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今日も。 [日記]

阪神淡路大震災から、16年が経った。今日も忘れずに書いておく。

今朝は悪夢から目覚めた。

家に帰ろうとするのだが、乗らなければならない電車はわかっているにもかかわらず、ホームでいくつもの電車を見て、どれに乗っていいのか判断できず、いくつもの電車をやりすごし、はてはどちらの方向へ向かう電車に乗っていかもわからなくなるという夢だった。

ようやく1つの電車に乗り込んで、次の乗り換え駅にたどり着くのだが、今度は乗り換え駅を移動しようとするとそれがとんでもなく悪路なのだ。豪雨の後という感じで、大量の泥水が道をつたって流れ、その先に進めないという状態。そして別の経路を見つけるものの、暗い木製の階段を昇り降りしなければならず、人でごった返していて気分が悪くなってしまうのだ。

夫T君に連絡しなくちゃと思うのだけれど、携帯電話を持ってくるのを忘れているのに気づき、これは何としてでも帰らなくちゃと思って、そこで目が覚めた。

目が覚めてみるとひどい頭痛で、具合が悪い。いまも頭痛がひどい…。

風邪でもひいたか、何かもらってしまった感じ。

そうして新聞を開けば、阪神淡路大震災から16年経ったという記事が載っていた。


そういえば何年か前に、地震の夢で目が覚めたら、それは阪神淡路大震災が起こった日のまさにその時間だったということがあった。1月17日午前5時46分。

何かが体に残っているのかなと思う。







風化させてはならないというものに、阪神淡路大震災があった年に起こったもう1つの事件がある。

オウム真理教のサリン事件だ。

いま、このことをずっと追ってきた人の本を読んでいる。

A3【エー・スリー】

A3【エー・スリー】

  • 作者: 森 達也
  • 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
  • 発売日: 2010/11/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


この事件の前と後で、日本の行政、ひいては日本国民がいかに変容してきているかを指し示すような本ではないかと思っている。

完読後には、もう一度感想を書いてみようと思う。書けるかわかんないけど。






1995年1月17日のあの阪神淡路大震災で命を落とされた方々へ、ご冥福をお祈りします。
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ケイクス

toroさんは霊感がもしかしてお強い?
あの日。私は仕事が休みで遅く起きてFMラジオの
スイッチをつけたら安否確認情報が流れていて
テレビのスイッチをつけたらぐにゃりと曲がった道路と
煙があちこちで上がる映像を見た。
あのときの一瞬の記憶が蘇ります。
ご遺族の方々の心にはまだまだ癒えない深い悲しみが
あるのですね。

遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。
by ケイクス (2011-01-17 23:50) 

toro

*ケイクスさま*
霊感は強かったと思う時期がありました。最近は弱いです(笑)
でもときどき、来てるなあ~と思うときはあります。そのくらいですかねえ。
阪神淡路大震災は…被災者ではないですが、とても身近で体験したので
生活面でもいろいろな影響があって、いまもずしっと重い記憶として残って
います。
以前にも書きましたが、震災直後の3ヵ月間。関西圏のすべてのメディアは
CMなしで、震災情報を流し続けました。バラエティ番組は一切なし。
お笑いが盛んな大阪でさえ…。妙な静けさがあったんですよ。
すごく怖かった。
と書いておきつつ…そのときの心情は、いまだにうまく表せません^^;
でも6千人以上の人が死んでしまう自然災害の恐ろしさは、伝え続けなくちゃ
いけないよなあ~と思っています。

※たまにPC(あるいはATOK)の調子が悪くなることがあって、
先日はケイクスさんのところにコメントを残すことができませんでした。
ごめんなさい。
by toro (2011-01-18 09:12) 

nakasama

頭痛はおさまりましたか?
もう16年経つんですよね・・・
被災された方は今でも小さな地震があると眠れないって言ってました。
そういえば、昨年クリスマスの頃に旦那が神戸出張でルミナリエの写真を撮ってきていましたっけ。あれも16回になるってことなんですね?

オウム事件は数時間違えば自分にふりかかる可能性もありました。
昔、会社があったマンションは教祖の選挙事務所もあったんですよ...
なんというかいろんな意味で、身直で起こった事件でした。
まだまだ苦しんでいる方々がおられることは知っておかないとですね。
by nakasama (2011-01-18 09:59) 

こぎん

街や建物は美しくなって、一見復興したように見えます。
こんな短期間にここまでできる日本って、凄いなって思います。
でも、心に受けた傷は、何年経っても消えないのね~って思いました。

友達に転勤先のロスと神戸で地震を体験し、サリンも数両違うだけ。
超ニアミスという奴がいるんですわ。
それぞれ歴史的な出来事・・・
それでも生きているんで、それって運がいいのか悪いのか・・・わからんです。
by こぎん (2011-01-18 18:21) 

toro

*nakasamaさま*
このときの頭痛は何とか治まりました。ありがとうございます。
頭痛持ちの頭痛というのは、やっぱり完治しないのかっ! と
弱っておりました^^;
あの大震災は、私もそろそろ忘れがちになっています。
これではいけない! と毎年、書き続けると決意をしていまして…。
ただ、ものすごく怖かったという記憶は消えないようです。
同年にあった地下鉄サリン事件は…この本を読んでいると、いろいろと
考えさせられます。
感想が書けたら、書きますねえ。

*こぎんさま*
神戸は復興して綺麗になりましたが、何だか殺伐としているように見えます。
たぶんまだ、年月が染み付いていないからだろうなと、そう想像しますが。
不思議です。

超ニアミスの方、考えさせられるおひとりかもしれませんね^^;
運がいいのか何なのか、考えなさいよ~って感じでしょうか。
by toro (2011-01-19 10:18) 

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