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戦争のための税金なんて納めたくない [プンプン]

「集団的自衛権行使の容認を閣議決定した」以前からもちろんのこと、ムカつきっぱなしなのですが、「日本の政治は一体どうなっているんだ!」と怒っています。

何をそんなに急いでいるのかもわからないし、どこにメリットがあるのかもわからない。どこに敵がいるのか? 

集団的自衛権なんて、結局は憲法改正のための布石としたいがためのもの。

そして、まやかしとしか言いようのない言葉をずらずらと並べた会見をする安倍さん。陳腐な男だ。

国民を騙し、戦争をしたい、武器を買いたい、武器を売りたい、儲けたい、と思っている。

それを含めての集団的自衛権の行使。

これではまるで国民は税金を、政府・官僚、大企業のために納めているようなものではないか。

国民を人ではなく、駒としか思っていない。

戦争に行かされるのは誰だ? 



だいたい、一票の格差も是正されていない状態で選ばれたような政治家たちだ。

民意が反映されない間違った選挙制度で当選しているような人たち。そんな人たちが、国民のための政治なんてできるはずがない。全く信用できない。

(民意を反映しないための小選挙区制については、この弁護士さんがわかりやすく書いている→

本当にもう、世の中はどうなってしまうんだろう。国民の声が届かない政治って……。普通に生活している人たちが支えているんだよ。その支えている人たちを蔑にするなんて、頭がくらくらして鼻血が出そうになる。

ちなみに我が家のある選挙区は、一人あたり、衆議院議員選挙は0.44票、参議院議員選挙は0.26票でしかない。

衆議院は2人投票しても足りないし、参議院に至っては4人だ。4票必要なんだよ。なんだこれ……。

これは「住所差別」ともいう。ものすごい差別。

(自分の地域の選挙区が一人何票にあたるかは、こちらで確認ができる→



6月30日、7月1日には、官邸前に多くの人が集まり、デモが行われた。

NHKではほとんど報道せず。ネトウヨのコメントの多いYahoo! では、このことをトップページに載せることは一度もなかった。

想像力がない人たちなのだろうか。「解釈」というものがいかようにもできるということを、この時点で明らかになったのに……。

私はサヨクと言われてもいい。

戦争は反対だし、戦争のための税金は納めたくない。



国民の声が聞こえない政治家に、どうにか聞く耳を持たせたいけれど、きっと難しいのだと思う。

でもあきらめないで思い続けること、言い続けること。思念や言霊は、物だって動かす。

憲法第9条が守られるよう、こちらに署名した→



キヨシローが生きていたら、なんと言っただろうということも思った。

『銃を持ったら撃ちたくなる。
刀を持ったら斬りたくなる。
軍隊を持ったら戦いたくなる。
核を持ったら核爆弾を作りたくなる。
そして平和憲法を忘れてしまう。
「永久に戦争を放棄する。人間は平等である。世界の平和のために国として貢献する」。
日本の憲法第9条はまるでジョン・レノンと同じ ことをうたっているのです。
政治家のみなさん、アメリカに言ってください。
「もう戦争はやめましょう。人を殺したり傷つけるために武器を作るのは、もうやめましょう。そんな何千億円単位のお金があるのなら、平和のために使いましょう。人類は進歩すべきです。今でも世界では戦争が行われていて人々が死んでいます。アメリカさん、僕達と手をつないでいっしょに戦争がなくなるように努力しましょう」、と日本の総理大臣や外務省はアメリカをはじめ世界中に発信するべきだ。
だって僕達はいつまでも自分の国を信じられないでいるんですよ。
(ぼくの自転車のうしろに乗りなよ/第33回/2002年)』

これは↓「瀕死の双六問屋」の没原稿らしいです。
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瀕死の双六問屋 (小学館文庫)

瀕死の双六問屋 (小学館文庫)

  • 作者: 忌野 清志郎
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/09/06
  • メディア: 文庫






それから、6月30日、7月1日は官邸前に行けなかったので、このTシャツ↓を着て外に出た。

襟には「OBSERVE ARTICLE 9(憲法九条を守ろう)」、背中には「renounce war forever(戦争を永久に放棄する)」と書かれている。
a0046462_1653168.jpg

くぅ~、剣さん、いかしている。



いつもは最後に「おしまい」と書くけれど、これは終われない。
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toro

*makimakiさま*
ありがとうございます。
by toro (2014-07-04 09:32) 

カズ

こんばんは。
まったくです!
やり方がずるいし、身内のバリアーが張ってあるようなところで高貴な理念らしきものをペラペラと読み上げて何なんだと思います。
しかも言葉に重心というものが欠けていて、すべてが薄っぺらい。

清志郎さんは私の母がファンでしたが、昔の映像を拝見すると歌詞や服装は過激だけれど、言葉が本物だし、正直でやさしい人だったのだろうなあと思いました。
私も清志郎さんと同じく自転車が好きなのですが、「茄子 アンダルシアの夏」という映画のエンディングで「自転車ショー歌」というのを歌っていましたね。
主人公役は大泉洋さんでした。才能ありすぎの人たちが集まっていたんですね(笑)。
by カズ (2014-07-05 19:39) 

東雲

他所の国の戦争を見聞きしたり、昔の戦争映画を観るたび、
“この国に生まれて良かった” “今の時代に生きる事が出来て良かった”、と
心からそう思い、それは これからもずっと続いて行くのだと信じていたに・・・。
この国は一体、どうなるのでしょうかね。
「明白な危険」って、なんなんだろう・・・。
安倍さんに子どもや孫がいても、こんなこと出来たのでしょうか・・・。
鬱々、ザワザワする毎日です。
by 東雲 (2014-07-05 20:28) 

toro

*カズさま*
すごく国民を騙しているよな、国民は騙されているよな、と思います。直感です。
訳知りな感じで語っている人も見受けられますが、そんな単純な話で
終わるはずがない、と。そのくらい危険を感じています。
閣議決定に至るまでの手段がもう許せないですし(かなり怒っています^^;)。

キヨシローは好きな言葉を、「勤勉・努力・誠実」と答えていました。
当初はふざけているのかと思ったものですが、正直に答えていたのだと
時間が少し経ってから気づきました。それから、私も同じような答えをして
いた時期もあったんですけどね(笑)
しかしキヨシローを継ぐ人がいません;; キヨシちゃんが生きていたら……。
「茄子 アンダルシアの夏」は、洋ちゃんがこんなに売れる前の作品でしたね。
スタジオジブリの人たちは、先見の明がありました~^^

*東雲さま*
私も……というか、オカルトチックな話なんですが、今回のこの出来事に
触れたとき、「私は戦争のない時代を選んで生まれてきたのに」と思った
ことでした。前世で嫌な思いをしたのでしょうかねえ^^;
本当に「明白な危険」ってなんなんだろうと、私も思います。
勝手に仮想敵を作っているだけではないの? って。
危険を作り出す前に、その危険を回避しようと考えるのが、正常な頭の
持ち主なはずなんですよ。
でも、そうではないことを考えると、このことには「裏」があると。
そう思います。
そんなことに、国民を巻き込むなんて、悪魔に魂を売ったとしか思えないです。
嫌ですわ~。
by toro (2014-07-07 08:58) 

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