しつこく行くよ^^ [つれづれ]
セシウム、セシウム、ああセシウム…。
神奈川県の河川の汚泥から、セシウムが高濃度で検出されたという報道があった。乾燥させたものからだそうで、「そりゃ濃縮されるわなあ~」という感想なのだけど、半減期30年…う~ん。
私の30年後なんて、生きているか死んでいるかわからない年齢になっているから、もうしょうがないと思うのだけれど、本当にこんな汚染された土壌を残すことになってしまって、子どもたちには相変わらず申し訳ないという思いが強くある。すまない。
どうしようもない政治家たち。原発利権に群がる人たち。こういう人たちをどうして退治できなかったか…。原発推進派の政治家に一票たりとも投じたことはないのに、こればかりはちっくしょーっと思う。
有権者の皆さんには、ちゃんと投票に行かなくちゃダメだよ、と言いたい。ろくな立候補者がいないから投票してもなあ~と思う人もいると思うけれど。でもね、白票を投じてもいいから意思を表明するということをしないといけないと思うのだ。
義務を負ってこそ権利が主張できるんだから。選挙に参加するという義務まで放棄してはいけない。
いつぞやか書いたこと…たぶん、真山仁さんの「ベイジン」を読んだあとに書いたことだと思うが、私の家系は電力一家と言っても過言ではないくらい、電力会社あるいは電力関連企業に就いている人が多い(だいぶ死んじゃったから「多かった」…かな^^;)。
祖父は戦前、中国で発電所を経営していたし、亡き父も発電所の設計建築に携わっていた。
発電所の経営なんて大きな会社かと思うけれど、そんなことはなく、大昔は発電所なんて小さい町工場のようなものだったのだ。だいたい小学校しか出ていなかった祖父が営むことができたくらいなんだから。
東電の前身だって、こんなに巨大企業になるとは思っておらず、小さい会社だった。
なのでその頃、あまり大した考えもなく、関西の電力会社がアメリカの60Hzの発電機を買ったから、関東はドイツの50Hzの発電機を買っちゃった…てな具合で、関西と関東の周波数が違うというのは、意外と安易な選択から始まっていたというわけだ。
いまとなっては弊害になってしまって、「どうして周波数が違うのさ」と思うけれど、こんなわけだったのだよ。
ところがこんなに電力会社の力が巨大化してしまい、ほとんど公益法人のような独占状態で経営されるようになってしまった。そして利権に群がる人々も出てきて、にっちもさっちもいかない状態になっていたのだと思う。
そこで原発事故だ。さもありなんな有様なんだろう。やいやい言う外野も多く、情報の隠蔽なんて行われることも、さもありなんだ。想像すればすぐにわかる。
私は電力一家の1人ではあるけれど、火力発電所に関係しているので、(幸いなことに?)原発とのかかわりはない。たまに首都高湾岸線を通るときに、川崎あたりの発電所の煙突を見ると、「ああ、お父さんが設計した煙突かなあ」なんて思うくらいであった。
しかし、東電の元社員の叔父は現在、東電の子会社か孫会社におり、その会社の若い衆を原発事故の収束のために送り出しているという。
この叔父も火力発電にしかかかわってきていなかったのだが、いま、どんな思いでいるのだろうかと想像すると、胸が痛む。
従弟の1人も亡き父のいた会社に入社している。火力発電所の建設がメインであったが、最近では原発のプラント工事にもかかわっているようだ。大変だろうなあと思う。
現場はつらい思いをしていると思う。
ちなみになぜ電力一家となったかというと、やはり祖父の発電所経営から始まっているのだと思う。詳しくは聞いたことがないが、中国からの引き揚げ後に北海道電力の仕事をしていたのではないかな。北電の社員だった親戚も何人かいるし、、、。こういう話は、伯母が生きているうちに聞いておかなくちゃね。
はてさて、しつこく続けるよ~^^の復興支援。
毎年のように、阪神淡路大震災のことも震災のあった日に書くようにしているが、東日本大震災のこともずっと続けるつもりであります。
本来ならば、新潟の中越地震とか、奥尻島の津波被害(http://www.bo-sai.co.jp/sub8.html)とか、忘れてはいけないのだけど、大きくはなくとも地震があった場所にいたということで、阪神淡路と東日本はしつこく行きます。
はい、「かもめの玉子」。
そして被災はしていないけれど、物流などインフラがダウンしたことによって被害を受けた十和田の「八方汁」。
こういう製品、生産物を見つけたら、ドシドシ優先的に買います。
うん、頑張るぞ。
そして相変わらずのサッカー熱は覚めやらず。
前回、歌についての批判をしたけれど、この動画にも使われているMONKEY MAJIK(http://www.monkeymajik.com/)については、震災の象徴になっているように思う。
メイナードやブレイズがボランティア活動をしている姿も報道されているし、カナダに帰らずに一生懸命頑張っている。
あ、釜石のラグビー選手たちもすごいよ!(http://www.kamaishi-seawaves.com/index.shtml)
アラフィニ選手、かっこいいぞ^^
(http://www.sanspo.com/rugby/news/110320/rga1103200527001-n1.htm)
おしまい。
神奈川県の河川の汚泥から、セシウムが高濃度で検出されたという報道があった。乾燥させたものからだそうで、「そりゃ濃縮されるわなあ~」という感想なのだけど、半減期30年…う~ん。
私の30年後なんて、生きているか死んでいるかわからない年齢になっているから、もうしょうがないと思うのだけれど、本当にこんな汚染された土壌を残すことになってしまって、子どもたちには相変わらず申し訳ないという思いが強くある。すまない。
どうしようもない政治家たち。原発利権に群がる人たち。こういう人たちをどうして退治できなかったか…。原発推進派の政治家に一票たりとも投じたことはないのに、こればかりはちっくしょーっと思う。
有権者の皆さんには、ちゃんと投票に行かなくちゃダメだよ、と言いたい。ろくな立候補者がいないから投票してもなあ~と思う人もいると思うけれど。でもね、白票を投じてもいいから意思を表明するということをしないといけないと思うのだ。
義務を負ってこそ権利が主張できるんだから。選挙に参加するという義務まで放棄してはいけない。
いつぞやか書いたこと…たぶん、真山仁さんの「ベイジン」を読んだあとに書いたことだと思うが、私の家系は電力一家と言っても過言ではないくらい、電力会社あるいは電力関連企業に就いている人が多い(だいぶ死んじゃったから「多かった」…かな^^;)。
祖父は戦前、中国で発電所を経営していたし、亡き父も発電所の設計建築に携わっていた。
発電所の経営なんて大きな会社かと思うけれど、そんなことはなく、大昔は発電所なんて小さい町工場のようなものだったのだ。だいたい小学校しか出ていなかった祖父が営むことができたくらいなんだから。
東電の前身だって、こんなに巨大企業になるとは思っておらず、小さい会社だった。
なのでその頃、あまり大した考えもなく、関西の電力会社がアメリカの60Hzの発電機を買ったから、関東はドイツの50Hzの発電機を買っちゃった…てな具合で、関西と関東の周波数が違うというのは、意外と安易な選択から始まっていたというわけだ。
いまとなっては弊害になってしまって、「どうして周波数が違うのさ」と思うけれど、こんなわけだったのだよ。
ところがこんなに電力会社の力が巨大化してしまい、ほとんど公益法人のような独占状態で経営されるようになってしまった。そして利権に群がる人々も出てきて、にっちもさっちもいかない状態になっていたのだと思う。
そこで原発事故だ。さもありなんな有様なんだろう。やいやい言う外野も多く、情報の隠蔽なんて行われることも、さもありなんだ。想像すればすぐにわかる。
私は電力一家の1人ではあるけれど、火力発電所に関係しているので、(幸いなことに?)原発とのかかわりはない。たまに首都高湾岸線を通るときに、川崎あたりの発電所の煙突を見ると、「ああ、お父さんが設計した煙突かなあ」なんて思うくらいであった。
しかし、東電の元社員の叔父は現在、東電の子会社か孫会社におり、その会社の若い衆を原発事故の収束のために送り出しているという。
この叔父も火力発電にしかかかわってきていなかったのだが、いま、どんな思いでいるのだろうかと想像すると、胸が痛む。
従弟の1人も亡き父のいた会社に入社している。火力発電所の建設がメインであったが、最近では原発のプラント工事にもかかわっているようだ。大変だろうなあと思う。
現場はつらい思いをしていると思う。
ちなみになぜ電力一家となったかというと、やはり祖父の発電所経営から始まっているのだと思う。詳しくは聞いたことがないが、中国からの引き揚げ後に北海道電力の仕事をしていたのではないかな。北電の社員だった親戚も何人かいるし、、、。こういう話は、伯母が生きているうちに聞いておかなくちゃね。
はてさて、しつこく続けるよ~^^の復興支援。
毎年のように、阪神淡路大震災のことも震災のあった日に書くようにしているが、東日本大震災のこともずっと続けるつもりであります。
本来ならば、新潟の中越地震とか、奥尻島の津波被害(http://www.bo-sai.co.jp/sub8.html)とか、忘れてはいけないのだけど、大きくはなくとも地震があった場所にいたということで、阪神淡路と東日本はしつこく行きます。
はい、「かもめの玉子」。
そして被災はしていないけれど、物流などインフラがダウンしたことによって被害を受けた十和田の「八方汁」。
こういう製品、生産物を見つけたら、ドシドシ優先的に買います。
うん、頑張るぞ。
そして相変わらずのサッカー熱は覚めやらず。
前回、歌についての批判をしたけれど、この動画にも使われているMONKEY MAJIK(http://www.monkeymajik.com/)については、震災の象徴になっているように思う。
メイナードやブレイズがボランティア活動をしている姿も報道されているし、カナダに帰らずに一生懸命頑張っている。
あ、釜石のラグビー選手たちもすごいよ!(http://www.kamaishi-seawaves.com/index.shtml)
アラフィニ選手、かっこいいぞ^^
(http://www.sanspo.com/rugby/news/110320/rga1103200527001-n1.htm)
おしまい。
2011-05-20 11:05
nice!(4)
コメント(5)
あぁ〜、どっかで汚染された汚泥をリサイクルして作った建材が出回ってしまったとニュースが流れたけれど、その後どうなったかの報道がないので心配してるんですよ、こういうことがあるから怖いんですよね。
そしてきちんとしないと風評被害の連鎖がおこる...
分離でこれからは電力も選んで買う時代になっていくのかな?
多少高くても安全な自然エネルギーを育てて行けるかどうかは、日本の経済力次第?...うーん、頑張ろう!
by nakasama (2011-05-20 18:29)
*nakasamaさま*
セメントに使うために加工した汚泥から検出されたみたいですね。
寒川あたりが多かったようです…。でも乾燥ものだから、そりゃ濃縮されるわ
と思うのだけれど。チタンだったかな、セシウムを吸引して小さくできるという
何かが開発されているようで、早く実用化して欲しいものです、はい。
しかし、東電の事故の収束のために使われるお金の額を考えると、はなから
原発なんてやめて、自然エネルギーのために使えば、損はしなかったんじゃないの?
って思ってしまいます。
どっちが無駄なんだか_| ̄|○ il||li
by toro (2011-05-21 09:29)
こあじの幼稚園では放射能のことがあるからとかで、
外遊びが1時間になりました、う〜む。
by あじごん (2011-05-28 19:26)
*あじごんさま*
ええ!? そうなんですか…。ちょっと寂しい気もするけれど、子どもを守るという
気持ちからですよね。少しの間は、過剰なくらいがいいのかもしれません。
風向きのせいで、放射性物質の降り具合がまだらのようですからねえ~。
きっぱりと判断しにくいのがつらいところでしょうね。う~む。
by toro (2011-05-30 10:11)
*めりっささま*
*タッチおじさんさま*
ありがとうございます。
by toro (2011-05-30 10:11)