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ちょっとお休み [自分のこと]

足の小指を骨折してしまったり、夫T君に夏風邪をうつされたりと、踏んだり蹴ったりな、くっそ暑い夏を過ごしております。

暑いですね。酷暑です。暑中お見舞い申し上げます。

そんな状況のなか、なぜか仕事も忙しくなり、重なるときは重なるという典型。

もうだいぶ間も空いているのに、少々お休み宣言(笑)

あと数週間、お休みします。

怒りたいことは数あれど、金曜日の国会前のデモに参加してくるかと思った途端に、小指の骨折ですよ^^;

行くな、と言われているんでしょうねえ。

たぶん、こうして書くことでお役目を果たしているんだと、勝手に自分を納得させています。

介護保険のこととか、税金のこととか、さらにはマイナンバーのこととか。知らないうちに成立している法案のことも触れたいけれど……。

とりあえず仕事をしつつ、ちょっと頭を冷やして、記事にできたらと思っています。



義母も先週、ついに介護付きの有料老人ホームに入所しました。一人ではもう暮らせる状態ではなくなってきたし、息子(長男夫婦)は同居しないというので、お金がかかってもいいからと施設入所と相成りました。

こっちも思うことはたくさんあるのですが、実際のところは息子たちの英断だと思っております。私は口を挟むこともなく、これで一安心です。突然倒れて救急車を呼ぶ必要もなくなり、呼び出しをくらうこともほとんどなくなったのでしょうから、気が楽になりました。

義母は気ままに生き過ぎたお蔭で、施設入所に事は運んだというイメージですね。

それと家族への依存度が非常に高かった人なので、息子たち(とくに長男夫婦)が困り果てたというのが真相だと思います。

私はといえば、うちからは自転車でも行ける距離にある施設なので、電動アシスト付自転車を買うか、と企んでおります。ちょっとした用事は自転車のほうが小回りが利くし、坂が多いのでねえ(笑)





てなわけで、来月8月に入ればまた何とか書ける時間ができると思うので、それまではお休みです。



皆様、暑さは当分続きそうです。なにとぞご自愛くださいませ。



おしまい。
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なでしこは誇り [スポーツ]

気象庁もようやく箱根山大涌谷の「噴気孔」を「火口」と認めたようで、昨日、「これからは火口と言う」と発表をしました。10日かかった^^;

噴火の定義を捻じ曲げてまで、お上の顔色を窺った発表を行ってきていましたが、さすがにこれはいかんと思ったのか(、どうかは知りません)。でも一歩前進(?)

新国立競技場の建設も、このようになればいいと思いますが、一番上の人のメンツを気にしすぎで止められないという非常に厳しい状況のようですね。森なにがしが「計画を変更しよう。私が責任を持つ」くらいの勢いで発言をすれば、男をあげるのにと思います。ま、ぶざまな男のようですからダメだろうなあ。

安藤なにがしは敵前逃亡をしたようですし。こんな人に建築を頼む人なんて、もういないですよ、と私は言いたい。




さてさて、こんな情けない男どもは隅っこに置いておいて、我らがなでしこですよ。

毎回、大きなサッカーの大会が終わった後に、僭越ながら総評を記しているので、今回も書く(打つ)。

女子サッカーをず~っと牽引してきた澤さんには頭が下がるし、とにかく走り続けた彼女たちの姿は、毎試合、涙を誘いました。

もうねえ、オバサンは涙もろくてねえ。

ともあれW杯準優勝ですよ。

生きている間にW杯で日本代表が優勝するシーンが見られるなんて、こんなに幸せなことはないと前回大会のときに思いました。ところがさらに、今回は準優勝を成し遂げるとは、なんてスゴイことなんだろうと、ひたすら感動しました。

本当はどこかで負けてもおかしくないと思っていました。アルガルベカップのときの調子の上がらなさを見て、「やっぱり澤選手のような人がいないとだめなのか」と感じていましたし。

選ばれた選手も若手がほとんどおらず、前回大会と同じような顔ぶれ。ただ、同じような顔ぶれになったということは、ベストメンバーがこれであって、優勝する気ではいるのだなということはわかりました。

そして大会が始まってみると、予選はすべて1点差でぎりぎりの一位通過。

くじ運がよく、難しくないグループに入ったと言われていました。にも関わらず、すべて1点差で、「これは大丈夫なのか?」と報道されていましたが……。

私はちょっと違う見方をしていました。

格下相手に、なぜこんな試合運びになってしまうのだろうかということ。

なでしこの選手たちの癖なのか、たまたま毎試合選手を代えて出場させていたせいなのかはわかりませんが、試合ごとに相手の実力に自分たちの力を合わせてしまっているように見えたのです。

つまり、相手より実力は上なはずなのに、相手の実力と同じくらいの力しか、なでしこたちは出していないと見ていました。

わざとなのか、そうなってしまったのか、それはわかりません。

でも、そのせいで毎回1点差(笑)

もし、ついつい相手に合わせてしまうということであれば、これは改善しないといけない点であると思いました。弱い相手には完膚なきまでに叩きのめすほうが、サッカーの場合はいいと私は思います。それが相手チームへの礼儀でもあると思うから。

自分たちの弱さがわかれば、次への発奮材料にもなる。

反対に、いつも実力で戦わなければ、自分たちの強さもわからなくなってしまいます。自信を失うことにもなる。不安にもなる。

なので、予選はすべて勝つだろうと思っていましたが、戦いぶりはいただけません。これは男子サッカーにも通じることかもしれませんね。

メンタルなのか、何なのか……国民性?


さて、決勝トーナメント。

なでしこのピークは1回戦のオランダ戦にあったと思います。

宇津木選手のキレは素晴らしかったし、阪口選手が決めたゴールは会心のものだったと思います。

そのほかの選手の動きも、この試合が一番よかったです。元気だった。体力があった。


次の準々決勝のオーストラリア戦は、厳しいかなあと思いつつも、勝てる相手なのでそんなに心配はしていませんでした。

点が取れないのは予選から変わらずで、こうもゴールをこじ開けられないでいるということは何かあるのか? と思うほど。やっぱりなでしこ独特の癖のようなものがあるのかもしれません。(前回大会の澤選手は決めているんですけどねえ。)

しかし岩渕選手がごっつぁんゴールのようでしたが、点を決められてよかったと思った試合でした。


そして準決勝のイングランド戦。

バセット選手のオウンゴールで勝って、まるで後味が悪いような言われ方をしていましたが、いえいえ、あれは正当に日本の点です。バセット選手が足を伸ばしていなければ、大儀見選手または岩渕選手がゴールを決めていたでしょう。

これは川澄選手のクロスボールがよかった。お見事。

よくなかったのはイングランドの選手たちが、「もう延長だ」と気持ちを入れ替え始めていたタイミングであったことだと思います。

でも日本の選手たちは諦めていなかった。そこがイングランドチームとは違っていた点。不思議に思うのは、日本チームは、強いんだか弱いんだからわからない雰囲気であるのですが、諦めが悪いんですよ。本当に諦めない。そこが、日本チーム、なでしこたちのストロングポイント。

この試合は、両チームとも非常に疲れを見せていました。動きにキレもなく、厳しい試合だなあと思って見ていました。宇津木選手が精彩を欠き始めたので、むむ? と思ったのも事実です。

また審判のPKの判断がよくない試合でしたね。どちらもPKを成功させていたからよかったですが、決まっていなかったら、それこそ後味の悪い試合になっていたと思います。

その後、バセット選手のオウンゴールに関係してのTV報道の取り上げ方を見て、とても疑問を抱く内容がありました。3位決定戦でイングランドがドイツに勝ち、それに対し「バセット選手に笑顔が戻りましたね」と言うアナウンサー。「は~?」と思いました。「関係ないじゃん」と。わかってない。

ま、でもい~や。ステレオタイプの男性アナウンサーであると納得。



そうして、決勝のアメリカ戦。よくぞここまで来ました。

もうね、決勝は簡単に行きます。これはアメリカの作戦勝ち。日本チームを研究し尽くしてやってきたんだと思います。そこを日本チームはケアできなかった。それだけ。

日本はおそらくモーガン選手をキーに考えていたと思います。なので、モーガン選手は完璧に抑えていた。

でもロイド選手の動きには対応していなかった。そこが今回の敗因。

佐々木監督はそれに気づいて、大声を出していたようですが、完全にサポーターはアメリカ寄りで、その声援にかき消されて選手たちには届かなかったようです。

そして4点差となり、岩清水選手、川澄選手を交代させます。監督の英断。勇気ある采配だと思いました。

とにかく点を取らなくてはいけない状況です。ショックの大きかった岩清水選手を早くに交代させることは、よかったと思います。また、予選からも動きがいいとは思えなかった川澄選手を下げたのも理解できました。マッチしているようでマッチしていなかったから。何となくのミスも多い。イングランド戦のクロスボールでは息を吐きましたが、それ以外は、有吉選手の走りに助けられていたとしか言いようがなく……。

でもね、ここでも諦めの悪いなでしこたちでした。絶対に点を取ってやるという前に向かう姿は素晴らしかった。途中で投げ出したくなるような点差になっても、取り返す気持ちが強い。オウンゴールを呼び込んだプレーもよかった。

あとは、FW陣がどんぴしゃにハマらなかったというのが敗因の一つ。菅澤選手の惜しいヘディングとかあったのに、点に繋がらなかった。ハマっていなかった証拠。

とはいえ、アメリカが相手でよかったなと思った決勝戦でもありました。前回大会の悔しさをバネにしてここまでアメリカはやってきたんだと、はっきりわかった試合でしたから。

そして、ちゃんとゴールを量産してくれてよかった試合です。日本もちゃんと2点返したし。

残念ながら優勝にはなりませんでしたが、日本チーム、なでしこたちは強いんだぞ、と見せられた大会であったと思います。(若干舐められている感じがあったからね^^;)。

さて、毎回W杯など大きな大会ではラッキーボーイ、ラッキーガールが生まれるのですが、今回は。

有吉選手かなあ。いや、PKをしっかり決めた宮間選手かなあ。クロスボール一発の川澄選手か? きれいにゴールを決めた阪口選手か……。

地味な職人気質的なプレーが目立った大会だったので、何とも言い難い大会でした。決められない(笑)



今後、若手をどう育てていくか、育っていくかが、なでしこの将来を分けると思います。なんとか頑張って、次のW杯にも出られるようなチームができればと願ってやみません。

ちっぽけなひとりのなでしこファンですけどねえ。応援を続けますよ~。

ちんけな男どもは黙ってろい! て。



おしまい。
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日本語、おかしくありませんか? [プンプン]

箱根、大涌谷の噴火をとても心配しています。

箱根は地元、県民ということもある。すぐ行ける温泉地としてありがたいところでもある。長く親しんできた場所だから、とても心配しています。

だからこそ、しっかり防災をしてほしいし、被害を最小限にしてもらいたいと思うのです。

だけど……。

大涌谷が噴火したのではないかという情報を得たときに、気象庁の煮え切らない会見に激しく疑問を持ち、火山の専門家のツイート、ブログを読み漁りました。

すると、火山学者さんたちが大変怒っておられました、気象庁の発言が珍妙なことに。

当初は「地すべりに誘発された噴気孔からの吹上げ」と言っていた気象庁。でも火山学者さんたちは「あれを噴火と言わずして何と言うか」と過去のさまざまな例、「噴火」の定義を挙げながら、気象庁の批判を始めました。

うさはかせ Prof.Lièvreという名の、静岡大学防災総合センター教授 小山真人さん、そして、群馬大学教育学部教授 早川由紀夫さんのおふたりのツイートがよくわかるので、少し紹介させてもらいます。







と、6月29日の段階で、すでにこんなツイートをしていたのです。

気象庁が自ら定義していたことから逸脱するってどういうこと? と素人の私は考えました。

思うことは一つですよ。いわゆる「風評被害」を恐れてのこと。「経済を優先して」ということなのでしょう。

それにしたって、「噴火」を「噴火ではない」と言ったり、「火口」を「噴気孔」や「火孔」と言ったり、わざわざ言葉を変えてまで発表することなのでしょうか。

思い出しました。福島の原発事故でのこと。

「炉の溶解」という言葉をずーっと使っていて、決して「メルトダウン」と言わなかったことを。

「それってメルトダウンのことじゃないの?」と私は突っ込みまくっていましたよ。

わざと言葉を変える官公庁って一体何? と疑問を投げかけざるを得ません。


東北大学大学院理学研究科教授 中村美千彦さんはこう言っています。
『噴火を噴火じゃないと強弁すると、「降って来たのが噴石じゃなくて火山灰で良かった」とか「次、もっと規模が大きいと噴石が降るかも」とか「次の水蒸気噴火も、またいきなり発生するだろう」という方向に、人の頭が働くのを妨げる。それが困る』

本当にその通りです。人の頭の働きを妨げる要因にもなる。

結局丸一日たって噴火と認め、噴火警戒レベル3に引き上げられたのですが。





『気象庁は29日昼の降灰を認めながら、自らの認定基準(100-300m以上遠方の降灰を噴火とする)をねじ曲げて噴火を否定した。30日になってようやく噴火を認めたけど、噴火は29〜30日の夜間のどこかで生じたとしていて、29日の判断ミスを認めていない。』
『さらに30日午前に目前で噴火していてもそれを噴火と認識できないし、噴火は噴気孔から生じたと言ってる状態。噴火が起きた場所を火口と呼ぶ。大涌谷に開いたのは直径10mの火口だし、映像から判断して少なくとも30日の午前中は噴火継続してた。』
『ずっと以前からそうだが、気象庁は地表で起きる噴火現象の解釈に弱すぎる。昨年9月も火砕流の映像みながら火砕流を否定した(あの時は誤りを認めた)。火山の地質学を学んだ人間を採用しないからだ。気象庁に地質学者はほとんどいない。』



うさはかせ、激しくお怒りです。

そしてこんな発言。
『上からの圧力で「風評被害」に全力で気を配らなければならなくなった気象庁は、ついに火口を噴気孔と呼ぶなどの言葉遊びを始めた。今後気象庁の火山情報をよみとくためにはそういう言葉の読み替えに気を使うリテラシーが必要になった』

気象庁の日本語がすっかりおかしくなりましたね。

何をかいわんやです。

ツイートの引用が長くなりましたが、時系列(TL)で見て行くと実に興味深く、官公庁との齟齬がこういった世界でも生じるのかと思うと、呆れるやら悲しいやら。



強弁を繰り返す政治家さんたちの顔が浮かんできましたよ。

あの東京16区の大西英男議員の発言。
「日本の国を過てるような、そういった誤った報道をするようなマスコミに対して、私は広告は自粛すべきじゃないかなと個人的には思います。だけど、政治家として政治権力を使うとか政党の力でそういうことをやるというのは民主主義の根底をゆるがすことですよ」
「懲らしめようという気はあるんですよ。一部のマスコミですよ。だって社会的制裁受けてない」
「何らかの国民的な方法を考えていかなきゃいけないな。それについて百田先生のご意見を伺ったということです」

バカな発言として呆れる以外の何物でもないのですが、「国民的な方法」という言い方を聞いて、はて? と私は考えました。

まったく意味することがわかりません。何が言いたいんでしょうね。

日本語がわかりません。

百田なにがしに聞いたって、「国民的な方法」でマスコミに社会的制裁を加えるなんてできるわけがないでしょう。

要するに、法律(国民的な方法?)で何とかしたいということを言いたいのでしょうけどね。

国民的には賛同できない発言であるにもかかわらず。


「私、日本語がわかりません」とアホになるしかないのか、と思わせる出来事でした。



ふう。

したって、いろんなことがありすぎて疲れてきましたが、いやいや、でも忘れてはいけません。

うやむやにされてしまうことが一番やっかいで、危険なことです。



ともあれ、箱根が怒りをおさめてくれることを祈ります。



7月1日の夕焼け。
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おしまい。
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