誕生月間さらにつづき [自分のこと]
仕事半分の関西行でしたが、関西とはいえ大阪ではなく、基本的には兵庫県内で動き回っているという今回の出張。
税理士さんのところへ行き、その後フロイン堂でパンを買った後は、ここへ行ってきました。
宝塚市立手塚治虫記念館。
「忌野清志郎展~手塚治虫ユーモアの遺伝子~」という企画展が行われているというので、せっかくなので足を延ばしたのです。
ドーンとキヨシロー。
手塚治虫さんの長女の手塚るみ子さんが好きだったんでしょうね。彼女がプロデュースした展覧会だそうです。
なんというか、行ってみて、ちょっと残念な気持ちが湧いてきました。
当初から「なんで宝塚で?」という印象が強かったのですよ。
とりあえずキヨシローの絵やアルバムジャケットなどが展示されているのですが、なんとなく不釣り合いに感じるという……。
手塚治虫さんの記念館がそこにあったから、宝塚で行ったということなのでしょうが、心にグッとくるものがあまりなく、「う~ん」と唸るばかり。「手塚治虫ユーモアの遺伝子」と言われても、何のことやらと。
もちろんキヨシローが好きだったから観に行ったんだけど、手塚治虫さんの「それ」とうまく結びついていない印象……。
こんな感じにステージ衣装も展示されています(写真撮影可と不可の場所があり)。
小物も。
まずは宝塚という場所の磁力と、キヨシローの存在が一致していないということ。そして企画者の意図することと、キヨシローの遺産が一致していない、という感じ。
キヨシローは全国的に人気はあったのでしょうが、ゆかりのない地で、あまりゆかりのない人たちが観に来ている印象の強い施設では、相乗効果が見込めないし、パワーに転換することはできないのではないかと思うのです。本当に残念。
「こんなにあんまり感動しない展覧会は初めてだなあ」という感想を胸に抱きながら、手塚治虫記念館を後にしたのでした。
そうそう。記念館の周辺にはこんなレリーフがいくつかあって、やっぱりこういうもののほうが感動しました。
何ていったって手塚治虫記念館ですからね~。
そして宝塚といえば、宝塚歌劇団。「すみれのは~な~さーく~ころ~♪」の本拠地です。
宝塚駅から劇場までの間には「花のみち」があって、宝塚や手塚治虫さんゆかりのものがそこかしこで観られます。
やっぱりこれだわねー、と思った像。
ベルばらですよ^^
ここでは、これが一番感動したかも^^;
中学生の頃、友人から借りた「ベルサイユのばら」をむさぼるように読んだ記憶がよみがえりました。
これはオスカルとアンドレだと思うのですが、やっぱりマリー・アントワネットだよなあ~とか(笑)
いまとなっては、何であんなに夢中になって読んだかはわかりませんが、面白かったという思い出だけが残っています。
そしてこんなものも。
たぶん手塚治虫さんのマンガ(アニメ)を初めて見たのは、「ジャングル大帝レオ」なのではないかと。
「リボンの騎士」はあんまり記憶になく、レオがとにかくかっこよくて、姉と一緒に観ていた記憶があります。
そう考えると、今回の手塚治虫記念館の訪問は、キヨシローがメインではなく、やっぱり手塚治虫さんをメインに観るという姿勢で臨めばよかったなと思いましたよ。いや~失敗、失敗。
さて、宝塚へは阪急電車で向かったのですが、阪急というのは趣のある駅名が多い路線。
「苦楽園」とか「武庫之荘」とか。とくに「雲雀丘花屋敷(ひばりがおかはなやしき)」なんてたまらないですよね。よくこんな駅名を付けたなあって感じで。
今回は、千里線の「山田」から「豊津」。そこから「梅田」。そして神戸線で「西宮北口」、今津線の「阪急国道」。
フロイン堂のある「岡本」へ寄って、今津線で「宝塚南口」へとぐるり。
有川浩さんの小説「阪急電車」では今津線が舞台になっていますが、TVでこの映画を観ていました。なので映画のシーンを思い出しつつ、今津線を乗っているとこの雰囲気があるから、この小説(映画)が生まれたのだなあと感じることができて面白かったです。
阪急電車が好きなのは、駅名もそうだけれど、やっぱり沿線の雰囲気がいいからだと改めて思ったりして。
この写真は、宝塚南口から宝塚の劇場が見える武庫川。
キレイな川の流れでした。
誕生月間、もう一回続きます。
税理士さんのところへ行き、その後フロイン堂でパンを買った後は、ここへ行ってきました。
宝塚市立手塚治虫記念館。
「忌野清志郎展~手塚治虫ユーモアの遺伝子~」という企画展が行われているというので、せっかくなので足を延ばしたのです。
ドーンとキヨシロー。
手塚治虫さんの長女の手塚るみ子さんが好きだったんでしょうね。彼女がプロデュースした展覧会だそうです。
なんというか、行ってみて、ちょっと残念な気持ちが湧いてきました。
当初から「なんで宝塚で?」という印象が強かったのですよ。
とりあえずキヨシローの絵やアルバムジャケットなどが展示されているのですが、なんとなく不釣り合いに感じるという……。
手塚治虫さんの記念館がそこにあったから、宝塚で行ったということなのでしょうが、心にグッとくるものがあまりなく、「う~ん」と唸るばかり。「手塚治虫ユーモアの遺伝子」と言われても、何のことやらと。
もちろんキヨシローが好きだったから観に行ったんだけど、手塚治虫さんの「それ」とうまく結びついていない印象……。
こんな感じにステージ衣装も展示されています(写真撮影可と不可の場所があり)。
小物も。
まずは宝塚という場所の磁力と、キヨシローの存在が一致していないということ。そして企画者の意図することと、キヨシローの遺産が一致していない、という感じ。
キヨシローは全国的に人気はあったのでしょうが、ゆかりのない地で、あまりゆかりのない人たちが観に来ている印象の強い施設では、相乗効果が見込めないし、パワーに転換することはできないのではないかと思うのです。本当に残念。
「こんなにあんまり感動しない展覧会は初めてだなあ」という感想を胸に抱きながら、手塚治虫記念館を後にしたのでした。
そうそう。記念館の周辺にはこんなレリーフがいくつかあって、やっぱりこういうもののほうが感動しました。
何ていったって手塚治虫記念館ですからね~。
そして宝塚といえば、宝塚歌劇団。「すみれのは~な~さーく~ころ~♪」の本拠地です。
宝塚駅から劇場までの間には「花のみち」があって、宝塚や手塚治虫さんゆかりのものがそこかしこで観られます。
やっぱりこれだわねー、と思った像。
ベルばらですよ^^
ここでは、これが一番感動したかも^^;
中学生の頃、友人から借りた「ベルサイユのばら」をむさぼるように読んだ記憶がよみがえりました。
これはオスカルとアンドレだと思うのですが、やっぱりマリー・アントワネットだよなあ~とか(笑)
いまとなっては、何であんなに夢中になって読んだかはわかりませんが、面白かったという思い出だけが残っています。
そしてこんなものも。
たぶん手塚治虫さんのマンガ(アニメ)を初めて見たのは、「ジャングル大帝レオ」なのではないかと。
「リボンの騎士」はあんまり記憶になく、レオがとにかくかっこよくて、姉と一緒に観ていた記憶があります。
そう考えると、今回の手塚治虫記念館の訪問は、キヨシローがメインではなく、やっぱり手塚治虫さんをメインに観るという姿勢で臨めばよかったなと思いましたよ。いや~失敗、失敗。
さて、宝塚へは阪急電車で向かったのですが、阪急というのは趣のある駅名が多い路線。
「苦楽園」とか「武庫之荘」とか。とくに「雲雀丘花屋敷(ひばりがおかはなやしき)」なんてたまらないですよね。よくこんな駅名を付けたなあって感じで。
今回は、千里線の「山田」から「豊津」。そこから「梅田」。そして神戸線で「西宮北口」、今津線の「阪急国道」。
フロイン堂のある「岡本」へ寄って、今津線で「宝塚南口」へとぐるり。
有川浩さんの小説「阪急電車」では今津線が舞台になっていますが、TVでこの映画を観ていました。なので映画のシーンを思い出しつつ、今津線を乗っているとこの雰囲気があるから、この小説(映画)が生まれたのだなあと感じることができて面白かったです。
阪急電車が好きなのは、駅名もそうだけれど、やっぱり沿線の雰囲気がいいからだと改めて思ったりして。
この写真は、宝塚南口から宝塚の劇場が見える武庫川。
キレイな川の流れでした。
誕生月間、もう一回続きます。