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LIVE! [芸術・文化]

誕生月間も終了しました。

その最後の記事です。誕生月間と言えど、最初と最後は月が違うんですけどね^^;

まずは10月19日。ホール&オーツのライヴに行ってきました。
ホール&オーツ.jpg

場所は武道館です。

最近とくに感じているのですが、ネットで見聞きできることが増えて、それもお安く利用ができ、気軽さが増している音楽などの文化もろもろ。果たしてこれでいいのかな? と感じることが多くなってきました。

「リア充」ではありませんが、リアルに勝るものはない。そう思うのです。

それも「観ておかなくちゃ」と思うような年齢(自分も対象者・物も)。いつか観られなくなる日が来るのではないかと不安も押し寄せます。

そういう気持ちを背景に、せっせと観たいと思ったものには足を運ぼう! と、この2年ほどの間に感じ、実践しているのでした。(たぶん50歳を超えたということがやっぱり大きいかも……)。

その一環です。ホール&オーツのライヴに行ってきましたよ。

1976年、77年に、もちろんラジオで出会ったホール&オーツですが、「リッチガール」を聞いたときの新鮮さが忘れられず、ちょうどいろいろなジャンルの音楽を聴いていた時期だとは思うのですが、ふっと新しい音が聞こえた! という新鮮なイメージが強く残っています。

自分の感受性も強かった年代ではありますが、この頃の記憶というのは大きくて、本もたくさん読んではいたけれど、音楽もたくさん聞いていました。そのなかから浮かび上がったホール&オーツなのでした。

リッキー・リー・ジョーンズもこの頃かな? 「Chuck E.'s In Love」を初めて聞いたときの感動とか、似てる(笑)

わりと最近のことで言えば、ジョン・レジェンドやノラ・ジョーンズが出てきた感じ……と言ってもわかりづらいですね……。

そういう印象を持っていたホール&オーツが久々に来るというので「行っておかなくちゃ」と思って、チケットを取って行ってきたのでした。

コアなファンではないので、回りのお姉さん方の熱気には少しやられてしまいましたが、ライヴで演奏した曲は全部知っているという快挙(!?)で、少し驚きました。実はレコードもCDも持っていなくて、大昔、カセットテープにラジオから録音した記憶があるくらい。ま~FM放送をずーっと流しているような家だったので、耳にずっと残っていたのかもしれませんが、しかし……。

きっとヒットした曲ばかりを演ってくれたのでしょうね。なので楽しいライヴでした。

残念だったのは、ライブの時間の短いこと。1時間半で終了でした。持っている曲は多いだろうに、ライヴでは演奏できないということなのかなと思いましたが、後半になるにつれ、ダリルの声がだんだん出てこなくなってきたので、これが理由かなと。お互い年齢を重ねています^^;

最近の「rich girl」



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そして次に行ったのは言わずと知れたクレイジーケンバンド。もう毎年恒例です。神奈川県民ホール。

ライヴの後半に空中に舞いあがるテープを拾ってきました。「もうすっかりあれなんだよね」。
CKB.jpg

猫のtbちゃんの肩に掛けて写真を撮ろうとしましたが、嫌がられました。なので、星の王子様の蟒蛇のぬいぐるみと共に(tbちゃんの好きなぬいぐるみ)。

CKBのライヴは楽しいのですが、耳がおかしくなるくらいの音量になるときがあって、とくにベースの音がビンビン響いてほかの楽器の音が全く聞こえなくなるという現象が続いております。CKBの事務所に苦情を入れちゃおうかと思っているほどひどいときがあって、少々悩ましい問題が起きております。

今後、ライヴに行くかどうかというくらい。

たぶん私は行き続けると思うのですが、夫T君がそろそろ脱落しそうです。

どうなんだろうなあ、こういうのって。長年ファンを続けてきていることもあって、変化に付いていけないだけか。果たしてCKBのほうでも問題があるのか、そんなことを考えてしまうライヴでもありました。

剣さんのサービス精神は相変わらず旺盛なので、ありがたいことなのですけどね。

でもやっぱりいいよなあ。



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最後は昨日です(12月2日)。

世田谷パブリックシアターに「才原警部の終わらない明日」のマチネを観てきました。
才原.jpg

お芝居については、以前も書きましたが、何だかわからない前衛的なものや説教臭いものが好きではなく、あまり観に行くことをしていません。

しかし、「やっぱり観ておいたほうがいいよな」と思うようになってきました。T君はほとんど芝居を観ない人なので(友人が出るというのなら別ですが)、とっとと一人で行ったほうが早いし、チケットも取りやすいので一人で行っています。

基本的に一人での行動は全く平気なので無問題。

このお芝居は、堤真一さんが出ていること。そのほかの役者さんを見ると、小池栄子さん、勝地涼さん、鈴木浩介さん、志賀廣太郎さんなど、観て絶対に損はしないというような人ばかりで、それこそ観なくちゃ損損とばかりにチケットを取りました。

少々チケット争奪戦に出遅れてしまって、3階席という上のほうからの席でしたが、世田谷パブリックシアターのこじんまりとした芝居小屋的な作りに助けられました。よくないであろう席にも関わらず、よく見える。

それから作・演出が福田雄一さんというから、とりあえず面白いだろうと思って行ってきました。

そして感想。



面白かったです^^

こういうお芝居は、とにかく観ないことには始まりません。TVドラマや映画で表現できないものですからね。

生で演じている役者さんを観るというのは、やはり感激します。熱気の伝わり方が違う。

小池栄子さんなどは、ずーっと大きな声を張り上げて、ほかの役者さんたちのボケに突っ込んでいたので、大変だったろうなあというのが窺えました。もちろん座長の堤真一さんの役割も大きいわけで、そういうことが感じられる。

とにかく楽しい芝居でした。最後は役者さん全員で歌っちゃいましたから(笑)

こんなに豪華な役者陣で、こんなコメディをやっちゃっていいのかな、とも思いましたが、観ていれば、役者さんたち、演じている側の人たちのほうが楽しそうにしていることに気づきました。

実に楽しく演じている。こういうのは客席にも伝わってきます。小難しいことのないお芝居のよさだよね、と思いました。

そうそう堤真一さんのことですが、いつのころからか好きな役者さんで、出ているドラマはだいぶ観ています。三丁目の夕日の鈴木オート社長役も好きですし、最近は、バリ島で「兄貴」と言われている人の話を映画化した「神様はバリにいる」も、wowowで観てしまいました。はっちゃけてましたよ、この映画。


声も好きだなあ。

という、好きな役者さんであるから、目の前で演じている姿も見てみたい、ということで観劇に至ったのであります。

よかったです、はい。

まだまだ見たい役者さんもいるので、今後も頑張っていこうかと思っているところであります。






というわけで、誕生月間は終了。

お疲れ様でした~。


おしまい。
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コメント 4

nakasama

ホール&オーツ懐かしいですね!
まだ東京ドームが新しい頃に会社の誰かと行ったかすかな記憶がありますよ。^^;
当時は神保町に勤めていたので、誰かかがチケットを取ってくれました。
(全て人任せでした〜笑)
音の件は気になりますね、年をとると高音から聞こえなくなるって聞きますので低音は年齢のせいではなさそうだし(笑)
もしかして難聴のスタッフさんがいるとか?何かあるのかもしれないですね。
by nakasama (2015-12-08 18:10) 

nakasama

調べてみたら東京ドームは1988年、うわっ27年前ですー!
by nakasama (2015-12-08 18:16) 

タックン

若い頃は本当にスポンジが水を吸い込むにいろいろなものを吸収できる感性がありました。
今は奮い立たせないとスポンジは乾いたまま^^
toroさんのように行動しなければと思いますがなかなか・・・。

いい誕生月間でしたね^^
by タックン (2015-12-09 21:51) 

toro

*nakasamaさま*
ホール&オーツは懐かしいですよね。27年前とは……^^;
音の件は、たぶんミキサーさんは会場の音を聴いているわけではなく、モニターを通して
聴いているはずなので、そのせいだと思うんですよねえ。
剣さんたちもステージ上はモニターを通してだと思うし。
客席での音を聴いたら、変なことはわかるんじゃないかなあと思っているんですが。
後ろに座っていた若い人たちも、音がオカシイと言っていたので、老化ではない……はず(笑)

*タックンさま*
そうなんですよね。
奮い立たせないとスポンジがカッチンカッチンで、水分もなかなか吸収してくれなくて^^;ちょっとお尻に火をつけて、頑張らないとと思っています。

ありがとうございます。

*大和さま*
ありがとうございます。
by toro (2015-12-10 09:54) 

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