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明日は我が身 [プンプン]

「明日は我が身」。

熊本・大分地方を震源とする地震(震災)。これらの報道に接していて、思い浮かんだ言葉がこれでした。

明日は我が身です。何が起こるかわかりません。

ずーっと報道をTVで見ていました。

大きな地震のあとに、さらに本震と言われた地震が起きて、どれだけの恐怖だったか、想像するだけでも胃が痛くなります。

もうね、政府のぼんくらどもにはもちろん怒り心頭です。

ツイッターもずーっと見ていましたが、これには笑った。

TVで、ずいぶんと赤ら顔だなあと思いましたが、そうですかと。

お酒を飲むなとは言わないけど、この顔で出ちゃダメでしょう。菅官房長官の震災後一番最初の会見も、手渡された原稿がちゃんと読めなくてぼろっぼろ。こちらも笑ってしまいました(不謹慎^^;)。

しかし、ですよ。

その後、こんなまとめを読んで、ずっこけたし。
http://togetter.com/li/965244
どうすればいいんでしょ、という気持ちになりました。

阪神淡路大震災があって、そのとき支援を行うボランティアはどうあるべきかということが確立されたと思っていました。

そして、東日本大震災でそれが少しは生かされ、さらに必要とされることがどういうことかとわかっていたと思います。

でも、本当にずーっとTVで見ていて、「なんで?」ってことがいっぱいあって。

まずは、「被災地に行かないでください」というアナウンス。

確かに危ないから、というのもあったと思います。だけど、プロとも言えるボランティアが育っていたはず。

「なんで?」と思いました。

そんなとき、こんなツイートを読みました。

私も激しく同意。

もちろん統率をとるためには、行政の力が必要です。でもその力に限界があることは、先の震災で百も承知であったはず。それなのに……。

首をかしげてしまうことばかりが起きているように思いました。

私はといえば、被災地に足を運ぶことはしません。それこそ足手まといになるでしょうし、家を空けられないこともあるし、そういうことはできません。

では何をするかというと、東日本大震災のときと同様に義援金の振込みです。

今回は、仕事で会社があるので、そこからも義援金を振り込みました。税金にとられて訳のわからないことに使われるのなら、税控除が受けられる寄付をしたほうがましです。

そして個人でも振り込みを行いました。なにしろそんなことしかできないですから。


さて、避難についても政府の対応の悪さで、お亡くなりになってしまった人もでました。

余震ではなく、あとから本震と言われた地震のときです。「屋内に避難するように」というお達しを受けてそのように行動した人が、この地震で家が崩れて被害に遭ってしまっているのです。
http://togetter.com/li/963571

なんかね。もう全然わかっていないんだなと思いました。

というか、とっとと現地に入れよ! と。なんですぐに行かないのか。さっぱりわかりません。


避難所については、「避難所ガイドライン」というものが作られたそうです。内閣府防災担当の人のつぶやきで知りました。

こんなつぶやき方をすれば拡散するかな、ということで(ヤケなんだそうです。ちょっと笑った。

ではこの大臣は誰なのか。河野大臣ということになりましょう。

自民党のなかでも、まだちゃんとした発言をされていた人です。なので鶴の一声になったのかもしれませんが、大臣に任命されてからは、あまりぱっとしないことが気になっています。

最近とみに思うことは、自民党から造反者がでないことです。

昔だったら、造反者が出てもおかしくない状況にあると思うのに、全然ですね。腑抜けな奴らばかりとはっきり言いましょー。

まだまだ疑問はあります。

オスプレイの投入。米軍の支援はありがたいと思いますが、「なぜ? オスプレイ」でした。

あれは速さはあれど、物資を運ぶには適さないものです。それなのに「なぜここでオスプレイ?」と思いました。素人の私でさえ思ったのですから、このことについても声があがっていました。

パフォーマンスなんだろうなと思っていたけれど、やっぱりな、と思います。素人でも、違和感を覚えているのですからね。普通の人をバカにするようなことをしてはいけないですよ。政治家さん。そしてマスコミ。

最後に、どうにかしてくれと思ったのが原発です。

なぜ停止することをしないのか。

齋藤美奈子さんが的確な表現をしています。

原発事故を目の当たりにしていて、なんでやめられないのか、本当にわかりません。

こんなツイートもありました。

本当にねえ。







阪神淡路大震災を経験したときに、「近畿地方に住んでいる人以外には他人事なんだな」と、震災直後に名古屋を訪れたときに感じました。

東日本大震災を経験した後に、神戸の人に「震災が……」と話すと、返ってきた言葉は阪神淡路大震災のことでした。震災といえば、神戸では阪神淡路なのです。

熊本・大分の今回の地震について言えば、もっと他人事になってしまっているのだろうと思っています。

どっぷりと震災報道に浸かる必要はないと思いますが、冒頭の「明日は我が身」、日本に暮らしていればどこででも起きることです。そう身構えていなくてはいけないと、今回の震災では強く感じました。防災意識を高めるだけではなく、原発の稼働停止や、オスプレイのような政治利用される事象。こういったことに注視していかなければいけないと、肝に銘じようと思いました。


東京で直下型の地震が起きれば、とんでもないことになるのは目に見えています。

それも遠い話ではない。

明日は我が身です。
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千本桜 [つれづれ]

来年から伐採が始まるという「千本桜」を見に行ってきました。大和市福田、引地川沿いにある桜並木です。

川の拡幅による治水対策の工事を行うということで、一気に伐採されてしまうのかと思っていました。そのため一度も行ったことがなかったので、これで見納めか? と思って行ったのですが、そういうわけではありませんでした。

神奈川新聞の記事によると、毎年数十メートルずつ20年かけて行うのだとか。
http://www.kanaloco.jp/article/83985

「無粋なことはしません」という言葉に、ちょっと笑ってしまった。粋な計らいというわけです^^;

雲行きが怪しい日で、完全に満開となるころは雨が予想されていました。思いついたら吉日です。コンパクトカメラを片手に、電車に飛び乗りました。

高座渋谷からトコトコと歩いていくと、お年を召した方々が大勢、お弁当の袋を持って引地川沿いに向かっていました。お年寄りは元気だわ~って平日のことですからね。休日ともなると相当の人が訪れていたと思います。

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この時期にしか見ることができない限定された美しさというのに、みんな惹かれるんでしょうね。

最近では、中国や他国の人たちが、わざわざ花見をしに来ると聞きます。「そんなにいいかな?」と思わなくもないですが、桜の花が咲いているところに出合うとつい足を止めてしまうのですから、やっぱり魅力的なんですよね。吸い寄せられるというか。

加えて、「あと何回この桜の花を見られるのか」なんていうことも頭に浮かんでしまう年齢にもなってきました。

3年前までは飲み屋さん友達とで花見をしていましたが、そんなたくさんの人と一緒の花見もなくなって、少しさびしい限りですが、花見酒をするほどの体力もなくなってきたというのが本当のところ。

ふとしたときに愛でるというのがいいのかもしれません。
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先日、厚木基地の近くを車で通りましたが、基地内の桜が満開なのを目にしました。

あの中の桜たちの樹齢は相当なもの。「すごいねえ」と夫T君に言ったら、「そりゃ元海軍基地だからな」と。

「まさに同期の桜だよな」

「そうだね」





全くな、じじいとばばあの会話でした(笑)


おしまい。
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