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またもぼんやりと考えていること。 [音楽]

写真は姉が仕事で房総に行って引っこ抜いてきたストック。色がきれいだ。

DSCN1886-1.JPG

しかし、攻撃的な香りが部屋の中に充満(笑)

さて、昨日はどこの家も桃の節句。このストックの下に、我が家のお雛様が飾られているのだが、うちのお雛様については過去記事をどうぞ。

それで、お雛様をめぐってあちらこちらのブログで目にしたのだけど、「お雛様を飾らないと嫁にいけない(婚期を逃す)」という言い伝え。そうだったっけ?

私の記憶では、お雛様を飾らないと「お雛様が血の涙を流す」だったように思う。婚期を逃すのは「お雛様を長い間飾って、片付けない」ときではなかったかな、と思うのだ。

違ったかな~。まー、「夜中に口笛を吹いたらヘビが来るよ」という類の言い伝えと同じようなものだろうけど。それも時代によって変化してくるのかもしれないけど。

話は変わるけど、言い伝えでひとつ、思い出したことがあった。洗濯物を干すときのこと。小さいとき、バッサバッサと洗濯物を上下に振って広げて干していたら、母にこんなことを言われた。「そうやって音を立てて洗濯物を広げるのは止めなさい」と。「何で?」と母に聞くと、「人を切る音と似ているから」。

母もそのまた母親から聞いた話だという。人を刀で切る音と、バッサバッサと洗濯物を広げる音が似ているんだそうだ。そのときはよく分からなかったけど、何となく不吉な感じがして、それ以来大きな音でバッサバッサと洗濯物を広げないようにしている。

面白いね。

でもこういう話は、子どもがいないから伝えられないねえ。それは残念なような気がする。



さて、さらに話が変わる。音楽のこと。

Amazonで輸入版CDを2枚以上を買うと10%OFFなんてやっているものだから、購入したCD2枚。

まずは、

Mothership Connection

Mothership Connection

  • アーティスト: Parliament
  • 出版社/メーカー: ZYX
  • 発売日: 1990/02/21
  • メディア: CD


Pファンク。いつか買おう買おうと思っていた。でもすでに古いものになりつつあって、全部大人買いというのもできなし…。何を買おうかと…。レコードの時代の音楽なので、CD化されてようやく重い腰をあげたという感じ。ということで、Mothership Connectionだ。

夫T君なんか大好きな音楽と思うのだけど、彼はなぜこっちに行かなかったのかな~と不思議に思っている。

ベタな言い方をすれば、ファンキーなブラックミュージック^^; ベタだなあ。でもそのグルーヴ感というのは、R&Bとカテゴライズされたものとちょっと違う気がしている。何が違うのかと考えるんだけど、大人数で作り上げている音だからかな、とも思う。大人数だからこそ、不思議な洗練のされ方をしているような感じがするんだ。

いや、いま聞いてもいいっす^^


そして、

グレイテスト・ヒッツ

グレイテスト・ヒッツ

  • アーティスト: ポリス
  • 出版社/メーカー: UNIVERSAL MUSIC K.K(P)(M)
  • 発売日: 2007/12/05
  • メディア: CD


以前、ポリスのことを書いたけど、何たって持っているのはレコードとライヴビデオ(しかもβちゃん)。T君がスチュアート・コープランド制作のDVDを買ってくれたけど、ドキュメンタリーだし。ということでCDを買おうと思い立ったんだけど…。

これまた何を買っていいか分からない。てなわけで、「グレイテスト・ヒッツ」。分かりやすい。代表曲ばかり。ちょっと物足りない気はする。でもま~いいかな。今回のツアーのDVDが出たら、買うんだ。うっへっへ。



でね、また話は変わるんだけど、この本。

新潮クレスト・ブックス ペット・サウンズ (Shinchosha CREST BOOKS)

新潮クレスト・ブックス ペット・サウンズ (Shinchosha CREST BOOKS)

  • 作者: ジム・フシーリ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/02/29
  • メディア: 単行本


ビーチボーイズの名盤「ペット・サウンズ」をタイトルに、ブライアン・ウィルソンの半生が書かれている本だという。翻訳は村上春樹氏。買ってこなくっちゃ。

またも、ぼんやりと考えていることなんだけど、ブライアン・ウィルソンと我らが横山剣さんが似ているような気がしてならないんだ。かなり素っ頓狂な発想だと思うけど。

ペット・サウンズを含めて、ビーチボーイズ全体を聴いて感じる混沌っぷり。剣さん率いるクレイジーケンバンドが作り出す音楽の混沌っぷり。なんだか似ているんだよなあ~。ビーチボーイズの音楽はサーフサウンズと言われながら、どうしてペットサウンズみたいなのができるんだろうと不思議に思っていたんだよ。

なんだかね共通しているものがある、きっと。それがなんだかよくわかんないんだけど。

それで、じゃあ剣さんがブライアン・ウィルソンのように病んでしまうかといったら、たぶん大丈夫だとは思うんだけどね。それはなぜかというと、剣さんは曲を異常なほど量産しているから。この量産体制が、剣さんの心を蝕むことはないだろうと思う。

でも考えてみると、ジョージ・クリントンのPファンクのように、大人数でやっている混沌さが剣さんを助けているのかもしれないなあ~と思ったり。

才能がある人の苦悩というのが垣間見られる感じがする。変な共通項。




てなわけで、ぼんやりとこんなことも家事をしながら考えているんだけど、村上春樹氏のこの本も買って読んでみようかと思うわけだ。



おしまい。


かなり私も混沌としています(笑)


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コメント 7

こぎん

ようこそ房総へ来て下さいました、お姉さま~。
千葉さんのストックは・・・そりゃ~、香りが凝縮されて・・・ぷんぷんざ~ますのよ。
お気に召さなかったですか?・・・(^w^)

「お雛様を飾らないと嫁にいけない(婚期を逃す)」という言い伝えは、初耳です。ジツは血の涙も・・・洗濯干しも・・・所変われば言い伝えも変わるなのかな? 愉しいです。


私の好きな作家さんの柴田よしきさんが、ポリス好きらしのを知って、
そうそうtoroさんが行ったコンサート。。。息子が急病でいい席のチケットが余ったとか・・・

日曜日・・・小林さんのテレビ・・・観ましたよ~。
いろんなことを考えさせられる内容でした。
チベットは以前、かなり行きたかったときがありました。
ダンナは全く・・・ダメ。清潔なとこでないと生息できないタイプ。
我が家も相当ヤバイ似たような状態なのだけど・・・
by こぎん (2008-03-04 11:08) 

a-jack

気軽に楽しむのにベスト版は最適だと思いつつ、
曲順に起承転結(そんなに単純ではないですが)がなかったり、
そのアルバムの持つ時代やカラーが感じにくいのです。
聞き込んだアルバムは、体が曲順を覚えているような気がします。

でも・・・ポリスのベスト版買いました。ごめんなさい。(笑)

それから、古いアルバムは、廃盤になることも多いので
今のうちに「大人買い」しておくほうが良いかと、ちょっと心配になりました。
by a-jack (2008-03-04 23:05) 

toro

*こぎんさま*
ストックは今も攻撃的な香りを漂わせています^^;
もともと香りの強い花ですが、房総だからですか? こぎんさんがいるから?
ふふふ。
梅里雪山は、やっぱり登っちゃいけない山だったんだろうな~と思います。
でも、彼のがんばりのおかげで、地元の人たちも心を開くようになって、
いい関係ができてきているから…。そういう努力なくして、神の山と崇められて
いる山には登ってはいけないんだろうなと。
そこに暮らす人たちの気持ちを考える大切さというのを、つくづく思いました。
本当にいろいろ考えさせられましたね。

*a-jackさま*
そうなんですよ。とっつきやすいのもベスト版なんで、とりあえず大丈夫かな
なんて^^;
聞き込んだアルバムの曲順って、確かに体に染み付いていますね~。
なので、ポリスのベスト版はちょっと物足りなさがありました。

そうそう、廃盤になるおそれは大いにあるので、大人買いしてしまいそうです。
本も…。何かいい方法はないですかねー。
by toro (2008-03-05 08:39) 

mamire

スットクの攻撃的な香りに納得。
店頭にこのお花が並ぶとついてを出してしまうのですが、お部屋に充満する香りで、亭主の鼻炎が悪化してしまいました。
私は、春らしいこの香りが大好きなんですが。
お買い物は値引きの広告があるとついてを出してしまいそうですが、先立つ物ががないのでジッと我慢です。
最近の物価高で、やっと、我慢そすることを覚えました。
遅すぎるのだが。

by mamire (2008-03-11 23:21) 

toro

*mamireさま*
房総半島で根こそぎ引っこ抜いてきたストックのせいか、いまだに攻撃的な
香りを漂わせています。すごいっ。確かにちょっと鼻炎気味かも^^;
春の花の香りの印象っていうのはいいですよね。
昨日は沈丁花の香りにふらふらってなりました。
ほとんど庭のない家なので、沈丁花が植えられないのが残念です。
ふふふ、30%OFFなんていう値札を見ると、うっかり手を出してしまいます。
私も我慢することを覚えます。はい。懐が寒い……。

by toro (2008-03-12 09:15) 

もりけん

夜、口笛を吹くと蛇がくる、とよく言われました。それから、
食べてすぐ横になると牛になる。服を着たまま取れかけた
ボタンなどを付け直してもらう時には「旅のお袖でごめんなさい」
と言え!と言われました。ねぶり箸、箸と箸で食べものを渡す
のもいけない。抜けた乳歯は屋根の上に放り投げる。畳の縁は
踏んではいけない。いろいろ思い出してきました。


by もりけん (2008-03-19 17:36) 

toro

*もりけんさま*
もりけんさんのおっしゃる言い伝えは全部知っています^^; 
いろいろありましたよねー。
知らない人が多いんで、ちょっぴり悲しい気持ちになっていたのですが…。
服を着たまま…のときはやたらと「ごめんなさい」を言っていました。

by toro (2008-03-21 11:22) 

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