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弾丸金沢の旅⑥ [旅話]

少し時間が経ってしまったので、自分自身が持つ臨場感がなくなってきましたが、金沢ネタを引き続き。

「加賀百万石」と言われるように、何だか強くて偉いイメージの金沢。行ってみて思ったことは、「やっぱり豊かな町」なんだということでした。

海も山も川も、自然が申し分ないほどまとまってあって、食べることには絶対に苦労することはない、と感じさせるような土地なのです。

たった一泊しかしていない私がこう言うのですから、その底力はいかほどのものかと思います。

雨が降っていたせいもあるかもしれませんが、とにかく水で苦労することはないのだろうと、そのくらい水を感じるところでもありました。

日本酒をたくさんいただいたせいかな(笑)

まずは川。犀川。
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国の登録有形文化財に指定されている「犀川大橋」。
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1594年(文禄3年)には、この場所に犀川唯一の橋が架けられたのだそう(wikipediaより)。

それから形は変われど、ずーっとあるというのですから、金沢の人にとって見れば日常の風景であり、なくてはならない橋だったのだろうと想像するわけで、その歴史を考えるだけでも、この土地のある種の豊かさを感じざるを得ません。

それから気になったのが用水路。
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辰巳用水と言われる用水路。
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行ってすぐに金沢の町をぐるぐるぐるぐる歩き回っていたときに、とにかく気になって仕方がない用水路でした。

なぜこのような人工的なものを作ったのか? と。お城を守るためのものなのか? と思いつつ、写真に収め、帰ってきてから写真を見て「へえ」と思ったり。図らずも「ブラタモリ」で金沢が放送されたときに、この用水路のことが取り上げられて、さらに「へえええ」となりました。

逆サイフォン方式……。詳しくはこちら→●
こちらのサイトも面白い。→●

いやいや、こんな用水路を造らせる加賀という国はすごいなと思いましたよ。
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もう少し時間があれば、洋館にしても、用水路にしても、じっくり見て回れたのにと少々悔しい思い。

まあ、何年か後のお楽しみとして残しておきましょうか。


お水から日本酒のお話に変わりますが、金沢の水は甘いと言われました。だから日本酒も甘口が多いのだと。

そして、夜はこちら(→●)のお店「猩猩(しょうじょう)」さんで日本酒を幾種類もいただいたのですが、確かに甘めのお酒が多かったです。でも、種類もたくさんあって、どれだけ蔵元があるんだい?という感じ。

夜、ヒトリで一杯やるならば、カウンターのあるお店ということで選んだのですが、とっても正解なお店でした。

妙齢の女ヒトリ、予約もいれずに行ったものの、快く迎え入れてくれてありがたや。

そして、やはり一人でカウンターの端っこにいた常連さんと思われる少々高齢の男性に、金沢のことやらいろいろな話を伺いつつ、カウンターに立つ女性もキップがいいもので、話も弾み、楽しい夜となりました。

農口酒造の山廃仕込みが一番私には合ったかなあ。

最初にぐい飲みを買った陶器屋さんで、吉田酒造のお酒を薦められていたのですが、うっかりいただくのを忘れてしまいました^^;

こちらも今後の課題として残しておきましょうか(笑)


しかし、お水もお米もいいから美味しいお酒が生まれるんですね、当然のことながら。



ということで、面白美味しい金沢の旅はこれにて終了~。

ちょっと取りこぼしもあるけれど、それはまた思い出したときにでも。
(石垣とかも気になったんですけどね。それから遺構なども結構あって、興味はつきませんでした。←これも今後の課題^^)


おしまい。


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