灯台下暗し。ご近所のひまわり畑

ほかの皆さんのブログの記事で、キレイな夏らしいひまわりの写真を見て、「あ～いいなあ」と思っていたんだけど、、、うちの実家のすぐ裏にあった、ひまわり畑が。

忘れていた。

もとは、芝畑で、そののちコスモス畑になったりと紆余曲折があったが、一昨年あたりからひまわり畑となっていたのだ。

久しぶりに実家に行って、「そうだった」と思い出した次第…＾＾；

　　　　　　　　

全く、そんなことをすっかり忘れていたので、デジカメも持っていっておらず、携帯電話の写真なのでうまくない。お許しくだされ。

再度、トライしに行ってくっか。

ひまわりを見ていると、夏の暑さとか、華やかさとか、そんなものを感じるけれど、どことなく切なさを感じるのは私だけであろうか。

何だか、一花一花が意思を持っているみたいで、うれしそうに立って花開いているかとも思うのだけれど、枯れ始めて、種が見え始めたときの姿が物悲しくて、切なくなってしまうのだ。

それで思い出すのがこの写真である。

　　　　　　　　　　　

デヴィッド・ダグラス・ダンカン氏の写真。『ひまわり～ヴァン・ゴッホに捧げる』というタイトルの写真集のなかの一点。

（著作権の問題があるので、私が何気なく撮った写真ということで……）

場所はロアール原子力発電所である。

よく見たらお分かりいただけると思うのだが、ひまわりの向いている方向が一方向ではないのだ。太陽に向かっていない。それぞれがあっちこっちに向いてしまっているのである。

キャプションには「恐ろしい原子の隣で目に見えないパニックにひまわりたちはとらわれている……」とある。

植物は正直だ。

★デヴィッド・ダグラス・ダンカン氏の写真集はニコンサロンブックスのなかの一冊。

（↑私の撮ったひまわりも、よーく見るとあっちこっちを見ているね～…………そうか…）

 

そうして、夏は昆虫もぞろぞろと……

　　

左は、実家の門扉にへばりついていたチビかまきり。

右は、うちの車にへばりついていた蛾。飛行機のような形状だったので、ついつい接写＾＾　これは高速で飛ぶんだろうなあ～。

 

ということで、灯台下暗しであった夏のひとときでありました。

 

おそまつ。

コメント 4

いっぱいの向日葵、みたことないんだぁ。
蛾はいやじゃ～！！ひぃぃぃぃ！
by (2006-08-11 21:07) 

原発とヒマワリ。。。他の動植物。。。人体・・・なんで、こんなヤバイモンに手を出してしまったのかな？
これも神の仕業なのかな？　欲望は際限ないからね～、愚かな私達です。
と言いつつ、エアコンのきいた部屋でこうしてPCしております。矛盾だね～～。
by (2006-08-12 13:12) 

toroさん、こんにちは。
トラ帰還の記事にnice!ありがとうございました。
トラは拙宅の招福猫だったんだとやっと気づきました。
小さな幸せに感謝して生きていきたいです。
まだ暑さが続きそうです、くれぐれもご自愛くださいませ。
by びあんこ (2006-08-13 09:18) 

*あじごんさま*　ありがとうございます。
蛾…＾＾；　うん、胴体がちと気持ち悪いかな～。
飛んできて、腕にでもピタと止まったら、ひいい～となるよねえ。
調べてみたけど、何という蛾かはわかりませんでしたー。残念。

*こぎんさま*　ありがとうございます。
もう、人間は後戻りできないですよね。改善の道は残されているのかと、非力ながら考えてしまうことがあります。
……全く私もエアコンは手放せず。原発以外のエネルギーで、地球を救って欲しいと思うばかりです（←欲張りですなあ～。自業自得の世の中になっているというのに…＾＾；　反省、反省、反省）

*びあんこさま*　ありがとうございます。
トラちゃん、戻って来てよかったですね。ほっとしました。
by toro (2006-08-17 08:36)