! その中身のお粗末さ。
年金法案の中身をろくに検証せず(報道せず)に、衆院での騒ぎだけを報道するお粗末さ。
「採決された」、「自民党対民主党」といった目線でしか報道できないTV局の杜撰さに腹が立ってしょうがない。
年金法案は、国民の生活に深く関わることだ。その中身次第では、自分の首を自分で絞めることにだってなりうる。とりあえず「払えばいいんだろ」な政治家(そして厚労省=社会保険庁)の姿勢を、国民は怒らなければいけない。「払えばいいんだろ」の中身は、国民が納付している税金だよ。とんちんかんなことをしてきた政治家(そして厚労省=社会保険庁)がお腹を痛めるわけではないんだもの。
奴らは「俺たちの責任じゃないもーん」と思っているからさ。だから「払えばいいんだろ」といった発想が出てくるんだ。
それで今回の議員立法だって!!!! 国民をバカにするのもほどがある。
根本的な問題解決をせずに、適当な法案を通して、問題をすり替えてしまおうとするこんなやり方を許していいのか。
いいわけがない。
もううんざりじゃあ。
こんな政治家たちが立法府にいるなんて、くらくらしてくるわい。
そして、「報道の自由」なんて偉そうなことを言うわりには、ちゃんと報道できないTV番組制作者のバカさかげんにあきれる。
世も末だな。←この言葉をここ数年何回吐いたことか。
プンプンでございます。
女は子どもを産む機械。。。大爆笑だ! [プンプン]
自分の衝動買いの話を書いて、それどころじゃあないなあ~と。
あるブログの主の彼女がストーカーに狙われているらしいという話を書こうと思ったんだけど、こんな報道を目にしてしまい、
鼻水じょろーだ。あああ、読まなきゃよかった。
『~柳沢伯夫厚生労働相が27日に松江市で開かれた集会で、女性を「子供を産む機械」とたとえた発言が波紋を広げている。「女性蔑視」と国民から怒りの声が上がるなか、野党からは、安倍晋三首相の任命責任を問う声も上がり、支持率低下に歯止めがかからない安倍政権は、またも内部に爆弾を抱える形となった。
「機械って言っちゃ申し訳ないけど」「機械と言ってごめんなさいね」…。柳沢厚労相の「子供を産む機械」発言は、こうしたエクスキューズを挟みながらも、躊躇(ちゅうちょ)することなく続けられた。
この集会は、自民県議の後援会の集会で、30分間講演を行った柳沢厚労相は、年金や福祉問題などについて話し、さらに少子化問題についても触れた。
この中で、出生率の低下に言及した柳沢厚労相は、「15~50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」などと話した。~(ZAKZAK 2007/01/29より)』
とあった。
「機械ですってよ、奥様!」
「人を何だと思っているのかしらね、奥様!」
「女性を機械とのたまわりあそばしているではないですか!」
「もう私、お腹を抱えて笑ってしまいましたわよ」
「そうして、鼻水じょろーでありますわ。。。まあ、お品どころの話じゃありませんわね」
しかし、じっくりと新聞を読む私ではあるが、この報道に気がつかなかったというのはどういうわけだろう…。うかつであった。
こんな大爆笑な話を見落とすなんて。
そういうなら「ちゃんと種つけのできる男を育てろよ!」
といいたい。ディープインパクト並みに働ける男をさ。
「男にも機械になってもらおうじゃないさ!」
バッカやろー!
自分も共犯者になる [プンプン]
ここのところずーっと悲観的な気持ちに陥っている。うつか? な~んちゃって。そういうことはないと思うが、将来に向かって明るい材料が全く見つからない。
いまこんなことを言うのは不謹慎だろうが、「子どもがいなくてよかった」と思うほど、ちょっといかれてきている。
もし子どもがいたら、その子どもの未来は不運としかいいようもない状況になっているのではないかと思うからだ。
芸能人の妊娠会見を見ていて、「子どもは生まないほうがいいよ。もう、いいよ。こんな世の中に子どもを放り込むことをしないほうがいい。可哀相過ぎる」と思ってしまう。
「そんなことを言っていると老後をみてもらえなくなる」なんてことを言う人がいたら、「私はのたれ死んだっていい」と言いたい。それほどまで、いまの社会に悲観的になってしまっている。
関西テレビの捏造事件に触れてみて思ったこと。
自分も共犯者になっているときがある、ということだ。正しい情報を流さないということは根本的にももってのほかであるが、だけど、それでもその番組を観てしまったりしている。
話は変わるが、私はお笑いでも「お約束」なお笑いが好きで、寛平ちゃんの「アヘアへ~」を観ても大笑いしてしまうし、加藤茶さんの「カトちゃんぺっ」でもくすっと笑ってしまう。必ずそこで笑ってしまうだろうなと思いながら、お笑い番組を観てしまったりする。
その延長線。
情報番組がバラエティ化され始めたのはいつ頃だろうか。真面目な情報番組も、バラエティ化されて、笑いあり涙ありだ。
視聴者がそれを欲しているのかどうかよくはわからないけれど、バラエティ化されたそこには「お約束」が隠されているのではないかと思った。
また話は変わる。一つの論文を書こうとするとき、まずは仮説を立ててから結果を導き出すまで、あれやこれやと論じる。そして仮説で考えたとおりに結論が導き出されればいいが、全く違う結論に行き当たることもある。それはそれでいいのだ。
たぶん、テレビの情報番組も、はじめは仮説(企画)があって、論じて(ストーリーを作って)、結論を出すという段階を踏んでいると思う。企画を出したものの、結論として導き出されるのは、当初予定したものではない場合もあるだろう。それを番組として成り立たせることができたら、それはそれでテレビマンの力量があるということなんだろう。
でもきっとね、いまはもうそれができないんだと思う。
なぜならば「お約束」さえ作っていれば安心だから。スポンサーも何にも言わないし、視聴者も「お約束」で安心してしまうところがある…。
って、これが諸悪の根源なんだろう。
おそらく、情報番組のバラエティ化がそれを支えてしまった結果なんだ。バラエティといえば笑いあり涙あり。笑いや涙は、万人が共通の感情であるわけだから、それさえ勝ち取れば番組として成立してしまうのだ。「お約束」の笑い。「お約束」の涙。
でさ、これを観ちゃっているんだよ…ね。
それを許してしまっているのだ。「お約束」で笑えるし、「お約束」で泣いちゃうし…。
そして、「お約束」のために情報を捏造だってするんだ。
そういうわけで、こんなテレビ番組づくりしかできなくなっているテレビマンたちは最も情けないと思うけれど、それを観てしまっている自分たちもやっぱり共犯者になってしまっていたのではないかな、と思う。
だから、もう観るのはやめようよ、バラエティ化された情報番組は。
政治家がお笑いタレントと一緒に出ている番組なんて、観ていて悲しくなるもの。
健康でありたいと思うのならば、自分で勉強しようよ。そして鍛えればいいじゃん。
なんかね、自分はもう共犯者にはなりたくないよ。疲れたよ。
おしまい。