まだまだ17年。 [悼み]
今年の1月17日5:46は、お弁当づくりのために起きていました。
東日本大震災後、夫T君が昼食難民にならないようにと作り始めたお弁当です。
結婚して20ウン年。絶対に愛妻弁当なんて作らないと思っていた私が、さすがに見かねて作り始めたお弁当。
いまは、頭が回らずに作れないときは作らず、作れるときだけ作っています。(夏の間は腐るのが怖くてお休みをしましたが……。)
絶対に作らないと思った私を動かしたほどの震災。
阪神淡路大震災のとき、私が住んでいた京都においては食料がなくなるということはありませんでした。大阪でもそんなことはなく、芦屋で被災した友人は大阪に避難してきて、全く変わりのない風景に驚いたそうです。
私も神戸の壊滅的な状態に対し、京都の何の変わりのない風景がとても不思議であったのを覚えています。
昨年秋に、毎年恒例ですが西宮の税理士さんのところに行きました。
そのとき、地震の話をちょっとしようかと、東日本大震災のことを心に描きつつ話を振ったのです。「大阪でも地震保険には入ったほうがいいんでしょうかね~、震災もあったことだし」と言うと…。
相手の税理士さんは、「あ~でも阪神淡路のときは大丈夫だったでしょ…」と。
何となく会話がすれ違い。
やっぱり関西の人にとっての震災とは阪神淡路であって、東日本ではないんだなあ~ということを感じたのでした。
この温度差というのは、阪神淡路の震災が起きたときも感じていたことで、関東に戻ってきて阪神淡路の話をすると、他人事のように話をする人が多かったのを思い出します。
反対に今度は、東日本大震災のことを関西で話をすると、やはり他人事のように話をする人が多いように感じました。
仕方がないことなのかもしれませんが……。
京都で阪神淡路大震災、神奈川で東日本大震災と、ちょっと距離を置いたところで大震災を経験した人間です(どちらも震度5強)。
とはいえ、どちらとも震災に関するいろんな情報に、どっぷり浸かる環境にいたことになります。
被害の規模の大きさ、影響の大きさは全然違いますが、人の心に植えつけた衝撃はどちらも変わらないものと思います。
人が死ぬのは同じです。
物が破壊されるのも同じです。
とにかく規模が違うだけの話。
そして人を思う気持ちも同じ。
こんなときは、「お互いさま」という言葉がしっくりくるのかな、と思います。
だいぶ復興を遂げている神戸ですが、人の心の傷は癒えていないと感じています。
まだまだです。
東北のほうは、もっとまだまだ…だけれど。
阪神淡路大震災で命を落された方々のご冥福をお祈りします。
東日本大震災後、夫T君が昼食難民にならないようにと作り始めたお弁当です。
結婚して20ウン年。絶対に愛妻弁当なんて作らないと思っていた私が、さすがに見かねて作り始めたお弁当。
いまは、頭が回らずに作れないときは作らず、作れるときだけ作っています。(夏の間は腐るのが怖くてお休みをしましたが……。)
絶対に作らないと思った私を動かしたほどの震災。
阪神淡路大震災のとき、私が住んでいた京都においては食料がなくなるということはありませんでした。大阪でもそんなことはなく、芦屋で被災した友人は大阪に避難してきて、全く変わりのない風景に驚いたそうです。
私も神戸の壊滅的な状態に対し、京都の何の変わりのない風景がとても不思議であったのを覚えています。
昨年秋に、毎年恒例ですが西宮の税理士さんのところに行きました。
そのとき、地震の話をちょっとしようかと、東日本大震災のことを心に描きつつ話を振ったのです。「大阪でも地震保険には入ったほうがいいんでしょうかね~、震災もあったことだし」と言うと…。
相手の税理士さんは、「あ~でも阪神淡路のときは大丈夫だったでしょ…」と。
何となく会話がすれ違い。
やっぱり関西の人にとっての震災とは阪神淡路であって、東日本ではないんだなあ~ということを感じたのでした。
この温度差というのは、阪神淡路の震災が起きたときも感じていたことで、関東に戻ってきて阪神淡路の話をすると、他人事のように話をする人が多かったのを思い出します。
反対に今度は、東日本大震災のことを関西で話をすると、やはり他人事のように話をする人が多いように感じました。
仕方がないことなのかもしれませんが……。
京都で阪神淡路大震災、神奈川で東日本大震災と、ちょっと距離を置いたところで大震災を経験した人間です(どちらも震度5強)。
とはいえ、どちらとも震災に関するいろんな情報に、どっぷり浸かる環境にいたことになります。
被害の規模の大きさ、影響の大きさは全然違いますが、人の心に植えつけた衝撃はどちらも変わらないものと思います。
人が死ぬのは同じです。
物が破壊されるのも同じです。
とにかく規模が違うだけの話。
そして人を思う気持ちも同じ。
こんなときは、「お互いさま」という言葉がしっくりくるのかな、と思います。
だいぶ復興を遂げている神戸ですが、人の心の傷は癒えていないと感じています。
まだまだです。
東北のほうは、もっとまだまだ…だけれど。
阪神淡路大震災で命を落された方々のご冥福をお祈りします。
おぉ...早起きですね!
うちは前日に作ったお惣菜を詰めるだけ^^;(会社でレンジでチンなので)朝はごはんを炊くくらいです。←起きられない
阪神淡路大震災の翌年の夏休みに「神戸に遊びに行こう」と言ったのは旦那でした。
大通り沿いだけは、かなりきれいになっていましたが、1本裏へ入るとまだまた酷い状態の神戸をしっかりと憶えています。
映像で見るのと肌で感じた感覚というのはやはりまったく違うものですよね。
温度差があるのは仕方がないけれど、こうやって思い出すことの大切さをじわっと感じます。
東北も行かなくっちゃーと、思いつつ...優先順位がいっぱいたまっていて、当時のようにフットワーク軽くはいきません。
とりあえず自分なりに地味ーーーな支援を続けます。^^;
by nakasama (2012-01-17 10:25)
素晴らしい^^愛妻弁当!!
阪神淡路大震災、東日本大震災地震の恐ろしさを知り
広島・長崎原爆、F1の事故・・・放射能の恐ろしさを知りつくしている日本人。どうして原発全廃の方針が打ち出さないのでしょうか?
日本国民が総力をあげて知恵を絞り出せば、代替エネルギーでまかなえるはず。東電値上げ→何考えてるのか(少し錨^^)
by Blue☆ (2012-01-18 18:37)
*nakasamaさま*
お弁当は前日に下ごしらえを一応するんですけどね~。
結局作ったり詰めたりで、2,30分はかかってしまいます。
なので、夫が出勤するまでを逆算するとやっぱり5時起き_| ̄|○ il||li
ま~ゴルフに行くことを考えれば、このくらいの早起きは普通なんですけどねえ。
震災が起きたことへの心の持ちようというのが、いた場所が異なることに
よって変わるのは当然ですよね。
さらに時間の経過で、これまた変わってきてしまいます。
忘れないように…と思っていても、やっぱり記憶は薄れていくわけで。
支援はできることをやっていくことが大切ですね。。。
そうそう、「うらと」の漁師さんたちのサポート団体から年賀状が来ていました^^
まだまだ大変なのに頭が下がります。
*Blue☆さま*
愛妻弁当なんてこっぱずかしくて、絶対につくらないと決めていたのですよ…。
でも、さすがに今回ばかりはそうも言っていられない状態でした^^;
もうねえ、本当に、原発全廃! 絶対全廃!
かなり怒っています! なんじゃこりゃ~(ノ`Д´)ノ~┣・∵.
頑張って節電していますが、寒いとなかなかできないのが口惜しいです。
とりあえず、1月は前年比18%減でしたが…。
やっぱり太陽光発電かなあ。
まずは電力の自由化を認めて欲しいというがありますが、アイスランドのような
地熱発電を早いこと実現して欲しいと思っております。
by toro (2012-01-19 09:51)
結婚して30ウン年、おやぢにお弁当作ってあげたことないです・・・(笑)
広島は地震の少ない地域なので、ちょっと揺れるとビックリ!阪神淡路のときはかなり揺れたと思ったら、震度3くらいでした。防災意識が低いのかもしれません。
by お好み焼き屋のおばちゃん (2012-01-21 22:59)
*お好み焼き屋のおばちゃんさま*
コメントのお返事…遅れてすみません。
お腹にくる風邪で伏せっていました_| ̄|○ il||li
あ、おばちゃんはおやぢさまにお弁当を作ってもらうんですね、きっと。
い~なあ~♪
3.11のあと、広島辺りで結構大き目の地震があったのでは?
そんなに揺れなかったですか?
さすがにここのところ揺れが収まりつつあるので、反対に不安です^^;
また大きいのが来るのかなあ。
by toro (2012-01-24 18:02)
*ENOさま*
ありがとうございます。
by toro (2012-01-24 18:02)
両方の大地震を経験されているのですね。
人間、やっぱり自分の身近なところで起きたことじゃないとなかなか実感を持てないものですね。
私も今にして思えば、阪神淡路の時はどこか他人事だったような気がします。
それにしてもこのところまた地震が頻発し始めて、なんだか怖いですね。
そして早くも原発事故処理が収束したかのような政府の態度はもっと怖いです。私も原発全廃を切望しています!!
by めりっさ (2012-01-28 09:37)
*めりっささま*
やっぱり想像力の限界というものを感じますよね。
そういえば、奥尻島での津波があったじゃないとか、秋田でもあったよねとか、
本当に忘れていることがいっぱいあって、、、。
人間には想像力があるのだから、それをしっかり発揮せねば~とは思う
のですが、なかなかできないところが玉に瑕で…^^;
原発についての、想像力を発揮すれば一目瞭然、はっきりしていることなのに、
何を執着しているんだろうと不思議でなりません。
お金より人間の命が大事だし、原発が人の手には負えないものとわかって
いるのに…ね。
まともな政治家、官僚がいなくなっていますよね。
by toro (2012-01-28 11:36)