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冬季オリンピックのこと [スポーツ]

毎回、スポーツの大きな大会のあとに感想を残しているので、今回もピョンチャンオリンピックのことをば。

今回の冬季オリンピックはお隣の国なので「時差がなくていいわ~」と思っていましたが、蓋を開けてみるとヨーロッパやアメリカに合わせての時間帯に競技が行われるなど「一体なんやねん!」とやや怒り気味に始まりました。

昼間は風が強いからジャンプ競技は見合わないと言いつつ、夜中の競技ってそれってヨーロッパ時間ではないか! と言い訳にお怒りになるワタクシ。

スノーボードの競技は昼間の風の強いときに行われてるのにと。

まあでも、結果として朝から夜までまんべんなく競技が行われたので、被って観られないということもほとんどなく、ずーっと観続けてしまったというオチでした(笑)

さて今回の冬季オリンピックで注目していたのは、私は高木美帆選手でした。

バンクーバーオリンピックのとき15歳で代表に選ばれたものの、パシュートでは出場することがなく、悔しそうな、切なそうな顔をして競技を見守っていた姿が忘れられませんでした。

その後、ソチオリンピックでは代表選考から外れて、オリンピック会場で姿を見ることができないという残念な結果に。

そして漏れ伝わって来るさまざまな情報では、非常に強い選手になっているということを知ることができ、そしてようやくのオリンピック代表選手に。そんな姿を見ることができて、オバサン感無量^^;

でですよ。1500mで銀。1000mで銅。女子団体パシュートでは金と、申し分のない活躍でした。競技を終えたときの両手を上げながら滑る姿が何とも清々しくて、よかったなあと思えた瞬間でした。

お姉さんの高木菜那さんの2つの金メダルももちろん素晴らしいことで、姉妹で金が3個、銀1個、銅1個! 

凄いの一言しかありません。


それからよかったなあと思ったのは、平野歩夢選手のスノーボードハーフパイプ。

スノーボードの選手たちには、恐らく、あまりいい印象がなかったと思います。オリンピックにスノーボード競技が導入された当初のマスコミの持ち上げ方も少々おかしなものでしたし、その後のバッシングとも思えるような報道も気持ちのいいものではありませんでした。

以前の記事に残していますが、國母和宏選手の騒動は私はあまり理解できず、服装にしても「うまく着崩したわね」くらいで、いまどきの子たちはそのくらいのことをしてもおかしくないと思っていました。

でもその着崩し方はけしからんと言う大人ばかりで、ちょっと驚いたのでした。そして会見まで開かされて、そりゃ舌打ちもしたくなるだろうよと(まあこれは余計なことだった)。

しかし、そもそも会見を開くようなことかっ!? と私は思たのですが、許せない人が多かったんでしょうね。なんと言うか、私が斜に構えているほうだから仕方がないのかもしれません。でもねえ……。別にそんなことで目くじらを立てなくてもと思いましたよ。

それでそんな騒動後のスノーボードです。一部では大麻を吸ったということで、強化指定選手から外される人も出てきたり、なんとな~く白い目で見られがちだったスノーボード。

そんななか、真面目に競技に専念していたかのような平野歩夢選手でしたが、大けがをしてしまうというアクシデントに遭遇し、選手生活も危ぶまれる状況になっていたという。その復活劇をNHKが放送して知ることができました。

そうして本番。会心の出来だったと思います。素晴らしいジャンプ、回転。
ただショーン・ホワイト選手が一枚上手でした。なんだろうな、この心臓の強さは、と思ったくらい。

平野歩夢選手は銀メダルでしたが、大けがを乗り越えての銀ですよ。一枚上手のショーン・ホワイト選手さえいなければ^^;

でも、よかった。




あと熱心に観てしまったのは、カーリングです。男女とも観てしまっていました。

この競技の面白いのは、観ている側も勝手にストーンの行方を考えられるという点にあるのかなとも思うのですが、今回出場した男女の選手たちそれぞれが魅力的で、観ていて非常に楽しかったです。

男子の山口選手の筋肉のつきかたが素晴らしくて、「いい体をしている~」とか。


女子は笑顔がよかったですね。お蔭でうまく切り替えができている様子で、失敗も自分たちの物にしているように感じました。その結果の銅メダルであったと思います。


もちろん、ジャンプもノルディック複合も、フィギュアスケート、アルペン、、、さまざまな競技を観ていました。

羽生選手を語る人は多くいると思うので、ひとまず私が印象深く、心に残った競技について以上が感想です。




今回、さらによかったと思うのが、選手たち本人がSNSで情報を発信したことでした。マスコミでは知りえない情報を発信したことで、余計な詮索もできない(忖度もない)、選手の素の姿を知ることができたのが今回のオリンピックのよかった点です。

たとえば、上にもあるカーリングの山口剛史選手のtweetやブログ。時代が変わったと感じました。
平野歩夢選手もtweetをしているし、ほかにもカーリングの両角公佑選手やクロスカントリーの吉田圭伸選手もtwitterやブログで情報を発信していて、そちらも楽しく読んでいました。




ただ今後は、こういうSNSも規制される可能性が出てきたようです。そのような報道に、今朝接しました。

スポンサーへの配慮とか、そういうところで問題があるのではないか? と投げかけでしたが。

でもそんなことをするのはとても残念なことと思います。

オリンピックを運営する人々(利権に群がる人々)の言い分であって、選手たちには関係のないこと。もっと選手たちをSNSでも自由に、そして楽しく競技に専念させてほしいと願うばかりです。

いやな大人たちが、本当に多いことよ。


ピョンチャンオリンピックは以上です。


おしまい。
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