生きづらい世の中って? [つれづれ]
若い人のコンサバ化について、このまえ少し触れたが、そこから派生して「生きづらい世の中」という表現にひっかかりを感じるようになってしまった。
最近、「生きづらい世の中になった」と言う人がいる。とても簡単にこの表現を口にしているように見える。しかし、これは考えてみると、非常に気持ちの悪い表現に思う。
「生きづらい」と思うのは個人の感情であろう。それに「世の中」がくっつくと、自分のことは省みずに、他人や環境にただ文句を言っているだけなのではないか、と感じてしまうのだ。
「生きづらい」と感じたり、「生きやすい」と感じるのは個人の勝手だ。
それを世の中のせいにするのは、どういう思いからなんだろうかと思う。
はからずも、週刊文春の中村うさぎのエッセイで「宮台真司氏が『自分と世界の関係がうまくいっていないと感じた時、女は自分を変えようとし、男は世界を変えようとする』と言っていたが、けだし名言だと思う。」という文章に接した。
とするともしかしたら、「生きづらい世の中になった」と言っているのは男性が多いのではないか。
と考えていたら…、、、
「当たり前だよ。世の中に出ているのは男のほうが多いモンね」と言う声が聞こえてきた。
ええ? だったら、、、
「生きづらい世の中」にしたのは男のせいじゃん。
あれあれ~?
これはちょっと、どういうことかあ。
……もう少し、検証してみるべきのようだ(笑)
確かに、女性のほうが「自分を変えよう」と考える人が多いように感じる。
反対に男性は「世界を変えよう」と思っちゃうのかー。
う~ん。
自己レス>ニッポン放送のお偉いさんたちも「生きづらい世の中だ」なんて思っていそうだよね。脇が甘かったのをつかれただけなのに…。
タモリ、中島みゆきなんかは、自分で自分の首を絞めていることになるんじゃないのかなー。まっ、別にいいけどさ。関係ないし^^
by toro (2005-03-24 17:12)