SSブログ

息子というのは母親に似た人を妻に選ぶのだろうか。 [家族の話]

自分への戒めも含む話である。また家族の話なので、ご興味のある方だけどうぞ…。

(家族の問題は書くのをやめようやめようと思って、一度は書くのをやめる宣言をしましたが。。。すみません、終わらんですね。やっぱり家族だから

 

 

トラブルメーカー義母のお話。

お祖母さんを送り出してから、49日の法要の日取りも決まった。ここまできたら、もう私たちのほうまで問題は持ち込まれないものと思っていた。

ところがつい数日前、義母がT君に電話をかけてきた。

「ちょっと相談があるんだけど寄ってもいいかい」と。

断わる理由もないので招き入れることにした。

しかし、何を相談したいのかということは薄々気づいていたし、事前にT君には「私は席をはずすから」と言って了承を得ていた。

であるから、ここに書くことは別室から聞こえてくる義母の言葉とT君からのまた聞きであるのだが。

内容といえば、お祖母さんの最期の面倒を看ていた義母の弟家族に対する文句であった。やはりである。弟家族がやってきたことに対する非難を、ひたすらT君に訴え続け、「かあさんの言っていることは間違っているか?」とT君に確認している。

T君は「正しいか、間違っているかという問題ではない」と。「背景にはいろいろな事情があるだろうだから、軽々しく言えるものではない」と義母には言っていたようである。
しかし、息子が自分を正当化してくれないものだから、義母の訴えはエスカレート&エキサイト。「お袋が正しい」と息子が言ってくれるまであることないこと言い出した。

後で聞くと「何言ってんだか、わかんねえんだよ」とT君。「それに記憶が錯綜しているみたいなんだよ」と言う。

「ボケてきたんだろうか」…と頭を抱えている。


どうも、お祖母さんが遺したものすべてを知りたいらしいのだ。お金を含めて…。
もともとは弟家族がお祖母さんの面倒を看るのだから、「お金はいらない」と言っていた義母である。しかし、蓋を開けてみれば、お金から何から何まで、自分の思ったとおりにしてもらえなかったことに怒り始めたのである。もう終わったことであるにも関わらず。自分のやってきたことは棚に上げ、、、(私から見れば、お祖母さんが最期を迎える何年もの間、あなたは何をしてきたのか? と義母に問いたいくらいなんだけどね^^;)


とにかく自己主張が激しい義母である。自分の言い分が通らないとヒステリーを起こし、人を押さえつける。そうして生きてきた人だ。

義父も息子2人も、そういう義母に辟易している印象はある。T君は「何か言えばヒステリーを起こすし、挙句には泣き始めるんだ。そうでもなければ『これが私の性格だから』と開き直る……。昔からそうだ。オレはおふくろのそういうところが大嫌いなんだ…。だからオレは早々に家を出たんだよ」と言うばかりで。

要するにお手上げであり、みんな匙を投げてしまっていたのだ。

最近では義父も義母に同調し、もともとわけのわからない人が、さらにわけのわからないことを言い出していて、かなり厳しい現状ではある。


義母の弟家族も困り果てている様子がありありと伝わってくる。

義母の弟にも子どもがあり、またその連れ合いや孫もいるのだが、彼らを相手にあまりにも聞くに堪えない内容の言葉を投げかけたらしいのだ。しかもわめくがごとく…。

T君はそれを聞いてあきれかえり、義母をたしなめはしたようなのだが、、、。


「あのさー、何でいままでお義母さんに意見したりしてこなかったの?」と改めてT君に聞いてみた。

「言ってもわからないから放っておいたんだ。もう仕方ないんだよ」と言うT君。

「でもさー。お義父さんや息子2人が何にも言わないでここまで来て、相変わらずのお義母さんだよ。それでまわりが迷惑してさー。たしなめたり、意見ができるのはお義父さんやあなたたちでしょ。その点は悪いと思わないの?」

「……。」


言ってはいけないことを言ってしまったかもしれない。

 

T君は吐き出すように、義母が言ってきたことを私に伝えてきたが、なぜはっきりと親に意見ができないのかわからない私は、「しょうがないよね…放っておこう」と言って話を終わらせた。諦めるしかない。

 

あとでツラツラと義母のことを考えてみた。記憶が錯綜しているのかどうか。。。ボケ始めてしまったのかどうか…(そちらのほうが私は心配である^^;)。

気がついたのは、わざと記憶が錯綜しているような話をして、自分の正当性を認めさせようという義母の姿である。自分を正当化しようとウソをついたのだ。

そこに思い至ったとき、浮かんだことはと言えば「兄嫁と似ている……」ということ。

以前、兄嫁に問題を起こされたとき、平気でたくさんのウソをつかれた。そのときは本当なのかウソなのかわからなかったのだが、自分をよく思われたいために兄嫁はウソをついていたのだと後になってわかった。

それに振り回されていた私は頭がおかしくなりそうになったが、気づくことができたとき、そこから脱することができた。

振り返ってみると、それと同じことが起きている……。

 

T君にこの話をした。

「お義母さんって、兄嫁と似ていると思わない? 今回のことは、兄嫁とまるで同じようなことをしているように思うんだよ」

「う~ん、そうかもしれないな~」

「だとすると、そういう奥さんを選んでしまったお義兄さんって……」

「兄貴のトラウマだろうよ。。。」


連綿と続いてしまう母親の呪縛なのだろうか。


だとすると、もしかしたら、私も義母に似たところがあるのかもしれないのである。
T君のトラウマとなっているとしたら……。


恐ろしい……。

 

 

 


これはオカルトよりも、こえ~話かもしれないのであった(笑)

 

(これがオチかな…? 変な終わり方だなあ~^^; いやだから、気をつけなくちゃということで…。おそまつでした)


*****

余談。

兄嫁のことは何回か書いていますが、彼女の問題の本質にあるのは心の病(精神病)ではなく、パーソナリティ障害といわれるもののようでありました。

薬でどうこうするというよりも、カウンセリングを行うことで改善していかなくてはならないみたいなんですね。

だからお医者様にかかり何とかできるものではない、というもののようです。

それから、この障害というのは年齢を重ねると自然と薄れていくものらしいのですが……。そのあたりのことはちとわかりません。はい^^;

しかし、義母もその傾向があるということで、T君の家族との付き合いは大変なわけです。

「何でこんなになっちゃったんだろーなー」と遠い目になる私。

まあまあ、それなりに頑張っていきましょー、、、ね。


長々と失礼いたしました。

 

あっと、それから、追記でしゅ。

これも霊話で書いた頭痛の原因のひとつと思われ……、ある意味、てえへんなことでございますのですよ。どーしましょーーーだよ~ん。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 2

似た人を選ぶか、反面教師で正反対の人になるか、どちらかの近似値なのかな? でも、じゃ、私が誰かに似ているかというと・・・義理母でもないし、母でもなく(思考的には似ていると思うけど)、まして、黒木瞳でもなく・・・(アホ)
私は私だし、そういうのを大事にして見失わないようにしたいな~って思います。
今回は関わらずに済んでよかったですね~。
私は前に何軒も店を潰しては親に尻拭いしてもらう義兄に、黙っていられず、叱咤した時、ダンナに言いすぎだから謝って来いって言われて、自分を曲げて謝ったことがあり・・それ以来、あっちの家のことには口出しもしないことにしました。言っても変わらない、我家に火の粉がかからない間は貝に徹しています。
最近は妹がしっかりしてきたんで、妹任せ。頼りになる大阪のおばちゃんになってますわ~~=^∇^*=
by (2006-01-18 16:18) 

toro

*こぎんさま* ありがとうございます。
そうですよね。似た人か反面教師か、どちらかの近似値…私もそんな気がします。「自分は自分」でありたいと思うのも同感です~。誰かに似ているといわれることも違和感があるし。しかし、義母に似ていると言われたらどうしよう…という恐怖もあり…(笑)
わあ、お義兄さんの奥様ですか? 頼りになる妹さんが現われてよかったですね^^ 大阪のおばちゃん、、、肝っ玉すわっているだろうなあ。
うちにもそういう人が現われてくれたら、どんなにいいか;; つれー。
思うに、たぶん意見することで反対に頼られてしまうこともあり、ときには突き放すこともやさしさなんですよね。しかし、突き放す勇気も必要なんで、己にも厳しくならないといけないという…。難しいーー。
となると、やっぱり口にチャックが最善でありますね…^^; きっと言い過ぎると、私も義母と同じ穴のムジナ…(トホホ)

いやいやしかし、相変わらずご先祖様が我が家にやってくる感じがあるんですよー。それだけは「もう堪忍してやあ」と思っているところであります^^;
by toro (2006-01-19 12:54) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。