急展開 [介護・看護・その他]
なかなか更新ができず、時間ばかりが過ぎて、あっという間に1月も終わりを告げるところまできてしまいました。
早いですね。
この間、急展開となることが起きました。
義母の介護問題です。
ここのところ何となく調子の悪い日が続いていました。
どう調子が悪いかといっても、うまく説明ができないのですが、呆け始めたとかそういうことではなく、なぜか言葉が出てこない。はっきりと話せるときもあれば、ふにゃふにゃふにゃと何を言っているのかわからないときがある。
めまいがするといって救急車を呼ぶとか、いきなり交差点で転んで、近くにいた人に救出されて救急搬送されるとか、そんなことが多くなって来ました。
そんな状態が続いていたので、義兄夫婦が痴呆を疑いつつも、鬱や精神状態の問題なのか原因究明のために、痴呆や脳の専門医のところへ連れて行き検査をしたのです。
その結果……神経性の難病だったことがわかりました。
義父も晩年は特定疾患(いまは再び難病と言うようになった)に指定されていた病気を患いましたが、妻である義母までも難病指定とは、一体どんな確率? って思いましたよ。
「何と言うことでしょう」って感じです。
でも、患っていたものが一体何だったのか、ようやくわかってよかったと。
そしてその難病の治療を始めたばかりのときのこと。
ヘルパーさんが家を訪問してみれば、うんともすんとも返事がない。急遽、家に駆けつけてみれば、一階のリビングやキッチンは真っ暗。「これはまずい」と思い、二階に駆け上がって寝室に行けば、ドアが何かに引っかかって開かない。隙間からのぞいてみると、本人がベッドから落ちて倒れていて、足だけが見える。どうにかしてドアを開けようとしても開かない。声をかけても反応はない。
相当に焦りました。
万が一のことを考えて、悠長にしてはいられないとすぐに救急に電話入れ、ドアも開かないと伝えると、救急車と消防のレスキューの人が駆けつけてくれました。
そしてどうにかこうにかドアを開け、本人の様子を確認すると意識はあって、ベッドから落ちてそのまま眠ってしまった様子なのです。でもどうしてこんな状態になったのかというくらい部屋のなかがしっちゃかめっちゃかで呆然としました。そりゃドアも開かないわというくらいの物の氾濫。本人はなぜか素足でズボンもはいておらず、足はアオタンやら擦り傷だらけ。もともと片付け下手ではあるのですが、それにしてもひどい状態。
救急隊員の人も「なんでこんなことになったんだ?」と頭をひねります。
あとから考えると、難病と診断されてから使い始めた薬と、さらに眠剤を服用していたようなので、その影響でせん妄状態になったようなのです。その後、2日間くらいほぼ眠り続けたので、薬の複合的な作用がどっと出たのだろうと判断されました。
しかし、こんなことが起きては一人で家にいさせるわけにはいかず。また二階に寝室がある手前、家に連れ帰っても寝かせるところがない。う~んと考えた結果が、施設へのショートステイでした。
救急搬送された病院から、早速、急ではあるけれど受け入れてくれる施設をケアマネさんに探してもらうと、ケアマネさんが属している特別養護老人ホームが何とか受け入れられそうだということで、いったん預けることになりました。
たった一日で起きたことなのにも関わらず。急展開です。
そうして本人の様子を見てもらいながら、次のショートステイ先の手続きを開始。
そうこうしているうちに、本人も症状が改善して、家に帰りたいと言い出す始末。
もともと老人ホームへは入りたくないと言い続けていました。でも本人を見れば、もう一人暮らしは無理な状態です。かといって同居ができるような人ではないし、同居できるような状況にもありません。
ヤムナシ。
贅沢ばかりしてきた人です。それなりに納得のいくホームでなければ、文句を言い続けるでしょう。
ということでケアマネさんが薦めて来た施設は、ホテルライフな感じの介護付き有料老人ホーム。家からもそんなに遠くはないところにありました。
まずはショートステイになりますが、ついに入所の運びとなったのです。それが昨日のこと。
難病がわかったのが17日。19日には義母の携帯電話の防犯ブザーが鳴り続け、それを止めに行ったときは、まだいつもと変わっていませんでした。そしてその翌日の20日14時半過ぎにぶっ倒れているのを発見して、その日のうちに特養でのショートステイを開始。そして昨日24日に介護付き有料老人ホームに入所という流れとなりました。
実際のところ、義母の介護というのは、義兄夫婦にすべてをお願いしています。なので、なるべく口は出さずに、できることだけをやればいいと思ってきました。しかし、倒れているのを発見するのは、やっぱり近くに住んでいる私たち次男夫婦になってしまうわけで。そして介護経験の少ない兄嫁さんにはわからないこともあるでしょう。やっぱり口を出さずにはおれず、当初はどこかの病院に入院できたら、ということ義兄嫁は考えていたようですがどうにもならず、それならどこかの施設にショートステイができるのではないかと義兄嫁に伝え、ケアマネさんとのやりとりをしてもらったという……。
難病指定のこととか、身障者手帳とか、義父のときの経験もあるので、あんまり口出しをしたくなかったのですが、こちらもヤムナク口出し。
いまのところ義兄嫁も不機嫌にはなっていないので、大丈夫かな^^;
そんなこんなのバタバタな日々でありました。
初詣にようやく大雄山に行けたときの富士山です。
ネタがたまってきてしまっています……。そのうち書けるかな。
おしまい。
早いですね。
この間、急展開となることが起きました。
義母の介護問題です。
ここのところ何となく調子の悪い日が続いていました。
どう調子が悪いかといっても、うまく説明ができないのですが、呆け始めたとかそういうことではなく、なぜか言葉が出てこない。はっきりと話せるときもあれば、ふにゃふにゃふにゃと何を言っているのかわからないときがある。
めまいがするといって救急車を呼ぶとか、いきなり交差点で転んで、近くにいた人に救出されて救急搬送されるとか、そんなことが多くなって来ました。
そんな状態が続いていたので、義兄夫婦が痴呆を疑いつつも、鬱や精神状態の問題なのか原因究明のために、痴呆や脳の専門医のところへ連れて行き検査をしたのです。
その結果……神経性の難病だったことがわかりました。
義父も晩年は特定疾患(いまは再び難病と言うようになった)に指定されていた病気を患いましたが、妻である義母までも難病指定とは、一体どんな確率? って思いましたよ。
「何と言うことでしょう」って感じです。
でも、患っていたものが一体何だったのか、ようやくわかってよかったと。
そしてその難病の治療を始めたばかりのときのこと。
ヘルパーさんが家を訪問してみれば、うんともすんとも返事がない。急遽、家に駆けつけてみれば、一階のリビングやキッチンは真っ暗。「これはまずい」と思い、二階に駆け上がって寝室に行けば、ドアが何かに引っかかって開かない。隙間からのぞいてみると、本人がベッドから落ちて倒れていて、足だけが見える。どうにかしてドアを開けようとしても開かない。声をかけても反応はない。
相当に焦りました。
万が一のことを考えて、悠長にしてはいられないとすぐに救急に電話入れ、ドアも開かないと伝えると、救急車と消防のレスキューの人が駆けつけてくれました。
そしてどうにかこうにかドアを開け、本人の様子を確認すると意識はあって、ベッドから落ちてそのまま眠ってしまった様子なのです。でもどうしてこんな状態になったのかというくらい部屋のなかがしっちゃかめっちゃかで呆然としました。そりゃドアも開かないわというくらいの物の氾濫。本人はなぜか素足でズボンもはいておらず、足はアオタンやら擦り傷だらけ。もともと片付け下手ではあるのですが、それにしてもひどい状態。
救急隊員の人も「なんでこんなことになったんだ?」と頭をひねります。
あとから考えると、難病と診断されてから使い始めた薬と、さらに眠剤を服用していたようなので、その影響でせん妄状態になったようなのです。その後、2日間くらいほぼ眠り続けたので、薬の複合的な作用がどっと出たのだろうと判断されました。
しかし、こんなことが起きては一人で家にいさせるわけにはいかず。また二階に寝室がある手前、家に連れ帰っても寝かせるところがない。う~んと考えた結果が、施設へのショートステイでした。
救急搬送された病院から、早速、急ではあるけれど受け入れてくれる施設をケアマネさんに探してもらうと、ケアマネさんが属している特別養護老人ホームが何とか受け入れられそうだということで、いったん預けることになりました。
たった一日で起きたことなのにも関わらず。急展開です。
そうして本人の様子を見てもらいながら、次のショートステイ先の手続きを開始。
そうこうしているうちに、本人も症状が改善して、家に帰りたいと言い出す始末。
もともと老人ホームへは入りたくないと言い続けていました。でも本人を見れば、もう一人暮らしは無理な状態です。かといって同居ができるような人ではないし、同居できるような状況にもありません。
ヤムナシ。
贅沢ばかりしてきた人です。それなりに納得のいくホームでなければ、文句を言い続けるでしょう。
ということでケアマネさんが薦めて来た施設は、ホテルライフな感じの介護付き有料老人ホーム。家からもそんなに遠くはないところにありました。
まずはショートステイになりますが、ついに入所の運びとなったのです。それが昨日のこと。
難病がわかったのが17日。19日には義母の携帯電話の防犯ブザーが鳴り続け、それを止めに行ったときは、まだいつもと変わっていませんでした。そしてその翌日の20日14時半過ぎにぶっ倒れているのを発見して、その日のうちに特養でのショートステイを開始。そして昨日24日に介護付き有料老人ホームに入所という流れとなりました。
実際のところ、義母の介護というのは、義兄夫婦にすべてをお願いしています。なので、なるべく口は出さずに、できることだけをやればいいと思ってきました。しかし、倒れているのを発見するのは、やっぱり近くに住んでいる私たち次男夫婦になってしまうわけで。そして介護経験の少ない兄嫁さんにはわからないこともあるでしょう。やっぱり口を出さずにはおれず、当初はどこかの病院に入院できたら、ということ義兄嫁は考えていたようですがどうにもならず、それならどこかの施設にショートステイができるのではないかと義兄嫁に伝え、ケアマネさんとのやりとりをしてもらったという……。
難病指定のこととか、身障者手帳とか、義父のときの経験もあるので、あんまり口出しをしたくなかったのですが、こちらもヤムナク口出し。
いまのところ義兄嫁も不機嫌にはなっていないので、大丈夫かな^^;
そんなこんなのバタバタな日々でありました。
初詣にようやく大雄山に行けたときの富士山です。
ネタがたまってきてしまっています……。そのうち書けるかな。
おしまい。
そうでしたか、お義母さま!
大変でしたね〜、うちの義母も2度ほど痙攣おこして救急車を呼んでますので、そのときのtoroさんの心境も想像が出来ますよ〜。
何が起こるかわからない年齢、とは思っていても...
実際自立での生活が困難になると周囲は大変ですよね。^^;
私も先週は実家の父が手術に向けて転院、翌日から連日検査と3日続けて往復5時間の日帰りをしましたよぅ〜。
仕事も途中だったので、泊まる訳にもいかずで...
まったく診察にかかる費用より私の交通費の方が痛いです。笑
健康保険が破綻するのもすんなり理解できちゃう今日この頃。
甥っ子も会社員なので急な休みが取れず...また週末にかけて検査入院なので行かねば!
本人が希望していても、年齢と持病とで手術が可能かどうかという瀬戸際ですが、どうなることやら〜^^;
by nakasama (2015-01-27 09:31)
*nakasamaさま*
もうね……死んでいるのかと思いましたよ^^;
事なきを得てよかったのですが、これからのことを考えると、少々憂鬱な
側面もあって、介護は一筋縄ではいかないですね~。
義兄嫁もそうですが、義母本人も非常に面倒くさい人なので、何というか
どこまで手を伸ばしていいのかわかりません。
基本方針は息子である義兄やオットに任せて……と思うのですが、義兄嫁が
自分にいいように話を持って行ったりして、謎が生まれたりするという(笑)
シンプルに事は進まないですね。
連続の日帰り3往復は厳しいですわ。疲れが取れないのではないですか?
お体には十分に気をつけてください。
年齢的なことでの治療方針って難しそうですね。体力の問題もあるでしょうし、
確かに持病の問題も出てきますよねえ。う~ん。
ともあれ、お父様が順調な快復をされるよう祈っています!
しかし、三度(みたび)介護問題に巻き込まれるとは思いませんでした。
仕方ないとは思いつつ……。今日もこれから義母の様子を見に行ってきます^^;
*あんぱんち~さま*
*さらまわしさま*
ありがとうございます。
by toro (2015-01-28 08:19)