天狗・道了さまにご挨拶

昨年、日帰り温泉の帰りにたまたま訪れた「大雄山　最乗寺」。

夫Ｔ君の実家が同じ曹洞宗の檀家ということもあって、立ち寄ってみたお寺だったのだけれど、行ってみればそのパワーに圧倒され、デジカメが動かなくなるという事態が生じたほど。

それほど畏れおおいところではあるのですが、年が明けたとき、そのときに購入した天狗・道了さまの辰年の葉団扇をお返しせねばということが頭を離れず、再び行かねばならんと思っておりました。

しかし、折しもＴ君は繁忙期。休日の車を出してもらうのも憚れる。一度は連れて行ってくれると言ったものの、前日に深酒をして帰ってきて、翌日は使い物にならずと…頼りにならないＴ君でありました。

じゃあ、一人でトコトコと電車に乗って行ってくるか、と思っていたものの、雪が降ったり、体調が悪かったりで延ばし延ばしになり、ついには節分の日。

調べれば「豆まき」が行われ、2,000人もの人が集まるという。でもせっかくだから年の節目の節分に訪れるのも悪くはない。

ということで、車を出してくれるというＴ君と、1日2回行われる豆まきの狭間となる時間帯を選んで出かけたのでした。

お寺の駐車場は満車だろうと予測し、大雄山駅にある駐車場に車を止め、バスで最乗寺へ。

そしてエッチラオッチラと石段を上がっていきました。

山岳信仰というものなのでしょうが、霊験あらたかと感じる神社仏閣は山の上が多い＾＾；

大山しかり、鞍馬山しかり。

大雄山もその山なり。

本堂では豆まきに併せて演芸大会などが行われているようで賑やかでしたが、こちら御真殿ではご祈祷が行われています。

で、この御真殿脇にいらっしゃる天狗像のパワーがすごい。

このお方にちゃんとご挨拶をせねばと、ずーっと思っておりました。

何しろ、このお方にきちんとご挨拶をしなかったからデジカメが動かなくなったのではないか？　という疑惑が私のなかにあり、ちゃんとしなくちゃという思いに駆られておりました。

はぁ～。目的達成。

そのおかげか、この日はデジカメが動かなくなるということがなく、無事に下山いたしました。



その後、近くにあるアサヒビール工場に立ち寄り、予約もなしに工場見学に参加（人数が少なくて、すんなりと参加させてもらえました）。

すばらしい環境下にある工場。

運転手のＴ君はノンアルコールビールをいただき、私はできたてのビールを2杯、ばっちりいただいて帰ったとさ（おいしかった～）＾＾；




そして、今年も葉団扇を購入してしまったので、来年もご挨拶に行かねばならぬという…スパイラルに。

暮れは寒川さん、初詣では大雄山最乗寺、っていうことでいいかな。


おしまい。

コメント 5

葉団扇ですか？ヤツデの形のですね。＾＾
そういえばこの天狗像は葉団扇を持っていらっしゃらないですね？
むむむ...
この天狗さまってお稲荷さんに乗ってるんですか？
はじめて見ましたが、何かいわれがあるのかしら？
by nakasama (2013-02-07 10:57) 

*nakasamaさま*
そういえば、この天狗さまは葉団扇を持ってないですね。
お狐さまは、乗り物のようですが、後ろに回ってみようにも、
この像は何だか本当に畏れおおくて近寄れないという…＾＾；
ほかの天狗像よりも古くはないように思うのですが、いろいろな念が
こもっている感じがします。

天狗さまには、宇宙人説もありますからね～。
ヒンドゥー教のガルーダが、カラス天狗のルーツという説もあったり、
いろいろと調べてみても奥が深くて、これ！　って言いがたいところが
何とも神秘的であります。
不思議です。
by toro (2013-02-08 08:53) 

*kaz-iさま*
ありがとうございます。
by toro (2013-02-12 09:21) 

画像で拝見しただけでも
何だか怖そうな天狗さま。
北海道や十勝には、そんなところがあるのかしら。。
あ、でもアイヌにまつわるものには
何かがあるのかも。
by ケイクス (2013-02-12 18:05) 

*ケイクスさま*
ねえねえ、怖い印象を受けますよね～＾＾；
もう、すみません～って感じです。
北海道に天狗伝説はあるのでしょうか。
たいてい山岳信仰のようなので…。
あ、小樽の天狗山とか。
と思って調べてみたら、こんなサイトを見つけてしまいました。
いますね…調べているお方が。おもしろいです＾＾
http://kougo.jimdo.com/
by toro (2013-02-13 11:35)