弾丸金沢の旅③ [旅話]
おそらく金沢に行ったら、外してはならない場所は「21世紀美術館」なのではないかと思います。
まずは行っておかなきゃ、という場所ですね。
着いたその日に買い物をして、ホテルに荷物を置いて、とっとと歩いて行ったのですが、天気が悪かったのはしかたがない。でも天気が悪いせいで、自慢の建築物であろう美術館の美しさが写真に写りません^^;
こちらのサイトを見ていただければ、美しい美術館を観ることができますのでどうぞ。→●
この日は「3.11以後の建築」という企画展が開催されていて、あ、5月10日までの開催ですね。開催中です。
それを観てきました。
苦言です……。展示(配置)が悪いのか、順路が悪いのか、美術館の建築ありきで展示室を構成しているせいか、非常に観づらい展覧会(美術館)でした。
確かにマップを手にして観て回ればよかったのでしょうが、3.11以後の建築をどう見せたいのか、はっきり言ってわかりませんでした。
起承転結があるわけでなく、もちろんオチなんてない、これから発展して変わっていくものを展示した展覧会でしょうから、それはそうなんですが、物語を感じることができなくて、何というか建築家さんたちの思いがなかなか伝わってこない。ぐっと来るものがなく、久しぶりに残念な展覧会のように感じました。
一つひとつをピックアップすれば、確かに感心するものばかりなのですが、タイトルとして「3.11以後の建築」としているのならば、その後の発展性をもっとアピールするような場を作らないとという気がしたのです。
ただ展示してあるだけ……という感じ。とりあえず、3.11からやってきたものを見てくださいという、いわゆる発表会的な。
美術館の造りがよくないのか、キュレーターがよくないのか。タイトルありきで、そのほかは建築家さんたちにお任せって感じだったのかなあ。それこそ筋が通っていない。要するに面白くなかったのでありました。
よっぽど今和次郎さんのような関東大震災後の建築の話のほうが、面白く、感心させられます。
う~ん。何人もの建築家さんたちを取り上げてしまったせいかもしれませんが。
何かねえ、楽しくありませんでした。
(はからずも、地元の人が書いたブログで読んだのですが、「21世紀美術館」は一度行ったらそれで十分と……。うむむ。)
そして21世紀美術館と言えばこれでしょう。
ほかのお客さんの楽しげな表情が、いいですねえ。
ちなみに現在の金沢は、欧米人の訪問が多いようです。まだアジア系のうるさい人々は少ないようですから、そういう意味では穴場かも。
もう、京都とか中国の方々がうるさくて閉口してしまうところが多くなってしまったのでねえ。
美術館の周りにはこんなオブジェも。
下の写真にあるもの(恒久展示物)は、いくつか同じようなものが点在していてつながっているのだとか。なので、ここで声を出すと、ほかのところから聞こえてきたりという楽しさがあるのだそう。こういう遊びは、一人で行ったら楽しめないのが残念ですが、このようなオブジェは好きです、はい^^
つづく。
まずは行っておかなきゃ、という場所ですね。
着いたその日に買い物をして、ホテルに荷物を置いて、とっとと歩いて行ったのですが、天気が悪かったのはしかたがない。でも天気が悪いせいで、自慢の建築物であろう美術館の美しさが写真に写りません^^;
こちらのサイトを見ていただければ、美しい美術館を観ることができますのでどうぞ。→●
この日は「3.11以後の建築」という企画展が開催されていて、あ、5月10日までの開催ですね。開催中です。
それを観てきました。
苦言です……。展示(配置)が悪いのか、順路が悪いのか、美術館の建築ありきで展示室を構成しているせいか、非常に観づらい展覧会(美術館)でした。
確かにマップを手にして観て回ればよかったのでしょうが、3.11以後の建築をどう見せたいのか、はっきり言ってわかりませんでした。
起承転結があるわけでなく、もちろんオチなんてない、これから発展して変わっていくものを展示した展覧会でしょうから、それはそうなんですが、物語を感じることができなくて、何というか建築家さんたちの思いがなかなか伝わってこない。ぐっと来るものがなく、久しぶりに残念な展覧会のように感じました。
一つひとつをピックアップすれば、確かに感心するものばかりなのですが、タイトルとして「3.11以後の建築」としているのならば、その後の発展性をもっとアピールするような場を作らないとという気がしたのです。
ただ展示してあるだけ……という感じ。とりあえず、3.11からやってきたものを見てくださいという、いわゆる発表会的な。
美術館の造りがよくないのか、キュレーターがよくないのか。タイトルありきで、そのほかは建築家さんたちにお任せって感じだったのかなあ。それこそ筋が通っていない。要するに面白くなかったのでありました。
よっぽど今和次郎さんのような関東大震災後の建築の話のほうが、面白く、感心させられます。
う~ん。何人もの建築家さんたちを取り上げてしまったせいかもしれませんが。
何かねえ、楽しくありませんでした。
(はからずも、地元の人が書いたブログで読んだのですが、「21世紀美術館」は一度行ったらそれで十分と……。うむむ。)
そして21世紀美術館と言えばこれでしょう。
ほかのお客さんの楽しげな表情が、いいですねえ。
ちなみに現在の金沢は、欧米人の訪問が多いようです。まだアジア系のうるさい人々は少ないようですから、そういう意味では穴場かも。
もう、京都とか中国の方々がうるさくて閉口してしまうところが多くなってしまったのでねえ。
美術館の周りにはこんなオブジェも。
下の写真にあるもの(恒久展示物)は、いくつか同じようなものが点在していてつながっているのだとか。なので、ここで声を出すと、ほかのところから聞こえてきたりという楽しさがあるのだそう。こういう遊びは、一人で行ったら楽しめないのが残念ですが、このようなオブジェは好きです、はい^^
つづく。