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自分が変われば、まわりも変わる(補足) [つれづれ]

昨日書いた「自分が変われば、まわりも変わる」について、勘違いされないように補足します。

最後に書いたように、自分が変わるのは自分がいいと思う方向へ、というのがミソだと思っている。

「いい人になれば、まわりもいい人ばかりになる」と…そうすればみんなハッピー! かといったらそうではない。もし、そうなるのであれば生きやすい世の中にはなると思うが。

そこは価値観の相違というものがあるので、気をつけなければならないということ。

夫の家族と私の関係で簡単に説明すると、

私は夫の家族のためにいい人であろうと頑張った。しかし、頑張れば頑張るほど、責任転嫁ばかりされ、最終的には悪役にされた。

このとき、「もっと私がいい人になれば、夫の家族も変わってくれる」と思えばよかっただろうか。

否。

「いい人」が何かということだ。

何でもやったり、聞いたり、彼らのいいなりになるのが「いい人になる」かというと、そうではない。

 

そこで私は頑張るのをやめた。極端ではあったが、お付き合いをするのをやめた。

すると、夫の家族は私に責任転嫁ができなくなった。私を悪役にすることができなくなった。

そこでどうなったか。

彼らは自分で責任を負うようになり、人を悪役にするような悪い人ではなくなってきたのだ。

彼らはいい人になったといえるのかもしれない。

つまり、自分が「いい人である」と思っていても、「悪い人である」と思われていることが往々にしてあり、それは自分がいい人であろうとするばかりが先行して、いい人なのかもしれないけれど、彼らには必要がない、もしくは都合のいい「いい人」でしかなかったという風にもいえる。

ちょっとややこしくなったかな。

ともあれ、価値観の違い、視点の違い、などなど、いろいろと考えられるが……。

 

というわけで、「自分がいい人になれば、まわりもいい人ばかりになる」ということを単純にとらえるのは危険なので、気をつけなければならない。

とくにボランティア活動をしている方々などには注意していただきたいと思う。

 

自分の考えている善意が、すべて善意にとられるというわけではないということを。

 

 


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コメント 4

scot

はじめまして、コメントします。
面白い記事です。そして、深いですね。

ぼくもボランティアの人の善意が、必ずしも周りを幸せにしないことを
漠然と感じていましたが、 toroさんが書かれた事が、この原因に
近いことなのかと思います。
by scot (2005-10-13 19:03) 

toro

scotさん、はじめまして! コメントありがとうございます。
結局は、「いい人であること」につけこんでくる人もいるということなのかもしれません。いろいろな人がいますからね~。
あとは「怒るのはよくない」と思わずに、「怒ることも必要」と思っていたほうがよいように思います。このことはいずれ書くかもしれません。
by toro (2005-10-14 09:14) 

ここ数日のtoroさんのは私も考える題材ではあるのだけど、コメントするには、私の中でまとまらないっていう感じ。でも、読んでいます。
そして、人の悩みってこれも常に変化している。で、私なんかずるいから、その時々によって、いろんなことを自分のいいように解釈して、自分の平常心を保っていることもあります。
星占いのURLもありがとう、今度じっくり見せてもらいます。
by (2005-10-14 16:33) 

toro

こぎんさん、コメントをありがとうございます。
人の心の移ろいやすさというのも考慮する必要があるんでしょうね。でもやっぱり相対さなければならないときは相対し、そして自分も変化するっていうのがアリなのかな、と思います。(何を言っているのかよくわからないですね^^; すみません)
それから星占い。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Sirius/4255/nyuumonmokuji.htm
ここにまたいくつか残っていました。よろしかったら…^^。
by toro (2005-10-14 19:07) 

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