これ以上でもこれ以下でもない。 [音楽]
人生4度目のぎっくり腰中でありまして、出不精に拍車がかかっております(笑)
引きこもり主婦どころの騒ぎではありません。もしかして足止めの刑でも食らっているのか?
重いものを持ち上げたときに、「グギッ」といわせてしまって、「あ!」と思ったのも後の祭り。安静にしつつ、整体通いをして、あと少しのところで完治といった感じであります。あはは。
さて、そんなわけで…ではないが。
マイケル・ジャクソンの「This is it」をDVDで購入し、家で観た。
当初、自分で買おうと思っていたのだが、先に夫T君が注文して買ってくれた。彼も観たかったのだそう。
映画館で観ればいいものを出不精だから…いや、映画館で観るほどではないんじゃないか、と思っていた。
おそらく、映画館で観ても、DVDで観ても感想は同じだと思う。
観た人みんなが「これはいい! 素晴らしい」という意味がわかった。
私はマイケル・ジャクソンのファンではない。ジャクソン5やジャクソンズの頃をむしろ知っていて、マイケル・ジャクソンがソロになってからはあまり興味がなかった。
それこそking of popsとまで言われるように、誰もが聴く流行歌だと思っていたから。だったら私がわざわざ聴かなくたっていいでしょ、くらいに思っていたのだ。そうでなくてもラジオでは必ずといっていいほど、マイケルの歌は流れていたし、MTVというものができてからは、必ずといっていいほどマイケルのPVは流れていた。
あえて自分から聴きに行かなくても、向こうから流れてきていたから。だからということもあるが、あえて聴こうという気にはならなかった。
今回「This is it」を観て、まず思ったのは知らない曲がない。知らない歌がなかった。それくらい自分から聴きに行かなくても、マイケルの歌は耳に入っていたんだということだ。
それだけ、売れたと言っていいんだと思う。
でもそんなことはどうでもいい。
それだけ、マイケルを好きだと思っていた人は大勢いて、彼の歌、音楽、ダンスを愛していた人はたくさんいたということ。
ただ、一方で私は、マイケルを取り上げるマスコミの姿を見たような気がした。
私が知っているマイケルは、顔がドンドン変わり、奇行を繰り返し、なんだかわからなくなっていった人であった。それはマスコミが伝えるマイケルの姿で、歌、音楽、ダンスをしているマイケルの姿ではなかったのだとわかった。
奇行を繰り返すマイケルが報道される一方で、相変わらず彼の歌、音楽、ダンスを愛する人がたくさん存在したということ。彼を嫌ってしまう人がいなかったという事実。どちらが真実なのか、と考えてしまった。
あのマスコミの取り上げ方は、面白おかしく、そしてマイケルを陥れるようなものだったのではないかと思う。確かにマイケルのやっていることはおかしいことのように目には映ったし、「大丈夫なんだろうか、この人は」と思うくらいのことをやっていたと思う。
でも、果たしてマスコミがそんな報道をしなかったら、マイケルに対する印象は変わっていたのではないかと思うのだ。もしかして、ああいう報道がなかったら、マイケルの顔は変わっていなかったかもしれない…とまで、つい考えてしまった(マスコミとマイケルのいたちごっこ?)。
でも一方で、ちゃんとマイケルを愛していたファンはいたわけで、マイケルの歌、音楽、ダンスのよさをちゃんと受け止めていた人は大勢いたんだ。奇異な行動があっても、姿が変わろうとも。
…話はちょっと違うが、例えば小沢一郎さんがいまマスコミに激しく叩かれているけれど、本当にそうなのかなと思うことがあって、一方で知られていない「いいこと」を「悪いこと」以上にやっているのかもしれない、などと考えてしまうのだ。
貴乃花親方にしても、お父さんが亡くなったときの兄弟の相続問題では、やけに貴乃花親方が悪く報道されていたように思う。でも、いまとなっては、相撲協会の理事に当選したことに対し「相撲界に新風が…」なんて論調で、もてはやされたりして、これって何? と思ってしまうのだ。
真実が見えない。
それで、話はもとに戻るが、マイケル・ジャクソンの「This is it」。これは真実なんだと思った。これ以上でもこれ以下でもない。
どんなに優秀なダンサーをそろえても、マイケルより上手な人がいないという驚き。やはり歌、音楽、ダンス、それが一体となって存在したのがマイケルなのだ。
やはり父親や家族の問題、そして撮影中のやけどが彼の心を蝕んでいったのか。
体と心の隙間がドンドン開いていってしまっていたマイケル。その隙間を埋めるものはなかったんだろうなあ。
もう体がついていっていなかったんだと思った。よくない言い方だけど、この世を去るタイミングだったのではないかと思った。
God bless you.
Thank you.
I love you.
マイケルが何度も口にしていた言葉。ちゃんと伝わったと思うよ。
「This is it」…誰もがよかったというのも頷ける映画でした。
引きこもり主婦どころの騒ぎではありません。もしかして足止めの刑でも食らっているのか?
重いものを持ち上げたときに、「グギッ」といわせてしまって、「あ!」と思ったのも後の祭り。安静にしつつ、整体通いをして、あと少しのところで完治といった感じであります。あはは。
さて、そんなわけで…ではないが。
マイケル・ジャクソンの「This is it」をDVDで購入し、家で観た。
当初、自分で買おうと思っていたのだが、先に夫T君が注文して買ってくれた。彼も観たかったのだそう。
映画館で観ればいいものを出不精だから…いや、映画館で観るほどではないんじゃないか、と思っていた。
おそらく、映画館で観ても、DVDで観ても感想は同じだと思う。
観た人みんなが「これはいい! 素晴らしい」という意味がわかった。
私はマイケル・ジャクソンのファンではない。ジャクソン5やジャクソンズの頃をむしろ知っていて、マイケル・ジャクソンがソロになってからはあまり興味がなかった。
それこそking of popsとまで言われるように、誰もが聴く流行歌だと思っていたから。だったら私がわざわざ聴かなくたっていいでしょ、くらいに思っていたのだ。そうでなくてもラジオでは必ずといっていいほど、マイケルの歌は流れていたし、MTVというものができてからは、必ずといっていいほどマイケルのPVは流れていた。
あえて自分から聴きに行かなくても、向こうから流れてきていたから。だからということもあるが、あえて聴こうという気にはならなかった。
今回「This is it」を観て、まず思ったのは知らない曲がない。知らない歌がなかった。それくらい自分から聴きに行かなくても、マイケルの歌は耳に入っていたんだということだ。
それだけ、売れたと言っていいんだと思う。
でもそんなことはどうでもいい。
それだけ、マイケルを好きだと思っていた人は大勢いて、彼の歌、音楽、ダンスを愛していた人はたくさんいたということ。
ただ、一方で私は、マイケルを取り上げるマスコミの姿を見たような気がした。
私が知っているマイケルは、顔がドンドン変わり、奇行を繰り返し、なんだかわからなくなっていった人であった。それはマスコミが伝えるマイケルの姿で、歌、音楽、ダンスをしているマイケルの姿ではなかったのだとわかった。
奇行を繰り返すマイケルが報道される一方で、相変わらず彼の歌、音楽、ダンスを愛する人がたくさん存在したということ。彼を嫌ってしまう人がいなかったという事実。どちらが真実なのか、と考えてしまった。
あのマスコミの取り上げ方は、面白おかしく、そしてマイケルを陥れるようなものだったのではないかと思う。確かにマイケルのやっていることはおかしいことのように目には映ったし、「大丈夫なんだろうか、この人は」と思うくらいのことをやっていたと思う。
でも、果たしてマスコミがそんな報道をしなかったら、マイケルに対する印象は変わっていたのではないかと思うのだ。もしかして、ああいう報道がなかったら、マイケルの顔は変わっていなかったかもしれない…とまで、つい考えてしまった(マスコミとマイケルのいたちごっこ?)。
でも一方で、ちゃんとマイケルを愛していたファンはいたわけで、マイケルの歌、音楽、ダンスのよさをちゃんと受け止めていた人は大勢いたんだ。奇異な行動があっても、姿が変わろうとも。
…話はちょっと違うが、例えば小沢一郎さんがいまマスコミに激しく叩かれているけれど、本当にそうなのかなと思うことがあって、一方で知られていない「いいこと」を「悪いこと」以上にやっているのかもしれない、などと考えてしまうのだ。
貴乃花親方にしても、お父さんが亡くなったときの兄弟の相続問題では、やけに貴乃花親方が悪く報道されていたように思う。でも、いまとなっては、相撲協会の理事に当選したことに対し「相撲界に新風が…」なんて論調で、もてはやされたりして、これって何? と思ってしまうのだ。
真実が見えない。
それで、話はもとに戻るが、マイケル・ジャクソンの「This is it」。これは真実なんだと思った。これ以上でもこれ以下でもない。
どんなに優秀なダンサーをそろえても、マイケルより上手な人がいないという驚き。やはり歌、音楽、ダンス、それが一体となって存在したのがマイケルなのだ。
やはり父親や家族の問題、そして撮影中のやけどが彼の心を蝕んでいったのか。
体と心の隙間がドンドン開いていってしまっていたマイケル。その隙間を埋めるものはなかったんだろうなあ。
もう体がついていっていなかったんだと思った。よくない言い方だけど、この世を去るタイミングだったのではないかと思った。
God bless you.
Thank you.
I love you.
マイケルが何度も口にしていた言葉。ちゃんと伝わったと思うよ。
「This is it」…誰もがよかったというのも頷ける映画でした。
ぎっくりさん、大丈夫ですか?
マイケルについては・・・とりろめもなく語ってしまいそうなので、
止めますが・・・
死後、いろいろ取り上げられた中で、
児童虐待で叩かれて勝訴したドキュメンタリーを見たとき、
あんな風にやられてら、普通なら立ち直れないな~って思った。
肌の色も「?」ってず~っと思っていたけど、
昨日、アレルギーの番組でマイケルと同じに「白斑」で、
黒人の肌色から見事に綺麗に白人に変わった女性が出て来て、
ストレスによるものだとのこと・・・
そうだったのか~って。
ライオネル・リッチーはマスコミに出てきたけど、
あんなに仲良かったクィンシーが全然出てこなくて、
よっぽどなんかあったのかと思って寂しかったんだけど、
25年ぶりに「We are the world」をリメイクしたって聞いて、
クィンシーらしい弔いなんだね~なんて、勝手に思っています。
by こぎん (2010-02-04 08:02)
あらら、やっちゃいましたか?しばらく安静ですね^^;
お大事にしてください。
自分も特別なファンというわけではなかったですが、モータウン時代から常に彼の歌声を聴いて育って来た世代・・・。
「ムーンウォーカー」も「キャプテンEO」も何度も見に行ったミーハーな女でございました。^^;
幼い頃からショービジネスの世界で育ったマイケル少年は、大人になっても何が世の中の普通で自分のどこが異常に見られるのか?
ってことすらわからない孤独なキングだったのでしょうね。
でも命をかけても訴えよう、伝えようとしていたこと、本来の彼の姿というのがこのドキュメンタリーで伝わってますよねぇ・・・合掌。
そうそうハイチ支援のための新しい「We are the world」も買おうかなぁ〜と?
by nakasama (2010-02-04 09:08)
*こぎんさま*
ぎっくりは何とか完治が近いです^^
私も昨日のTV番組を見ました。
マイケルが「僕の肌の色が変わったのは病気だから」と言ったのを
覚えていましたが、「本当なのかな~」と懐疑的でした。
ところが、昨日の番組で「ハクハン」が全身に出るということを知って
「本当だったんだ」と……。それもストレスで。
本来であれば彼を守るべき父親が、守ってくれなかったことが大きかったの
だろうという気がしました。
クィンシーが出てきましたね。ようやくですか。
バンクーバー・オリンピックで初披露されるようで、楽しみです。
*nakasamaさま*
今回のぎっくりはあまりの急性だったので、治りも早いようで、ありがたい
ことに、もう普通の状態に近く。ご心配いただきありがとうございます。
This is itを観た後、「ちゃんとマイケルをkingだと思うなら、回りの人間も
ちゃんと彼を守ってあげなさいよね~」って、オバちゃん的なおせっかいな
感覚に襲われました^^; なんだか、どうしようもなく可哀相です。
エリザベス・テイラーとかって、マイケルのことをどう思っていたんだろう
なんてことも考えたり……。
「We are the world」のお披露目は楽しみですよ~♪
こういうのって、なかなか実現しないですよね。
by toro (2010-02-04 16:48)
私もマイケルはあまりよく知らないです。というか、世代的にも私の方が上ですし。何となく好感が持てなかった、というのが本音でしょうか。何だか変わり者の代名詞のような報道のされ方でしたしね。とは言え、きっと今、映像を見れば「すごい!」と思うのでしょうね。おそらく気付かないうちに、自分の間口も年齢と共に広くなっているのかもしれません。
by もりけん (2010-02-04 17:32)
おぉ、私も買いました、このDVD。
まだ観ていませんが、楽しみ。。
死が飽和状態の彼の精神の行き処だったのかも
と思ってしまい。。もし生き延びても
身体も心もかなり疲弊していたんだろうな、と思う。
そうそ。ぎっくり腰。私も過去2度ほどなりまして。
大変なめに遭いました。治りかけもどうぞお大事に。
by ケイクス (2010-02-05 00:20)
ぎっくり…私も経験者です。あ、と思った時にはもう遅い…って感じですよねー。お大事になさってください。
toroさんのブログって、私が言いたいこと(文章力が足りなくて言えないことや、ブログの位置づけの関係で記事にするのをやめていること)をいつも言ってくれてるみたいな気持で拝見しています。
「THIS IS IT」は映画館で見ましたが、本当にtoroさんと同じようなことを私も思いました。
映画館って、エンドロールが流れ始めると、誰かしら立ちあがるじゃないですか。それがこのTHIS IS ITでは誰一人立ちあがることもなく…観ている人たちが、この映画がまだまだ続いて欲しいと願っている…そんな空気に満ちていました。始めての経験でした。
DVDもやっぱり買おうかな~と改めて思っています。
by めりっさ (2010-02-05 18:17)
*もりけんさま*
変わり者で好感が持てなかった、というのは、よくわかります。
変でしたものね、本当に。もう表に出ないほうがいいのではないか?
くらいに思ったこともありました。
でも、この映画を観て、一側面しか見ていなかった自分に気がついた
…と思っています。一見の価値はあると思いますよ~^^
*ケイクスさま*
DVDを買われましたか。楽しみですね~^^ いいですよ~。
ね、マイケルはこの世を去るタイミングだったんだなと、やっぱり思います。
ただ、何となくなんですが、マイケルが亡くなったとき、実は三島由紀夫の
自決がイメージされて、不思議な思いをしました。
緩慢なる自殺…なのかな…。
腰はほぼ完治しました^^; ありがとうございます!
*めりっささま*
めりっささんも同様に思われたんですね。
いや~本当にマイケルは唯一無二の人になってしまったんだと、
妙に実感した映画でした。これ以上でもこれ以下でもないマイケル。
真実が映し出されている美しさっていうのもあるなあ、と思いました^^
DVDは永久保存版にぜひ^^
ぎっくり腰はもう大丈夫です。ありがとうございます!
次には二度とやらないように、気をつけなくちゃ、ですね^^;
by toro (2010-02-08 08:39)
なんであれ、自分の目で見て、耳で聞いたことを信じろってことでしょうか。
スリラーの頃は、よく聞いていたけれど、お顔がだんだん崩れてくる頃は全く興味がなくなりました。
いえ、人生が進むにつれ、マイケルに限らず、音楽に癒しを求められなくなってきたんですね。
自分で演奏するってことが、一番の癒しになってしまったんです。
今は、その望みも半分千切られてしまいましたけど。
娘がこのDVD買ったのですが、まだ見ていません。
見てみようかな。
by mamire (2010-02-12 14:22)
*mamireさま*
自分で演奏できるというのが、一番楽しいと思います。何でもそうかなあ。
スポーツも自分ができるほうが楽しいですものね。
…観るのも好きなのですが^^;
マイケルのこの映画は、一見の価値があると思います。
ま、一度見れば十分かもしれませんが、真実を見た! という気になります。
それだけ違うと感じられました。娘さんとぜひ^^
by toro (2010-02-13 10:48)