日光観光 [旅話]
手術前の体調の悪いときからの生活習慣が抜けず、食っちゃ寝、食っちゃ寝をついついしてしまう。体力がなくなっているから…と言い訳もできるが、そうそう怠け者でいるわけにもいかず…。いい加減にしなくては、と思っている今日この頃でございます。
いろいろと考えていることはあるけれど、頭のなかは混沌としている。中国のこととかね、冤罪とか、すっとこどっこいの政府とか、臓器移植のこととか……。自分にはほとんど関係のないことだけれど、あるとき、ふっとパズルが組み合わさるように、頭のなかも整理されて、「そういうことかっ!」と膝を打つようなことになるのだと思うのだが、まだそれはやってこない。
いまだ混沌。
そんな私を見かねてか…「日光には小学生以来行ったことがないなあ~」とポツリとつぶやいたのを聞いた夫T君は、早速、新宿から日光へ直行する特急券を予約した。
今年は、ろくに夏休みをとっていなかったからね。私も全然遠出ができるような状態ではなかったし。ちょっぴり遅い夏休みという感じで、日光日帰り旅行を堪能してきた。
まず先に言っておく。
リベンジしたい(笑)
日光旅行、いつかリベンジ。
日帰りなので、東照宮近辺しか観光ができなかったのだけれど、その東照宮…。人人人人。さすが世界遺産となっただけのことはある。年間収入2兆円だ。商売も上手…(いや、それはいいんだけれど^^;)。むか~し、むかしに行って感じたのんびりした…そして暗い印象が全くない。
とにかく混雑しているということを耳にしてはいたが、あまりの人の多さに頭にキタ! って(笑)
これは、東照宮には、絶対早朝に行くべし。そう思いました。
となると、日帰りは無理。いつか泊まりつつ、日光に行きたいと思いました。
さて、新宿から日光へ直行するスペーシア。いきなり撮り鉄になる。
これは便利。うちからはドアツードアで、日光までは軽く3時間はかかってしまうが、こういう特急ができたからこそ3時間でも行けるようになったわけで、もうありがたい。これがなかったら、日光へ行こうなんて思わなかった。
でね、日光では「世界遺産めぐり」なんていう循環バスを利用しようかと思っていたのだけれど、きっと車が渋滞していて、バスを利用するのは無駄だろうなあ~と思っていました。案の定、駅から東照宮へ向かう国道(『日本ロマンチック街道』なんていう名前がついているけれど)は大渋滞。
歩きましたよ~。歩けるよ~^^ 何台も動かない車を抜かし、何台も動かない観光バスを抜かし…。歩くのが一番。これは想定内。
そうして、日光にたどり着いたのが11時だったので、すぐに昼食だわね、と昼食難民にならないように事前に予約していたお料理屋さんに向かいました。
せめて混雑していても、お食事だけはゆっくりと美味しいものをいただきたい。せっかくの日光なのに…という思いは強く、調べに調べたお料理屋さん。食べ物で後悔はしたくな~い。
ちょっと蛇足…。一応クチコミの「食べログ」を参考にしたりするのですが、あんまり信用ができない代物と思っております。先日、友人とも話していたのですが、「あれを見て当たりは少ないよね~」と言うと、その友人は「載せている人の年齢を見てどうかってところだよね」と言っていました。あ、その通りだなあ、と。まだ、年齢の高い人のほうが信用ができると。面白いものです。
それから、チェーン店は候補から削除。しかも、大手出版社が発行しているガイドブックに載っているようなのも………。結局、その地を知っている人に聞くか、地道に些細ながらも個人のブログとかで探す、これで当たりの確率は高くなるような気がします。
そんな感じで探し当てた「高井屋」さん。決め手はアートディレクターの長友啓典さんが、日光に行くと必ず寄るお店だと書いていたことでした。
一日、昼・夜と各2組しか予約を受け付けないらしいです。
http://www.nikko-takaiya.jp/
ほとんど情報なしに、ちょっとお高い料金設定だったけれど、「これ!」と決めたときにすぐに電話をしたら、これまたすぐに予約が取れました。あとで2組しか予約ができないと知って、「あれ?」と思った次第。連休中だというのに…幸運だったかもしれません。
綺麗に整えられた庭が眺められる個室に通され、テクテクと日光の駅から歩いてきた私たちは、ほっと一息。暑かったです、この日は。
お料理は湯波のコース料理。撮り忘れたものが何品かあり、すべてではありませんが、お料理は以下の通り。
「京都では湯葉なのに、日光では湯波なのね~」と不思議に思って調べてみると。「引き上げの時に膜を一枚で引き上げるのが京都。二つ折りが日光」なのだそう。なるほどねえ~。
お土産に海老屋さんhttp://www.nikko-ebiya.com/で「しの巻き湯波」を買って帰り、家でも炊いていただきましたが、T君いわく「日光の湯波のほうが美味しい」と。私もそう思いました。
なぜかなと考えましたが、たぶん日光のほうが断然水が美味しいのだと思います。水の違い。
京都の水は美味しいと思っている人も多いと思うのですが、いやいや、京都の水ってあんまり美味しくないんですよ。お豆腐を作るにも、湯葉を作るにも、京都でも湧き水を利用して、いくらか美味しくなっているのだと思うのですが(水道の水は壊滅的に美味しくない)、圧倒的に日光のお水のほうが美味しいはず。そう思いました。
それから「湯波」というように、ボリュームもあって、大豆の香りがとってもするのがいいんでしょうねえ。
堪能いたしましたよ~。
そして、高井屋さん。大女将、若女将と人柄がよく、居心地のよいところでした。
それから思いのほかリーズナブルなお値段でビックリ。案内に書いてあった料金は税金もサービス料も込みだったわけで、個室の料金を別に取るわけでもなく、とっても良心的です。お昼だったのでビールを一本飲んだだけでしたが、そのお値段も全く高くなく…反対に大丈夫かな…と思ってしまいました。
和室だけではなく、椅子席を用意している部屋もあるとかで、「足腰の弱い人でも言ってください」と若女将がおっしゃっていました。
次もまた、ここだったら行ってもいいなあ~と思ったのでした。
そうして昼食後。
うっきゃ~。人が多いいいい。
東照宮観光は追々。
おしまい。
いろいろと考えていることはあるけれど、頭のなかは混沌としている。中国のこととかね、冤罪とか、すっとこどっこいの政府とか、臓器移植のこととか……。自分にはほとんど関係のないことだけれど、あるとき、ふっとパズルが組み合わさるように、頭のなかも整理されて、「そういうことかっ!」と膝を打つようなことになるのだと思うのだが、まだそれはやってこない。
いまだ混沌。
そんな私を見かねてか…「日光には小学生以来行ったことがないなあ~」とポツリとつぶやいたのを聞いた夫T君は、早速、新宿から日光へ直行する特急券を予約した。
今年は、ろくに夏休みをとっていなかったからね。私も全然遠出ができるような状態ではなかったし。ちょっぴり遅い夏休みという感じで、日光日帰り旅行を堪能してきた。
まず先に言っておく。
リベンジしたい(笑)
日光旅行、いつかリベンジ。
日帰りなので、東照宮近辺しか観光ができなかったのだけれど、その東照宮…。人人人人。さすが世界遺産となっただけのことはある。年間収入2兆円だ。商売も上手…(いや、それはいいんだけれど^^;)。むか~し、むかしに行って感じたのんびりした…そして暗い印象が全くない。
とにかく混雑しているということを耳にしてはいたが、あまりの人の多さに頭にキタ! って(笑)
これは、東照宮には、絶対早朝に行くべし。そう思いました。
となると、日帰りは無理。いつか泊まりつつ、日光に行きたいと思いました。
さて、新宿から日光へ直行するスペーシア。いきなり撮り鉄になる。
これは便利。うちからはドアツードアで、日光までは軽く3時間はかかってしまうが、こういう特急ができたからこそ3時間でも行けるようになったわけで、もうありがたい。これがなかったら、日光へ行こうなんて思わなかった。
でね、日光では「世界遺産めぐり」なんていう循環バスを利用しようかと思っていたのだけれど、きっと車が渋滞していて、バスを利用するのは無駄だろうなあ~と思っていました。案の定、駅から東照宮へ向かう国道(『日本ロマンチック街道』なんていう名前がついているけれど)は大渋滞。
歩きましたよ~。歩けるよ~^^ 何台も動かない車を抜かし、何台も動かない観光バスを抜かし…。歩くのが一番。これは想定内。
そうして、日光にたどり着いたのが11時だったので、すぐに昼食だわね、と昼食難民にならないように事前に予約していたお料理屋さんに向かいました。
せめて混雑していても、お食事だけはゆっくりと美味しいものをいただきたい。せっかくの日光なのに…という思いは強く、調べに調べたお料理屋さん。食べ物で後悔はしたくな~い。
ちょっと蛇足…。一応クチコミの「食べログ」を参考にしたりするのですが、あんまり信用ができない代物と思っております。先日、友人とも話していたのですが、「あれを見て当たりは少ないよね~」と言うと、その友人は「載せている人の年齢を見てどうかってところだよね」と言っていました。あ、その通りだなあ、と。まだ、年齢の高い人のほうが信用ができると。面白いものです。
それから、チェーン店は候補から削除。しかも、大手出版社が発行しているガイドブックに載っているようなのも………。結局、その地を知っている人に聞くか、地道に些細ながらも個人のブログとかで探す、これで当たりの確率は高くなるような気がします。
そんな感じで探し当てた「高井屋」さん。決め手はアートディレクターの長友啓典さんが、日光に行くと必ず寄るお店だと書いていたことでした。
一日、昼・夜と各2組しか予約を受け付けないらしいです。
http://www.nikko-takaiya.jp/
ほとんど情報なしに、ちょっとお高い料金設定だったけれど、「これ!」と決めたときにすぐに電話をしたら、これまたすぐに予約が取れました。あとで2組しか予約ができないと知って、「あれ?」と思った次第。連休中だというのに…幸運だったかもしれません。
綺麗に整えられた庭が眺められる個室に通され、テクテクと日光の駅から歩いてきた私たちは、ほっと一息。暑かったです、この日は。
お料理は湯波のコース料理。撮り忘れたものが何品かあり、すべてではありませんが、お料理は以下の通り。
「京都では湯葉なのに、日光では湯波なのね~」と不思議に思って調べてみると。「引き上げの時に膜を一枚で引き上げるのが京都。二つ折りが日光」なのだそう。なるほどねえ~。
お土産に海老屋さんhttp://www.nikko-ebiya.com/で「しの巻き湯波」を買って帰り、家でも炊いていただきましたが、T君いわく「日光の湯波のほうが美味しい」と。私もそう思いました。
なぜかなと考えましたが、たぶん日光のほうが断然水が美味しいのだと思います。水の違い。
京都の水は美味しいと思っている人も多いと思うのですが、いやいや、京都の水ってあんまり美味しくないんですよ。お豆腐を作るにも、湯葉を作るにも、京都でも湧き水を利用して、いくらか美味しくなっているのだと思うのですが(水道の水は壊滅的に美味しくない)、圧倒的に日光のお水のほうが美味しいはず。そう思いました。
それから「湯波」というように、ボリュームもあって、大豆の香りがとってもするのがいいんでしょうねえ。
堪能いたしましたよ~。
そして、高井屋さん。大女将、若女将と人柄がよく、居心地のよいところでした。
それから思いのほかリーズナブルなお値段でビックリ。案内に書いてあった料金は税金もサービス料も込みだったわけで、個室の料金を別に取るわけでもなく、とっても良心的です。お昼だったのでビールを一本飲んだだけでしたが、そのお値段も全く高くなく…反対に大丈夫かな…と思ってしまいました。
和室だけではなく、椅子席を用意している部屋もあるとかで、「足腰の弱い人でも言ってください」と若女将がおっしゃっていました。
次もまた、ここだったら行ってもいいなあ~と思ったのでした。
そうして昼食後。
うっきゃ~。人が多いいいい。
東照宮観光は追々。
おしまい。
長友啓典さん〜懐かしいお名前^^
黒田征太郎さんも好きです。
「高井屋」さんがおいしいと、φ(・ω・ )メモ。
大人になっていろんな話を聞いて知識を増やしてから行く東照宮はちょっと面白いですよねー。
そうそう泊まりでないとーって思うとまたなかなか行かれなくなる距離なんですよ〜^^;
家康のお墓までは元気だっただんママちゃんと一緒に登った記憶がありまする。
by nakasama (2010-09-29 11:38)
*nakasamaさま*
懐かしい名前ですよね~。K2のお1人ですよ~。
長友さんのブログを見ていると、おいしそうなお店が出てくる出てくる^^;
年をとると、自分の好きなもの、食べたいもの、おいしいものに貪欲に
なるんでしょうね。
そうそう何度も食べられるわけではないから、貪欲になるのも当然かな。
(今年、大手術をしたみたいですよ。70歳にもなると大変;;)。
私も東照宮は、きっと面白いのだと思いました。
いかんせん、人が多い。もっとゆっくりと静かに回りたかったです。
だんママさん、家康のお墓まで行ったなんて、それは健脚だった時代が
あるんですね…こちらも当然ですが。懐かしいのではないでしょうか^^
by toro (2010-09-30 08:58)