弾丸! 出雲&米子 その④ [旅話]
出雲&米子を再開。
ざざーっと行きます。なんていったって、写真を撮っていてキリがなかった(笑)
そんな境港の「水木しげるロード」。
水木しげるさんの功績は、何と表していいかわかりませんが、「ゲゲゲの鬼太郎」をアニメで見たときの面白さは、忘れられないものです。
ちなみに1968年1月から第一シリーズが始まっているのだとか。私はこれを見ているんだなあ。白黒ですよ、はい。
この一反木綿は、すごくいい。
境港出身であったことから、この地に作られた水木しげるロード。この土地ならではの雰囲気というのがあると感じました。
はっきり言ってさびれている町です。都会に暮らす人間にとってみれば、なんでこんなに人が少ないのだろうと思うような場所。
地方で生まれ育った方には申し訳ないのですが、そういう人が少ないところの暮らしというのは、私はあまり想像ができなくて、こういうところにたどり着くたびに考えてしまいます。
どっちが本当の日本の暮らしなんだろうかと。
こうした地方で生まれ育ったからこその、物の考え方が培われるということもあるでしょう。
都会で生まれ育っていてはわからない、そんな物の捉え方があるだろうと、そんなことを考えてしまうのです。
そしてどっちがいいのか。
結局、都会の人間のほうが多いわけですから、都会の考えというのは偏っているのではないか。むしろ地方の人が少なく、スペースの大きいところでの考えの方が自由かもしれない。
でも地方のほうが保守的であるということもあります。果たして都会よりも自由なのか。
自由を求めて都会へ行くということも聞きます。う~む。でもそれは、都会に自由を求めてというより、親や近隣の人から離れて自由になりたいという気持ちもあるかもしれない。
ただ、都会のほうが選択肢は豊富なので、一度は都会に出てみるというのもありなのかもしれないし。
水木しげるさんの場合は、地方の古い言い伝えとか、お寺に掛けられていた妖怪の絵など、体に染みついていたものがあると思います。それを思うと、地方で生まれ育っていなければ、こういうものは生まれなかっただろうなということ。
羨ましいです。
そしてこんな故郷があるということが。
さびれていようが何しようが、結局こうやっていろんな妖怪のブロンズ像が飾られている通りが作られるということは、故郷に錦を飾ったと言いますか、すばらしいことのように感じます。
そんなことを考えた境港でした。
弾丸! 出雲&米子は、とりあえず終わります。
ざざーっと行きます。なんていったって、写真を撮っていてキリがなかった(笑)
そんな境港の「水木しげるロード」。
水木しげるさんの功績は、何と表していいかわかりませんが、「ゲゲゲの鬼太郎」をアニメで見たときの面白さは、忘れられないものです。
ちなみに1968年1月から第一シリーズが始まっているのだとか。私はこれを見ているんだなあ。白黒ですよ、はい。
この一反木綿は、すごくいい。
境港出身であったことから、この地に作られた水木しげるロード。この土地ならではの雰囲気というのがあると感じました。
はっきり言ってさびれている町です。都会に暮らす人間にとってみれば、なんでこんなに人が少ないのだろうと思うような場所。
地方で生まれ育った方には申し訳ないのですが、そういう人が少ないところの暮らしというのは、私はあまり想像ができなくて、こういうところにたどり着くたびに考えてしまいます。
どっちが本当の日本の暮らしなんだろうかと。
こうした地方で生まれ育ったからこその、物の考え方が培われるということもあるでしょう。
都会で生まれ育っていてはわからない、そんな物の捉え方があるだろうと、そんなことを考えてしまうのです。
そしてどっちがいいのか。
結局、都会の人間のほうが多いわけですから、都会の考えというのは偏っているのではないか。むしろ地方の人が少なく、スペースの大きいところでの考えの方が自由かもしれない。
でも地方のほうが保守的であるということもあります。果たして都会よりも自由なのか。
自由を求めて都会へ行くということも聞きます。う~む。でもそれは、都会に自由を求めてというより、親や近隣の人から離れて自由になりたいという気持ちもあるかもしれない。
ただ、都会のほうが選択肢は豊富なので、一度は都会に出てみるというのもありなのかもしれないし。
水木しげるさんの場合は、地方の古い言い伝えとか、お寺に掛けられていた妖怪の絵など、体に染みついていたものがあると思います。それを思うと、地方で生まれ育っていなければ、こういうものは生まれなかっただろうなということ。
羨ましいです。
そしてこんな故郷があるということが。
さびれていようが何しようが、結局こうやっていろんな妖怪のブロンズ像が飾られている通りが作られるということは、故郷に錦を飾ったと言いますか、すばらしいことのように感じます。
そんなことを考えた境港でした。
弾丸! 出雲&米子は、とりあえず終わります。
こんばんは。
随分とご無沙汰しておりまして、本当にすみません<m(__)m>
でも、バタバタしながらも、時々タックンさんやtoroさんのブログには
こそっと(笑)お邪魔させて頂いていたのですが・・・。
・・・で、米子に関するあれこれは、特に興味深く読ませて頂いておりました。^^
と言うのも、実は私も先月、実家に行く途中に米子に1泊し、
ベタ踏み坂や水木しげるロードにも足を運んでいたのですよ~~^^b
出かける前に出雲大社やベタ踏み坂の記事を拝見していたので、
“そうそう、toroさんは確かこんな事を書いてたわ!” など独り言のように言いながら
出雲大社とベタ踏み坂、そして水木しげるロードを駆け足で周って来ました。
そんなこんなをupしようと思いながら、中々更新できずにいる訳ですが・・・(^^ゞ
でも、水木しげるロードに行った時の感想は、まさにtoroさんと同じ!
>はっきり言ってさびれている町です。都会に暮らす人間にとってみれば、なんでこんなに人が少ないのだろうと思うような場所。
本当にそう思いました。
でも、私の実家も似たり寄ったり・・・
餃子の皮が、10枚で168円とか、お肉屋さんに行っても「ウチでは扱ってないです」とか
都会では考えられないですよね???
そういう僻地になりつつあるのだと言う事を、改めて痛感した夏でした。
>自由を求めて都会へ行くということも聞きます。う~む。でもそれは、都会に自由を求めてというより、親や近隣の人から離れて自由になりたいという気持ちもあるかもしれない。
そうそう・・・
私の場合はまさに、父から逃れたいがゆえの上京でした。
その父も3年前に他界し、誰にも遠慮する事無く帰る事が出来るようになったのに、
年々寂れて、魅力ない地になって行くのが肌で感じられて、複雑な心境です。
toroさんの記事、いつも ふむふむ・・・と考えさせられて、
故に 愉しみにもしていますよ!(^o^)/
by 東雲 (2016-09-02 20:22)
「水木しげるロード」 こんな楽しいお化けに出会いながらの散策 楽しいでしょうね〜
いいなぁ 東雲さんも訪ねて行ったのですね^^
水木さんは身近なものがつぎつぎとお化けにしてしまうのですね^^
私も人口2万人くらいという小さな町で過ごしました(育ったのはもっともっと田舎です)
何度か田舎と都会を出たり戻ったりしつつ、今ついの住みかとしての横浜で30年近くになりますが、
何年過ぎても自分の場所という気持ちになりません。
墓参りなどで田舎に帰ると、その地に降り立った瞬間、すべてが納得できる感覚があります。
知人友人には出たくても出られない葛藤の中でこの地で暮らし続けている人がたくさんいます。
それでもそれなりに地に着いた暮らしをみていると、何が幸せなのかどうかというのはわかりませんね。
TVに災害に遭った集落の映像が映し出されるたびに「あぁ あぁこんなところにも人の暮しがある」と思います。
何を言いたいのかわからくなりました^^
ただ、田舎は闇が深いですよ。車を走らせてもヘッドライトの分しか光がありません。
前回のコメントで吉田沙保里さんの沙保里が間違っていましたね。吉田さんに申し訳ない^^;
by タックン (2016-09-04 21:08)
*東雲さま*
おはようございます。ご無沙汰しています!
東雲さんも米子に行かれていたんですね。暑かったのではないですか?
行ってみて、意外と暑くて驚きました^^
境港、水木しげるロードはさびれた町でしたね~。
行ってみないとわからない、ガイドブックではわからないことでした。
確か、どこかのお寺にあった妖怪の絵を見て、水木さんは影響を受けたということですが、
なかなかお寺のそんな絵を見るという経験も、幼少期に得ることはないですよね。
地方であるからこその、経験だったのかなと思ったりしています。
私は、地方都市(京都)で暮らしたことはありますが、それでさえ文化や生活習慣のあまりの
違いにへこたれました^^; 親戚もいないし、親の出身も日本の西側ではないということもあり
頼れるものもなく、環境にも慣れなかったです。
なので、地方から都会に出るということのインパクトというのは、途轍もないものがあるのかもしれない。
その分、ずっと都会にいる人間に比べて力を発揮できる可能性を秘めているかもしれないですね。
そういう意味で地方に故郷があるというのは羨ましいです。違う風景を知っている、心のなかに
違う風景を持っているというのは、考えの基準に幅が生まれるのではないかという気がしてなりません。
つまりは、ずーっと都会で生まれ育っている人間は、偏見が強いんじゃないの? と思うわけです^^;
こちらこそ、東雲さんの更新、お待ちしていますよ~^^/
*タックンさま*
おはようございます。
水木しげるロードは、人が少なくてさびれていると言えども、面白かったですよ^^
ぜひ足を延ばしてみてください。境港のお魚も美味しかったです。のど黒……のど黒……。ふふふ
地方に暮らすか、都会に暮らすか、どちらが幸せなのか、やっぱりわからないですね~^^;
でも、どちらも経験したほうがいいような気もします。
ずーっと都会暮らしは、なかなか地方の田舎には行けないんですよ。経験もしずらい。
なので、想像が膨らむばかりです。
そう、私も地方の災害現場をTVで見るたびに、同じようなことを思っていました。
そして農家さんなのかなあ、何の仕事をしていたご家庭かな、この後大丈夫かなと心配するという。
案外、自然相手の地方の暮らしは、自然災害のあとは、都会と比べて前向きでいられるかもしれないですね。諦めるしかないから。
都会は、やれ人災だなんだとうるさそうで、面倒くさそうです^^;
by toro (2016-09-05 09:04)