やってしまいました。 [猫]
里親募集の猫を問い合わせても何回か断わられ、ましてや捨て猫や野良猫の子どもが近くでうろちょろしていることもなく、D君後継猫との出合いが全くないと落胆していたところ…やってしまいました^^;
うちからは歩いていくには少し距離のあるところにホームセンターがあるのですが、その中にペットショップがあるんですね。
まあ、猫が欲しいという気持ちはずーっとあったわけで、でも「見つからないしなあ」と諦めかけていたところ、何だかそのホームセンターが私を呼んでいるような気がしたのでした。
「ああそういえば、あの中にペットショップがあったよなあ」と。そして何だか行かなくてはいけない気持ちにかられて、その日は行かなければと重い腰をあげて行ってみたのです。
すると……。
D君と同じ猫種(ノルウェージャンフォレストキャット)の猫と、小さいアビシニアンが、ペットショップの猫用の大きな部屋で仲良く寝ています。ノルウェージャンフォレストキャットのほうは、どう見てもアビシニアンより大きい。まるでノルウェージャンを親に見立てて、アビシニアンは眠っているかのよう……。
値札を見ると、アビシニアンの1/2の値段がノルウェージャンのほうにはつけられていました。
もしかして、売れ残り…? ああ、メスだ。生まれてから5ヶ月が過ぎようとしている…。
…やっぱり、売れ残りだ…。
ペットショップで売れ残った犬や猫の行き先はどこなのか…。まことしやかな噂が流れていますが、最悪は殺処分ということを耳にします。。そんなことを考え始めたら、「呼ばれた理由はこれか!?」と思い始めてしまいました。
姿かたちが可愛いんですよ。柄はD君に似てはいるけど、白い部分が多い。
でもD君と違って女の子。「大丈夫か? 私」と自問自答を続けました。「もしかしたら、このまま殺されちゃうかもしれないんだよ」などと、頭の中がグルグルしてきます。
しかし結論は出ず…(いや、飼いたいと思っていたけど)、夫T君の意見を仰ごうと尋ねたら、T君は翌日「見に行こう」と言い出しました。
わざわざそんなことを言うT君だったとは…と思いつつ。
そしてペットショップへ行くと、前日はそんなことなかったのに、すぐさま店員さんが駆けつけてきて、あれやこれやと進めてくる。
その熱心なこと。この人に何としても買ってもらわなければという感じ(商売ですから当然ですが…)。
抱かせてもらったり、D君が死んだ理由を話したりして、ああだ、こうだと何十分か経ったころ…気が短い私は、あんまり悩んでもしょうがないから、「えいやっ!」と清水の舞台を飛び降りてしまいました。
再び衝動買いです。とんでもない衝動買いです。
やってしまいました。。。
大丈夫なんでしょうか。。。
ただ、いつの頃からか、たぶんうちには捨て猫や野良猫はやってこないだろうという気がしていました。里親を募集しているボランティアさんとも、いつもうまく連絡が取り合えないし、相性が何だか悪い。もうこれはペットショップに活路を見出すしかない、と。
ブリーダーさんから直接譲り受けるのは、D君のときでちょっとこりていたし。
とまあこんなわけで、我が家にD君後継猫がやってきました!
まだ、緊張していますねえ^^;
当初、D君に似ていると思ったけれど、顔が全然違います。D君は楕円の顔で少し目が離れていました。この子は、すっと顔は三角形で目もちょっと鋭い感じですね。女の子だなあって顔。
さらにD君の小さいときの写真を見ると、毛の長さが全然違うんですよ。D君のほうがふさふさで、小さいときからノルウェージャンフォレストキャットという感じ。でもこの子は毛が薄い。顔周辺の毛が少ない。
だから売れ残っちゃったのかなあ。可愛いのになあ。
あ、目やにがついてる^^;
名前はTBちゃんと命名。
体が強そうな名前を選びました。
今度はペット保険にも入って、準備は万端。
後は、いままで行っていた動物病院に連れて行って、「今度はミックス猫を」と言っていた獣医さんに相談しなきゃ…という、ちょっぴり憂鬱なことが待っています^^;
でも、ようやく我が家に猫が来ましたよ! よかった~。うれし~。
以下はちょっぴり独白です。
「ペットショップで買うより、捨て猫や野良猫を保護すべき」とおっしゃる方もいると思いますが、それについてはいろいろと私も思うところはあります。ずいぶんと悩みました。猫を保護するボランティアをされている方々には、本当に頭が下がる思いです。
ただはっきり言って、私にはボランティアさんたちのような使命感は残念ながら持っていません。ボランタリー精神というものは持ち合わせていると思うのですが、捨て猫や野良猫に対して、私にはその精神を発揮できそうにありません。たぶん、これに関しては、私は違う場所にいる人間だと思うのです。
殺処分反対の署名はしましたし、里親募集を行っている団体への寄付もしてきました。それはできる。
だけど、捨て猫や野良猫を保護して飼うという使命は、私にはないように思うのです。うまく説明できませんが……。(まず、うまく出合えないというところがその証拠かとも思います)。
里親を募集されている方々から、責められているような気にもなって、D君後継猫を探している間辛かったのですが、ここではっきりさせなくちゃと思いました。
役割はそれぞれにあるんだから。
あんまり人を責めるようなことを言わないでね…と…とりあえず^^;
おしまい。
あ、追記です。
面白いことに、このTBちゃんを飼うと決めたその晩に、新しい仕事も舞い込みました。「もしや、TBちゃんが持ってきた仕事?」と思いましたが、こうして運勢って動いていくのかもしれないと思った次第。ぼやぼやしていた私にも、「動け」という流れがやってきたようです。
それから、T君が気づいたことで…。このTBちゃんの生まれは昨年の11月10日なのですが、それは何とD君の四十九日。「ご縁があったのかもしれないね」と言っているところです^^
うちからは歩いていくには少し距離のあるところにホームセンターがあるのですが、その中にペットショップがあるんですね。
まあ、猫が欲しいという気持ちはずーっとあったわけで、でも「見つからないしなあ」と諦めかけていたところ、何だかそのホームセンターが私を呼んでいるような気がしたのでした。
「ああそういえば、あの中にペットショップがあったよなあ」と。そして何だか行かなくてはいけない気持ちにかられて、その日は行かなければと重い腰をあげて行ってみたのです。
すると……。
D君と同じ猫種(ノルウェージャンフォレストキャット)の猫と、小さいアビシニアンが、ペットショップの猫用の大きな部屋で仲良く寝ています。ノルウェージャンフォレストキャットのほうは、どう見てもアビシニアンより大きい。まるでノルウェージャンを親に見立てて、アビシニアンは眠っているかのよう……。
値札を見ると、アビシニアンの1/2の値段がノルウェージャンのほうにはつけられていました。
もしかして、売れ残り…? ああ、メスだ。生まれてから5ヶ月が過ぎようとしている…。
…やっぱり、売れ残りだ…。
ペットショップで売れ残った犬や猫の行き先はどこなのか…。まことしやかな噂が流れていますが、最悪は殺処分ということを耳にします。。そんなことを考え始めたら、「呼ばれた理由はこれか!?」と思い始めてしまいました。
姿かたちが可愛いんですよ。柄はD君に似てはいるけど、白い部分が多い。
でもD君と違って女の子。「大丈夫か? 私」と自問自答を続けました。「もしかしたら、このまま殺されちゃうかもしれないんだよ」などと、頭の中がグルグルしてきます。
しかし結論は出ず…(いや、飼いたいと思っていたけど)、夫T君の意見を仰ごうと尋ねたら、T君は翌日「見に行こう」と言い出しました。
わざわざそんなことを言うT君だったとは…と思いつつ。
そしてペットショップへ行くと、前日はそんなことなかったのに、すぐさま店員さんが駆けつけてきて、あれやこれやと進めてくる。
その熱心なこと。この人に何としても買ってもらわなければという感じ(商売ですから当然ですが…)。
抱かせてもらったり、D君が死んだ理由を話したりして、ああだ、こうだと何十分か経ったころ…気が短い私は、あんまり悩んでもしょうがないから、「えいやっ!」と清水の舞台を飛び降りてしまいました。
再び衝動買いです。とんでもない衝動買いです。
やってしまいました。。。
大丈夫なんでしょうか。。。
ただ、いつの頃からか、たぶんうちには捨て猫や野良猫はやってこないだろうという気がしていました。里親を募集しているボランティアさんとも、いつもうまく連絡が取り合えないし、相性が何だか悪い。もうこれはペットショップに活路を見出すしかない、と。
ブリーダーさんから直接譲り受けるのは、D君のときでちょっとこりていたし。
とまあこんなわけで、我が家にD君後継猫がやってきました!
まだ、緊張していますねえ^^;
当初、D君に似ていると思ったけれど、顔が全然違います。D君は楕円の顔で少し目が離れていました。この子は、すっと顔は三角形で目もちょっと鋭い感じですね。女の子だなあって顔。
さらにD君の小さいときの写真を見ると、毛の長さが全然違うんですよ。D君のほうがふさふさで、小さいときからノルウェージャンフォレストキャットという感じ。でもこの子は毛が薄い。顔周辺の毛が少ない。
だから売れ残っちゃったのかなあ。可愛いのになあ。
あ、目やにがついてる^^;
名前はTBちゃんと命名。
体が強そうな名前を選びました。
今度はペット保険にも入って、準備は万端。
後は、いままで行っていた動物病院に連れて行って、「今度はミックス猫を」と言っていた獣医さんに相談しなきゃ…という、ちょっぴり憂鬱なことが待っています^^;
でも、ようやく我が家に猫が来ましたよ! よかった~。うれし~。
以下はちょっぴり独白です。
「ペットショップで買うより、捨て猫や野良猫を保護すべき」とおっしゃる方もいると思いますが、それについてはいろいろと私も思うところはあります。ずいぶんと悩みました。猫を保護するボランティアをされている方々には、本当に頭が下がる思いです。
ただはっきり言って、私にはボランティアさんたちのような使命感は残念ながら持っていません。ボランタリー精神というものは持ち合わせていると思うのですが、捨て猫や野良猫に対して、私にはその精神を発揮できそうにありません。たぶん、これに関しては、私は違う場所にいる人間だと思うのです。
殺処分反対の署名はしましたし、里親募集を行っている団体への寄付もしてきました。それはできる。
だけど、捨て猫や野良猫を保護して飼うという使命は、私にはないように思うのです。うまく説明できませんが……。(まず、うまく出合えないというところがその証拠かとも思います)。
里親を募集されている方々から、責められているような気にもなって、D君後継猫を探している間辛かったのですが、ここではっきりさせなくちゃと思いました。
役割はそれぞれにあるんだから。
あんまり人を責めるようなことを言わないでね…と…とりあえず^^;
おしまい。
あ、追記です。
面白いことに、このTBちゃんを飼うと決めたその晩に、新しい仕事も舞い込みました。「もしや、TBちゃんが持ってきた仕事?」と思いましたが、こうして運勢って動いていくのかもしれないと思った次第。ぼやぼやしていた私にも、「動け」という流れがやってきたようです。
それから、T君が気づいたことで…。このTBちゃんの生まれは昨年の11月10日なのですが、それは何とD君の四十九日。「ご縁があったのかもしれないね」と言っているところです^^
よかったですね。人はいろいろなことを言うものです。捨て猫を拾っている人も、他の部分ではまた違う内容のことを言われているものです。気にしない。これに限ります。命は必ず果てるもの。猫や犬がペットとして売られている!のであれば、それは人間たちが商品と見なしているから。だから値段がつく。売れ残りは廃棄処分になる。どんなに考えても、そう言う仕組みはひっくり返すことはできない。猫を拾うことも、アフリカの子どもに援助をすることも、考えようによっては同じようなもの。自分が優しいことをアイデンティティにしたいからだけです。クールすぎますかね。
by もりけん (2010-04-10 00:50)
これはやはりこの間かいておられたように,
toroさんちに来るべくしてきたんですよ,TBちゃん。
本名はなんだろう…!?
いやあ、女の子らしくて,かわいいですね。
by あじごん (2010-04-10 05:34)
*もりけんさま*
ちょっと被害妄想になってしまいました^^;
でもまあ、どんな形であれ、自分が可愛がることができる猫が来た
ということは私にとっては幸運であると、そう考えるようにします。
…「正義」ってなんだろうと思うような出来事に、また出遭ってしまった
という感じですね^^;
*あじごんさま*
来るべくして来てくれた子だと…うんうん、たぶんそうですよね^^
こういうタイミングだったんだろうなって思います。
女の子は初めてなので…どんな子に育つのかなあと楽しみですよ~。
by toro (2010-04-12 08:16)
猫ちゃんにとっては飼い主は唯一の存在ですからねー、
ペットショップだろうが、里親募集だろうが関係ないですよ。
ご縁があったのがTBちゃんだったのでしょう?
ふふふ、美人ですね〜^^TBちゃん良かったね〜。
by nakasama (2010-04-12 09:38)
なんでもご縁ですね~。
里親ボランティアをやっている方には、本当に頭が下がりますが・・・
それでも、聞けば、どこかでラインはあるようです。
100%助けてあげられはしないし・・・見てしまって、判断を下すって・・・
私にはできない強さを持っていらっしゃる。
私は見たくない・・・っていう弱さがあるから、できない!
どうにも気持ちが乱れるほどの捨てちゃんには2匹が来てからは、遇わないし・・・
それはご縁がないと思っています。
遇ったら、やばいな~、ここ・・・1代限りの誓約書を書かされているし・・・。
ともあれ、猫のさわり心地はいかがでしょう?
柔らかくて、ふわふわしていて、温かくて・・・癒しですね。
by こぎん (2010-04-12 18:50)
*nakasamaさま*
ご縁ですよね~。やっぱりこういうことがあるのか…と思いました。
もうずーっと出合えないかなあと落胆していたんですよ…。
夫もうわごとのように「D君、D君」と言い続けていたので、ようやく
後継猫が来て、家の中が和やかになってきました。
*こぎんさま*
さわり心地いいですよ~。可愛いですよ~^^
癒されますねえ。猫がいる生活ってやっぱりいいですよ~。
ご縁だと思いました。
里親ボランティアさんたちは、いろんな思いをお持ちだと思うのですよ。
それがわかるだけに、辛かったですね。たくさんの猫ちゃんの死にも
立ち会っているのだろうし…確かに彼女らは強いです。
私も…その強さはないです_| ̄|○ il||li
反対に辛さ倍増^^;
「正義」も考えたけれど、「やさしさ」というのも考えさせられた期間と
なりました。
by toro (2010-04-13 07:46)