北海道は増毛のシードルと…。 [食・料理・酒]
小さい生産者応援シリーズ^^
決して大きな生産者をないがしろにしているわけではなく、でも、小さな生産者でいいものを作っているのであれば応援したくなるというのが人情。
基本的には地物をご紹介したいところだが、今回は北海道。
『増毛フルーツワイナリー』が生産販売しているシードルである。
http://www.mashike-winery.jp/index.html
増毛で生産されたリンゴ100%で作られていて、若い夫婦が2人で作っているシードルなのだそうだ。
もうこういう生産者の存在を知っただけで、「よっしゃ買ったる!」とついつい思ってしまって購入にいたったのだった。
はからずも今朝のTVで、青森のリンゴはヒョウ被害で加工品に回されるリンゴが膨大な量になってしまっているということが報道された。
ほとんどがリンゴジュースになってしまうのだろうけれど、これをシードルにできたら、なんていいんだろう…とマダ~ムは思ったとか思わなかったとか。
たくさんできてしまった農産物、だぶついて値もつけられないような状況になると廃棄するというのが、今まで行われてきたことだ。ヒョウ被害にあった農家でも、売れずに残ってしまったのは「堆肥にするしかない」とうなだれていた。もちろん収入は激減だ。
農家の収入の低さというのは、一様に農協(JA)が価格を決めてしまうことにある。さらには流通の問題でもあるのだけれど、農家が価格を決められないというところに大きな問題を抱えている。
いいものであれば価格を上げればいいのにと思う。美味しいものであれば、高くても買うのにと思う。
それなのに……。
自分で価格を決めて販売しているところはある。これもTVの情報番組で知ったのだが、茨城県の『みずのほ村市場』というところ。http://www.mizuhonomuraichiba.com/
いいもの・美味しいものであれば高い価格であっても売れると証明したような農産物の直売所だ。
なんでも年収が5倍以上になった農家もあるという。
…すんばらしい。うちの近くにあればいいのに…と思った。
さて、シードル。
きめ細かな泡にまずは驚いて、そしてキレイな色にうれしくなった。味はリンゴ。もちろんなんだけど(笑)
ただ、食事にも合うようにと思って辛口を買ってしまったせいか、少々渋みが気になった。一緒に食べたものもよくなかったのかもしれない^^; たぶんクリームを使った洋食系がよかったんだと思う…(このとき一緒に食べたのはナポリタン^^;)。トマトではなくて、クリームとか、シンプルな味付けのものが合うんだろうなあ。
初心者は中口のほうが飲みやすいかもしれない。
そして姉にもおすそ分けしたのだが、ヨーロッパ好きの姉のこと。実はかなりのシードル好きだったようで、ことのほか喜んでおりました。(→たぶん、パリに行ったときとか、カフェでシードルを飲みまくりなんだと思う)。
まだシードルの生産販売を始めて7シリーズという『増毛シードル』。若々しさがなんともまぶしい。応援したくなるよなあ~。
そんなシードルでありました。
全然ここのところ更新できなかったのは、またも持病に苦しめられ、寝込んでいたというわけでして。。。
我が愛しの筋腫ちゃんは、相変わらず悪さをしなさると、グッタリとしていました。
低用量のピル(女性ホルモン)の服用を始めて5ヶ月ほど経っていたので、そろそろ体も薬になれてきて安定するかなあと思っていた矢先。いや~な頭痛が始まりました。後頭部を鈍器で殴られたような痛み。
ある日の朝、その痛みで目を覚まし、いや~な予感がしたのです。<これは……前に大出血を起こしたときのような頭痛……。>
それはまさにその通りで、予感は当たり、まるで蛇口をひねったように出血する様を目の当たりにして…<また来たか! あんたは~!!!!>と夜中に一人で苦しんでおりました。
とにかくひどいのは一晩で終わったので、それはよかったのですが、その日はほとんど眠ることができず、そして頭痛はひどいし、出血のひどさで急激に貧血になるし踏んだり蹴ったり。
もちろん寝込んだのはいうまでもなく。
そして、「こうなったら子宮を取っちまってくれ~」と心の中で叫びつつ、かかりつけのお医者様に駆け込みました。
ま~、診察をしてもらったのはいいんだけど、結局、手術の「し」の字も出ず、薬で何とかしていきましょうな結果と相成りました。
このとき、「一年前に子宮体ガン検査をしているから、今日もしましょうね」というお医者様。<うげ…体ガン検査はすんごい痛いんだった…_| ̄|○ il||li > 体調が悪いのに追い討ちをかけられるような子宮体ガン検査を行い…あまりの痛さに悶絶。
「toroさん、立てるかなあ~?」、「ごめんごめん、筋腫をかき分けて、その上の組織を取ったから痛かったよネエ」…「じゃあ、座薬を入れようか」…………。
はい、座薬を入れてもらいましたよ。あまりの痛さに声も絶え絶えだったので、さすがの先生もこれは鎮痛しなくては倒れると判断したのでしょう。
ぜーぜー…って感じ(笑)
結局、いつものホルモン剤より強力なのを短期間飲んで、そしていつもの薬に戻して様子をみましょうということになりました。
根治にいたることはないのかもしれないなあと、ただいま遠い目をしておりますがねえ。
実は姉もほとんど同じ病気で苦しんでいまして、DNAのなせるワザと申しましょうか…どうしたらいいかねえ、と2人で話したりもしています。
さて、夫T君は相変わらず理解がなく、私がついつい当り散らしてしまっているのですが、これもまた申し訳ないなと^^;
いま思うと、父が闘病中、とっても神経質で暴力もふるわれましたが、やっぱり家族の理解がないことが癇に障ってしょうがなかったんではないかと、この状況に陥ってから気づきました。
幼い私に父の病気を理解できるわけはなく、傍若無人に動き回っている子どもの私を父は腹が立ってしょうがなかったんだろうと思うのです。
今の私ならわかる^^;
T君はとっても正直者なので「お前の痛みはわかりようもない」と言う人で、「つらいんだったら医者に行け」と言うばかり。
ここで、何も言わずに家事を手伝ってくれたり、買い物をしてきてくれたり、あわよくば優しい言葉でもかけてくれたらと思うのですが、全くそれができない人なのです。…残念!
「言ってくれないとわからない」とキッパリ。
ふうう。
結婚して20年超。相変わらず壁は高い。
そんなこんなで、寝込んでいたというわけでした。
はい、現在は復調の兆し…。ガンバロー!
おしまい。
決して大きな生産者をないがしろにしているわけではなく、でも、小さな生産者でいいものを作っているのであれば応援したくなるというのが人情。
基本的には地物をご紹介したいところだが、今回は北海道。
『増毛フルーツワイナリー』が生産販売しているシードルである。
http://www.mashike-winery.jp/index.html
増毛で生産されたリンゴ100%で作られていて、若い夫婦が2人で作っているシードルなのだそうだ。
もうこういう生産者の存在を知っただけで、「よっしゃ買ったる!」とついつい思ってしまって購入にいたったのだった。
はからずも今朝のTVで、青森のリンゴはヒョウ被害で加工品に回されるリンゴが膨大な量になってしまっているということが報道された。
ほとんどがリンゴジュースになってしまうのだろうけれど、これをシードルにできたら、なんていいんだろう…とマダ~ムは思ったとか思わなかったとか。
たくさんできてしまった農産物、だぶついて値もつけられないような状況になると廃棄するというのが、今まで行われてきたことだ。ヒョウ被害にあった農家でも、売れずに残ってしまったのは「堆肥にするしかない」とうなだれていた。もちろん収入は激減だ。
農家の収入の低さというのは、一様に農協(JA)が価格を決めてしまうことにある。さらには流通の問題でもあるのだけれど、農家が価格を決められないというところに大きな問題を抱えている。
いいものであれば価格を上げればいいのにと思う。美味しいものであれば、高くても買うのにと思う。
それなのに……。
自分で価格を決めて販売しているところはある。これもTVの情報番組で知ったのだが、茨城県の『みずのほ村市場』というところ。http://www.mizuhonomuraichiba.com/
いいもの・美味しいものであれば高い価格であっても売れると証明したような農産物の直売所だ。
なんでも年収が5倍以上になった農家もあるという。
…すんばらしい。うちの近くにあればいいのに…と思った。
さて、シードル。
きめ細かな泡にまずは驚いて、そしてキレイな色にうれしくなった。味はリンゴ。もちろんなんだけど(笑)
ただ、食事にも合うようにと思って辛口を買ってしまったせいか、少々渋みが気になった。一緒に食べたものもよくなかったのかもしれない^^; たぶんクリームを使った洋食系がよかったんだと思う…(このとき一緒に食べたのはナポリタン^^;)。トマトではなくて、クリームとか、シンプルな味付けのものが合うんだろうなあ。
初心者は中口のほうが飲みやすいかもしれない。
そして姉にもおすそ分けしたのだが、ヨーロッパ好きの姉のこと。実はかなりのシードル好きだったようで、ことのほか喜んでおりました。(→たぶん、パリに行ったときとか、カフェでシードルを飲みまくりなんだと思う)。
まだシードルの生産販売を始めて7シリーズという『増毛シードル』。若々しさがなんともまぶしい。応援したくなるよなあ~。
そんなシードルでありました。
全然ここのところ更新できなかったのは、またも持病に苦しめられ、寝込んでいたというわけでして。。。
我が愛しの筋腫ちゃんは、相変わらず悪さをしなさると、グッタリとしていました。
低用量のピル(女性ホルモン)の服用を始めて5ヶ月ほど経っていたので、そろそろ体も薬になれてきて安定するかなあと思っていた矢先。いや~な頭痛が始まりました。後頭部を鈍器で殴られたような痛み。
ある日の朝、その痛みで目を覚まし、いや~な予感がしたのです。<これは……前に大出血を起こしたときのような頭痛……。>
それはまさにその通りで、予感は当たり、まるで蛇口をひねったように出血する様を目の当たりにして…<また来たか! あんたは~!!!!>と夜中に一人で苦しんでおりました。
とにかくひどいのは一晩で終わったので、それはよかったのですが、その日はほとんど眠ることができず、そして頭痛はひどいし、出血のひどさで急激に貧血になるし踏んだり蹴ったり。
もちろん寝込んだのはいうまでもなく。
そして、「こうなったら子宮を取っちまってくれ~」と心の中で叫びつつ、かかりつけのお医者様に駆け込みました。
ま~、診察をしてもらったのはいいんだけど、結局、手術の「し」の字も出ず、薬で何とかしていきましょうな結果と相成りました。
このとき、「一年前に子宮体ガン検査をしているから、今日もしましょうね」というお医者様。<うげ…体ガン検査はすんごい痛いんだった…_| ̄|○ il||li > 体調が悪いのに追い討ちをかけられるような子宮体ガン検査を行い…あまりの痛さに悶絶。
「toroさん、立てるかなあ~?」、「ごめんごめん、筋腫をかき分けて、その上の組織を取ったから痛かったよネエ」…「じゃあ、座薬を入れようか」…………。
はい、座薬を入れてもらいましたよ。あまりの痛さに声も絶え絶えだったので、さすがの先生もこれは鎮痛しなくては倒れると判断したのでしょう。
ぜーぜー…って感じ(笑)
結局、いつものホルモン剤より強力なのを短期間飲んで、そしていつもの薬に戻して様子をみましょうということになりました。
根治にいたることはないのかもしれないなあと、ただいま遠い目をしておりますがねえ。
実は姉もほとんど同じ病気で苦しんでいまして、DNAのなせるワザと申しましょうか…どうしたらいいかねえ、と2人で話したりもしています。
さて、夫T君は相変わらず理解がなく、私がついつい当り散らしてしまっているのですが、これもまた申し訳ないなと^^;
いま思うと、父が闘病中、とっても神経質で暴力もふるわれましたが、やっぱり家族の理解がないことが癇に障ってしょうがなかったんではないかと、この状況に陥ってから気づきました。
幼い私に父の病気を理解できるわけはなく、傍若無人に動き回っている子どもの私を父は腹が立ってしょうがなかったんだろうと思うのです。
今の私ならわかる^^;
T君はとっても正直者なので「お前の痛みはわかりようもない」と言う人で、「つらいんだったら医者に行け」と言うばかり。
ここで、何も言わずに家事を手伝ってくれたり、買い物をしてきてくれたり、あわよくば優しい言葉でもかけてくれたらと思うのですが、全くそれができない人なのです。…残念!
「言ってくれないとわからない」とキッパリ。
ふうう。
結婚して20年超。相変わらず壁は高い。
そんなこんなで、寝込んでいたというわけでした。
はい、現在は復調の兆し…。ガンバロー!
おしまい。
toroさま、ご無沙汰しておりました。
持病が悪化とのこと、その後良くなりましたか。
仕事仲間が、手術をして休んでいます。
薬で落ち着いても、筋腫があるかぎりこの苦しみから解放されないのは大変ですね。
時期が来たらよくなるのかしら。
どうぞ、お大事にしてください。
子宮体ガン検査は、毎年していますが、幸いなことにそれほど痛みを感じたことはありません。
「ちょっと痛いですよ」と、先生が言った時には処置は、もう終わっている。
先生の言葉の魔術に助けられているのかも。
by mamire (2009-03-18 15:15)
*mamireさま*
あたたかい言葉をありがとうございます。
日一日と(とりあえず)よくなっているようで、いくらか元気になってきました^^
子宮体ガンの検査は毎年、格闘みたいなもので(笑)
昨年はあまりの痛さに黙っていたら、カーテンの向こうで「toroさん、失神しち
ゃった?」と先生と看護師さんの会話が聞こえてきて…。
「toroさ~ん、toroさ~ん」と看護師さんの呼ぶ声…。
「聞こえてますよ~、あまりの痛さで声が出ませんでしたー」…てな感じでした^^;
麻酔でもしてくれないかと思うんですけどネエ~。
by toro (2009-03-19 09:47)
りんごのシードル・・・デザインもシンプル。
結構、ソールドアウトで人気あるんですね。
ええ、青森でも真似っこしちゃえばいいのに・・・。
かなりの痛みが伴っているんですね。
そんなに辛いとは・・・想像がつきません。
なんとなく具合が悪いことはあっても・・・よくなると、すっかりそのことを忘れてしまう楽天家? なんで、
あとから、あれってどんな痛みだったっけ?状態。
その程度のもんだってことなんだと思うのですが。
私の筋腫は、今のところ大暴れもせず・・・ありがたいことです。
友達の友達にも1年中、出血している人がいるって・・・聞いたけど、
直接の知り合いじゃないから・・・いろいろ聞くことはできない。
なんかね~、劇的に快復しちゃう! といいのに・・・。
by こぎん (2009-03-19 16:23)
*こぎんさま*
コメントのお返事が遅くなりました^^;すみません。
シードル…美味しいです。よく冷やして食事と共にではなく、そのままいただくと
一層リンゴの風味が感じられて美味しいです。今度ぜひ。
ソールドアウトは、生産量が少ないので仕方がないみたいですね…。
ひとタンクごとにナンバーをふって、それを製品名としているよう。
今回は、そんなわけでうちが頼んだシードルはNo.007でした。
病気は本当に劇的に治ってくれないものかと思っています…が、無理でしょうね。
卵巣のう腫も結局手術で治ったようなものでしたし。
劇的な快復には、外科的治療が今現在の最良の選択肢だろうなあと思います。
でもリスクがあるというのが、先生も二の足を踏むところだろうと。
術後の社会復帰に時間がかかりますモンね…。
何だか、若干投げやりになりつつありますが、とりあえず、日常生活にあんまり
支障をきたさないように…そこまで快復できればと願っております。
*manaさま* ありがとうございます。
by toro (2009-03-24 08:47)
男の私には、何も言うことはできません。家内も子宮内膜症やら
女性特有の悩みによって怒りの矛先を向けられることがしばしばです。
でも、私にしか当たれないんだからなぁ、と努めて平静を保つように
がんばっています。
by もりけん (2009-04-01 03:22)
*もりけんさま*
奥様には、優しい言葉をかけてください。それだけで十分なんです。
婦人科系の病気って何となく不公平感の漂うもので、形が変じて夫に当たって
しまうという…^^; 性差というのを頭ではわかっていても、「何で私ばっかり?」
とついつい思ってしまうのですよ~。
よろしくお願いします。
by toro (2009-04-02 08:27)