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北海道供養の旅2011 その4 [旅話]

旅先で何故か「写真を撮ってもらえますか?」と頼まれることが多い。そういえば、道を尋ねられることも多いのでした…。「何故だ?」と思うのですが、人がよさそうな雰囲気をかもし出しているのか…いや、そうとも思えないのだけれど、何故かよく頼まれてしまうのです。

今回の北海道旅行でも、モエレ沼公園の一番高い小山に登ったところで、若いカップルに写真を撮ってほしいと頼まれました。

「あ~、はいはい」と…。ま、断わることもしないですけどね(笑)

一番印象に残っている、インパクトの強かった写真撮影の依頼は、だいぶ前のカナダでのことです。

一時、夫T君・その友人たちと海外スキーに毎年行っていたのですが(私はスキーに行きたいというより、海外に行きたいから行っていたんですけどね)、カナダのサンシャインビレッジというところでスキーをしていたときのことです。

私はとにかくスキーが下手なので、T君やその友人と離れて1人でゆっくりとだらだら滑ることを選びます。そして同じコースを何度も納得いくまで滑るというのが常なのですが、一斜面滑り終えたときに、カナダ人かアメリカ人の集団に呼び止められました。

「写真を撮ってくれない?」と。

「ああ、OK、OK」と言いながら、カメラを受け取るためにストックを雪面にさして手を出すと、差し出されたカメラの数が4,5台…。

<おいおい…>。心の中で思いましたよ(笑) 何台も1人で持っていられませんから、雪の上にカメラを置いて(電池は大丈夫なのかなあと思いましたが)、せっせと撮り続けました。

英語はろくにしゃべれないので、気の利いたこと1つも言えず、でも集団の面々は勝手にポーズをとっているし…^^;妙な光景でしたねえ。

アジア人の(たぶん向こうから見れば)小さい女の子に、写真を撮られる集団。

いまだにどうして私に声をかけてきたのか、謎です。1人で滑っていたからか。ゴーグル、帽子、その他でほぼ顔はわからないはずだし、ウエアを見れば女性ということはわかっただろうけれど…。

あ、あまりにスキーが下手だから、悪いことはしないだろうと思ったのかも。そうだわ、そういうことだわ(笑)
いまさらながら謎が解けたかな…ははは。





さて、北海道の最終日は全く予定を立てておらず、「どうしようか」と言っていたところ、伯母や従姉たちが、「余市に行けば? いまは果物の収穫時期だし」と勧められ、余市まで足を延ばすことにしました。


で、ここが一番の興奮した場所かもしれません。ニッカの余市蒸留所

小樽からフルーツ街道という道を走り、余市まで行ったのですが、平日だったせいか直売所はやる気がない? のか、よさそうなところが見つからず、とりあえずニッカに行こうということで行ってみたのですが、これが正解。

お酒好きの姉妹には、打ってつけだったのではないかと(笑)
yoiti1.JPG
ニッカウヰスキー1.JPG
ニッカウヰスキー2.JPG
まるで外国のような蒸留所内。

「なんだか座間キャンプの中みたいだねえ」なんて言っていると、「toroちゃん、言っていることが小さい」と姉に怒られました。でも、スコットランドは行ったことがないし……。

ご存じの方も多いと思いますが、余市はニッカを作った竹鶴政孝さんとリタさんの思いが詰まった場所なんですね。

お二人の物語は、蒸留所内にある「ウイスキー博物館」で知ることができます。竹鶴邸も復元されたものがここにあって、当時の雰囲気を感じることができます。

これですよ、ニッカといえば。
yoiti2.JPG
これも見たことがある人は多いですよね。
yoiti3.JPG

ニッカウヰスキーの前身は、「大日本果汁株式会社」と言って、リンゴジュースを作っていた会社。だからシードルがあり、カルヴァドスですよ…カルヴァドス…リンゴのブランデー。
yoiti4.JPG

ここでは試飲もできるのですが、車だったのでそれはなし、と。

モルトウイスキー(原酒)を販売しているところがあって、そこでも有料で試飲ができるのですが、においを嗅ぐだけなら無料というわけで、嗅ぎまくってきました(笑) もうねえ、原酒は高いって。買えないし、飲めないし(汗)

一番手が届くかなというお手ごろな、シェリー&スイートというモルトウイスキー180ml.を買って終わったのでした。

楽しかった♪



ひとまず今回の北海道旅はこれで終わりとします。

取りこぼしがあったら、またつづきを書くかもしれませんが、またの機会に…。


え~と、とりあえず余市の後の行程は、余市→小樽で遅い昼食→札幌円山公園近辺で買い物→レンタカー返却→電車で空港へ→空港ラウンジで荷物詰め^^;→空港で夕食→そして機上の人。


あ~そういえば、帰りの湾岸線では、今度は工事渋滞にスッポリとはまってしまい、これまた予定より一時間以上かかって帰宅したのでした。羽田空港の行き帰りは災難続きという感じでしたわ~。はぁ~。






おしまい。

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コメント 5

nakasama

>差し出されたカメラの数が4,5台…。
って、あはは〜^^遠慮がなくていいですね。
うちはお互いの写真を撮ってると、「撮りましょうか?」って言って頂くことが多いので、自分もそんな人達を見かけると声をかけるようにしています。

そっか余市...
ニッカの熊は北海道の熊だったのですね?
シングルモルト高いですよねー10年も20年もかかるので仕方がないけれど。
小娘だった頃に皆で遊んだ後、深夜のバーでバーボンロックで...
などと無茶をしていたやうな〜でもあの丸く削った氷がいいのよね〜^^;

by nakasama (2011-10-04 12:15) 

めりっさ

不思議ですね~。私はなるべく人の好さそうな雰囲気を醸し出そうと努力してるのに、あまり声をかけられない方です。
あ、努力してるってことは、本来人が好くないってことですね。やっぱりみなさん騙されないんですね~!(笑)

白樺林の向こうにウィスキーの蒸留所、なんだかオシャレですね。車だったのが残念ですね~。
ゆっくり北海道に行く機会があったら、余市蒸留所に寄ってみたいです。もちろん運転手付きでね!!
by めりっさ (2011-10-04 17:36) 

toro

*nakasamaさま*
カナダ人かアメリカ人…遠慮を知りません(笑)
相手の集団もスキーウエアだったので、若い人なのかどうかもわからず、
不思議な思い出でした。
「撮りましょうか?」と言うんですか? 優しいなあ、くぅ~。
私は、頼まれると「え~またか(;´Д`)」と狭量ですわ~。ダメ女~。

余市は意外によかったです。これまで行ったことがなかったんですよね。
原酒の「余市25年」なんて、500ml.で2万円でしたよ!! 
買えない_| ̄|○ il||li

あ~、初めて丸く削った氷に遭遇したときは、感動しました~^^

*めりっささま*
あまり声をかけられないなんて、いいなあ~。
別に私なんて人もよくないのに、何故…と思っています。
かなりぶっきらぼうに答えてもいるんですけどねえ。わかりません…(泣)
面倒くさがりでもあるので、本当は避けたいんですけどね(ー゙ー;)む~ん。

めりっささん、以前北海道(旭川方面)に行ってらっしゃいましたよね。
今度は西のほうもぜひ♪ 余市蒸留所、よかったですよ~。
キレイでした。雪の季節にも行ってみたいなあ~なんて思いました。
(ツアーバスを利用すると、飲めますよね…ふふふ)。
by toro (2011-10-05 08:42) 

Blue☆

アメリカ人団体には・・・・・レッツ・スピーク・チーズ!!
中国人団体には・・・・説 チェズ(茄子)!!がうけます(笑)
by Blue☆ (2011-10-05 10:51) 

toro

*Blue☆さま*
チーズを言ってみればよかったんですね! そうか。
中国は、チェズですか、なるほど~。
日本人相手でも、「はい、撮りますよ~」くらいしか言えないんで、
照れてはいけないですね~^^; ガンバローと思います、はい。
by toro (2011-10-06 10:10) 

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